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ヒラメのルアー釣り初心者必見!場所や技法の厳選12ポイント!

ヒラメのルアー釣り初心者の方必見!狙い目の魚群ポイントや、脂ののったビッグサイズがよく釣れる時期、おさえておくべきタックルから釣り方まで、ここを見ておけば間違いなし!ヒラメ釣りの基本情報をまるごと徹底解説します!釣るのも食べるのも楽しい高級魚、ヒラメ釣りにさあ出掛けよう!
2020年8月27日
kounaru
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釣って楽しい食べておいしい魚:ヒラメ

ヒラメは昔から日本の食卓で高級魚として馴染みの深い魚。海底にへばりついてじっとエサを待つ印象のあるヒラメですが、実は割と回遊してエサを積極的に探して回るフィッシュイーターでもあります。今回はそんな高級魚で有名なヒラメをルアーで釣る際に、初心者が注意すべき仕掛けの作り方やタックルの選び方、釣れる時期などを13のポイントに分けて解説していきたいと思います。

そもそもヒラメとは

出典: http://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%92%E3%83%A9%E3%83%A1

そもそもヒラメとはどんな魚なのか知らなければヒラメ釣りは始まりません。まずはヒラメの生態について知っておきましょう。ヒラメの生息域は沖縄を除く日本の各地の沿岸部に広く分布。砂泥底を好み、主に水深20mから200m辺りまでの範囲に生息しています。主な食べ物は小魚や甲殻類、貝類やゴカイなど。大型のヒラメになると約9割の食べ物が小魚になり、エサを求めて海底から中層まで出てくるカレイなどに比べて鋭い歯を持つ非常に獰猛なフィッシュイーターです。

最大1mに届くヒラメの大きさ

ヒラメは非常に大きくなる魚で大きいものは80cm、最大の物では1mを超える大きさのものも存在します。生後2年程度の30cm程度のものは「ソゲ」と呼ばれ比較的よく釣れるサイズ。逆に生後5年を超え70cmを超す大型のヒラメは「ザブトン」と呼ばれています。

ヒラメのルアー釣りのポイント1:釣れる季節

ヒラメは小魚や甲殻類など非常に様々なエサを捕食しているため4月から11月にかけての非常に長い時期釣ることが出来る魚です。しかし、やはりその中でもさらに釣れやすいヒラメ釣りのシーズンというものも存在しますのでご紹介します。

4月から6月:数と大物狙いのベストシーズン

出典: http://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_382.html

春、4月から6月にかけてはヒラメ釣りのベストシーズン。この時期はヒラメの出産準備の季節で他の時期よりもヒラメの食欲が旺盛になる時期です。生息域も出産準備のために深い水深の所から比較的浅場の30cm位のところまで出てくるようになるので初心者がサーフなどでヒラメをルアー釣りで狙うには最も適した時期になります。

9月から11月:数釣りのシーズン

出典: http://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_845.html

9月から11月の秋にかけてはヒラメが冬に備えて小魚を大量に食べ、脂を付けようとする時期なのでこの時期もヒラメ釣り初心者の狙い目の時期です。大型はあまり狙えませんが数はが釣れ、脂ののったヒラメも釣れるので春ほどではありませんが、ヒラメ釣りに適した時期になります。

12月以降の冬:上級者向けの大物狙いの季節

出典: http://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_946.html

冬のヒラメは寒ヒラメと呼ばれていている非常に脂がのっており、大型のヒラメが釣れる時期です。ですがこの時期のヒラメは非常に深い水深(100mから200mほど)に生息しているのでなかなか釣ることが難しくなります。初心者にはあまりお勧めできない時期と言えるでしょう。

ヒラメのルアー釣りのポイント2:釣れる時間帯

一番の狙い目朝マヅメ

ヒラメが良く釣れる時間帯は朝マヅメからお昼までが最も釣れる時間帯だと言われています。朝マヅメとは夜が明け始めてから日が出るまでの時間帯の事。この時間帯が一番の狙い目になります。

日中のチャンス潮がわり


早朝の朝マヅメの時間帯を逃してもまだまだヒラメを狙うことが出来ます。それが日中の潮の満ち引きが変わる潮がわりの時間帯。その中でもちょうど潮の満ち引きが変わる瞬間である潮が止まったタイミングが日中の最もヒラメが 食いつくチャンスがある時間帯です。

1日最後の狙い目夕マヅメ

ヒラメ釣りでも他の多くの釣りと同様に夕マヅメ時も狙い目になります。春秋のベストシーズンはもちろん冬は最も水温が高くなるのがこの時間帯。それだけヒラメの活性も高くなるのでヒラメ釣りにはもってこいの時間帯です。

ヒラメのルアー釣りのポイント3:サーフ

ヒラメのルアー釣りに適したポイントは日本海や太平洋といった外洋の広い海に面したサーフ(砂浜)がお勧めです。また内海でも潮の流れがよく、地形も起伏や変化に富んだサーフであればヒラメが釣れる可能性もあります。ただのサーフで無く所々に変化や起伏のあるサーフが最もヒラメを狙うのに適したポイントになります。

サーフの種類1:カケアガリサーフ

海底が盛り上がってカケアガリになっているサーフは沖からやって来た波がカケアガリにぶつかって高い波になります。そういったカケアガリサーフには何らかの魚が集まっていることが多いのでカケアガリの向こう側にキャストしてヒラメを探ってみましょう。ただ、カケアガリサーフはぱっと見で分かりづらいのが問題点。波の動きなどを観察して少しの変化も逃さないようにしましょう。

サーフの種類2:河口サーフ

河口サーフは様々な種類のサーフの中でも実績、人気共に高いサーフです。基本的に変化の乏しいサーフに河口というアクセントが加わることによって変化に富んだ地形へと変わります。河口サーフのおすすめポイントは流れてきた砂によって形成された海側の「洲」。その周辺にあるカケアガリに小魚やそれを捕食するヒラメが集まってくるので 重点的に狙ってみましょう。

サーフの種類3:ゴロタサーフ

ゴロタ浜と呼ばれる大き目な石が敷き詰められているサーフでも沖の方に行けば基本的に砂地底になります。ゴロタサーフの特徴は沈み根(水中から突き出ている岩)が多く点在するのが特徴。こういった沈み根には海藻などが多く発生し、そこに小魚が集まるのでそれを狙うヒラメも多く存在します。根がかりの多いポイントではありますが、ここもヒラメを釣るには適したポイントの一つです。

ヒラメのルアー釣りのポイント4:離岸流

昨今海難事故のニュースなどで有名になった離岸流ですが、ヒラメを釣るのにも重要な意味を持つおすすめポイントであります。離岸流は高い波を沖合にもどす時に生まれる沖に向かって流れる早い流れの事。大きな波が打ち寄せる海岸ほど離岸流も大きくなります。そういった大きな離岸流の流れるところでは海底が大きくえぐれるのでそういった場所にエサとなるゴカイや小魚が集まりやすくなります。したがって離岸流のある所はヒラメも集まるおすすめの ポイントになるわけです。

離岸流の見つけ方

海岸に打ち寄せる波が離岸流へと変わるには横の流れの波が必要です。離岸流は海岸に押し寄せる波よりも勢いが強いので斜めに離岸流に吸い込まれる様な形の動きの波が海岸近くで発生します。なので、離岸流のあるポイントでは波が小さくなる傾向があります。慣れないうちは中々見分けが付きませんが、よく波の動きを観察して離岸流を見つけれる様になりましょう。

ヒラメのルアー釣りのポイント7:漁港

外海に面した漁港はイワシやアジなどのヒラメのエサとなるベイトフィッシュが多く集まる人気のポイントです。最も期待が出来るのが秋口にそういったベイトフィッシュが接岸している時期。その中でも特に外海が荒れている時がベイトフィッシュが漁港に逃げ込むので最も狙い目になります。他のポイントとは違い足元にヒラメが潜んでいることが多いのでロングキャストで飛距離を稼ぐよりショートキャストで短い距離を狙うのがおすすめです。

ヒラメのルアー釣りのポイント6:ロッド

シマノ スピニングロッド ネッサ CI4+ フラットフィッシュ S1002M 10.2フィート

出典:Amazon
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サーフで釣るヒラメ釣りのブームが来て各メーカーが現在ヒラメ釣りの専用のロッドを販売しています。ヒラメ釣りのタックルの中でロッドの占める重要度は中々の物。サーフでのヒラメ釣り用ロッドに求められるのは基本的には以下の通り。重さが軽く扱いやすい事。カケアガリなどの先に投げれる飛距離の長い遠投性能をもつ事。波の変化やヒラメの細やかなアタリをとることが出来る事。以上がヒラメ釣りのタックルに求められるロッドの機能になります。

遠くへ投げる為にある程度の長さは必要

ヒラメを釣るメインのポイントであるサーフで釣る場合は遠投で飛距離を稼いで広範囲を探らなくてはいけないケースが多々存在します。その為にロッドは重さができるだけ軽い飛距離の出せる9.6ft以上の長さのロッドがおすすめ。どうしてもロッドの長さと重さはトレードオフになってしまい長くても重さが軽いロッドは値段が高くなりがちですが、なるべく200g以下を基準に探すのがおすすめです。


ヒラメのルアー釣りのポイント7:リール

ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 レブロス 3000

出典:Amazon
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実はヒラメ釣りのタックルの中で一番気を使わなくてもいい仕掛けがこのリールになります。ヒラメは一瞬の瞬発力はありますが長距離を強い力で引きづり回す力は無いので多少のドラグの性能は要りますがリール自体にパワフルな 力は必要ありません。ロッドと同じく重さも軽いものを選ぶのがおすすめです。

リールのサイズ

現在の主要の釣り具メーカーダイワ、シマノを基準に考えると、ヒラメ釣りのタックルに合ったリールのサイズは、ダイワなら3000番台、シマノなら4000番台のソルト用リールがロッドとの相性もよく、タックルのバランスが良くなると思います。出来ればスプールは浅溝のスプールがおすすめ。通常のスプールではPEラインを巻くときに下巻きが必要になりますが、浅溝なら必要が無くなります。

おすすめはハイギア

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/3504

シマノ (SHIMANO) スピニングリール 14 ステラ C3000HG

出典:Amazon
出典:Amazon
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ヒラメ釣りのタックルにおすすめのリールはハイギアのリールです。先ほどの解説した通りヒラメは瞬発力はありますが長距離を力強く走る能力はありません。ですので、ヒラメ釣りのタックルではリールの性能はルアーの巻き取りやすさを優先して糸巻の速度が少しでも早いハイギアのリールがおすすめです。

ヒラメのルアー釣りのポイント8:メインライン

ラパラ| PEライン ラピノヴァX マルチゲーム

出典:Amazon
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ヒラメのルアー釣りで仕掛けでは主にメインラインはPEラインを使用します。PEラインの特徴は細くても引っ張りに対して強い強度を持ち、飛距離もいいことです。昔はPEラインと言えば高いという欠点がありましたが現在では大分安いPEラインも出回るようになったので、今ではヒラメ釣りの仕掛けでは欠かすことのできない重要なラインになっています。

太さは1.2号から1.5号がおすすめ

ヒラメ釣りのタックルに使うメインラインは1.2号から1.5号が初心者にはおすすめ。細いラインの方が飛距離が出てより広範囲に探ることが出来ますが、ライントラブルも多くなります。慣れない初心者のうちは飛距離を犠牲にしても太めのラインを使った方が仕掛けのトラブルも少なく済みます。

ヒラメのルアー釣りのポイント9:リーダー

ラパラ|ショックリーダー ラピノヴァ フロロカーボン

出典:Amazon

PEラインは強力で強いラインですが擦れに非常に弱いという欠点を持っています。その為、ヒラメのルア―釣りのタックルではその欠点を補うためにPEラインの先に別の素材のラインをショックリーダーとして結びます。ショックリーダーの太さはおおよそ4号から6号。長さは1mから1.5m程度が一般的です。

ヒラメ釣りのリーダーはフロロがおすすめ

ショックリーダーには主にナイロンかフロロカーボン製のラインが選ばれますが、サーフで釣ることの多いヒラメ釣りの仕掛けではフロロカーボン製のリーダーを選ぶ方が無難です。砂浜の砂と言えども擦れたときにラインに与えるダメージは中々侮れません。より擦れに強い素材であるフロロの方がヒラメ釣りの仕掛けには向いていると言えます。

ヒラメのルアー釣りのポイント10:ミノー

シマノ|シンキングルアー 熱砂 ヒラメミノーIII

出典:Amazon
出典:Amazon
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ヒラメをルアーで釣るにあたって一番一般的なりあーがミノーです。ヒラメ釣りのミノーにとって一番求められるのが重さ。重さが一定以上ない風のあるサーフではミノーは飛距離を出すことが出来ません。平均的な重さとして25gから30g前後の重さのミノーが飛距離が出せるヒラメ釣りのミノーに求められる重さになります。

ミノーでの釣り方


ヒラメをミノーで狙う釣り方において最も重要なのはレンジをキープして釣るという事です。基本的にヒラメはボトムを狙う釣り方が基本。その中でも海底から50cmまでをキープする釣り方が最もヒラメのバイトを誘うことが出来る釣り方になります。

レンジによって使うミノーを変えよう

ただ、ヒラメの食べているベイトによってや水深の深さによって狙うレンジも変わっていくので、それに合わせて使うミノーも変えていく必要があります。大体の目安としては、水深2m程度の所はフローティングミノー。水深2m~5mの所はシンキングミノーとミノーを使い分けた釣りを心掛けましょう。

ヒラメのルアー釣りのポイント11:ワーム

ダイワ/DAIWA 鮃狂 フラットジャンキー ロデム 18g ヒラメピンクイワシ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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動きの大きなミノーを使った釣り方ではヒラメがヒットしない時はワームを使った釣り方が有効です。ワームの特徴はミノーと違った質感と動き。硬質的な質感のミノーと違って柔らかい質感のワームはよりヒラメに違和感を与えません。おすすめのワームの仕掛けは重さもあり飛距離も出せるジグヘッド。通常のジグヘッドでも釣れますがダイワの「フラットジャンキー」の様なトリプルフックが付いたジグヘッドを使う釣り方も流行ってきています。

ワームのアクション

ワームでヒラメを狙う釣り方は動画でも解説していますがなるべくミノーと同じように底をトレースするようにアクションさせるのが基本です。広範囲を探れるように遠投して飛距離を稼ぎ、着底したらまずは3度ほどシャクり、ヒラメにアピール。その後、3回から5回ほどリールを巻いては着底させるアクションをしてヒラメを誘うのが効果的です。

ヒラメのルアー釣りのポイント12:仕掛け

ヒラメ釣りタックルをまとめると以下の仕掛けで構成されています。 1:ロッド 2:リール 3:メインライン 4:リーダー 5:ルアー まずはメインラインをリールに巻き、ロッドとリールを接続。メインラインの先にリーダーを結んで最後にルアーを付ければヒラメのルアー釣りの仕掛けが完成します。

メインとリーダーはfgノットで結ぶのがおすすめ

メインラインとショックリーダーを結ぶ結び方は硬くて強度の出せるfgノットがおすすめです。ヒラメ釣りは飛距離を稼ぐために重さのある仕掛けを使うためにメインラインとショックリーダーとの結び目にも強い負荷がかかります。キャスト中にメインラインとショックリーダーがほどけてしまうなんてことが起きないようにしっかりと結んでおきましょう。

ヒラメ釣りにチャレンジして高級魚をゲット

ヒラメはお手軽に始めれるソルトルアーフィッシングの対象魚でありながら、誰もが知っている美味しい高級魚としても有名です。魚屋で購入したら高いヒラメも自分で釣りあげれば釣りを楽しめる上にお安く新鮮なヒラメが手に入ってしまいます。ぜひ、こんな楽しくておいしいヒラメのルアーフィッシングに挑戦してみませんか?