スノーピーク ソリッドステーク 30㎝
スノーピーク ランドロック グランドシート TP-670-1
スノーピーク(snow peak) タープ ランドロック シールドルーフ TP-670SR
ランドロックとは?
ランドロックとは、スノーピークから発売されているテントのひとつです。 大きな特徴は寝室空間とリビング空間が一つのテントの中に収まった、大型サイズの、いわゆるオールインワンスタイルのドーム状テントという点です。
【スノーピーク】ランドロックがキャンパーに愛されるわけ
ランドロックは主に大所帯のキャンパーに選ばれています。特にファミリーキャンプには最適です。我が家も悩んだ末にこの大空間の快適さに購入を決め、愛用しています。 このテントの大きな特徴はリビングと寝室が一体になったオールインワンです。つまりタープとテントと張る必要がありません。 ファミリーでキャンプに行く方はわかると思いますが、主に設営はパパの仕事という家庭が多いと思います。一人での設営でも簡単に早くできるというのがスノーピークのテントのいいところで、尚且つランドロックであれば、ランドロック一つ設営すれば設営完了という点が、ファミリキャンパーには最大の魅力だといえます。 またとにかく大きなサイズなので、家族が増えても子供が大きくなっても、充分広々と使えるのも魅力です。買い換える必要が無いということです。 初回投資はお値段高めですが、品質も良いので長く使えるという所と合わせて考えると、この投資は無駄になりません。キャンパーに愛される所以はその辺りにあるのではないかと思います。
【スノーピーク】ランドロックについて解説
では、ランドロックとはどういうテントなのか簡単に説明します。 サイズ奥行き625cm×横幅405cm×高さ205cmという、実に広々とした空間の大サイズのドーム型テントです。2ルームテントともいわれています。 軸は5本のフレームで支えられており、フライの品質も防水性、遮光性に優れています。
ドーム状の手前部分をリビング、奥にインナーテントをつけて寝室として使うのが、よく使われているスタイルです。 インナーテントを使ったとしても、リビング空間部分で385cm×405cmなので、かなり広めです。天井が高いので、筆者の夫身長180cmでも狭く感じません。 リビング部分の手前入口はどちらからでも出入りが可能、更にフロントパネルは別売りポールで上げることが出来ますので、ここをあげてタープとして使えば、更に空間が広がります。
【スノーピーク】ランドロックの長所
ランドロックの良い点は、とにかく広いことです。高さも広さも、親子4人+犬1匹使用でも悠々と使えますし、祖父母も入れて6人+犬1匹でも充分の広さです。 キッチンもリビングも中に作るのですが、メッシュの窓のおかげで通気がよく、夏も快適に過ごせます。スクリーンを閉めれば暖かくなり、春夏も快適に過ごせます。 またドーム状オールインワンなので、タープ使用時の難点であった横から入る雨も、もちろん防げます。雨天時テント中で過ごすことが多くても空間が広いので、狭いことの煩わしさがなく比較的快適に過ごせました。雨天時キャンプでの使用で良さを再度実感したという感じです。 また、コツさえ掴めば設営も楽なこと、何よりインナーテントはかけるだけでいいので非常に簡単なところもいいと思います。
【スノーピーク】ランドロックの短所
こんなに優れているランドロックでも、短所というか不向きというか、難点というところがあります。 このテント、慣れれば30分もかからずに設営完了できるのですが、初めは少々手こずりました。それでも1時間程だったのですが、キャンプ初心者の人には少し難しいと感じるかもしれません。でも何度も設営すれば慣れます。 またもう一つの難点が、大きさにあります。オートキャンプ場の広さによってはランドロックの大きさでは上手くテントが張れない場所があります。ただ予めサイトの広さを確認しておけば問題ありません。 それからこれは個人的な難点にもなるので余談になりますが、私155cmの身長の女性には、インナーテントをかける部分に手が届きません。インナーテントはかけるだけでとても簡単に作られているのですが、身長の低い人には届かないという、悲しい難点があります。我が家はジャグ置き場用に踏み台を持って行っているので、身長の低い私はそれに乗って毎回かけています。
【スノーピーク】ランドロックの設営について
1ペグ打ちについて
ランドロックのペグは幕内からとなっています。購入の際にスノーピークのスタッフの方からも説明を受けましたが、我が家は結果幕外で行っています。けしてここで推奨するわけではありませんし、スノーピークが幕内を勧めているので出来る方はそのほうが絶対にいいです。 ただ幕外でもテント使用中にはさほど問題ないことと、キャンパーたちのブログや商品口コミなど見る限り、多くの方が幕外ペグで事なきを得ているというのもリアルな意見としてあります。 幕外のデメリットとしてビルディングテープが外せないことと、スカートが浮いてしまうことがあります。ビルディングテープに関しては、つまずいたりして危ないというのも初めに聞いたのですが、よっぽど浮いていなければ躓くことも無いですし邪魔にもなりません。スカートが浮いてしまうことも、それほど気にならないというのが率直な感想です。 それよりも幕内ペグは初回に1時間以上かけて設営し、2回目から幕外ペグで行ったのですが、それ以降30分程で設営できていますのでこちらのほうが簡単です。 ただスノーピークとしてはおすすめしていない以上、何か起きた場合(子供が躓いて怪我をしたなど)は、自己責任だと思って使っています。
2設営一人の場合でも、補助として大人一人はいると楽
ランドロックはサイズが大きいので重みなどもあり、大人一人で立てられないことはないのですが、補助としてもう一人大人が少し支えるだけでも捗ります。ファミリーキャンプの場合は、パパが中心になって設営をしますが、ママも補助で手助けをし、子供にもちょっと手伝って貰って、みんなで立てるという楽しさを味あわせながら我が家は設営しています。
3ペグダウンする前に必要なことを忘れない
コツと言うほどではないかもしれませんが、忘れて立て始めてしまうと後から修正が出来なくてやり直さなければいけないので、注意の為にも記載しておきます。 一つはシールドルーフを先につけておくことです。我が家は忘れがちなのですが、これは後から付けられないので、忘れるとやり直しになってしまいます。面倒なペグダウンの後に気づくと心折れますので、先に行うことをお忘れなきようお願いします。 もう一つは全てのファスナー部分をしめておくことです。これをしておかないと上手く張れません。そしてフレームをしっかり広げておきます。
【スノーピーク】ランドロック2017モデル インナーテントが更に快適に!
今年2017年モデルのランドロックはリニューアルしています。具体的にどこが変わったのか気になりましたので、調べてみました。 今回のモデルチェンジはインナーテントのみのようです。インナーテントどう変わったのか説明します。
TP-671R
1インナーテントが中央開きになりました。
以前のものは中央に布が遮っておりましたが、これはこれで特に問題なく使えていましたが、この布がなくなるとかなり開放的に生まれ変わりました。リビングから繋がるので、今まで以上に空間を広く感じますし、広く使えますし、いいモデルチェンジなのではないかと思います。
2インナーテント中から、ベンチレーションの開閉が可能になりました。
旧モデルではベンチレーションの開閉をする時には、インナーテントから一度出て、インナーテントと外側本体部分との隙間に入りファスナーを明けたり閉めたりしないといけないのですが、リニューアルモデルはインナーテントの中から閉められるようです。これもかなり良いモデルチェンジだと思います。
3電源コードの引き込み口が出来ました。
オートキャンプ場ではAC電源有りのサイトも増えている昨今、時代に合わせてなのでしょう、テントに電源引き込み口が出来たそうです。夏の海でのキャンプなど暑くて扇風機を回したい時、秋の山キャンプでは夜になるとかなり寒く、電気毛布を使いたいと思う時、この引き込み口があれば中でも使えるので、便利です。
4悪天候時使用するセーフティリングの新設
従来のインナーテントを固定するのに使うセーフティベルトは廃止となり、新たにセンターフレームに接固定するセーフティーリングが新設されました。
【スノーピーク】ランドロック愛用者の口コミまとめ
初めにも伝えましたが、ランドロックはファミリーキャンプに断然おすすめです。実際のランドロック購入者の口コミをまとめてみました。
naturumからの口コミ
設営時多少力が必要ですが、それほど難しくなく設営することが出来ました。とても満足しております。
新製品として発売後にすぐ購入して間もなく6年。 特に不具合が出ることも無く、劣化も感じません。 家族3人での使用のため広過ぎる位ですが、 グランドスタイルで快適に過ごしています。
広さに満足しています。設営も思ったより簡単です。 ただペグを内側から打つよう説明されていますが、 難しいので外から打っています。 値段からすれば当然ですがしっかりしたつくりです。
筆者がスノーピークのランドロックに決めた理由
我が家は山用の二人用の小さめサイズのテント(他社)から始まり、ファミリーキャンプ初めはアメニティドームへ変更し、家族が増えたのをきっかけに大きいサイズのランドロックへギアチェンジしました。 他の大型テントと何度も比べたり、口コミを検証したり、お店に通ったり購入までに半年程価格面で悩み、最終的に購入に至りました。 旧モデルのランドロックですが、スノーピークの耐久性の良さと使い勝手の良さ、スノーピークのスタッフさんがショップにいてくれたことも購入する際のポイントになりました。説明を充分聞くことが出来たという安心感、アフターサービスも充実しているというところもスノーピーク愛用のポイントです。 これまでに大きく破損したことはないですし、小さく破損したところも無いのでまだ利用していませんが、アフターサービスの充実は長く使いたいというスノーピーク愛用者には心強いところだと思います。 使っていて良さを感じる時は、サイズが大きいので広々と使え、子供達も伸び伸びと過ごせる所や、夜インナーテント内で子供は寝かせ、リビングで大人は寛いでいますが、リビングから子供達の様子がよく見える所です。
【スノーピーク】ランドロックに結局必要なもの
ランドロックだけでも使えますが、中で寝たり、くつろいだり、ちゃんとテントを張ったり、雨風を防いだりと考えると、付属品が結局一番良いことがわかり、我が家は最終的に全ての付属品を購入することになりました。グランドシート、シールドルーフ、鋳物ペグ、アップライトポール、付属品にしなくてもいいんじゃないかと思うくらい、使っている者としては必要な物です。
グランドシート
スノーピーク ランドロック グランドシート TP-670-1
インナーテントの床面を地表から保護するためのシートです。他のマットでも代用出来るものでもあるのですが、サイズといい、色味といい、やはり付属のものがしっくりときます。
【グランドシートに関しての口コミ】
比較的高価な物なので、代替え品にしようかとも検討しましたが、やはりサイズがぴったりな方が長く使えると思い購入した結果、期待どおりの商品で、ちょうどテントに固定しやすく正解でした。それにグランドシートはテント自体を守る意味でも使用すべきだと思います。
シールドルーフ
スノーピーク(snow peak) タープ ランドロック シールドルーフ TP-670SR
ランドロックを雨や日差しから守るためのシートです。夏のキャンプや、雨天時のキャンプで、効果を実感します。お気に入りのランドロック、雨や日差しにさらすとその分劣化しますから、できるだけ劣化から守りたいと思う方は使うことをおすすめします。
【シールドルーフに関しての口コミ】
結露防止と、暑さ対策には最高のシールド効果がありますね。
鋳造ペグ(ソリッドステーク)
スノーピーク ソリッドステーク 30㎝
このペグを使う使わないでテントの張り方、設営スピードに違いが出ると思います。とにかく丈夫で、地中にスッと入ってくれる優れ物です。硬い地面でも構わず入ってくれるので、このペグがあるのとないのとでは設営の仕方に、大きく違いが出ると思います。
【ソリッドステークに関しての口コミ】
どこまでも力強く突き刺さるこの安心感。最高です。風が強い日は特に必須です。
アップライトポール
前方パネルを上げたい時に使います。日中や気候の良い時期はパネルを跳ね上げ、更に開放的に風の通りをよくして、気持よく使うことが出来ます。
さいごに
最高品質と評されるランドロック、悠々と快適にキャンプをしたい方、ゆったりと寛ぐ時間を過ごしたい方におすすめです。色々付属品も合わせるとなかなかの高額投資にはなりますが、何度使っても衰えない品質には代えがたいものがあると実感しています。