Gきびなご 約100g
PRO MARINE 投カニアミ
カニの釣り方をまとめてご紹介!
投げ釣りと岸壁釣りどちらでも楽しめる!
魚ではないので、強い引きや繊細なアタリは楽しめませんが、身近なポイントで美味しいターゲットが狙えるカニ釣り。釣りの最中は小型のカニしか見かけませんが、水中には意外な大物が潜んでいます。
カニの投げ釣りと岸壁釣り、二つの方法と動画をまとめてご紹介!釣れるカニの種類も紹介しているので、知識のない方も是非挑戦してみてください!
カニ釣りで釣れるカニをまとめてご紹介!
代表的な4種をご紹介!
カニ釣りでは、さまざまな種類のカニが釣れます。釣りに出かける前に食べて、美味しいメインとなるターゲット4種をチェックしておきましょう!釣り方は同じですが、釣れる場所ではまとまって釣れるので、美味しいカニが釣れるポイントへ出かけてみましょう!
1/4.イシガニ
イシガニは日本全域に生息するカニ釣りで、もっともポピュラーなカニです。汽水域から堤防まで、岸に近い浅瀬を好むので、どの釣り方でもよく釣れます。イシガニの名の通り、殻が硬く爪も強いので、挟まれないように注意しましょう。食べる時も殻を割るための道具が必要です。
2/4.ヒラツメガニ
ヒラツメガニもイシガニと並んで、カニ釣りでメインになるターゲットです。日本全土に生息し、やや小ぶりですが、殻が柔らかく食べやすいのが特徴。背中にH型のくぼみと模様を持っています。
3/4.ワタリガニ
ガザミとも呼ばれます。日本全土に広く分布。泥や砂時のポイントを好みます。カニ釣りで釣れるカニの中でも味、価格ともに高く一番人気のターゲットです。
4/4.タイワンガザミ
青みがかった体色でアオガニとも呼ばれています。ワタリガニと生息域が似ていますが、やや暖かい地域を好む傾向があるカニです。こちらもワタリガニ同様、味がよく人気のターゲット。夜間は泳いでいるところを見つけることもできるので、釣れるポイントを探しましょう!
食べられないカニは要チェック!
代表的な2種を確認しておこう!
カニの一部には、筋肉に毒を持つ食べられない種類がいます。中毒症状だけでなく死亡事例もある強い毒なので、必ず確認するようにしてください。種類の分からないカニが釣れたら、画像で情報を確認、分からない場合は持ち帰らないのが無難です。
1/2.スベスベマンジュウガニ
体がスベスベで丸みがあり、模様は甲羅全体に広がっています。関東から九州の暖かい地域に生息。近海のエビ漁などに紛れるこのカニは、カニ釣りでも釣れることがありますが、身に毒があり食べることができません。
トゲや爪から毒を出すことはありませんが、傷から毒が流れ出す可能性があるので、なるべく触れないようにしましょう。
2/2.ウモレオウギガニ
南西諸島を中心に暖かい島に生息するカニですが、和歌山県沖で生息が確認されています。見た目は溶岩が固まったような突起と模様があり、こちらも筋肉に毒を持っています。あまり釣れることはありませんが、もし見かけても持ち帰らないようにしてください。
カニ釣りにおすすめの時期
春から秋までの暖かい時期に楽しめる!
カニは冬の時期になると水温低下と共に深場へ移動、冬眠を行う場合もあるので、岸からの釣りは春から秋までの暖かい時期が中心になります。
産卵や餌の移動によって、どの地域にもよく釣れる時期がありますが、種類や場所によってタイミングはさまざま。釣具店やインターネットを使って出かける地域の情報を仕入れておきましょう!基本的には晩秋にピークを迎える場合が多いようです。
カニ釣りにおすすめの時間帯
カニ釣りは夜釣りがおすすめ!
カニ釣りのターゲットは基本的には夜行性、昼の間は砂に潜ってじっとしています。夜になると餌を探して泳いだり岸に近づくので、夕方から朝まで、夜を中心に釣りに出かけてみましょう。潮に乗って接岸するので、満潮に向かう満ち潮が有望で、潮の動きが大きい大潮がチャンスです。
カニ釣りが楽しめるポイントを2つご紹介!
1/2.防波堤
足場がよく常夜灯もある港や防波堤は、初めてのカニ釣りにピッタリ。カニが多いポイントは、岸壁沿いやテトラの間、船の下で泳ぐカニを見つけることができます。
投げても釣れますが、近距離戦でライトを照らしながらカニを探す釣り方がおすすめです。地域によって制限されている場合もあるので、出かける場所の情報を確認しておきましょう。
2/2.砂浜
サーフのカニ釣りポイントは他の釣り同様、河川の流入があり流れの変化がある場所がポイントになります。こちらも地域によって制限があり、投げ網のみNGという場合もあります。情報をチェックしてから釣りに出かけましょう。
カニ釣りのタックルをご紹介!
投げ釣りセットがおすすめ!
カニ釣りのタックルは、大きく分けて投げ釣り用と近距離用の2種類。オモリは20号から30号がついている場合が多いので、自作しない場合はそれなりに硬い竿が必要になります。
感度や引きに耐える性能は必要ないので、オモリに耐えられればどんな竿、リールでもOKです。投げる場合は長めの竿、探しながら釣る場合は短い竿を用意しましょう。
使用するラインもオモリに耐えられればOKですが、仕掛けが細かい網なので、ハリよりも頻繁に根掛りします。リールを使う場合、は太めのPEラインを巻いておくと安心です。
カニ釣りの仕掛けをご紹介!
投げカニ網をセットしよう!
カニ釣りの仕掛けには、カニ網と呼ばれる専用の道具を使用します。先端にオモリ、中央に餌袋がついて、周りにカニを絡め取る目の細かい網がついているシンプルな構造なので自作も簡単。
太いロープがセットになっているカニ網は、竿を使わず岸壁やテトラに直接アプローチできるタイプの製品です。
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カニ釣りの餌をチェックしよう!
魚の切り身がおすすめ!
Gきびなご 約100g
カニ釣りの餌は魚の切り身やイカの切り身、手羽先など鶏肉も使えます。泳がせて誘う釣りではないので釣った魚のアラでも十分です。カニ網に入らない場合はカットして投入しましょう。
匂いで誘う釣りなので、冷凍よりも生に近い状態での使用がおすすめで、取れたカニはタコ釣りの餌に使えます。
カニの釣り方とコツをご紹介!
アタリや引きはナシ!定期的にチェックしよう!
投げのカニ釣りは、他の釣りと違ってターゲットからの反応はありません。待つ時間の長い釣りです。釣果を上げるコツは、投入時に軽く竿をあおって、エサのにおいを海中に漂わせること、ある程度泳ぐことができるカニなので寄せる効果があります。
投入地点を吟味することもコツのひとつで、他の釣りのように変化のある場所を狙って仕掛けを投入しましょう。海の流れの変化や波の砕け方が違う場所はチャンスアリです。投入後は20分程度待って仕掛けを回収します。
網やエサの消耗具合を確認してから再投入することもポイントです。 目で見て探すカニ釣りのコツはライトの性能!懐中電灯ではなく強力な釣り用のヘッドライトがおすすめです。
カニ全体が見えなくても目は緑色に反射するので、目を探してエサを付近に投入します。水中から上げると爪を開けるので、ためらわないよう一気に引き上げてください。
カニの投げ釣りを動画でチェック!
投げ竿でカニをゲット!
投げ竿を使うカニ釣りを紹介している動画です。餌をセットしたらカニ網に取り付けて仕掛けをキャスト!あとはひたすら待つのみです。特別なテクニックは必要ないので、釣り初心者の方でも手軽に楽しめる釣りと言えます。
岸壁のカニ釣りを動画でチェック!
近距離戦を楽しもう!
岸壁やテトラのカニ釣りは、短い竿を使ってライトで探しながら、すぐそばにエサを落として釣る釣りです。絡め取るカニ網がない場合は、タモですくってもOK。
カニの動きも楽しめるので友達同士での釣りにおすすめです。夜間の海辺は危険なので、ナイトゲームは複数人で出かけましょう!
釣ったカニを持ち帰ろう!
持ち帰り方とさばき方をご紹介!
釣ったカニは、鮮度を保って美味しい状態で持ち帰りましょう!数時間の釣りなら、クーラーボックスに凍ったペットボトルを入れておく程度で十分冷やすことができます。
身が水っぽくなる氷水よりも、保冷材など水の出ない冷やし方を選んでください。大量に釣れる場合はカニ同士でケンカしないように、輪ゴムで爪を縛っておく方法がおすすめ。
さばき方は、甲羅を剥がし口やエラを取り除いてから、食べやすい大きさにカット。タマゴやミソも外しておきましょう。水で洗い、水気を取って完成です。鮮度で味が大きく変化するので、釣れた当日に調理するのがおすすめです!
美味しいカニをゲットしよう!
魚釣りとは違う楽しみがあるカニ釣り
カニ釣りの楽しさは、カニの動きが見えることや自分の予測が当たること、新鮮で美味しいカニを楽しめることです。魚釣りとは少し違いますが、タックルやクーラーボックスなどの道具は流用して楽しめます。
専用に用意する必要がある道具はカニ網だけ!美味しいターゲットを探している方は、地域の情報をチェックしてみましょう!