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スリーピングマットとは?
スリーピングマット(寝袋マット)とは、寝袋(シュラフ)の下に敷いて使うマットのことです。キャンプや登山でテント泊をするときに、まずみなさんが注目するのは寝袋(シュラフ)ではないかと思います。しかし、シュラフはそれ単体だけでは性能を十分に発揮することができません。今回ご紹介するスリーピングマット(寝袋マット)とあわせて使用することで、シュラフは最大限に効果を発揮できるようになります。
スリーピングマット(寝袋マット)と一口に言っても、サイズやタイプ、値段までモデルによって様々ですし、寝心地の良さを左右するアイテムですから、慎重に選びたいところです。ここでは、これからキャンプや登山でテント泊をされる方に向けて、スリーピングマット(寝袋マット)の役割、主な3つのタイプ、選び方、そしておすすめモデル6選をご紹介します。
スリーピングマットの2つの大事な役割とは?
1. 地面の凸凹を緩和する
スリーピングマット(寝袋マット)の大事な役割のひとつが、地面の凸凹を緩和する、ということです。登山ならもちろん、例えキャンプ地であったとしても、テントを張る場所にはどうしても多少の凸凹が存在します。地面がうねっていたり、大小の石が転がっていたり……寝袋(シュラフ)だけでは、そうした場所では快適に眠ることができませんが、スリーピングマットを使用することでフラットな寝床を作り出し、寝心地を改善することができます。
2. 地面からの冷気を遮断する
スリーピングマット(寝袋マット)のもうひとつの大事な役割が、地面からの冷気を遮断する、ということです。寝袋(シュラフ)にも断熱材が使われていますが、寝る姿勢になると体重によってつぶされてしまい、その効果を発揮することができません。下にスリーピングマットを敷くことで、地面と身体の間に断熱層を作り出し、体温を奪われずに快適に眠ることができるようになります。
スリーピングマットのタイプを3つご紹介!
1. クローズドセルタイプ
クローズドセルタイプはポリウレタンなどの発泡断熱素材で作られているスピーピングマット(寝袋マット)で、発泡素材の中にある気泡、つまり空気を断熱材として利用しています。メリットは値段が安いことと、耐久性が高いことです。空気を入れる他のタイプと違い、パンクすることなく使えることは特筆すべき点ですね。広げればすぐに使える手軽さも魅力です。
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写真は折りたたみ式のクローズドセルタイプのスリーピングマット(寝袋マット)。他にも、くるくると巻いて持ち運ぶロールマット式があります。
デメリットは非常にかさばることと、他のタイプに比べてクッション性が低く、寝心地も断熱性能も劣ることです。クローズドセルタイプはどうしてもザックの外側に取り付けて運ぶことになり、岩場や鎖場を歩くときに邪魔になってしまう場合があるので、注意が必要です。
2. エアータイプ
口、またはポンプで空気を入れることによって、空気による断熱層を形成するスリーピングパッド(寝袋マット)がエアータイプです。現在最も多彩な進化を遂げているのがこのエアーモデルで、形状や保温性能などの様々なバリエーションがあります。メリットは保温性が非常に高いことと、凸凹の地面でも快適な寝心地が得られることです。地面の凸凹に応じて、空気を入れる量を調節することもできます。それから、空気を抜いて収納するので、非常にコンパクトです。
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保温性が高いのがエアーモデルの特徴。さらに保温性を高めるために、ダウンなどの中綿を封入しているモデルもあります。
デメリットは、価格が高いことと、パンクをすると全く使い物にならなくなる、ということです。特にパンクについては深刻で、地面からの冷気に直接さらされることになるため、夏場でも快適に過ごすことはできません。パンク修理キットが付いている場合もありますが、暗いテントの中で修理をするのはなかなか難しいです。また、いちいち膨らませなければ使えない、という点も、時間が限られた登山の場合では不利になります。
3. 自動膨張タイプ
自動膨張タイプはバルブを開けると、中のウレタンフォームがある程度まで自動的に膨らんでくれるスリーピングマット(寝袋マット)です。メリットは膨らませる手間がエアータイプに比べて少ないことと、寝心地がクローズドセルタイプよりも良いことです。
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もともとサーマレスト社が開発した特許製品でしたが、特許が切れた後は他の多くのメーカーが自動膨張タイプをリリースしています。
デメリットは価格が高いことと、中にウレタンフォームが入っているとはいえパンクしたらほとんど使い物にならない、ということです。また、内部のウレタンフォームのおかげで、エアータイプよりも多少かさばります。
スリーピングマットの選び方の5つのポイント
スリーピングマット(寝袋マット)の3つのタイプをご紹介しましたが、ここではさらに詳しく、選ぶときに具体的に気を付けたい5つのポイントをご紹介します。
1. 暖かさは寝心地を左右する重要なポイント!
夏場はあまり気を使う必要はありませんが、冬場の登山であれば死活問題になるのが、スリーピングマット(寝袋マット)の暖かさの問題です。どのくらい暖かいのか、ということを客観的に数値化したのが、R値と呼ばれるものです。 R値は、製品の熱の伝わりにくさを数値化したメーカー共通基準で、数字が大きくなればなるほど熱が伝わりにくい、ということになります。製品の表示を見ると、1.0から10.0くらいまでと様々です。大体の目安として、1以下なら真夏用、1〜2.5で夏前後、2.5〜4が春夏秋の3シーズン用、4以上なら春夏秋冬の4シーズン用、ということになります。
R値は全てのメーカーが公表しているわけではありませんが、断熱材の有無や厚さから推測することは可能です。同じ材質なら厚い方が暖かいですし、ダウンなどの断熱材が封入されている方がより暖かいです。 また、R値は足し算することができます。2枚重ねて使うことも雪山など厳冬期の登山では珍しくありません。それぞれのスリーピングマット(寝袋マット)のR値が高くなくても、重ねて使うことで寝心地や断熱性を高めることができるのです。
2. コンパクトさを取るか、寝心地を取るか?長さと形状について
自分の身長と同じ長さ以上のスリーピングマット(寝袋マット)があれば、よい寝心地を得ることができておすすめです。しかし、その分大きさは重く、かさばるため、持ち運びには不利になります。どうしても荷物の大きさと重さを切り詰めたい、という方には120cmくらいまでの長さのスモールタイプという選択肢もあります。
ただし、冬の寒さに耐えるためには、断熱性が低いスモールサイズでは力不足です。冬に快適に過ごすためには、身長をカバーするスリーピングマット(寝袋マット)がどうしても必要になります。 形状については、一般的な長方形やそれに近い形状のものの方が寝心地が良く、断熱性に優れますが、やはり大きく、重くなります。よりコンパクトで軽量なものを求める方には、肩幅ギリギリのサイズしかなく、4つの角を落とした形状のマミー型や、余分な場所を削ぎ落として極限まで軽量・コンパクトを突き詰めたチューブ型があります。
チューブ型は最低限の断熱性、寝心地を確保し、コンパクトさ軽量さを優先させた形状になっています。
マミー型の幅20インチ(51cm)モデルの例です。長方形の一般的なモデルは幅25インチ(64cm)くらいなので、それらから比較するとかなり狭いつくりをしています。
断熱性能と寝心地は、軽量性やコンパクトさとトレードオフの関係にあります。自分が優先させたいのは寝心地や断熱性か、それとも軽量さやコンパクトさなのか、良く考えて選びましょう。
3. 重さと携帯性・収納性について
スリーピングパッドは軽量に越したことはありませんが、一般的に軽量なモデルほど断熱性が低く、耐久性も低い傾向があります。空気ポンプが内臓されているタイプではポンプの重さが重量増の原因になっている場合があり、単純に比較ができないのも難しいところです。 収納性に関しても同様で、クローズドセルタイプは他の2タイプ(エアータイプと自動膨張タイプ)に比べて大きくかさばりますが、十分な断熱性もあり、軽量で、しかも安価、何より絶対にパンクしない耐久性があることを考えると、単純に「大きいから悪い」とは言えない魅力があるのです。
4. 見落としがちな空気の入れやすさと抜きやすさ
クローズドセルタイプ以外、つまりエアータイプと自動膨張タイプのスリーピングマットは、空気を入れて膨らませなければ断熱性を得ることができません。エアータイプについては自分の息を吹き込むか、ポンプを使用して空気を吹き込みます。自動膨張タイプについては、バルブを解放して数分経っても空気が十分に入らず、結局口で空気を入れる場合も多いです。 当然、出発前には空気を抜かなければ、収納することができません。空気を抜いてしまえば軽量でコンパクトに収まりますが、この空気を入れたり抜いたり、という作業も意外と手間がかかります。もし店頭で製品を確認できる場合は、どうやって空気を入れるのか、そしてどうやって空気を抜くのかを良くチェックしておきましょう。
5. 意外と気になる?表面の加工について
今ままで紹介してきたように、スリーピングマットは大きく分けて3タイプ、つまりクローズドセルタイプ、エアータイプ、自動膨張タイプしかありませんが、表面の加工についてはまさに千差万別、モデルによって様々です。寝心地を左右するポイントでもあるので、実際に製品を試す機会があるのであれば、ぜひチェックしておきたいところです。 また裏面についても、滑り止めが付けられている等独自の工夫を施したモデルも存在します。アウトドアショップなどで実際に横になって確認しておくと、テント泊の際に「こんなはずじゃなかった……」といった失敗を防ぐことができるので、ぜひ一度試してから購入することをおすすめします。
スリーピングマットのおすすめ6選!
ここからは、クローズドセルタイプ、エアータイプ、自動膨張タイプの各タイプ別に、おすすめのシチュエーションとおすすめのモデルを2モデルずつ、合計6モデルをご紹介します。
軽量で耐久性抜群!クローズドセルタイプのスリーピングマット
クローズドセルタイプは、その価格の安さや運用の手軽さから、初めてスリーピングマットを購入する方におすすめです。また、極限まで軽さを求める方には、最低限の快適さのみを確保した極薄のクローズドセルタイプを選ぶ、という方法もあります。 雪山など冬季の使用を検討する場合は、耐久性を何よりも最優先として、クローズドセルタイプと他のタイプ(エアータイプと自動膨張タイプ)を併用することをおすすめします。
1. サーマレスト リッジレスト ソーライト スリーピングマット
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アメリカ・シアトル製のクローズドセルタイプです。長さ183cmのモデルで重量400gと軽量、R値(暖かさ)は2.8と十分な性能です。
軽くて暖かく、価格も安いクローズドセルタイプのモデルは、信頼性が高くおすすめできる一枚です。唯一の欠点と言えるのは、収納時に大きくかさばる点ですが、ハサミなどで余分なところを切ってカスタマイズするという自由度の高さも魅力です。
2. サーマレスト ゼットライト ソル スリーピングマット
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同じくサーマレスト社の折りたたみタイプです。ロールタイプに比べると収納時がコンパクト。重量は410g、R値は2.6となっています。
同じ長さ183cmで比較した場合、上記のロールタイプの収納時サイズが51cm×20cm、この折りたたみタイプの収納時サイズが51cm×14cmで、6cmほどコンパクトになります。暖かさや重量はほぼ同等、価格は少し高めですが、こちらも信頼性が高くおおすすめのモデルです。
軽量・コンパクトで暖かい!エアータイプのスリーピングマット
エアータイプのスリーピングマットは、快適性に優れたモデルが多く、オートキャンプを中心にテント泊をされる方にはおすすめです。軽量なモデルも多く揃っているため、春夏秋と3シーズンに渡って登山をされる方にも、バランスの良いミドルクラスのエアータイプがおすすめです。雪山等、冬季の使用を検討されている方には、より保温性の高いダウンなどの中綿入りエアータイプをおすすめします。
1. シートゥサミット ウルトラライトインサレーションスリーピングマット
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長さ168cmのサイズで重量約410gと非常に軽量です。収納サイズも径10×23cmでとてもコンパクト。
クローズドセルタイプよりもコンパクトに収納でき、重量は同等、R値は3.3でさらに暖かく、エアータイプなので寝心地も良い優等生モデルです。価格は1万五千円前後ですが、シーズン通して安心して使用できる製品です。
2. サーマレスト ネオエアー エックスサーモ スリーピングマット
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R値が5.7と圧倒的な暖かさを誇るエアータイプのスリーピングマットです。長さ183cmで重量430gと、これだけの性能を実現しながら軽量なのもこのモデルの素晴らしいところです。
収納サイズも径10cm×23cmととてもコンパクトに収まります。寝心地も良く、寝転がると「マットが発熱している」と感じるほどの断熱性を誇ります。価格は3万5千円前後と高価なのが難点ですが、それだけの価値があると思わせてくれるモデルです。
手間の少なさと寝心地を両立!自動膨張タイプのスリーピングマット
寝心地の良さと膨らます手間の少なさが特徴の自動膨張タイプは、3シーズンに渡る一般的な登山に向いています。歩き疲れた状態でテントを張っている時に、スリーピングマットが自動で膨らんでくれるとありがたいものです。オートキャンプなどで快適性を最優先させる場合も、極厚の自動膨張タイプはおすすめです。
1. イスカ ピークライトマットレス 180
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長さは175cm、重量は580gと少し重量はありますが、収納サイズは13(底直径)×26(高さ)cmとコンパクト。R値は非公表です。
裏面には滑り止めの加工がされていて、リペアキットも付属するなど、細かい配慮が行き届いたモデルです。価格も9千円前後と、今回ご紹介したエアータイプよりもリーズナブルです。
2. サーマレスト ファスト&ライトシリーズ プロライト
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自動膨張タイプを生み出したサーマレスト社製の製品で、長さ183cmで重量480gと軽量に仕上がっています。R値は2.4と控えめです。
軽量でコンパクトに収納でき、かつ寝心地も良いバランスに優れた自動膨張タイプの製品です。3シーズン通して使用することができます。
目的にあったスリーピングマットで楽しいアウトドアライフを!
ここまで、スリーピングマットのおすすめモデル6選をご紹介してきました。スリーピングマット選びで難しいのは、安くて、軽量で、コンパクトで、断熱性が高くて、寝心地が良くて、パンクしない、というような、全ての項目で完璧なモデルというのは存在しない、ということです。 クローズドセルタイプ、エアータイプ、自動膨張タイプといった3つのタイプの中で、自分にとって何が必要な機能か、どういったシチュエーションで使うのかをしっかり考えて選べば、きっとぴったりのモデルが見つかることでしょう。目的に合ったスリーピングマットを選んで、これからも快適なアウトドアライフをお過ごしください!
スモールタイプを使う場合は、衣類を丸めて枕にしたり、ザックに足を入れて保温性を確保したりします。その分、荷物をコンパクトに、軽くすることが可能です。