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ウィンドブレーカーとは
ウィンドブレーカー(WIND BREAKER)とは主に風よけに使うナイロン、ポリエステル素材の上着のこと。英国ではWIND CHEATERと呼ばれます。 軽量でコンパクト。持ち運びに便利なので、フリースを持っていくほどでもない、というくらいの気温の夏山の登山などで活躍します。 夏山でも急に気温が下がったり、天候が変わったりすることはよくあります。そして夏山で注意したいのが「汗冷え」 ぜひ人気のウィンドブレーカーを手に入れて携帯してください。
ウィンドブレーカーのいろいろな呼び方

「ウィンドブレーカー」というのは、軽量でコンパクトな風よけのための上着の総称。 他にもライトシェル、パーカ、ヤッケ、ピステなどとも呼ばれています。 また、メーカーによって色々な呼び方をしています。 ウィンドシャツ、ウィンドブラストパーカ、ウィンドブラストジャケット、フーディなどと呼ばれています。 いずれにしても、軽量で撥水や防水効果や保温効果がある携帯性に優れた上着ということになります。
山の天気は変わりやすい。登山の天気と風と体感気温
天気予報というのは、平地から標高2000mくらいの標高までの天気の予報をしています。それ以上の標高の山になると、天気予報は実はあまりあてにならないのです。 標高2000mを超える登山では午前中晴れていても、午後にはガスが出て雨が降り出すなどということはよく起こります。 よく言われますが山の天気は変わりやすいのです。
体感気温と風の関係
天気もそうですが、気温も平地の気温を表したもの。 標高3000mに近い山になると、平地との気温差は約18度。平地の最高気温30度の時、山頂近くでは12度程度になります。 さらに、体感気温は風速が1m増すと、1度下がるといわれます。気温が12度の場合でも、風によって体が冷やされることにより体感気温が下がります。風速10mほどの風は山の尾根あたりでは良く吹くことがありますので、平地の気温が30度の時、標高3000mで風速10mの風に吹かれると、体感気温は2度ほど、ということになります。冷蔵庫の温度が5~8度くらいですので、これはかなり寒いことになります。これに雨が降ってさらに体温を奪われると、低体温症の危険さえ出てきます。
「汗冷え」とは?夏山でも注意が必要!
「汗冷え」とは、かいた汗で体を冷やしてしまうこと。暑いから大丈夫と思って登山にいって汗をかいてしまい、そのままにしていると、急に温度が下がってしまい、汗冷えを起こしてしまうことがよくあります。体が冷えてしまうと、体力を消耗してしまいます。 汗をかきやすい夏には特に、汗冷えの心配もでてきます。
登山で体を冷やさないコツ
まず、汗をかかないこと。着替えることも1つの方法です。 また体を冷やさないコツは、血管が皮膚に近いために冷えやすいといわれている首、手首、足首の3つの「首」をカバーすること。寒いと感じたらこの3つの首の保温を考えましょう。特に首は、冷えやすいので、カバーすることが重要ですね。
登山で大活躍するメンズ向けウィンドブレーカー
登山の時に大事なのが、こまめな体温調整。汗をかかない、寒くならないこと。こまめに被服調整をしましょう。夏山では特に「汗冷え」に注意してください。 ぱっと取り出してきることができるウィンドブレーカー。暑くなって脱いでも、コンパクトにまとまるので邪魔にならないし、便利。わざわざ脱がなくてもジッパーを開けることで体温の調整ができます。 寒いと感じたら、着る、汗をかきそうだと思ったら脱ぐ。これをこまめに繰り返しましょう。
登山開始
登山口、まだ体が冷えているので上着なども着た状態。登り始めたときは体が冷えているので、汗もかきませんが、登り始めて15分くらいしてくると体が温まってきます。この時にそのままにしておくと汗をかいてしまいます。上着を脱ぐなど汗をかかないようにしましょう。
尾根筋にでた・樹林帯を抜けた・北壁に入った
森林限界を超えて、背の高い木がなくなった場合など急に風が強く吹き始めることがあります。また、尾根筋に出たときなどは特に風が強くなります。北側の斜面に入ったりした時も温度が下がります。そんな時は体を冷やさないように、早めに上着を着るなどしましょう。
休憩時
その場所の気温にもよりますが、休憩を始めると休体温が低下します。座って休憩する場合などは、必ず上着を着て体を冷やさないようにしましょう。長すぎる休憩時間は、体を冷やし、筋肉の動きが悪くなることもありますので、休憩は、立ったまま5分程度の立休憩での水分補給や、荷物を降ろして座る場合も15分程度にとどめたほうが良いでしょう。風の吹く場所で食事をとる場合などは必ず上着を着るようにしましょう。
下山時
下山を始めると、登るときより運動量が落ちます、また疲労もたまってきていますので、寒く感じることが多くなります。夏山では午後になると雲が出てきたり、天候が変わることも多いですし、午後3時を過ぎると気温は下がり始めます。下りだからと気を抜かず、寒いと感じたら早めに上着を着るようにしましょう。
登山におけるメンズ向けウィンドブレーカー選び
登山でウィンドブレーカー選びなら、ポケッタブルで軽く携帯性の良いものが便利。ひんぱんに変わる気候や体感気温にさっと取り出して着て、また脱いでという行動がやりやすいものを選びましょう。 撥水性能はついていますが、防水性能はないことが多いので、本格的な雨には対応できない場合が多いですので、レインスーツは別に用意しましょう。 首元のデザインも、ジッパーを上げるとあごまで隠れるものがおすすめです。首元を冷やさないためのデザインですがこれが山登りでは重宝します。
登山メーカーのメンズ向けウィンドブレーカーの価格帯
メンズ向けのウィンドブレーカーの価格設定は5千円~1万円くらいのものが多いです。 質感がペラペラなどとの口コミが多くありますが、軽量、携帯性という目的から言えば、「風を防ぐ」という目的はこれで充分果たしています。あまり高価でないのに利用頻度が多いので、人気のある商品は品薄になってしまいます。見つけたら早めに購入するのをおすすめします。
登山用メンズ向けウィンドブレーカーのメリット
ではここで改めてウィンドブレーカーのメリットをまとめてましょう。
軽量で、コンパクトな登山用ウィンドブレーカー
フリースなどのようにかさばりませんので、ザックのポケット部分などに入れておけば、すぐ取り出せます。また収納も簡単。
無雪期の登山の色々なシーンで活躍
防風、体温調整のほかにも、ハエやアブなどの防虫対策、日焼け対策、少しの雨なら撥水してくれるなど、色々なシーンで活躍してくれます。やぶこぎなどの時も着ておけば体を守ってくれます。
比較的安価で購入しやすい
価格もこなれているのが、ウィンドブレーカーの大きなメリット。洗濯などもあまり気を使わなくてよいのでどんどん使えます。
登山からタウンユースまで使いやすい
春~夏山~秋と無雪期の登山に活躍してくれるウィンドブレーカー。タウンユースでもスポーツ、バイクに乗るなどの時にも活躍します。撥水、防水などの機能もいざというときに心強いです。コンパクトにまとまるので持っておいて邪魔になりません。 登山のファッションのなかではハードな雰囲気がないので、普通のファッションにもあわせやすいですね。人気のメーカーのものなら注目度もアップします。
登山用のウィンドブレーカーのデメリット
デメリットは、撥水効果はあるが防水効果ではないので、強い雨や長時間の雨には向かないこと。また、ゴアテックスのような透湿性素材ではないことが多い。 本格的な登山というよりは、軽登山や難易度の低い山に手軽に上りたいといった方には強い味方。 軽量、携帯性が良く、価格も比較的買いやすいものが多いので、まずは山の定番として購入したい商品です。
登山におすすめのメンズ向けウィンドブレーカーの選び方のポイント
登山のウィンドブレーカーに欲しい機能 フード付き?フードなし?
フードのあるなしでデザインの印象はずいぶん異なります。機能面から言えば、首を冷やさないためにはフード付きのものがおすすめ。多くの登山用に作られたウィンドブレーカーにフードが付いているのには理由がありますし、人気のあるものはやはりフード付きが多いです。 あまり標高の高くない山に行く場合などはフードなしでもよいでしょうが、春~秋に登るならやはりフード付きのものがおすすめです。
登山でのウィンドブレーカーに欲しい機能 防水?撥水?
どうせなら撥水より防水がいい、と考えられる方もいると思います。しかし、防水加工をしてあるものになるとどうしても価格が上がってしまいますし、メンテナンスも必要になります。登山の時は、別にゴアテックス素材などの透湿性のあるレインスーツを持参するのが普通ですので、ウィンドブレーカーに防水性能を求めることはあまりありません。撥水機能で十分と言えます。暑くなった多脱ぐ服なので、ゴアテックスなど透湿性素材も特に必要がないといえます。
他のスポーツ用のメンズ向けのウィンドブレーカを登山に使ってみる
例えば、ランニング用のウィンドブレーカーの良い点は、軽量で携帯性に優れているところ。ただし、軽量化に特化して耐久性は登山用に比べ劣るので、山の木の枝などに引っ掛けると破れてしまうなどの危険性があります。 他に、自転車用のウィンドブレーカー。自転車競技(ロード)の場合は、軽量性に加え、風対策がしっかりとられているので登山にも転用がききそうです。ただし、まだまだ量産されてないせいか価格が高いものが多く、また風でバタバタあおられないように細身のデザインが多いですので、体型を選ぶことがありますので注意が必要です。 他のスポーツの場合は、重量、コンパクトにまとまるか、という部分で登山のものよりも重く、かさばるというタイプが多いですね。 山登りのためのウィンドブレーカーは、やはり、山登りのことを考えて作られたものがおすすめといえます。
登山におすすめのメンズ向けウィンドブレーカー6選
ザ ノースフェイス| ベンチャー ジャケット
パックに常備できる防水シェルとしてだけでなく、ウインドシェルとして幅広く活用できる2.5層のマルチパーパス軽量レインジャケット
カラー、デザインともにタウンユースにも使いやすいと人気のノースフェイスのメンズのウィンドブレーカー。素材には、肌触りがよいビーズ加工を施した透明ラミネートフィルム・Clear-Dを採用。止水ファスナーなどアウトドアのための機能もしっかりしている。
コロンビア|ワバシュジャケット PM5990
人気ブランドコロンビアの耐久撥水加工のウィンドブレーカー
人気ブランドコロンビアのウィンドブレーカー。ウィンドブレーカーとハードシェルの中間的な機能を持ちます。フルシームシール、肘部分にマチを設けた立体的な裁断 、肩の立体裁断とアンダーアームのマチによるスムーズな運動性、チェストポケットの開閉による衣服内の換気機能 など。スタッフバッグ付き
マーモット|登山 ウェア ウインドシャツ MJJ-S6008 BBDE BBDE M
マーモットZERO INTEGRITYシリーズ プルーオーバータイプのウィンドシャツ。12dナイロンを使用しており、軽量ながらに防風性もあり、脇下のベンチレーションによりウェア内の蒸れを軽減。胸ポケット部分へポケッタブルになるので携行に便利。朝晩の温度調整に最適なウインドシャツ。
アメリカのブランド、マーモット。クライマーからの信頼も厚い。こちらはプルオーバータイプ。
モンベル|アウトドア ジャケット メンズ ウインドブラスト パーカ
メイン素材: ナイロン 素材構成: 40デニール・ナイロン・タフタ[ポルカテックス:registered:加工]
モンベルのウィンドブレーカー。軽量、コンパクト。やや細身のデザインで風によるバタつきを防いでいます。フード付き。
モンベル| ウインドブラスト ジャケット Men's
耐久性と軽量コンパクト性をバランスよく両立させた、携行に便利なジャケットです。適度に体にフィットさせたデザインにすることで、風によるばたつきを軽減。
人気のモンベルのウィンドブレーカー。こちらは、フードなしのタイプ。ミッドレイヤーとしての使い方もできそう。
ファイントラック |ドラウトポリゴン3フーディ メンズ DG FMM0901 アウター トップス L
シート状立体保温素材のファインポリゴン(R)を3枚使用し、シリーズ最高峰の保温力を備えたミッドレイヤー
春から秋の、無雪期登山向け、やや寒い日におすすめの、人気のファイントラックのフーディ。ミッドレイヤー(中間着)としての利用もできますが、アウターとして使うのも悪くない上着です。
登山におすすめのメンズ向けのウィンドブレーカーのお手入れの方法
撥水加工、防水加工のしてあるものは機能が損なわれないように製品の説明に従って洗濯するようにしましょう。 基本的には中性洗剤でネットに入れて洗うのがおすすめです。
最後に
無雪期登山といっても、山は平野部では想像できない寒さや天候になっていることがあります。 ウィンドブレーカーがあることで色々なトラブルを避けることだってできるのです。ぜひ忘れず携帯しましょう。