トップガイド
エギングロッド エメラルダス STOIST AGS 84M
エメラルダス MX 89M
ダイワ エメラルダス AIR AGS 83ML
エギングロッドの種類と選び方をご紹介!
エギングロッドを選んでみよう!
高級ターゲットアオリイカを岸から狙える人気の釣り、エギング。初めての1本をお探しの方のためにエギングロッドの種類やタイプ、選び方をまとめてご紹介!簡単に釣れるターゲットではないので長時間集中して釣りが出来る軽くて使いやすいロッドを見つけましょう!
エギングロッドの特徴をチェック!
ハリと軽さが特徴的!
エギングロッドは長さを感じさせないロッドウェイトとエギを水中で跳ね上げる胴のハリが特徴のロッドです。キャスト時には空気抵抗の大きなエギの重さをしっかり胴に乗せて反発力で沖のポイントへ届けます。
手に持ったとき、実際に振った時は他の釣り竿よりもシャキっとした印象を受けると思います。近年はしっかり曲がるタイプで前アタリを捉える感度を重視した穂先のロッドが人気です。
価格による違いは特徴である軽さとハリの強さ、高価なロッドは感度と曲がりも兼ね備えています。安価なロッドは重さが気になったり小さなアタリに気がつけなかったりしますが入門には十分です。予算に合わせて自分にピッタリのロッドを見つけましょう!
エギングロッドのポイントは軽さとハリ、そして感度!
ロッドのアクションを動画でチェック!
初心者向けにエギの動かし方を解説している動画です。他の釣りに比べてかなり激しく竿を振り上げるので快適な釣りには専用ロッドが一番。
腕に力を入れてアクションを続ける釣りなのでロッド、リール共に軽量なモデルが疲れにくく人気があります。大きく跳ね上げる事でイカが興味を持って寄ってくるので長さとハリの強さを使って快適にエギを操作しましょう。
持ち運びは大丈夫?基本は2ピースロッド
センターカットの2ピースが主流
エギングロッドは他の釣りと比べてやや長めのロッドを使用するので専用のロッドはセンターカットの2ピースモデルが主流です。長さは丁度半分程度、86モデルであれば1.3m程度になります。車やバイクに乗せて運ぶ場合は問題ありませんが人の多い場所を通る時は穂先に注意、ケースに入れて持ち運びましょう。
他の方への配慮が大切です。電車やバス、出張に持って行きたい場合は4ピースや5ピースなど携帯性に優れるパックロッドがおすすめ。2ピースと比べると感度や曲がりはやや劣りますが仕舞寸法は50cm前後と旅行カバンにも入れられる長さです。お出かけの方法に合わせて使いやすい長さのロッドを選びましょう!
エギングロッドのガイドについて
ロッドのガイドにも注目!
トップガイド
リールから伸びた糸をロッドに沿って導くガイドパーツ。エギングは糸を出した状態で竿を大きく動かしながら釣りをするのでラインが絡みにくい形状をウリにしている製品が多くPEラインを傷つけない内部のリングも重要なパーツとして評価されています。
基本的にはどのメーカーも富士工業製のガイドを使用していますがダイワなど独自ガイドを武器にセールスを伸ばしているメーカーもあり釣り道具初心者の方は戸惑ってしまうかもしれません。
ガイドを気にしながらロッドを選ぶ場合はガイドについて触れていない製品やトップガイドのみ等記載されている製品を避ければ品質的に大きな問題を持った製品を避けられます。極端に安いロッドでなければ相応のガイドを搭載しているので初心者の方は大手メーカーから製品を選んでみてください。
エギングロッドの感度について
感度は高い方が面白い!
PEラインの太さや品質でも大きく変わるポイントですが感度は高い方が釣りを楽しめます。ですが極端に感度を上げようとするとほとんど曲がらず振ったら割れてしまいそうな使いにくいロッドになってしまうので各メーカーともバランスを取って製品を展開しています。
穂先が細かったり特殊な構造を持っている製品は繊細な釣りが楽しめますがラフな扱いで簡単に破損してしまいます。エギングでは大きくロッドを振るので初心者の方には安心してキャスト、シャクりが行えるロッドがおすすめです。
ハイグレードなロッドは感度が高く釣りが楽しくなりますがまずは入門向け、それなりの感度と強度を備えた製品からエギングを始めてみましょう。
エギングロッドの種類 春イカ向けと秋イカ向けの比較
アオリイカの成長に合わせてロッドをセレクト!
アオリイカは1年程度で寿命を迎える年魚です。秋は小型の200g前後が主体、警戒心も薄く好奇心旺盛なので比較的釣りやすいのが特徴。イカのサイズに合わせてエギも小型のものを使うので軽量なエギを操作しやすいMLクラスのロッドを選びます。
春の大型は2kgを越えるサイズでエギも大型でウェイトのあるモデルをセレクト、ロッドはMHでパワーとキャストに対応しましょう。釣る時期やターゲットのサイズが決まっていない場合は中間的なMクラスがおすすめ、使用頻度の高い3.5号のエギを快適に扱えるモデルを選んでみましょう。
エギングロッドの種類 パワーロッドとしなやかなロッドの比較
選び方の参考に!調子を比較してみよう
エギングロッド エメラルダス STOIST AGS 84M
モデルによる調子の違いの比較です。MLやMHといった硬さを表す記号が同じでもメーカーによってロッドのアクションは大きく異なります。エギを遠投、パワーで大きくアクションさせることで広範囲にアピールする釣り方には 余り曲がらない硬めのロッドがおすすめ。
感度も高く大型とのファイトも安心です。近年流行の流れを感じてナチュラルに誘う釣り方には良く曲がるロッドが最適です。アクションの初速を抑えて違和感を与えず警戒心の高い春イカにアプローチできます。
初めての方にはアクションをつけやすいやや固めのロッドがおすすめ、釣りに慣れている方は慣れればジャークが快適、小さなアタリも捉える柔らかめのロッドを試してみてください。
エギングロッドの種類 アウトガイドとインターラインモデルの比較
ガイドのタイプを比較してみよう!
エメラルダス MX 89M
ガイドタイプの比較です。エギングロッドは通常の釣り竿と同じくガイドが並んでいるアウトガイドモデルと竿の中を糸が通るインターラインモデルの2タイプがラインナップされています。
インターラインモデルはナイトゲームや強風に強く大きくシャクるエギングでもコシの無いPEラインがガイドに絡むトラブルが起きない事が大きなメリットです。デメリットは飛距離の低下と価格の上昇、竿が太くなりがちなのでアウトガイドモデルと同じ曲がりを求めるとかなり高価なモデルを選択する必要があります。
アウトガイドモデルはルアーゲームのスタンダード、強風時はガイドにラインが絡むトラブルが起きる場合がありますが価格の選択幅が広く同価格帯のインターラインモデルと比較するとカーブや反発といった基本性能も高めです。これからエギングを始める方はオーソドックスなアウトガイドモデルからエギングを始めてみましょう!
エギングロッドの選び方 記号の意味をチェック!
記号の意味を確認してからロッドを選ぼう!
ロッドの硬さや長さに関する記号の意味についてです。ルアーゲーム、釣り道具に慣れている方にはお馴染みだと思います。製品名の後ろには「86M」のような記号が付いています。長さ8.6フィート、硬さMクラスという意味です。
1フィートは0.3mなので86は2.6mになります。前後にメーカー独自の記号、シリーズ内の分類記号が付いている場合がありますがまずは長さと硬さの部分を確認してロッドを選びましょう。
エギングロッドの選び方 適正エギウェイトをチェック!
エギのウェイトは種類があります!
ロッドには「86MH」の後ろに「EGI 2-4」という記載がある製品もあります。エギ2号から4号のウェイトに最適なセッティングのロッドという意味です。エギの種類は小イカ向けの1.8号から深場向けの4.5号まで、サイズによるウェイトの違いはもちろん、シャローモデルやディープモデルなど製品によってもウェイトに若干違いがあります。
最も使用頻度の高いエギは3.5号なので初めての方は3.5号を基準にロッドを選んでみましょう。3.5号で20g前後のウェイトを持つエギが多いので他の釣りでロッドを使うときは参考にしてみてください!
エギングロッドの選び方 調子を選ぼう!
ミドルクラスならやや硬めがおすすめ!
秋の小型を狙うロッドは柔らかめのモデルがおすすめ。遠投はあまり必要なく軽いエギの操作性、身切れさせないしなやかさが重要です。Lモデルを選べばほとんどは上記のような調子で設計されています。
ミドルクラス、大型狙いにはやや硬さのあるロッド、初めてでもしっかりエギにパワーを伝えられるモデルがおすすめです。実際に竿を触って選べる場合は軽く揺すって胴の強さや穂先の柔らかさを確認してみましょう。
エギングロッドの選び方 硬さを選ぼう!
初めての1本にはMクラスがおすすめ!
Mクラスのロッドは秋の小さなイカにはやや硬め、超大型にはパワー不足ですが良く釣れるサイズには十分なスペックを持っています。
ハイパワーなロッドやスペシャリスト向けのロッドはエギングに慣れてから追する選択もあるので、初めての一本はMクラスのロッドをおすすめします。釣りに慣れている方と一緒にエギングに出かける方は釣り場や釣り方にあったロッドを教えてもらいましょう。
エギングロッドの選び方 長さを選ぼう!
定番は8.6フィート
エギングロッドの長さは8.6フィートがスタンダード。遠投だけでなくシャクリの幅も大きく取れるのでエギをしっかり動かすことが出来ます。短いモデルは8.3フィートや7.4フィート、体力に自身のない方や女性、お子様はやや短めのロッドの方が扱いやすいと思います。
後ろにスペースがない釣り場で活躍します。ロングロッドは9フィートオーバーまで、特に遠投が必要な釣り場向けのスペシャルモデルなので釣り場が定まっていない場合はスタンダードな8.6フィートを選びましょう。
エギングロッドの選び方 グレードを選ぼう!
グレードは予算次第!
ダイワ エメラルダス AIR AGS 83ML
エギングに限らずルアーロッドの価格は幅広く、安いものはリール付きで3,000円程度から見つける事も出来ます。安い製品は重く反発力が無かったり硬すぎて曲がらなかったりルアーゲームに必要なアクションを表現しきれていない製品が多いので本格的な趣味として始める場合は釣り初心者の方でも7,000円以上程度の製品をおすすめします。
15,000円程度の製品であれば長時間の釣りでも快適に楽しめるスペックで中級者になっても満足して使い続けられるので長く楽しみたい方にはこのクラスの製品がおすすめです。
初めてのエギングロッドの選び方
初心者向けロッドの条件をまとめてご紹介!
ご紹介してきた条件をまとめて初心者向けのエギングロッドを選ぶ時のポイントをまとめてご紹介! ・長さは定番の8.6フィート ・硬さは中間のM ・お試しには7,000円クラス ・本格的に始める方には15,000円クラス 釣り道具に慣れていない釣り初心者の方は大手メーカーのシマノ、ダイワからロッドを選んでみましょう。
ロッドを選んでエギングに挑戦!
ぴったりのロッドを見つけよう!
エギングのアクションは他の釣りよりもロッドに頼る部分が大きいので予算の配分はリールと同程度、少し大きめがおすすめです。ライトショアジギングやキスのちょい投げにも使いやすいので初めての釣り竿にもおすすめ!エギングロッドを選んで人気のエギングに挑戦してみましょう!