マルキュー ハイパワーアミエビ
ささめ針 ボウズのがれ XA003 SS
マルフジ 改良トリック
プロマリン PG わくわくサビキ釣りセット DX 300
初めてでも簡単!カタクチイワシを釣ってみよう!
入門におすすめの手軽なターゲット
カタクチイワシはシラスや煮干しにして、いつもの食卓に並ぶポピュラーなターゲットです。大きな群れで回遊しているのでタイミングさえ合えば初めての釣りでも簡単に釣る事が出来ます。
釣り場や時間帯、仕掛けなど出かける前にチェックしておきたいポイントを10つまとめてご紹介!コツを抑えて初めての釣りを楽しんでください!
1.カタクチイワシを見分けよう!
突き出た上あごと細身の魚体が特徴!
釣って楽しめるイワシは大きく分けて3種類。カタクチイワシは顔つきに特徴があり、他のイワシに比べて細長いので混ざればすぐに判別する事ができます。
同種で大きな群れを形成して泳ぐので同じ種類のイワシが続けて釣れる場合がほとんど、釣れるイワシのサイズもあまり変わりません。アジやサバの子が混じる事もあるのでファミリーでお出かけになる方はバケツで観察して魚の種類をチェックしてみましょう!
2.カタクチイワシ釣りの時期
暖かい時期ならいつでもチャンスあり
岸からイワシが釣れ始める時期は暖かくなる4月から、9月頃までチャンスがあります。海の流れに乗って九州から本州に沿って東北まで北上、適水温を求めて徐々に沖へと移動するのが基本的なルートです。
当年の海水温や海流によって岸に近づくタイミングが異なり、群れも膨大な数になるので年に何度もチャンスが訪れます。大型の魚もイワシを追って岸に近づくのでルアー釣りもチャンスになるタイミングです。突然大きな群れが入ってきてある日突然居なくなる、非常に気まぐれな魚なので時期に入ったら情報をチェックして釣れるタイミングに釣りに行く事が大きなポイントになります。
3.カタクチイワシ釣りおすすめの時間帯
基本は早朝と夕方!
海は月の引力によって1日に2回、水位が大きく変化します。地球の反対側で海が引っ張られているイメージです。大きく海の中が動く変化の時間帯は魚も活発に餌を探す時間帯、早朝と夕方がこの時間に当てはまります。小さな餌を食べる魚だけでなく、魚を食べる魚も活発になる時間帯なので、ルアーに興味がある方も覚えておきましょう。
釣りに出かける時間に迷った場合は、早朝5時から9時、夕方4時から8時頃を目安に釣りに出かけてみましょう!
4.カタクチイワシ釣りの釣り場
初めての釣りには釣り公園がおすすめ!
初めての釣りには足場が安定している釣り公園や港がおすすめ、ファミリーでのお出かけでも安全に釣りが楽しめる釣り場です。イワシの回遊がある釣り場は毎年回遊があるので過去の実績をチェックしておくのがおすすめ、釣具店やSNSでイワシが釣れるかどうかをチェックしておきましょう。
ルアーでの釣果も確認できます。近くに休憩できる場所やコンビニ、釣具店があると便利です。
5.カタクチイワシ釣りの餌
アミエビでイワシを集めよう!
マルキュー ハイパワーアミエビ
カタクチイワシ釣りの餌はエビに似た小型のプランクトン、アミエビです。冷凍ブロックと常温タイプ、2種類の餌から選べます。
冷凍ブロックはオーソドックス、解凍に時間が掛かり、手が汚れやすい欠点がありますがにおいが強く魚を集めやすいのが特徴です。常温タイプは手軽に使えて手が汚れにくい事が特徴、好みのタイプで釣りにチャレンジしてみましょう!
6.カタクチイワシ釣りの仕掛け
定番のサビキ釣り仕掛け
ささめ針 ボウズのがれ XA003 SS
イワシ釣り定番の仕掛けは、カゴに餌を詰めて飾り付きの針を食わせるサビキ仕掛けです。初めての方には全てが同梱されているカゴセットがおすすめ、予備には針のみの製品を用意しておきましょう。
針のサイズや糸の太さはパッケージに記載されています。イワシ釣りにはなるべく小さなもの、4号前後のサビキ針を選んでみてください。
数を伸ばすトリック仕掛け
マルフジ 改良トリック
沢山釣ってみたい方には実績の高いトリック仕掛けがおすすめ。小さな針を2重にする事で餌をつけてヒット率を上げる釣り方です。指でアミエビをつまんで針に付けるのは非常に難しいので、スピード餌付け機という専用の製品を使います。
濁りに強い夜光塗りタイプと朱塗りの通常タイプが用意されています。準備が手間ですが初めてでも沢山釣ってみたい方は、是非こちらもチェックしてみて下さい!
7.カタクチイワシ釣りのタックル
先の柔らかい磯竿で楽しもう!
プロマリン PG わくわくサビキ釣りセット DX 300
サイズが小さく口が柔らかいイワシには、繊細な穂先でしっかり魚を乗せる磯竿がおすすめです。数が出ているタイミングであれば何匹か落としても十分な釣果が得られるので、セット竿でもバッチリ楽しめます。
強度面や使用感にこだわる場合は 5,000円前後の製品から竿とリールを選んでみましょう。長さは4m前後がおすすめですが、お子様と釣りを楽しむ場合は短く使いやすいモデルを選んでみてください。
8.カタクチイワシ釣りの持ち物について
当日の持ち物についてです。竿と糸付きのリールは故障箇所がないか一度チェックしておきましょう。初めての方は各部の動作やセット方法もチェックしておくとスムーズです。仕掛けは針とオモリ付きのカゴがセットになった製品が手軽です。
カゴが使えなくなる事はあまりありませんが、針や糸は絡まったりクセが付いたりするので予備を用意しておいてください。餌は当日釣具店で購入する方法がおすすめ。分からない事があれば買い物の時に教えてもらいましょう。クーラーボックスは半日程度なら簡易なタイプでも十分保冷できます。保冷材や氷は多めに入れておいてください。
その他持ち物は手を拭くタオルや糸を切るハサミ、コマセを入れるスプーンと水を汲むバケツ、餌を入れるバケツでOKです。釣り専用の物でなくても使えるので不用品の中から使えそうなものを探してみてください!
9.カタクチイワシ釣りのコツ!
釣果を伸ばす釣り方のコツを4つご紹介!
イワシ釣りのコツを 4つに分けてご紹介! コツを事前にチェックして 初めての釣りを成功させましょう!
1/4.インターネットで情報収集!
サビキ釣り一番のポイントは情報収集!お住まいの地域と釣り方、ターゲットとなる魚をキーワードにインターネットで情報を集めましょう!
お出かけになる釣り場が決まっている場合は近くの釣具店で店員さんに教えて貰う方法もおすすめです。詳しい場所や釣れているサビキの色、釣れる魚のサイズまで詳細な情報を入手する事が出来ます。
2/4.人が集まっているところで釣りをしよう!
大規模な港や釣り公園など、どこで釣りをしたらいいのか迷ってしまう場合があるかと思います。画像のような混雑時は空いている場所に入りますが、選べる場合は常連さんのいるところ、人が集まっているあたりで釣りを始めてみましょう。
隣の方との間隔は2m程度を意識、ルアー釣りをしている方がいる場合は少し多めに間隔を取ってください。イワシは沖から回遊してくる魚なので、出入り口となる場所や先端が人気のポイントになっています。
3/4.釣れている水深を意識しよう!
イワシが泳いでいる水深は当日の状況によって様々表層で、姿を確認できる日もあれば底に仕掛けをつけないと食ってこない日もあります。
リールのベールを起こして糸が出る状態から真下に落とし、オモリが底に付くと糸がたるんで底についた感覚が手元に伝わるので、底についてからリールを回転させて、3回、5回、8回と釣れる水深を確認していきましょう。周りの方とコミュニケーションを取れば、釣れている水深を共有する事もできます。
4/4.仕掛けを上げる前にコマセを投入!
イワシが仕掛けに掛かって竿先が強く震えたらゆっくり仕掛けを上げます。仕掛けが海中に無い間は餌撒きも止まってしまうので、イワシを長く滞在させるためにスプーンで餌を海の中に投入しておきましょう。群れが目の前に居る時間を延ばして数釣りを楽しめる釣り方です。
10.カタクチイワシのさばき方
手早くこなせるさばき方 手開き
小型魚を手早く処理できる定番のさばき方、手開きを紹介している動画です。水で流しながら指でウロコを外し頭を背中側からちぎってはらわたを処理します。腹に指を入れて押し広げ綺麗に洗ったら尾の付け根まで指で押し広げましょう。中骨を掴み指で外せば完成です!
他の魚に比べて身が非常に柔らかいので、素早く処理したい場合はこちらのさばき方がおすすめです!
魚に不慣れな方でも簡単!キャップを使ったさばき方
魚に不慣れな方でも綺麗に身を外せるペットボトルキャップを使ったさばき方を紹介している動画です。流水で洗ってうろこを取ったら魚を並べてエラのアタリから キャップで身をはずします。背骨にそってそぎ落とすように外していきましょう。
スプーンでも出来ますが、凹凸が合って鋭利なので、キャップを使ったさばき方も試してみましょう!
ポイントを押さえて初めての釣りに挑戦!
情報収集とタイミングが最大のポイント
カタクチイワシ釣り最大のポイントは情報収集とタイミングです。いる日といない日がハッキリしている魚なので、情報を集めてから釣りに出かけましょう! 小さなお子様でも慣れてくればすぐ楽しめるようになるのでファミリーレジャーにもおすすめ! カタクチイワシで初めての釣りに挑戦してみましょう!