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マルチングとは?効果ややり方など、初めてのマルチング講座

マルチングとは、色々な種類の素材を使って畑や花壇やプランターや植木鉢の表面の土を覆い、植物が育ちやすく人間が管理しやすいようにすることです。マルチング効果によって地熱を上げ、ビニールトンネルを作れば、やり方次第で季節をコントロール出来て、冬でも野菜を育てて収穫できるようになり、家庭菜園でもおすすめで

2019年06月20日更新

angel22
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目次

  1. マルチングとは?
  2. マルチングに使用されるおすすめ資材の種類
  3. ビニール資材の色々な種類とは
  4. マルチングのおすすめ素材、土に還る素材の種類
  5. リビングマルチ
  6. ガーデンシュレッダーで自家製マルチング素材を作る
  7. その他のマルチング素材の種類
  8. マルチングがとても有効な野菜の種類
  9. マルチング、注意する点とは
  10. まとめ

マルチングとは?

@peperondueさんの投稿
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園芸用語で、マルチングまたはマルチとは、植物の根元の土を、ビニールや腐葉土などの資材で覆うことの総称です。 なぜマルチングが推奨されるかと言いますと、水分の蒸発が少なく乾燥が防げること、雑草が生えないこと、植物の根などの保温、雨降り時に泥の跳ね返りがなくなり、泥はねが原因で病気になるのを防ぐ効果、防虫効果、水やりで固まってしまいがちな表面の土がマルチングによってふかふかに保たれ、表面の土の固まり防止効果、畝が雨で流されるのを防止できること、それに施した肥料が雨で流れてしまうのを防ぐ効果もあります。そして見栄えが良いこともあって、色々な面で植物の生育によく、また人間にとっても管理がしやすくなる優れものなのです。

マルチングに使用されるおすすめ資材の種類

野菜や植物が育ちやすい環境にするのと、水やりの手間を省き、肥料が流れないように、人間が管理しやすいようにする素材の種類がほとんどですが、室内の観葉植物の鉢やコーナーの、いわばインテリアグッズのような見栄え重視の種類もあります。また、後で肥料になり土に還る、意外なおすすめのマルチングの種類もご紹介しています。

ビニール資材の色々な種類とは

黒色ビニールのマルチング材

黒ビニールは太陽熱を吸収して地温をあげる効果があるので、野菜が育ちやすくなり、冬や春にかけてはおすすめのマルチング素材です。ただ、真夏は地熱の上昇し過ぎと、太陽熱の照り返しで葉っぱが日焼けするので、根元に腐葉土や土をかぶせるという処置が必要です。また、乾燥のし過ぎを防ぐために、最初にマルチを貼るときは、雨の降った後など地面がある程度湿っているときがおすすめです。タマネギなどの苗を植えやすいように、最初から均等に穴があいているものもあり、穴をあけるための道具もあります。注意することは、家庭菜園でも端をしっかりピンでとめるなどやり方があり、畑でマルチを貼るときは風のない日に行うなどです。

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銀黒ダブルのマルチング材

表面が銀色で裏が黒になっているもので、アブラムシの防除に効果があります。

透明ビニールのマルチング材

透明マルチ| 0.02mm×135cm×50m (10本入)
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真夏など、黒いビニールが直射日光を照り返して葉焼けするのを嫌うときは、透明ビニールがおすすめです。 ただ、雑草が生えるので、雑草除去の手間がかかりますが、水分の蒸発が防げます。

透明ビニールに銀色の線が入ったマルチング素材

国産オリジナル|シルバーマルチ 厚さ0.02mmX幅95cmX長さ200m
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銀色の光を嫌う、アブラムシやスリップスなどへの防虫効果があります。

グリーンマルチ材

イワタニ|菜園用グリーンマルチ 0.02mm×95cm×50m
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黒いマルチほどの雑草抑制効果はないものの、真夏の直射日光の照り返しが防げるという点で優れものとされています。

透水マルチング材

効果は透明ビニールマルチと同じですが、水を通すので乾燥を嫌う野菜、環境で、水やりの手間がなくおすすめです。

マルチングのおすすめ素材、土に還る素材の種類

紙で出来た素材

クラーク|自然分解のマルチシート 0.95×5M
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農家などでは、野菜を作るたびにビニールのマルチングを敷いては捨てるを繰り返していると、産業廃棄物のようになるので、リサイクルについても考えざるを得ないのだと思います。なので、土壌改良にもなり土に還る素材が開発されたのでした。段ボール素材で、そのまま置いておくとだんだんと土に還ります。

腐葉土

植物の根元に数cmの厚さに腐葉土を敷くことによって、ミントなどは地下茎が出てきて活発に増えていきます。地下茎で増える植物は、腐葉土のマルチングをおすすめします。腐葉土は、土に分解されて有機肥料となって土壌改良材の効果もあります。ただ、虫の住処になることがあります。ヨトウムシ、コガネムシの幼虫などに注意しましょう。

バークチップ、ウッドチップ

@taka_hooさんの投稿
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バーク材や木の片を敷いてマルチングにします。ほど良い大きさで、風が吹いても飛ばないです。 最近、道路の脇の街路樹の根元にもバークチップが敷いてあるのを見かけます。 雑草が生えないし、乾燥を防ぐし、見栄えがとてもいいです。外国のガーデニング番組では、庭に花や植物を植えると、必ずバークチップのマルチを敷いて、水やりもタイマー付きのドリップ潅水でやっていました。テキサス州のような暑くて乾燥したところでも、植物たちがとても幸せそうに育っているように見えたものです。

クルミの殻

@botanifisさんの投稿
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ちょっと大きめで趣があるのが、クルミの殻を二つに割ったものです。なかなかおしゃれなマルチング素材です。

もみ殻、わら

昔ながらの乾燥を防ぐ自然のマルチングです。農家には普通にあるものですが、家庭菜園では垂涎のマルチング素材です。最近はホームセンターでも売っています。これも腐葉土などと同じく、そのまま放っておいても分解されて土に還り、土壌改良にも役立ちます。

むしろ

たけのこの産地では、上質のたけのこ育成のために、竹林に毎年むしろや古い畳を敷き、いわゆる、たけのこのベッドの状態を作り出しています。これもマルチングのひとつでしょう。

ココヤシファイバー

@chii_8739さんの投稿
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ココナツから取った繊維を、観葉植物の根元に敷くマルチング素材です。

水苔

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鉢植えの観葉植物の表面などに使うマルチング素材です。 割高になるので、畑などのマルチングには適さないですが、乾燥を防ぐ素材ではあります。

リビングマルチ

@sousainouenさんの投稿
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これは資材ではなく、草を植えて日よけや雑草除け、肥料にするやり方で、いわば共存有機栽培です。 大麦など、秋に蒔く種を春に畝と畝との間にまきます。すると、畝で育てている野菜の養分を奪う雑草抑制、日よけ、虫よけになり、秋になって野菜が収穫できる頃になると枯れるので、草丈も大きくならず、そのままにしておいても肥料になってくれます。また、大麦が繁っているときにかぼちゃやスイカなどの実が出来ると、草で覆われて鳥などから隠す効果もあるということです。

ガーデンシュレッダーで自家製マルチング素材を作る

グリーンミル|QuietIII MLG-1520
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家庭で出来た剪定クズをシュレッダーにかけて細かくして、それを腐葉土にしたりマルチング素材にするやり方は、ガーデニングファンの夢だと思います。まさにリサイクル、エコです。雨水貯水槽と共に、ガーデンシュレッダーの普及は今後のガーデニングファンには標準装備になるかもしれません。

その他のマルチング素材の種類

マルチストーン素材

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鉢底石などに使う軽い石を、観葉植物の鉢の表面に敷いて、見栄えよくおしゃれに見せるマルチング素材です。

アルミホイル

植木鉢やプランター栽培で、乾燥を防ぐためと、アブラムシなどの防虫効果を期待して敷きます。そのままではなく、手でくしゃっと丸めてから広げて敷くのが反射の面が多くなってより効果的になります。

除草シート

@kakusan16さんの投稿
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鉢の表面などに除草シートを貼って使う方法です。

マルチングがとても有効な野菜の種類

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なす、きゅうり、トマト、かぼちゃ、スイカ、メロンなど、夏野菜はほぼマルチングがおすすめです。 スイカやメロンは、マルチングがないと水っぽい実になってしまいますが、なすは肥料も水も多めが好きなので、マルチングをめくって夕方の水やりが必要です。

イチゴ

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イチゴは、寒さに当たらないと生育しないので、秋に植えて冬の寒さを体験させた後、3月下旬頃からマルチングをします。イチゴの実が出来る頃は、雨が多い時期でもあります。マルチングがないと、せっかくの果実が泥だらけになり、ナメクジも寄ってきて食べるので、収穫量も減り悲惨な状況になることは間違いないと思います。

さつまいも

寒さが苦手で暖かいのが大好き、湿気を嫌い乾燥した土を好むさつまいもも、黒いマルチングをして育てた方がよく肥えたお芋が収穫できます。 ただ、真夏の太陽の照返しで、葉焼けするので、株の周りの黒マルチには土やわらなどをかぶせて、照り返しを防ぐ必要があります。

冬野菜

大根、カブ、白菜、ブロッコリー、キャベツなど、冬野菜は、マルチングをして種をまき、不織布や寒冷紗をかぶせておきます。冬になればビニールトンネルを作ると、真冬でも地温とビニールトンネル内の温度が適温に保てるので、種まきをしても水やりの手間もなく普通に野菜が育ち、収穫が出来ます。地温をあげると真冬でもいろいろな野菜が家庭でも作れるやり方というのは、マルチングならではの効果だと思います。

マルチング、注意する点とは

ビニールのマルチ材は、防虫効果があるのですが、ひとたび虫が中に入ると、虫の天国になってしまいます。 また、水分の蒸発は防ぐのですが、夕立が降った後、ビニールのマルチをめくってみたところ、野菜の根元以外は、土がカラカラに乾いていたのです。雨が降っても、ビニールが余分な水分を防いでいるともいえますが、乾燥し過ぎにも注意が必要です。ビニールのマルチングをするときは、雨が降った後、湿った土のときに行い、様子を見て水やりも行いましょう。 腐葉土など有機物のマルチングでは、コガネムシやヨトウムシの格好の隠れ場所になるという危険があるので、毎日見回りをして早期発見退治に勤めましょう。 もうひとつは、表面を覆ってしまうやり方なので、固形肥料を与えにくくなることです。 NHKの野菜の時間の藤田先生は、ゴム長で踏み込みながら、上手にマルチングを貼っていらっしゃいます。野菜が大きくなったら、2週間ごとにマルチングをはがして、成長した根の先に化成肥料を与えて、再びマルチングの端を埋めなおしましょう。

まとめ

やさいの時間という番組で、講師の藤田先生が、冬にマルチングをして、野菜の種をまき、寒冷沙で覆いビニールトンネルを作って育てる行程を見ていると、農業用のビニールハウスがなくても、家庭菜園でも簡単にマルチング材で地熱をあげ、ビニールトンネルで野菜を育てるのに最適な温度が作り出せて野菜が育てられることに驚きます。 マルチング材の種類を上手に利用し、育てる野菜に適切な素材を使うやり方を覚えれば、水やり、雑草抜きの手間もかからず、病害虫も防げて、四季を問わずに野菜が育てられるなんて、とても便利です。ぜひあなたもマルチングの使い方、コツを会得して家庭菜園を充実させましょう。

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