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サンセベリアの株分け方法!増やし方や失敗しないコツをご紹介!

サンセベリアの増やし方として「株分け」は非常に重要なことです。 今回はサンセベリアの株分けのほか、「葉挿し」やその他植え替えや手入れ方法も合わせてご紹介いたします。風水にもいいとされるサンセベリア、玄関やリビングなど、株を増やして飾ってみませんか?
2020年8月27日
printemps117
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サンセべリアを増やしたい!

トラのような縞模様が特徴のサンセベリアは、風水的にもよい植物とされ、1つの株から、株分けや葉挿しという方法を用いて株を増やすこともできます。 玄関やリビングなどお家の中でちょうどよいスペースを作って、飾ってみましょう。 今回は、サンセベリアを増やすための葉挿しや株分けの方法の他、そのあとの管理や手入れについてもご紹介いたします。

サンセベリアって増やせるの?株分けや葉挿しの方法

サンセベリアの株を増やすのに大事な「株分け」や「葉挿し」についてですが、根ごとに分割する方法を「株分け」、葉っぱを土に挿して新しい苗を作る方法を「葉挿し(はざし)」と呼んでいます。 どちらの方法を選んでも構いません。ご自身でやりやすい方法を選びましょう。

サンセベリアを増やすのに必要な道具をご紹介。

まずは、サンセベリアを増やすのに必要な道具を揃えましょう。 ・サンセベリア ・植木鉢 ・土 ・清潔なハサミやナイフ ・鉢底ネット ・鉢底石 ・支柱 などが必要になります。ここで注意したいのは、増やし方によって準備する土の質が変わりますので、増やし方を決めてからそれに合った土を準備しましょう。 土ですが、葉挿しをする場合は肥料の入っていない土を用意します。これは葉っぱの切り口に負担がかからないようにするためです。小粒の赤玉土や川砂を使うのがおすすめです。 株分けの際は肥料の含まれている観葉植物用の培養土で構いません。

サンセベリアを葉挿しで増やす方法や時期について

葉挿しは5~8月におこなうのがおすすめ。

葉っぱから新しい苗を増やすという「葉挿し」。葉挿しを行う際はサンセベリアが元気に育つ5~8月の時期におこなうのがおすすめです。大きく育ったサンセベリアの葉を使って効率的に新しい苗を作りましょう。 葉挿しの手順ですが、 1.まず、長く伸びたサンセベリアの葉っぱを数本切り取ります。 2.切り取った葉っぱを5~10cm幅に切り分け、葉っぱの1/3くらいを川砂または赤玉土に挿します。 3.土が乾かないように管理し、切り分けた葉っぱから新しい芽が2~3枚出てきたら、鉢底に鉢底ネットと鉢底石を敷いてから8割ほどの土を入れ、水で湿らせてから根が生えた葉っぱを新しい鉢に植え替えます。

葉挿しには水やりは必要ない


葉挿しの場合は、まったく根がない状態なので、水やりをする必要はありません。葉挿した鉢は、日陰においてそのまま放っておくと発根します。 発根したら水やりを再開しましょう。

葉を水に挿す方法も

葉挿しの方法として、葉を水に挿すやり方もあります。 水差しの場合は、水に葉を入れて発根させるだけですが、土に挿す時と同じように、葉の生長する方向を上にして水に入れます。 また葉を挿した水は、毎日入れ替えるようにしましょう。根が伸びてきたら、そのまま水耕栽培として育てても構いませんし、土に植え替えてもかまいません。

葉挿しをすると葉の模様が消える?

サンセベリアを葉挿しすることで、先祖返りするため葉の模様が消えてしまうことがあります。 そのため、葉の模様を残しておきたい場合は、葉挿しよりも株分けすることをおすすめします。

サンセベリアの植え替え方法

植え替えは5~6月もしくは10月に行うのがベスト

サンスベリアは2〜3年に1回、5〜6月か10月に植え替えをするのをおすすめします。生長が早いので、定期的に植え替えしないと、根詰まりを起こして株が弱ってしまうことがあります。 植え替えの際は、丁寧にサンスベリアを鉢から抜き取りましょう。

抜き取った株は、流水などで洗い流し、優しく古い土を取り除きます。このとき、全てきれいに取り除こうとすると株がばらばらになってしまうことがあるので、少しぐらい土が残っていても大丈夫です。 抜き取って洗った苗は、日陰で1日乾燥させてから植え付けます。

植え替えに必要な準備物と手順


植え替えに必要な準備物は ・現在植えている容器よりも一回り大きな鉢 ・観葉植物用の培養土 ・鉢底石 ・鉢底ネット ・ビニールシート ・棒や割りばし 植え替え手順は、鉢底にネットと鉢底石を敷き、観葉植物用の土だけでも構いませんし、そこに鹿沼土を4:1もしくは3:1で混ぜたものを使用します。 サンスベリアは多湿が苦手なので、できるだけ水はけをよくして育てます。 鉢の縁から2~3cm下まで土を入れて、土の表面を棒や割りばしなどを使って土となじませます。土が足りない場合は、周りに土をいれましょう。 植え替え後は1~2週間ほどは水をやらずに管理しましょう。

サンセベリアを株分けで増やす方法や時期について

次にサンセベリアを株分けで増やす方法についてです。 株分けですが、まずは鉢からサンセベリアを取り出します。 株分けの手順ですが、子株をハサミやナイフで切り分け、子株の切り口を半日ほど乾燥させます。 鉢底ネットと石を敷き詰めた鉢に1/2~1/3ほど土を入れ、切り分けたサンスベリアを植えます。 倒れやすいので支柱を新しい鉢に立て、葉っぱをやさしく結びつけるようにします。新しい根と葉が生えてきたら植え替えをしましょう。

増やしたサンセベリアの手入れや管理方法

増やしたサンセベリアですが、その後の手入れをしないとせっかく増やした株がうまく育たたなかったり、枯れてしまうこともありますので、手入れや管理をしっかりしましょう。

日光について(屋外に置くとき)

春~秋からにかけて屋外で管理することができます。ただ、直射日光に当たりすぎてしまうと、葉焼けを起こしてしまうことがあるので、30%~50%の遮光をする必要があります。 ちなみに遮光するときは、遮光ネットや寒冷紗を用いると簡単に遮光することができます。遮光ネットや寒冷紗はホームセンターや園芸店などで購入することができます。

屋内に置くとき

サンセベリアは耐陰性があるので、屋内で育てることも可能です。 サンセベリアは、日光に適度に当てることが大事です。室内でも直射日光が当たると葉焼けを起こすことがあるので、レースのカーテン越しなど、適度に遮光された場所において育てましょう。 また置き場所は室内外関係なく風通しがよい場所を選ぶのも大切です。 風通しが悪いと水やり後に蒸れてしまい、腐って枯れてしまうことがあります。 その他、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらないように注意しましょう。


水やりについて

サンセベリアは、水やりのし過ぎにも注意しましょう。 土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。 ただし、気温が10℃以下になってくると生長がとまってくるので、その時は水やりを月に1度程度にします。

肥料のやり方

サンセベリアはそれほど肥料を必要とせずに育つ植物ですが、施肥を施した方が生長がはやくなります。 施肥をおこなう場合は、2000~3000倍に希釈した液体肥料を10日に1回のペースで与えるか、緩効性の置き肥を与えるようにします。 液肥を薄める場合は既定の希釈倍率でないと肥料焼けを起こすことがあるので、しっかりと濃度を測って与えましょう。

害虫や病気にかからないように気を付けよう!

サンセベリアは葉に病気や害虫の被害が出ることがあります。 サンセベリアの病気にはいくつか症例がありますが、葉っぱの裏にぽつぽつしたものが発見されたら、「ハダニ」という害虫の被害の可能性があります。 ハダニは葉っぱを食べ、すぐに大量発生するので、見つけ次第殺虫剤などで駆除することをおすすめします。 また水に弱い性質があるので、葉っぱの表や裏に霧吹きなどをして発生を抑えることができます。 また病気として、土の生え際が白っぽく変色し、葉っぱがしなって倒れる症状を「根腐れ」といいます。この根腐れは、名前の通り、根が腐っていて株全体が弱って倒れてしまいます。水やりのし過ぎなどで土が常に湿った状態で起きる病気です。 このような症状である場合は、水やりをやめ、様子を見ます。 症状が改善しなければ、枯れてしまうので処分することをおすすめします。

葉挿しや株分けをして楽しんで!

先にご紹介したように、サンセベリアの独特の模様を残したい場合は、株分けをおすすめいたします。 サンセベリアを上手に増やして、お部屋の中に癒しを与えてみませんか。