キビナゴを使った餌釣りにチャレンジ!
色んな魚が釣れる
今回はキビナゴを使った釣り方を紹介します。 キビナゴを餌にして釣る魚は、 太刀魚、カサゴなどが有名ですが、 実は、色んな魚が釣れるのが キビナゴを使った釣り方です。 とても簡単な釣り方ですし、 結果も出やすい仕掛けなので ぜひともチャレンジしてみてください!
キビナゴ(餌)釣り釣れる魚
どんな魚でも釣れる!
キビナゴは万能な餌なので、 ルアーで釣れる魚は基本的に何でも釣れます。 防波堤でも磯でも釣れるので、 釣れる魚の種類は数え切れません。 あまりにも釣れる種類が多いので、 手軽に始めやすい、防波堤で釣れる 魚を10種類紹介します。
1.カサゴ
キビナゴを餌にする魚で 最もポピュラーな魚です。 釣り方も簡単で、カサゴが潜んでいそうなポイントに キビナゴを落とすだけ。 一年中釣れるので 初心者の方にもおすすめです。
2.太刀魚
太刀魚もキビナゴを使った釣り方が有名。 ルアー釣りも人気ですが、 やっぱりキビナゴを餌にしたほうが 釣果はアップします。 太刀魚はカサゴと違い、 どこでも釣れる魚ではないので、 期間限定、ポイント限定の釣りになります。
3.ハタ類
キジハタ、オオモンハタ、クエ、マハタ・・・ ハタ類は色んな種類がいますが、 どのハタもキビナゴでよく釣れます。 カサゴと同じ根魚ですが、 釣れ方は若干違ってきます。 ハタ類の場合、比較的、動きがあるほうが釣れるので ルアーのように動かした釣り方が釣果アップします。
4.メバル
メバルもキビナゴで釣れます。 メバルも、カサゴ、ハタ類と同じく根魚です。 ですが、カサゴ、ハタ類と同じように釣れるか? というと、そうでもありません。 キビナゴをベイトとして食べているときは 反応が良いかもしれませんが、 基本的にはなかなか釣れない魚です。
5.アジ
アジがキビナゴで釣れるイメージはありませんが、 キビナゴで良く釣れる魚です。 大型のものはサビキ、オキアミでは全く釣れず、 キビナゴでしか釣れないということもあります。
また、大型だけでなく 小型のアジも活性が高いとキビナゴで釣れます。 ですが、アジがアミなどの小さな餌を ベイトとしているときはほとんど釣れません。
6.青物
青アジ、サバ、サワラ、カンパチ、ヤズ、ヒラマサ、 青物と呼ばれる魚はキビナゴで釣ることが出来ます。 ですが、遠投が必要なことも多いので、 釣れるチャンスは限られます。
7.カマス
カマスもキビナゴで良く釣れる魚です。 秋になると群れもたくさん入ってくるので、 キビナゴで狙う絶好のチャンス。 ルアーで反応しなくなっても キビナゴ釣りなら釣れる可能性は高くなります。
8.チヌ
チヌもキビナゴで釣れます。 チヌ釣りの餌としてキビナゴを使うことは ほとんどありませんが、 キビナゴを餌として使っていると よく釣れる魚です。
9.真鯛
真鯛もチヌ釣りと同じく、あえて餌として キビナゴを使うことはほとんどありません。 ですが、キビナゴで良く釣れる魚です。 大型のものだけでなく、 小さな真鯛もキビナゴで釣れます。
10.イカ
魚を釣っていると頻繁にイカが喰ってきます。 魚用に釣り針なので、 ほぼ釣り上げることは出来ませんが、 引き方ですぐにイカだと分かります。 アオリイカ、コウイカ、スルメイカ、 ケンサキイカ、ヤリイカ、 いろんなイカがキビナゴで釣れます。
キビナゴを使った仕掛け
簡単な仕掛けの作り方を紹介
キビナゴを使った釣り方は いろんな仕掛けの作り方がありますが、その中でも、 最も簡単な仕掛けの作り方を紹介します。 非常に簡単な仕掛けですが、 色んな魚が釣れますよ。
キビナゴを使った釣りの仕掛け
ルアー釣りで言うところの、 スプリットショットリグです。 ウキ釣りなどでキビナゴを使うことが多いですが、 この仕掛けだと、ルアーのように キビナゴをアクションさせることが出来ます。
そのため、ルアーで釣れる魚は ほとんど釣れるといっても過言ではありません。 この仕掛けのポイントは、 仕掛けの作り方より、餌の作り方。
キビナゴを新鮮なままで使うと この釣り方はあまり良くありません。 すぐに餌がボロボロになって外れるので、 餌は水分を抜いて硬くして使います。
餌の作り方
餌の作り方は簡単。 キビナゴを用意したら、塩をたっぷりかけます。 塩をキビナゴに満遍なくまぶしてして放置。 すると、ドンドン水分が抜けて キビナゴが硬くなります。
1時間ぐらい放置すれば ほとんど水分は抜けると思います。 どれくらい放置するか?というのは、 自分なりに硬さを調整するのが良いと思います。
半日ぐらい放置したものでも 普通に釣れるので、あまり時間は気にせず、 自分がどれくらいの固さで釣りたいか? ということで、放置する時間を決めましょう。
塩がベタベタ付いた状態で 釣り場に持っていくのも良いですが、 後々のことを考えると、保存の仕方も 考えたほうが良いと思います。
餌の保存の仕方
ある程度水分を抜いたキビナゴは 水でキレイに塩を洗い流します。 水洗いした後は、キッチンペーパーなどで キレイに水分をふき取ります。 後は、タッパーなどに入れて冷凍です。
釣り場に持っていくときは、 クーラーなどに入れていくのがおすすめ。 釣り場では、使う分だけ取って、 後は冷凍したままにしておくと、 残った餌は次の釣りでも使うことが出来ます。
しっかり水分を取っておけば、 凍ったままでも1匹づつ取ることが出来るので、 水分をしっかりふき取って冷凍しましょう。
餌の付け方
キビナゴの餌の付け方です。 餌の付け方は自由ですが、 ルアーのようにアクションさせるので、 なるべくまっすぐ付けるのがコツ。 1.目から針を刺します。
2.体の真ん中に針を刺します。
ルアーのオフセットフックの付け方のように、 針を隠すことが出来るので根掛かりにも 強い餌の付け方です。
キビナゴ(餌)釣りの釣り方
エギングぐらいの距離は狙える
キビナゴを使った釣りは、遠くに投げずに、 比較的近いところを狙う釣りです。 遠くに投げたかったら投げても構いません。 遠くに投げても、キビナゴの水分を抜いているので、 餌が外れずにちゃんと飛んでいきます。
ただ、遠投する場合は仕掛けをキャロリグに してオモリを重くしましょう。 通常は噛み潰しを使うので、 重くても1号、2号です。
1号、2号あれば、エギングと同じぐらいの 距離は狙うことが出来ます。 キャロリグは絡みやすいので、 どちらかというと、スプリットショットリグの方が やりやすいと思います。
アクション
アクションさせて釣るのがこの釣り方の 最大のポイントです。 釣り方のイメージはワームの釣り、 もしくは、スーパースローなメタルジグ。 ゆっくりタダ巻きしたり、リフト&フォールしたり、 チョンチョンチョンとかるくしゃくったり。 比較的強めに動かしても問題ありません。
釣り方① ルアーのように動かす
キビナゴを投げた後は、普通のワームや、 メタルジグを動かす感じで問題ありません。 ルアーのアクションより、ゆっくり動かすことを 意識する程度で良いと思います。
釣り方② ドリフト釣法
シーバス、エギングなど、 他のルアー釣りでも良く使われるのがドリフト釣法。 ドリフト釣法とは、潮の流れにルアーを乗せて ルアーを流しながら釣る釣り方です。 大きな魚は潮に流されてくる餌を 潮下で待ち構えています。 そういう魚を狙うのがドリフト釣法。
キビナゴを使った場合は、このドリフト釣法で、 真鯛などが良く釣れるのでやってみましょう。 防波堤の足元から沖に走る 潮の流れがあったらチャンス。 ゆっくり沈んでいくぐらいのオモリを付けて、 後はフリーで流し続けましょう。 アタリはラインが走るので簡単に分かります。
色んな魚が釣れるのがキビナゴ釣り方の魅力
ルアーのように動かそう!
キビナゴを使った釣り方の紹介でした。 今回紹介した釣り方は、ルアーのように動かすので、 ルアーで釣れる魚は基本的に何でも釣れます。 キビナゴを塩で水抜きして使うので、 ワームなどのようにアクションさせても 餌が外れることなく使えます。
小さな魚から大きな魚まで 色んな魚が釣れるのがこの釣り方の魅力! ぜひとも一度チャレンジしてみてください。