ダイワ|シーパワー73 50-210
シマノ | ベイトリール 11 SC小船 XH 3000XH
ダイワ| ロッド 剛弓 カゴ 4-57遠投B
ダイワ|ミリオネア カゴ300
渚の遠投師|カゴ釣り工房 遠投ウキ 20号 ピンク
旬のイサキ!特徴からご紹介します
夏を代表する釣魚「イサキ」 伊豆半島から西の方面では「イサギ」 という呼称で呼ばれます。 旬は梅雨から盛夏の時期の為、 「梅雨イサキ」とか「麦わらイサキ」 などと呼ぶこともあります。 幼魚は横の縞が残っていることから 「ウリンボウ」と呼び、いのししの子と 同じ呼称で呼ばれます。 釣果が安定しているのは船釣りですが、 潮通しの良い磯や防波堤からのカゴ釣り など夜釣りで狙う玄人好みの対象魚です。 特に夏場は旬でもあり「夏の高級魚」の 代表格です。やはりお刺身が私は 一番好きですが、イサキの骨を煮込んで のあら汁を伊豆方面の民宿ではよく やってくれます。さっぱりとしてとても 美味しい一品です! 釣れた時、素手で持つと背びれ・尻ビレに 大きいトゲがありますのでタオルやメゴチ バサミなどを準備しておくと便利です。
◇イサキ釣行のベストな時期・釣り方のコツ
釣行に適した時期をご紹介
船釣りでは現在ほぼ周年で釣れる 魚種です。防波堤や磯からの釣り の時期は、初夏から晩秋がメイン になります。 最盛期は産卵期の梅雨時から 晩秋から12月一杯くらいまで となります。 梅雨時のイサキを「梅雨イサキ」、 盛夏時が「麦わらイサキ」といい 厳寒期は「寒イサキ」といいます。 幼魚は体側に3本の縦ジマ(魚は 頭を上にして縞を表現します)が ありますが、成魚になると 目立ちません。
◇釣果の上がる釣り方のコツ
釣果の上がる釣行セレクトです 【船釣り】 船は年間を通して五目釣りという「出船釣り目」で 出船をしています。アジ五目や真鯛五目という のも同様です。メインとしてイサキ狙いになる のは、梅雨時期から初秋までになります。 秋の回遊魚シーズンとは出船が異なります。 【磯】 ・地磯(陸続きで入れる磯場)では、ゴールデン ウィークの4月末くらいから10月の秋までが主な 釣行時期となります。また梅雨時期から晩夏まで は夜釣りで一晩中イサキを狙う釣り人も多くなり ます。 ・沖磯も地磯と釣果の上がる時期は共通ですが 渡船業者さんの関係上、朝から昼過ぎくらいまで が釣りをする時間になります。 潮通しの良い場所、もしくは直近で実績のある 場所を船頭さんと事前に話をして渡して いただくよう打ち合わせしましょう。 【堤防】 ・磯場と好釣時期は近い時期設定になります。 ゴールデンウィークから晩夏の9月くらいまでが 時期になります。4月から5月くらいの時期は 半夜釣りのアジ狙い・タカベ狙いなどとイサキの 幼魚(ウリンボ)を狙う釣り人も多くなります。 6月の梅雨時からはカゴ遠投釣りのメインの ターゲットとなり多くの釣り人が狙います。 堤防からのカゴ釣りでは90~100mクラスでの 大遠投が必要な場所もあります。
◇イサキ船釣りのタックルと釣法をご紹介
「船五目釣り」の代表格=イサキは棚を釣れ!
梅春から晩秋までの船五目釣りの メインターゲット「いさき」。 引きも強く、チャンスに恵まれれば 数釣りが可能なため人気の魚種です。 イサキ釣りは「棚を釣れ!」と 呼ばれるくらい釣れている棚を 合わせて行くことが重要です。 船釣りの場合は船長さんからの 指示する棚にまず合わせる事と、 コマセの煙幕が海中でどうなって いるか?を想定して釣りをすることが 釣果につながります。 よく「棚ボケ」といい、自分だけ 釣れなくなる時があります。 そんな時は釣れている方の棚を 聞いて教えていただくか? また、ラインのメーターを示す カラーでチェックし合わせます。 更に仕掛けの投入を早くすることも 船釣りでは重要です!
イサキ船釣りおススメのタックル
ダイワ|シーパワー73 50-210
船五目釣りに最適! 軽くて持ちしなりが 少ないダイワ! 胴にのる6:4の調子です。 標準全長(m):2.10 継数(本):2 仕舞(cm):110 標準自重(g):180 先径(内径/外径)(mm):1.2 元径(mm):12.9 錘負荷(号):30-100
イサキ釣りなど五目釣りにぴったり!
シマノ | ベイトリール 11 SC小船 XH 3000XH
船釣りではベストセラーのシマノ 小船シリーズのリールになります。 ギア比:4.6 最大ドラグ力(N)/(kg):78.4/8.0 自重(g):450 PE[パワープロデプスハンター船] 糸巻量(号-m):5-370、6-300、8-200 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):72 スプール寸法(径mm/幅mm):50/43 スプール下巻ライン(PE号-m):5-200、6-200 ベアリング数S A-RB/ローラー:3/1 ハンドル長(mm):60/79
◇船釣りで釣果を上げるコツ~付け餌とコマセの同調
仕掛けは、ビシと呼ばれるオモリと 寄せ餌カゴが一体になった物に 片テンビンを付けて使います。 片テンビンから先はクッションゴム (2mm)を取り付け船五目仕掛け やイサキ専用仕掛けを取り付けます。 最初の投入するとき、船長の指示棚 より仕掛け分(2~3m)深く落とます。 竿を振りコマセを出しコマセ煙幕を作り、 付けエサがその中に入るようイメージし、 リールを2~3回転巻きます。 ここで「喰いを静かに待つ」ようにします。 そこで食い気が立たなければ同じ動作を 2回くらい繰り返し上層に向かって 仕掛けを巻き上げます。 ウィリー巻きの仕掛けを使うときも あまりシャクリ過ぎると餌をついばむ タイミングを魚が取れませんので しゃくっては喰いを待つ・・ような イメージを持ってください。 イサキ釣りで釣果を上げるコツは、 「追い食いをさせる」事です。 (複数匹を一度に釣る事です) 追い喰いにはよく2ケースあるのですが、 1つは「最初の当たりでゆっくりと手で リールを2~3回巻き」追い食いを待つ やり方。もう一つは一回目の当たりで仕掛け をそのままにして暴れる魚にコマセを 出させるイメージで追い食いを待つやり方です。 いずれもサイズが大きい時は追い喰いさせる のではなくこまめに取り込むように した方がいいです。 ☆付けエサのポイント☆ 船釣りで付けエサはオキアミ、もしくはイカタンが メインです。コマセはエリアで差異はありますが アミエビがほとんです。 追い食いをさせて釣果を上げる為、針に付け餌が 付いていることがとても重要になります。 例えば3本針の仕掛けでしたら、餌をそれぞれ替え 当たり餌を探っていく事も一つの手です。 またイカタンやバイオベイト(イカタイプやエビタイプ) なども準備するとベストです! バイオベイトなどは外道対策にもなりますし、 生エサが針から外れるのを防止することにも 使えるからです!
船釣り用仕掛け

船釣りお馴染み!ヤマシタのウィリー 巻き仕掛けです。 船五目対応が多くイサキだけでなく 真鯛・アジ・サバなど近海の美味しい 魚が釣れる仕掛けです。 その日により釣れるカラーが替わります が、ピンク系・グリーン系がメインです。 イサキはよく「目が良い!」といわれます。 ハリスはフロロカーボンの1.5号から 2.5号までを基準に選ぶようにします。
◇イサキとの接点⇒釣り針セレクトのコツ
イサキ釣りで船・磯・防波堤ともに私の最大の こだわりは、「針のセレクト」と「チモトのMY 加工」です。 針は金色を好んで使うようにしています。 またチモト(ハリスを結ぶところのこと)に 怪しく光る!ビーズなどを付け餌を強調する ようにしています。 私の東伊豆での使用実績でご紹介します!
金龍イサギ針~たたきがあり乱反射する
釣り針メーカー「金龍」さんのイサギ用 フックです。部分的に叩きが入っていて 反射するような作りになっています。 これで擬餌餌+生エサを抱き合わせに してカゴ遠投の時の餌取れ防止と外道の 餌取り防止をしています。 針のサイズ(号数)は6~7号位をメイン に使用しています。
針チモト用ビーズ
釣り師によって好みが分かれる 「針チモト用ビーズ」を紹介します。 これはモリゲンさんの天然石を 使ったタイプです。イサキはきらきら している物が好きなようです。 天然石以外でもビニールタイプや チューブタイプなどもあり廉価な ものもたくさんあります。 できるだけ小型のもののほうが、 サバなど外道の喰いは避けられます。
◇イサキ磯・堤防釣りタックルと釣り方のコツ
磯・堤防からは現在はカゴ釣りがメイン!
磯・堤防からはカゴ釣り仕掛けを使って 狙うようになります。 場所は実績のある磯・堤防をリサーチし、 潮通しの良い所を確保するよう情報を キャッチするのが必須です。 イサキは半夜もしくは夜中狙いの 釣り人も多くなります。 段階を追っていけば十分なのですが、 夜釣りは最初は知り合いの方に同行 していただき、明るいうちに釣り場に 入るようにしてください。 スタイルもライフジャケット・スパイク ヘッドライトは必須としてください! 堤防での夜釣りは夏場ということも ありますので、虫除け・蚊取り線香・虫 除けネット付き帽子も携帯忘れずに!
◇磯・堤防からのカゴ釣りのコツ
実績のある場所をリサーチし、 潮時表より潮が動き出すタイミングを 見計らうようにします。地磯でのイサキ 釣りで初夏から夏場は夕マズメからの 半夜釣りが多くなります。 潮は上げっぱなの3分くらいから 上げ一杯から下げだすくらいが タイミング的には最適になります。 また一概には言いづらいですが、 満月時より新月のときの方が釣果が 上がると言われています。 船釣りの「イサキはタナを釣れ!」と 同じで磯・堤防での釣りも当たりタナ を探っていく事が最大のポイントです。 複数人数で釣行されるときは、根の位置 や水深にもよりますが棚を「竿の長さで 1本~1本半まで」でスタートする人と 「竿2本から逆に浅くしていく人」と 分けて当たりを待つようにします。 イサキが回遊してきたら当たりタナを 教えあうようにします。
磯・堤防用タックル:ダイワカゴ遠投ロッド
ダイワ| ロッド 剛弓 カゴ 4-57遠投B
ダイワ ロッド 剛弓 カゴ 4-57遠投B 標準全長:5.70m 継数:5本 仕舞:130cm 標準自重:380g 先径:1.9mm 元径:26.5mm 錘負荷:10-15号 カーボン含有率:99% Xトルク(ネジレ防止構造) V-ジョイント 太径高感度カーボンチューブラー穂先 センサーハンプパイプシート 合わせマーク
カゴ遠投タックル:ダイワベイトリール
ダイワ|ミリオネア カゴ300
ハンドル一回転当たりの巻き上げが 多いので仕掛け回収が早いのが特徴。 その分打ち返しが増やせられます! 巻取り長さ:82cm(ハンドル1回転あたり) ギア比:6.3 自重:370g 最大ドラグ力:8kg 標準糸巻量(ナイロン号-m):6-200 ベアリング(ボール/ローラー):8/1 高剛性アルミボディを採用 6.3のハイギヤ RCSハンドルノブ(S)対応。
遠投用キータックル:羽根ウキのセレクト
渚の遠投師|カゴ釣り工房 遠投ウキ 20号 ピンク
ウキのセレクト方法です ①遠投した時に、仕掛けのカゴに付いて行く ②カゴの負荷表記とマッチ(沈まないこと) ③釣り場が逆光の時は黒が必要になる ④磯場での使用でもすぐ羽が壊れない ⑤夜釣りでの対応も可能(LED装着可能) 種類はたくさん販売されていますが、 発砲素材を使ったミサイル型が一番安心 して使用できるのでおススメです。
遠投用カゴベストセラーモデル!
ちょい投げやカゴ遠投用のカゴです。 ヤマシタから発売されているポピュラー なタイプですが歴史のある!?モデル です。 他にもさまざまなタイプがあり、 天秤付きやカゴの下部が竿の あおりで開いたりするものなどが あります。 号数は渡船でのカゴ釣りの時は 6号から8号位で対応できます。 地磯や防波堤からの大遠投の時は 10号から12号を目安に使います。
磯・堤防釣りセット仕掛け
初めての釣りの時は、携帯される事を おススメします。 ちょい投げでのウリンボウ狙いや五目 釣り対応が可能です。
付けエサとコマセのちょっとしたコツ
付けエサは地磯・防波堤ともオキアミが メインになります。 喰いの悪い時の付け方のコツです。 ①オキアミが針の軸に対してまっ直ぐに 付ける ②アピールする時は、オキアミ2匹を針 に行き違い(↓↑)に付ける ③殻をむいて付けてみる ④オキアミより小さい「アミエビの大か、 中サイズを付ける」 などです、魚との接点ですのでいろいろ 試してみましょう。
コマセにプラスして煙幕パワーアップ
コマセのまとまりがよくなり、ぱらぱら っとカゴからコマセを出すのが目的です。 白さが強みの、夜釣り専用配合エサ! 視認性の高い、白い配合エサ。 夜でも、エサ作り、カゴ入れ、コマセ ワークなどがしやすくなっています。 輝きでアピールする素材”キララ”も 大量配合。白さと輝きの相乗効果で、 夜釣りで強い集魚力を発揮します。 内容量:1500g
◇ルアーを使ってのイサキ釣り
ルアーの使ってのイサキ釣りをご紹介します。 潮通しの良い磯場や防波堤の先端部などが おすすめの場所になります。 また半夜釣りのアジングでウリンボ(イサキの幼魚) が釣れる事もあり、これから開拓していける イサキの釣り方です。 写真のジグとワームの持参をおススメします。
ジグを使ってのルアー釣り
ジグは12g以下でチョイス。 潮通しの良い磯場から釣る場合、 磯2~3号の4.5mのロッドを 使ったりショア―ジギング用で ライトなロッドをおススメします!
自重:12g フックサイズ:#4 左右へのスライドを抑えたボディ形状。 揺らめきながら素直に下へ落ちてくれる ため、任意のポイントへフォールさせる 事ができる。 ティンセル付きサクサスアシストフック搭載。
携帯したいルアータックル:ワーム&ソフトルアー
携帯したいタックルでワームとソフトルアーを ご紹介します。 これは磯・防波堤でのカゴ釣りの時も使用できる タックルになります。カゴ釣りを含めて釣りで 釣果を上げるコツは他の釣り人よりも 「餌の付いた仕掛けを流す事」だからです。 カゴ釣りも遠投する際によく餌が外れたり、 餌取りに付け餌をとられる事が多々あります。 そんなときにワームやエビ・イカタンタイプ のソフトルアーを携帯し生エサと一緒に 付ける方法です。
◇磯・堤防からイサキと出会うコツ
磯・堤防からイサキと出会うコツです。 釣具店で磯釣り遠投関連のタックルを ご覧になるとおわかるように、ロッド・ リールはもちろん羽根付きのウキから 遠投用のカゴのバリエーションなどなど 非常に多くの品揃えになっていると思います。 非常に熱心なファンが多いのがイサキ釣りです。 釣行されると両隣にはベテランがいることが予想 されますが、まず挨拶をして「臆せず釣りを楽しむ」 ようにしましょう! 判らないことはどんどん両隣さんにお聞きするのも 釣果を上げるコツです! あとは、釣り場をきれいにするよう心掛ければ、 イサキを手にするチャンスが増えます。 夏が最盛期のイサキ! 是非チャンスをゲットしてください。