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ヒラメ釣りの仕掛け大特集!初心者必見釣り場に応じたやり方をご紹介

今回はヒラメ釣りの仕掛けの作り方を初心者にも分かりやすく解説します。ヒラメの釣り方は、サーフ、堤防、船釣り、それぞれ違ってきます。釣り方も違えば仕掛けの作り方も違ってくるので、それぞれのフィールドでヒラメ釣りの仕掛けを使い分けましょう。
2020年8月27日
mich22
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ヒラメ釣りの仕掛け特集!

初心者にも分かりやすく解説

今回はヒラメ釣りの仕掛け特集です。 初心者の方にも分かりやすく、 ヒラメ釣りの仕掛けを紹介します。 サーフのルアー釣り、 堤防や船からの泳がせ釣り。 それぞれのフィールドに適した 仕掛けの作り方を解説します。

船からのヒラメ釣りの仕掛け

船釣りでは岩礁地帯や砂地の根回りを狙う

船からの沖釣りでヒラメを狙う場合は、 フラットな砂地を狙うのではなく、 岩礁地帯や砂地の根回りを狙います。 船からのヒラメ釣りで 最もポピュラーな仕掛けが泳がせ釣り。 泳がせ釣りで使う餌は、 生きたイワシを使うのが一般的です。 船からヒラメを釣る場合、 水深もかなり深いところを釣ります。 そのため、使う仕掛けは オカッパリよりヘビーなものを使います。

船からの泳がせ釣りの仕掛け

船釣りの泳がせ釣りで適した竿は、 オモリ負荷が30号ぐらい。 長さは3mぐらいの同調子のヒラメ竿。 リールは、PEライン4~5号が200m以上巻ける 中型の電動リール。 ハリスはフロロカーボン5~8号を1mぐらい。 エダスはフロロカーボン5~6号を1mぐらい。 捨て糸は3号を50センチ~1mぐらい。 泳がせ釣りでは、 針は親針と孫針を使います。 親針は丸セイゴ14~16号。 孫針も丸セイゴ14~16号。 孫針にトレブルフックを使う場合は、 7~8号ぐらいを使います。 捨て糸の先につけるオモリは、50~60号。

泳がせ釣り仕掛けで使う餌

12~15センチのイワシを使う

船釣りの泳がせ釣りで使う餌は 一般的には生きたイワシを使います。 餌に使うイワシの大きさは、 12~15センチぐらいがちょうど良い。 餌にちょうどよいサイズの イワシが用意できない場合は、 20センチ前後のイワシを餌とすることもありますが、 ヒラメの喰いは悪くなります。 また、アジやカタクチイワシを 餌として使う場合もあります。 餌として使うアジやカタクチイワシは、 基本的に現地調達になります。 カタクチイワシを餌とする場合は、 すぐに弱ってしまうので、孫針は付けず、 親針だけで釣ることが多いです。

餌の持ち方

泳がせ釣りでは、 餌となるイワシが弱ると喰いが落ちます。 そのため、餌を付ける際は、 イワシが弱らないようにつけるのがポイント。 イワシを持つときは、 手をぬらして鱗がはがれない様に やさしく持ちましょう。 鱗がはがれたイワシは すぐに弱るので注意しましょう。

餌の付け方

親針は、上顎に刺す口掛けと 鼻に刺す、鼻掛けがあります。 口掛けは、餌が外れにくいが イワシが弱りやすい。 逆に鼻掛けは、イワシは弱りにくいが 餌が外れやすい。 どちらにしてもメリットデメリットがあるので、 状況によって使い分けましょう。 孫針は、背中に刺す背掛け、 お腹に刺す腹掛けがあります。 ヒラメは海底から喰い上げてくるので、 お腹にがあったほうが掛かりやすい。 ですが、根掛かりが多いところでは、 背掛けにするなど状況で使い分けます。

堤防からのヒラメ釣りの仕掛け

堤防の泳がせ釣りの仕掛け

ヒラメは歯が鋭く、 また、根掛かりが多い釣りなので、 ある程度強度のある仕掛けで望みましょう。

竿は3~4号の磯竿。 長さは5mぐらい。 リールは大型のスピニングリール。 道糸はナイロン8~10号を100mぐらい。 ハリスはフロロカーボン8号。 捨て糸は3~5号。 オモリは10~20号。

誘導式の泳がせ釣り


堤防で泳がせ釣りをするときは、 遠投せず、優しく投げましょう。 遠投すると、その衝撃で アジが弱ったり死んだりします。 泳がせ釣りで大事なのが、 アジが元気に泳いでアピールすること。 アジが弱ったり死んだりすると、 ヒラメの喰いが落ちます。 誘導式の仕掛けは、 アジを弱らせずに投入できるのが特徴。 ある程度遠投が必要なときは 誘導式の仕掛けがおすすめです。

中通し式の仕掛け

中通し式の仕掛けは 根掛かりの少ないところで使うと効果的です。 ラインを出すと、 アジが動く範囲が広くなるのが特徴です。

ヒラメ釣り仕掛けで使うアジを釣ろう!

アジがいないとヒラメも釣れない

泳がせ釣りでは、生きたアジが必要になります。 アジは現地調達しましょう。 アジがなかなか釣れないこともありますが、 アジが釣れないと基本的にヒラメは釣れません。 ヒラメがなぜ堤防から釣れるか?というと、 餌となるアジなどを食べにきているからです。 なので、ヒラメは、 アジがよく釣れるところで狙いましょう。

サビキ釣りで狙おう!

一番簡単なのがサビキ釣り。 足元にサビキ仕掛けを落とすだけ。 アジもたくさん寄ってきますし、 それに連られてヒラメも寄ってきます。 ヒラメの泳がせ釣りは ひたすら待つだけの退屈な釣りです。 なので、サビキをやりながら ヒラメも狙うのが効率が良いのでおすすめです。

アジングで狙おう!

アジングは夜は簡単ですが、 日中は難しい釣りになります。 日中はサビキで狙いましょう。 夜にヒラメを狙うときは、 アジングが手軽なのでおすすめです。 アジングの釣り方は、 夜の常夜灯の下で狙いましょう。 常夜灯の下に行くと、 アジがピチャピチャ跳ねています。 なるべく軽いジグヘッドを使い、 表層をゆっくり引いてれば釣れます。

ヒラメ仕掛けの針の結び方

釣れたアジのサイズで仕掛けを調整する

堤防でアジを釣ってヒラメを狙うときは、 どれくらいのサイズのアジが釣れるかわかりません。 現地調達したアジのサイズによって、 親針と孫針の間を調整しましょう。

親針と孫針の結び方

親針と孫針の結び方は 普通の針の結び方でOKです。 孫針を締め込むと、ハリスが若干伸びるので、 あらかじめ伸びることを想定して針を結びましょう。

ヒラメのルアー仕掛け

仕掛けの仕組みは同じ

ヒラメのルアー仕掛けは基本的に、 どの仕掛けも同じ作り方です。 サーフでも堤防でも、 ルアーの仕掛けは同じです。 PEラインにリーダーを直結して、 スナップを付けるだけという とてもシンプルな仕掛けです。 スナップを付けているので、 ルアーを交換するだけで、 色んな釣り方が出来ます。

サーフ釣りの仕掛け

ルアー釣りの基本的な仕掛けの仕組みは同じですが、 サーフと堤防では、タックルの強度が違ってきます。 サーフでは、シンキングミノーなど、 重いルアーを遠投する釣り方をします。 また、サーフでは砂によって PEラインが傷つきます。 そのため、ある程度強度のある PEラインやリーダーを使う必要があります。 ロッドはヒラメ用のロッドで、 遠投力のある長めのロッドがおすすめ。 リールは4000番ぐらいで、 ハイギアのものが楽でおすすめす。 PEは1号ぐらいのものを使いましょう。


堤防のルアー仕掛け

堤防は、サーフと違い水深があるので、 サーフで使うミノーなどは効率が悪くなります。 そのため、堤防で使うルアーはワームがメイン。 メタルジグを使う場合は、 サーフのタックルでも問題ありません。 ワームを使う場合は、 繊細な釣りになるので全体的に強度は落ちます。

FGノットの結び方

FGノットはルアー釣りでは 覚えておきたい結び方です。 色んな結び方がありますが、 強度が強いので、どのルアー釣りでも使えます。 若干複雑なので動画を見て覚えましょう。

太いリーダーの結び方

堤防では、太くても5号ぐらいを使うので あまり必要ないかもしれませんが、 サーフだと7号ぐらいのリーダーも使います。 7号ぐらいになると、 細いリーダーの結び方では結びにくくなるので、 太いリーダーの結び方の解説です。

ワームを使った仕掛け

状況で使い分けよう

ハードルアーの仕掛けは全部同じですが、 ワームの仕掛けはいくつか種類があります。 それぞれ特徴があるので、 状況によって使い分けましょう。

ジグヘッドリグ

鉛と針が合体した専用のフックを使います。 ワームを使った仕掛けでは 最もポピュラーな仕掛けです。 バランスが良く、スイミングが効果的です。

テキサスリグ

バレットシンカーとオフセットフックを使います。 オフセットフックを使うので、 根掛かりに強いのが特徴。 シンカーとフックの間にビーズを入れることで、 カチカチと音でアピールできます。 リフト&フォールやボトムパンプが効果的です。

スプリットショットリグ

テキサスリグと似てますが、 シンカーはカミツブシなどを使って固定します。 シンカーとフックの間にオモリが無いので、 ヒラメの喰い込みが良くなります。 リフト&フォールが効果的です。

キャロライナリグ

スプリットショットリグと似てますが、 中通しオモリを使うので、 シンカーは固定されていません。 ラインがフリーになるので、 更に喰い込みが良くなります。


ダウンショットリグ

ワームの下にオモリを付けるのが特徴。 ボトムから数十センチの レンジキープ力に優れています。 また、ピンポイントで狙うのも効果的です。

自作のオモリの作り方

根掛かりしない自作のオモリ

今回は簡単に自作できる ヒラメ釣りのオモリの作り方を紹介します。 サーフだと根掛かりも少ないので、 トレブルフックを使ったワームなどもあります。 そういうルアーを堤防から投げて使うと 根掛かりが頻発して釣りになりません。 ヒラメは根魚に近い魚なので、 根掛かりするようなポイントで良く釣れます。 今回紹介する自作のオモリを使えば、 根掛かりを恐れずバンバン投げることが出来ますよ。

根掛かりを回避するオモリとは?

チニングは、ルアーを投げたら ボトムをズルズル引いてくるズル引きで釣ります。 ボトムをズル引くので非常に根掛かりの多い釣り。 チヌ用のルアーの中には根掛かりを回避するために 浮力帯の付いたルアーがあります。 この浮力帯の付いたルアーが 非常に根掛かり回避能力が高いのが特徴。 自作するのは浮力帯の付いたオモリです。

自作のオモリの作り方

用意するものは、 発泡ウキ、ワイヤー、中通しオモリ、サルカン。

①ワイヤーを曲げて、サルカンを通す。 ②ワイヤーに発泡ウキを通す。 ③中通しオモリを通して潰す。 浮力やオモリを色々変えることで 自分好みの重さのオモリを自作できます。

自作のオモリの使い方

自作したオモリは キャロライナリグやダウンショットリグの オモリとして使うことが出来ます。 かけ上がりなどを狙うときは、 ルアーを投げて、かけ上がりの上を 泳がせてくるだけしか出来なかったのが、 自作のオモリを使えば、 じっくり攻めることが出来ます。 驚くほど根掛かりを回避するので、 今まで根掛かりが怖くて投げれなかったポイントでも 積極的にルアーを投げれるようになると思います。

ヒラメ釣りで結果を出そう!

人気があるから釣れるとは限らない

今回はヒラメの仕掛け特集でした。 ヒラメ釣りで人気なのがサーフのルアー釣りです。 早朝から多くのアングラーがサーフに集まり、 ひたすらルアーを投げ続けています。 人が集まるから釣れるわけではありません。 人がたくさん集まり、 ルアーを投げれば投げるほど ヒラメはスレて釣れなくなります。 結果を出すためには、穴場を見つけるのがコツ。 堤防でヒラメを狙う人はあまりいません。 また、根掛かりが多いポイントは 誰も狙うことは出来ません。 今回紹介した自作のオモリは、 ビックリするぐらい根掛かりを回避してくれます。 誰も狙うことが出来ないところを 積極的に攻めることが出来ますよ。 ぜひともチャレンジしてみてください。