ヨーヅリ HPガン玉
第一精工 ガン玉セット
デュエル(DUEL) STガン玉 C/S入
ヤマワ産業 ゴム張ガン玉 2B
釣研 ラバーガン玉 カラータイプ
MST ガン次郎 ピンク
サンライン ガン玉 PROケース Light
キザクラ(kizakura) ガン玉つぶれんケース(9マス)
バーサス VS-388シリーズ 小物ケース
ダイワ 快適ガン玉はずし2
がまかつ チヌ落し込み用ガン玉プライヤー
ガン玉 ハズシ ステンレス
ガン玉とは?
ガン玉
ガン玉とは、磯釣りの仕掛けを沈めたり、ウキ仕掛けの調整で使用されるオモリの一つの名称です。川でのウキ釣りやバス釣りなどでも使用されます。
オモリの中では小さいサイズに分類され、そのサイズ(重さ)は細かく分かれています。 流れが速い場合や、風により道糸が流され仕掛けが沈まない時、ウキの浮力の微調整などに道糸やハリスに取付(打つ)て使用します。
比較的小さいオモリとなるガン玉が、仕掛けに与える影響は大きく、打ち方(付け方)や打つ間隔によって釣果が変わってきます。 今回は、初心者の方にわかるように、海釣りでのそんなガン玉の使い方や打ち方、外し方など、ベテランの方にはおさらいとして解説していきます。
なぜガン玉とよばれるのか?
ガン玉とは、その名の通りガン(鉄砲)の玉です。もともとは、散弾銃の玉の中身である小さな鉛玉に割れ目を入れ、オモリとして釣りに使用されていたことから、ガン玉と呼ばれるようになりました。
ガン玉(オモリ)の重さ
ガン玉(オモリ)の重量表
上記の表が、一般的に使われるガン玉(オモリ)の表記になります。 多くのメーカーから商品がでていますが、各メーカーの間には定まった規定がないため、サイズ(重さ)には微妙な違いがあります。
ガン玉の中のさらに小さいサイズのものを、ジンタンともよびます。ジンタンは、基本的にはハリス部に打つ(取り付ける)ことになります。
上記の表より、サイズB+B=2Bにはならないので注意してください。
商品の種類
セット商品
初心者に使いやすく、ウキ釣りなどいろいろな釣りに便利なガン玉セットのおすすめ商品です。
デュエル(DUEL) STガン玉 C/S入
デュエル(DUEL) STガン玉 C/S入
重量 | 98g |
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ガン玉のセット内容が、重さ(サイズ)3B、2B、B、1号、2号、3号となってます。
第一精工 ガン玉
第一精工 ガン玉セット
こちらはセット内容が、重さ(サイズ)3B、2B、B、3号、5号となってます。
ガン玉セット
ガン玉セット
こちらは内容が、5サイズ入り(0.3g / 0.5g / 0.6g / 1.0g / 1.5gとなってます。
単品商品
セット商品では、使わないサイズがあったり、欲しいサイズが入ってなかったりする場合に便利なのが、単品商品です。
第一精工 ガン玉
第一精工 ガン玉
サイズ | 6号 |
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色 | シルバー |
画像は、重さ(サイズ)5号になってますが、重さ(サイズ)5Bから8号までの14種類の商品があります。
ヨーヅリ HPガン玉
ヨーヅリ HPガン玉
画像は、重さ(サイズ)5Bになってますが、こちらの商品も、重さ(サイズ)5Bから8号までの14種類の商品があります。
ヤマワ産業 ゴム張ガン玉 2B
ヤマワ産業 ゴム張ガン玉 2B
号数 | B |
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入数 | 12個入り |
切り口にゴムが付けられていて、ハリスへの傷付き防止と滑り防止の工夫がされています。純鉛によりやわらかく、取付けや取外しが容易にできる商品です。
画像で、は重さ(サイズ)Bとなっていますが、重さ(サイズ)5Bから5号までの商品があります。
釣研 ラバーガン玉 カラータイプ
釣研 ラバーガン玉 カラータイプ
色 | G7-茶、G5-青、G3-灰、G2-紫、B-緑、2B-赤、3B-桃 |
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こちらの商品は、重さ(サイズ)別に色分けがされています。色がついているので見やすく、ガン玉サイズに悩むこともなく、不意に落とした時などに見つけやすいです。
ガン玉全体を、ラバー素材にてコーティングされているので、ラインにしっかり固定でき、傷をつけにくい特徴ももっています。 ノーマルタイプとして、全重さ(サイズ)に応じて、魚への警戒心を軽減するためのブラックコート仕様商品も用意されています。
MST ガン次郎 ピンク
MST ガン次郎 ピンク
入数 | 10個入り |
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天然ゴムのコーティングがされ、ラインへの傷付きやすべりのないガン玉です。 センターに折れ目があり、そこにラインを合わせて取付ることで、ガン玉のセンターにハリスがくる構造になっています。
ガン玉のカラーは全部で6種類あり、それぞれ違った特徴をもっています。
ガン玉のケース!
ガン玉のセット商品は、ほとんどがケースに入って売られていますが、単品を購入する場合にはケースが必要になってきます。
ガン玉のケースは、各メーカーから、いろいろな大きさや形の商品が出されていますので、自分に合った使いやすい商品を選ばれることをおすすめします。
サンライン ガン玉 PROケース Light
サンライン ガン玉 PROケース Light
サイズ | 95×65×27mm |
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小型のガン玉ケースになります。 ケース蓋部にガン玉の早見表が表記されていて、ガン玉の段打ち重さ(サイズ)を覚えてなくても、一目でわかるようになっています。
キザクラ(kizakura) ガン玉つぶれんケース(9マス)
キザクラ(kizakura) ガン玉つぶれんケース(9マス)
サイズ | 73×110×15mm |
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9個のマスがあり、蓋部にはスポンジがついていて、蓋を閉じたときに、中のガン玉を押さえ、移動時の動きを抑えることで、切込み部の溝の潰れを防ぎます。
バーサス VS-388シリーズ 小物ケース
バーサス VS-388シリーズ 小物ケース
サイズ | 122×97×28mm |
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ガン玉だけでなく、フックやシンカなど、その他の小物が入れられる二つ折りケースになります。 合計16部屋のスペースがあるので、たくさん収納したい方におすすめです。
ガン玉の付け方(打ち方)!
ガン玉の付け方はとても簡単です。 ガン玉を取付けたい箇所を決め、ラインをガン玉の切れ込み部に入れかみ合わせます。ペンチなどの工具により、ラインを挟むような感じで噛みつぶします。
あまり強くつぶしますと、ラインを傷つけることになりますので注意が必要です。 ガン玉の付け方が不十分で滑り、付け替えや外したりの時に、ラインを傷つけないよう注意が必要ですので、専用の工具を使用することをおすすめします。
専用工具のほとんどが、ガン玉の取付と外しができる物になっています。
ダイワ 快適ガン玉はずし2
ダイワ 快適ガン玉はずし2
サイズ | 約96mm×約57mm |
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ガン玉のつけ外しが容易にできる工具になります。 ガン玉の打ち方(付け方)は根元で、外す(割る)ときは先端でできるようになっています。先端部でガン玉を割る構造となっているので、ガン玉を割るときが見やすいです。 使用しないときは、閉じた状態でロックができる構造となっています。
がまかつ(Gamakatsu) チヌ落し込み用ガン玉プライヤー
がまかつ チヌ落し込み用ガン玉プライヤー
材質 | ステンレス、ABS製 |
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ガン玉専用プライヤーになります。 刃の先端部でガン玉をつかむ、中間で外す(割る)、根元で取付る構造となっています。 使用しないときのロック構造と専用ケースもありますので、おすすめできる商品です。
ガン玉 ハズシ ステンレス
ガン玉 ハズシ ステンレス
材質 | ステンレス |
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ガン玉の取付(押え)と外しができる小型の商品です。 ガン玉のサイズ交換などに便利で、サビに強いステンレス製の商品です。
ガン玉の使い方!
ガン玉の使い方ひとつで、釣果が変わってくると言われています。 ガン玉の役割は、サシエサを狙っているタナまで沈めてくれること。流れも風もなければ、サシエサや釣針などの重さだけでゆっくりと沈んでくれますが、そういう日はなかなかないかと思います。
風による道糸の引っ張られや、流れにより仕掛けが沈んでくれなかったり、仕掛けがタナに沈む前に、エサ取り魚にサシエサをとられたりと、なにかと狙ったタナに仕掛けを運べないものです。 そういうときに役に立ってくれるのが、ガン玉です。
ガン玉の使い方(打ち方)や使う(打つ)位置によって、仕掛けの動きが変わってきます。そのときの釣り場条件に応じて、ガン玉の使い方を変えていくのが理想です。
ベテランの方は、経験から対処できると思いますが、初心者の方は悩むところだとおもいます。いろいろ調べてみても多数の諸説があり、ガン玉の打つ位置や打つ間隔などが違ってきます。
初心者の方は、参考とするものから始めて、自分なりに考えながら変えていくとよいでしょう。
黒が完全フカセ、赤が規定のガン玉一つをハリス中央に、青が上に重く下に軽いものをそれぞれ均等に、緑が上が軽くて下が重いものを均等にセットした場合です。
上記のイメージイラストからもわかるように、ガン玉の打ち方によって、仕掛けの動きが変わってきます。 強風や潮の流れ、エサ取り対策でガン玉を打つことになると思いますが、魚への違和感を与えてしまうことにもなります。
そこの微妙な調整が合ったときに、よい釣果となります。
上記イラストは、3Bのウキを使用したときのガン玉の打ち方の参考イラストになります。 3Bのウキを使う場合でも、ガン玉のサイズの使い分けなどで、ガン玉を1つ打ったり3つ打ったりして、仕掛けの沈む速度やハリスの線形など、魚にエサを食わせるための調整が釣果へとつながります。
最後に!
いかがだったでしょう? なんでもない小さいオモリであるガン玉が、仕掛けに与える影響は大きく、釣果を左右します。ただ打てばよいというわけにはいかないガン玉打ちは、『ガン玉が打てれば一人前』という言葉があるくらいです。
書物をみたり仕掛け図をみたところで、一つの参考に過ぎないでしょう。いろいろな釣り場があり、気象、海象状況に応じて、試行錯誤しながら理解していき、ガン玉打ちを上達させましょう。