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ヒラメをワームで狙う!仕掛けで気をつける8のポイントをご紹介!

今回はワームを使ったヒラメ釣りの仕掛けを紹介します。サーフでも大人気のヒラメ釣りですが、サーフのヒラメ釣りはミノーなどののハードルアーがメインです。ワームはハードルアーに比べてアピール力は弱いですが、そのリアルな動きでヒラメを誘います。
更新: 2021年2月6日
mich22
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ワームの仕掛けで狙うヒラメ特集!

ワームは万能なルアー!

今回はワームを使った ヒラメ釣りの仕掛け特集です。 初心者の方向けに、 仕掛けの作り方、仕掛けの種類、 道具の選び方などを紹介します。 ワームはサーフだけでなく、 堤防などでも使える万能なルアー。

ヒラメの潜んでいそうなポイントを、 ピンポイントでネチネチと狙えるのが、 ワームを使った釣りの強みです。 サーフのヒラメ釣りは ランガンが基本ですが、 ポイントが見極められるなら ワームの仕掛けは必ず役に立ちますよ。

ヒラメのワーム仕掛け① どんな場面でワームを使う?

ポイントをピンポイントで狙う

ヒラメのルアー釣りと言えば、 サーフでのハードルアーゲームが主流です。 なぜかというと、サーフは広大です。 サーフのポイントは広いため、 広範囲にアピール出来て、手返しの良い ハードルアーが有利だからです。

逆にジグヘッドなどを使ったワームは アピール力が弱いため、サーフを歩きながらの ランガンスタイルにはあまり向きません。 ですが、ワームはリアルなフォルムで、 喰わせ能力はハードルアーより勝ります。 なので、ワームはヒラメのポイントを ピンポイントで狙うのに向いたルアーです。

水深が深い場所ではメインルアーになる

ヒラメは砂に潜っている魚なので、 サーフというイメージがあるかもしれませんが、 基本的にどこにでもいる魚です。 堤防にもいますし、磯にもいます。 堤防や磯は水深が深く、 ハードルアーでは狙いにくくなります。 そのため、堤防などでのヒラメ釣りの場合は、 ハードルアーに変わってジグヘッドなどの ワーム仕掛けがメインで使うルアーになります。

ヒラメのワーム仕掛け② リグの種類

ジグヘッドリグ

ジグヘッドリグはヒラメ釣りに限らず、 ワームの仕掛けで最も使われるリグです。 ジグヘッドリグは、 おもりと針が一体化した ワーム専用のフック。 バランスが取れて、 スイミング能力が優れているので、 主にスイミングで使います。 ジグヘッドによって ヘッドのおもりの形状が違ったりします。 おもりの形状により アクションが変わったり、 根掛かり回避能力が変わったりします。

テキサスリグ

テキサスリグは専用の バレットシンカーとオフセットフックを 使用したリグです。 オフセットフックなので 針がワームに隠れています。 そのため、根掛かり回避能力が 高いのが特徴です。 ボトム形状が荒いポイントで、 ボトム周辺を狙うのに適したリグです。

キャロライナリグ

テキサスリグと似たリグですが、 スイベルなどを使い、 ワームとおもりを離して使います。 針はオフセットフックを使うのが 一般的ですが、テキサスリグのように 絶対必要なものではありません。 アジングなどでは ジグヘッドを使ったりします。

キャロライナリグは、 おもりが固定されていないので ラインがフリーで動きます。 そのため、ヒラメが違和感を感じず ワームの喰いこみが良くなるのが キャロライナリグの特徴です。


ダウンショットリグ

ダウンショットリグは バス釣りで良く使われるリグです。 針の下におもりが付いているのが特徴です。 ヒラメはボトムにいる魚ですが、 ボトムベッタリを狙うのは あまり良くないと言われています。

なぜかというと、 ヒラメは砂に潜り真上を見ています。 なので、ある程度ボトムから離して、 ワームをアピールさせたほうが効果的。 ですが、あまり離しすぎても良くない。

そのため、ヒラメ釣りでは、 「ボトムから離すけど、離しすぎてはいけない」 というレンジキープが必要になります。 レンジキープ力に優れたのが このダウンショットリグです。

ヒラメのワーム仕掛け③ ワームの付け方

付け方が悪いとワーム動きが悪くなる

ワームを使った仕掛けで重要なのが、 ワームの付け方です。 必ずワームが真っ直ぐになるように刺しましょう。 ワームの付け方が悪いと、 ワーム本来の動きをしなくなります。 特にダート系のワームは、 真っ直ぐになってないと動きが悪くなります。 「真っ直ぐじゃないな・・・」と思ったら 面倒くさがらずに真っ直ぐになるように 何度も付け直しましょう。

ストレートフックのワームの付け方

ストレートフックは 最終的にワームから針先を出すので、 ワームを刺すときに、「どこから針を出すか?」 ということを考えて刺しましょう。 ワームの付け方のコツは、 とにかく真ん中を意識すること。 ワームの真ん中を針が通るように ゆっくりと刺しましょう。

オフセットフックのワームの付け方

オフセットフックの付け方は、 一度刺して、それをひっくり返して、また刺す という複雑な付け方をします。 慣れないとなかなか上手く行かないので、 付けたときに曲がっているようなら、 もう一度、刺しなおしましょう。 慣れると、どこに針を刺せば真っ直ぐなるか? ということは分かってくるので、 何度も練習して慣れるしかありません。

ヒラメのワーム仕掛け④ 仕掛けの重さは?

状況によって重さを使い分けよう!

ワームやジグヘッドには、 色んな大きさ、そして重さの違った仕掛けがあります。 「どれくらいの重さの仕掛けを使えば良いのか?」 状況によっておもりや仕掛けの重さを変えましょう。

水深と狙う距離によって重さを使い分ける

堤防などの深いポイントを狙う場合は、 水深によっておもりや仕掛けの重さを変えます。 深いポイントで軽い仕掛けを使うと、 ボトムまで到達しません。 また、仕掛けが軽すぎると ボトム着底が分りにくくなります。 ボトム着底がわからないと、 すぐに根掛かりするので注意しましょう。 また、遠投するときも 重い仕掛けが必要になります。

重い仕掛けと軽い仕掛けの使い分け方

重い仕掛けと軽い仕掛けは使い分けが重要。 重い仕掛けで、近いポイントを狙うと、 根掛かりしやすくなります。


近いポイントを狙う場合は、 軽い仕掛けを使うのが基本。 ・重い仕掛け 水深が深い、潮の流れが速い、 風が強い、遠投が必要 ・軽い仕掛け 水深が浅い、潮の流れが遅い 風が弱い、遠投は必要ない 状況に応じて重さを使い分けることで、 根掛かりが激減します。

ヒラメのワーム仕掛け⑤ リーダーの太さ

ヒラメ釣りは根掛かりが多い釣り

ヒラメは平べったい魚。 なので、フラットな砂地で釣れる というイメージがあるかもしれません。 ですが、ヒラメはフラットな砂地より、 何か変化のあるところを好む魚です。

かけ上がりだったり、根周りだったり、 何か変化があるところで良く釣れる魚です。 そのため、ヒラメ釣りでは、 根掛かりが多くなります。 根ズレ対策のためにも、 リーダーは、ある程度太いものを使いましょう。

ヒラメは歯が鋭い

ヒラメは獰猛なフィッシュイーターです。 ヒラメと似た魚でカレイがいます。 ヒラメとカレイの見分け方で、 目の位置で見分けるというのが有名ですが、 何度聞いても忘れがち。 ヒラメとカレイの見分け方は、 釣り方を考えれば簡単です。

カレイは虫えさを使って釣ります。 ヒラメはアジなどを使って釣ります。 カレイは虫などを食べるのでおちょぼ口。 ヒラメはアジなどを食べるので歯が鋭い。 アングラーであれば 口を見れば簡単に見分けが付きます。 ヒラメは歯が鋭いので、 リーダーも太いラインを使う必要があります。

リーダーは3号~5号

普通サイズのヒラメを狙うのであれば、 3号~5号ぐらいを使うのが一般的です。 大型のヒラメを狙うのであれば、 3号~5号ぐらいでは心もとないので、 7号ぐらいのリーダーを使います。

ただ、7号ぐらいになると根掛かりしたときに、 リーダーから切れることはほとんどありません。 ほぼ、確実にPEラインから切れます。 フックが根掛かっているなら、 フックが伸びて回収できますが、 おもりが根掛かっていると 間違いなくPEラインが切れます。 ラインを切る時は、 素手でPEラインを持って引っ張ると 手を怪我するので注意しましょう。

ヒラメ釣りは根掛かりは多い釣りなので、 根掛かったときのために、 手袋などを用意しておきましょう。

ヒラメのワーム仕掛け⑥ タックル

ヒラメ専用ロッドは長すぎる

ヒラメ釣りの専用ロッドはありますが、 ワームを使った釣りにはあまり向きません。 ヒラメ釣り専用のロッドは、 サーフで遠投することを目的にして 設計されたものがほとんどです。 そのため、非常に長いのが特徴。

ワームを、シンキングミノーなどと同じような 使い方をするなら長いロッドでも通用しますが、 ピンポイントで狙うような釣りには向きません。 ピンポイントで狙う場合は 10~20gぐらいのルアーを使うことが多いので、 エギングロッドが使いやすくておすすめです。

リーダーだけはエギングとは違う

リールもエギングで使うような 2000~3000番ぐらいが使いやすいのでおすすめです。 PEラインもエギングと同じぐらいの、 0.6~1号ぐらいで十分。 リーダーはアオリイカと違って太くします。 歯が鋭い、根ズレ対策で ある程度太いリーダーが必要になります。

ヒラメのワーム仕掛け⑦ サーフのポイント

サーフのワーム釣りは難しい

ヒラメのワームを使った仕掛けは どのようなポイントで使うか? 堤防などでは、メインルアーとして使いますが、 サーフでは限られてきます。 サーフはポイントが絞りにくく、 広範囲で探れるほうが有利なので、 ワームを使う場面も限られてくるかもしれません。

離岸流を見つけよう


サーフの一級ポイントが離岸流。 離岸流とは、波打ち際に打ち寄せてきた波が 集まって、集中的に沖に出て行くポイントです。 離岸流は流れが強く、砂がえぐられて フラットだった砂地に変化が出来ます。

また、流れが集中するので ベイトも集まりやすくなります。 ヒラメに限らず、サーフの一級ポイントになるので、 見つけたら積極的に狙いましょう。

ただ、見た目では分かりづらいので、 初心者の方には判断が難しいかもしれません。 また、離岸流はサーフの一級ポイントなので、 上級者が既に居座っている可能性が非常に高い ポイントでもあります。

岩場が狙い目

サーフには岩が点在するようなポイントもあります。 そういうポイントは非常に狙い目。 ミノーなどでは釣りづらいので、 サーフではあまり見向きもされません。 岩場の足元などでも釣れます。 遠投は必要ないので、 丁寧に岩の横をワームで探りながら ランガンするのが釣果を上げるコツです。

ヒラメのワーム仕掛け⑧ 堤防のポイント

堤防はワームが大活躍!

堤防はサーフと違い、ジグヘッドなどを 使ったワームが活躍できるフィールドです。 ポイントも絞り込みやすいので ランガンでガンガン移動しながら 探っていきましょう。

堤防の先端

堤防の先端は潮通しが良く、 どんな魚も一番釣れるポイントです。 ボトムは船が良く通るので えぐれてかけ上がりになっていることも多く、 そんなところにヒラメは張り付いています。 根掛かりも少ないポイントなので、 リフト&フォールで狙いましょう。

足元が狙い目

堤防には足元から数メートルの間に 敷石があります。 そして、その先は砂地ということが多いです。 敷石と砂地の間にヒラメは良くいます。 敷石周りにはベイトも多く、 ヒラメはそのベイトを狙って潜んでいます。

ポイントも近いので、 レンジキープもしやすいので スイミングなども効果的です。 10mほど投げて、ボトムから2mぐらいを意識しながら、 リフト&フォールやスイミングで狙いましょう。

ヒラメをワームで狙おう!

ワームは堤防で大活躍!

今回はワームでヒラメを狙う仕掛けの解説でした。 ヒラメはサーフだけではなく、 堤防など身近なところで釣れます。 そして、堤防などで大活躍するのが ワームを使った釣り方です。

エギングロッドで始められるので、 ぜひともチャレンジしてみてください。 ワームの特性を活かし、 狙ったところをピンポイントで狙いましょう!