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テキサスリグの作り方!初心者でもわかる9のポイントをご紹介

ワーム釣りの仕掛けの中でも必須の、有名リグであるテキサスリグの作り方です。ブラックバス釣りやカサゴ(ガシラ)・メバル・キジハタなどのロックフィッシュまで使えて、テキサスリグの作り方はとても簡単です。初心者の方でもわかりやすいポイントを見ていきましょう。
更新: 2021年3月6日
mugichacha
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「テキサスリグ」とは?

ルアーワーム釣りの仕掛けでよく使われる 代表的なリグがテキサスリグです。

バス釣りやカサゴ(ガシラ・アラカブ・ホゴ)、 メバル、キジハタ、アイナメなどの ロックフィッシュ釣りなどで使われる テキサスリグですが、仕掛けはとても簡単で、 一度覚えれば難なくできると思いますので、 初心者の方も是非、挑戦してみてください。

テキサスリグを簡単に作る9のつけ方ポイント

1/9.【テキサスリグの作り方】シンカーを通す

このとき、シンカーの前に ペグ止めを入れて (シンカー止め) シンカーの動きを固定する つけ方もあります。 その時の、動きかたを 替えたい場合には 試してみてもいいでしょう。

まず一番初めに、 ロッドにラインが通っている状態で テキサスリグ用のバレット型シンカーに ライン(糸)を通していきます。 シンカーを通す方向は、 円錐の錐状に尖った部分から 差し込みます。 ビーズを使う場合には、 この時点で、シンカーの後に ビーズを入れておきます。

2/9.【テキサスリグの作り方】フック(針)をつける

つけ方のコツ

次に、フック(針)にワームをセットします。 やり方としては、ワームをセットせずに フック(針)のまま次へ進んでも構いませんが ワームを先にセットしておくと、 ワームの重みで、仕掛け(リグ)が 作りやすくなるのでおすすめです。

3/9.【テキサスリグの作り方】ラインを通していく

手早くできるライン(糸)の結び方は「ユニノット」

先ほどの、 シンカーとビーズを入れる場合はビーズを 通したライン(糸)にフック(針)を シンカーはそのままに、つけていきます。 結び方は、簡単で強度の高い 「ユニノット」という結び方で結びます。

4/9.【テキサスリグの作り方】ユニノットの結び方

左手にライン(糸)を2本束ねます。 短い方のライン(糸)は10~15センチほど 余裕を出しておきます。

15センチほど残しておいたライン(糸)を 右手で持ち、フック(針)のアイに通っている 2本のラインにぐるぐる巻いていきます。 巻く回数は4~5回で強度が出ます。

5/9.【テキサスリグの作り方】短い方のラインを引く

そのまま、4~5回目の最後を 最初にできた大きな輪に通して 少しずつ引いていきます。 あまりキツク結ばないように 軽めに結びます。 このとき、結び目になる部分に 水分を少しつけておくと 摩擦でラインが切れたり 痛んだりすることをある程度防げます。


6/9.【テキサスリグの作り方】長い方のラインを引いて締める

ある程度、短い方のラインが結べたら 長い方のラインを引いていきます。 このとき、 短い方のラインは結び目を結ぶ役割と、 長い方のラインが結び目を移動させていきます。

7/9.【テキサスリグの作り方】フック(針)まで引く

ラインの結び目がフック(針)のアイまで届いたら 長い方のラインと短い方のラインを 調整しながら締めていきます。

8/9.【テキサスリグの作り方】短い方のラインを切る

ラインが締められたら、 短い方のラインをカットして完成です。

9/9.【テキサスリグの作り方】できあがり

<結び方・つけ方の4つのコツ> ・1.簡単で強度の高い結び方は 「ユニノット」 ・2.フック(針)には、 ワームを先にセットしておく ・3.結び方の途中結び目には 水分を含ませておくといい ・4.短い方のラインと長い方のラインで 役割がある

テキサスリグの作り方動画

ラインの結び方

パロマーノット10の簡単工程

パロマーノット

多くの釣行でつかわれている ユニノットも強い結び方ですが、 パロマーノットもダブルのラインで強く 結び方がとても簡単ですので、 おすすめの結び方のひとつです。

パロマーノット1.

大きく分かりやすくするために これをルアーと見立てて説明します。 革部分がルアーとして、 ステンレス部分がアイとして 見ていきます。

パロマーノット2.

左:ルアーとルアーアイ 右:ライン ルアーのアイ部分にラインを通しますが、 このとき、ラインを20センチ前後余裕を残して ダブル(二重)にします。


パロマーノット3.

そのダブル(二重)にしたラインを ルアーのアイに10センチほど通していきます。

パロマーノット4.

ルアーのアイに通したラインを きつくない程度に止め結び(一重結び)で 結んでいきます。 このとき、 アイに通っているダブル(二重)のライン部分は 指一本が通る程度の緩め方まで結んでください。

パロマーノット5.

緩めに結びますが、 アイに通した方の短いダブルラインを ルアーの大きさが通る大きさまで ラインを持っていきます。 アイ部分の輪は先ほどと同様 指一本入るほどの締め方のまま すすめてください。

パロマーノット6.

さきほどのルアーが通る大きさにした ダブルラインの輪を広げながら、 結び目をキツクせずそのまま ルアーに輪部分を一周すっぽりと 通していきます。

パロマーノット7.

ラインの輪がすっぽり通ったら、 ロッド側から出ている長いラインと 一緒に短い方のラインをダブルで ゆっくりと引いていきます。

パロマーノット8.

そして、ある程度しまってきたら 短い方のラインを ゆっくり引きながら締めていきます。 さきほどの少し残っていた輪が 少しずつ締まってきます。 このとき左手は、 ルアーを持っておくと結びやすいです。

パロマーノット9.

大体絞められたところで、 ランをダブルで完全に締めます。 この場合も、 左手は、ルアーを持っておくと 締めやすいです。 この工程あたりで、 結び目に、水分を含ませておくと ラインに摩擦がかかりにくくなり 釣行時にラインブレイクしたり ラインに傷がついてしまうのを 軽減できます。

パロマーノット10.

ラインが締められたら、 最終、短い方のラインを短くカットして 完成です。 このときのカットする長さは、 個人差はあると思いますが 5ミリ前後残す感じでカットするといいです。 あまり短すぎると、 結び目がほどけてしまうといった トラブルがあるかもしれませんので ある程度残し気味でカットしてください。


テキサスリグにビーズを使う効果は?

テキサスリグでは、ワームとシンカーの間に ビーズをかませるつけ方もあります。 このつけ方をした際の効果としては ワームをザリガニや小エビ系のワーム、 またはパドルテールワームにします。

このつけ方で、ザリガニなどの甲殻類独特の ハサミをカチカチと鳴らす音を シンカーとビーズがぶつかりあうことで 同じような音を演出することができるのです。

カチカチとぶつかりあう音が ブラックバスやその他対象魚に 有効な活性の場合と、 逆にそうでない場合もありますので、 その日のポイントや天候など 釣り場に着いてからテストして ビーズを付けた場合と付けない場合を 試してみるといいでしょう。

シンカー選びのコツ

バレット型シンカーのデメリット

シンカーの付け方はラインに差し込むだけですが シンカーの種類は、昔は鉛が主流でした。 鉛の場合には、何度かキャストしている間に ボトムや岩、石ころなどと接触し、 形が変形してしまったり、水中に溶け出し 鉛中毒の危険性などがあります。

バレット型シンカーの主流

最近では、タングステンや、 ブラスが主流になりつつあります。 鉛では、その価格帯が安価であることで 使用することが多いですが タングステンなど少し高価であっても 固い素材ですので、変形などの 危険性は少ないといえそうです。

タングステンの穴には 樹脂が巻いてありますので ラインにもやさしいです。

おすすめシンカー

タングステンなどに変えても その結び方やつけ方はかわりませんので 価格に納得がいくのであれば、 タングステンをおすすめします。

テキサスリグの変わり種ビーンズシンカー

JUNGLEGYM(ジャングルジム)社製の ビーンズというシンカーを使ったリグがあります。 このリグは、「ビーフリーテキサスリグ」といい、 通称「ビフテキ(リグ)」と呼ばれています。

通常のテキサスリグの仕掛けと作り方は 同じで、シンカーだけが、 JUNGLEGYM(ジャングルジム)社製の ビーンズというシンカーを使うということです。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%81%95%E3%82%81%E9%87%9D-SASAME-%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BATG-J505-5g/dp/B011K8BV5S/ref=sr_1_11?ie=UTF8&qid=1502438132&sr=8-11&keywords=%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC

ビーフリーテキサスリグの利点は、 ラインとその結び目がシンカー内に収まり 傷を防ぎ、ラインブレイクを抑える構造。 そのシズクのような形から、 ストラクチャーをすり抜けやすくなっています。

素材もタングステンを使用していますので 鉛のように、ストラクチャーにあたって 形が変わったりしにくくなっています。

最期に

テキサスリグは、 ルアーワームでの釣りにおいて 必須のリグ(仕掛け)です。 いろいろなリグ(仕掛け)がありますが、 その中でも最初に覚えておくことが理想です。

基本のテキサスリグには、 バレット型シンカーと、 オフセットフック(針)と、 ワーム・ラインで仕掛けが出来上がりますので 初心者の方でも簡単に作ることができます。

まず、このテキサスリグを覚えて ジャンジャン釣り場でキャストしてみましょう。 そして、リグと結び方には 種類がありますので、 ひとまず1~2種類覚えておけば 釣行には十分間に合います。

いろいろな釣り方のひとつに 役立てたらうれしいです。 たのしいフィッシングライフを応援します。