ソレル カリブー
ウィンターブーツ キッズ ユースカリブー
Sorel Youth Glacier XT
sorel glacier xt 子供
ソレル カリブーウール
ソレル ウィンター カーニバル
メンズ ウィンター スノーブーツ 1964 パックナイロン
スノーブーツで人気の「ソレル」はどんなブランド?
今やウィンターシーズンのファッションアイテムとして、レディースは勿論、メンズ、キッズにまで、人気のスノーブーツをリリースするブランドSOREL(ソレル)。
その始まりは1962年、極寒のカナダ・オンタリオ州のウィリアム・H・カウフマン社より誕生。
レザーアッパー+ラバーボトム+着脱可能なフェルトライニングという、革新的なコンビネーションのウィンターブーツの構成や技術・デザインは「どんな極寒地であっても暖かく、ドライで快適なウインターブーツを具現化したい」という思いから生み出されました。
皆さんご存知のように、50年以上を経た現在でも、冬の厳しい環境に耐えるウインターブーツの原型として、広く世界で受け継がれています。
【スノーブーツの原型】レザーアッパー+ラバーボトム+着脱可能なフェルトライニング
アウトドアブーツの中で、最もラグジュアリーなブランド(LUX OUTDOOR)というコンセプトのもと、新しい素材・色彩・斬新なデザインなども取り入れ、タウンユースとしてのファッション性も確立。保温性などの機能と共に、ファッショナブルでラグジュアリーな憧れのブーツとして人気を誇ります。
【ソレル スノーブーツ】その人気の秘密は? 保温性~デザイン
ソレル スノーブーツ 人気の秘密その1:保温性・耐寒性
脱着・交換・洗浄などメンテナンス可能なインナーブーツ、オムニヒートテクノロジーと呼ばれる技術が、体の熱を反射させ保温性を高めて、冬の寒さから暖かく足を守ります。
湿気を吸収してくれるので、使用時は靴内を快適に維持でき、取り外し可能なので洗浄・乾燥することができます。アフターパーツとしても販売されていますので、スニーカーのインナー同様、へたって来たら交換することが可能です。
耐寒性===オムニヒートリフレクティブライニング付きサーモプラスフェルト
ファッションアイテムとデザイン面から語られる機会の増えたソレルですが、やはり冬の寒冷地に於いて、足元を温かく快適に保つ保温性は外せないポイントです。おすすめのポイント、驚くべき耐寒性能の秘密はインナーブーツにあります。
使用限界温度-73.3℃を謳う、トップモデル グレイシャーXTなどでは、インナーブーツに厚さ13mm、4層構造脱着可能なオムニヒートリフレクティブライニング付きサーモプラスフェルト…つまり外気を遮断し、体の熱を反射し、保温性を高めるインナーが採用されています。
SORELブランドを代表するモデルの一つであるカリブーでは、通常モデルには9mmリサイクルドフェルトが取り入られていますが、カリブーに防水、防風ファブリックを使用、機能性を更にUPさせたモデル、カリブーXTには厚さ9mm、4層構造のレイヤーのオムニヒート付きフェルトが用いられ、メーカーの拘りが感じられます。
ソレル スノーブーツ 人気の秘密その2:防水性能
防水性能===接地面からおよそ4cm~8cm(モデルにより)
雨の日、雪の日は勿論、冬から春先の雪解け水、氷が割れて水溜りに落ちてしまう時、沢歩きなどで足を滑らせてしまった時など、外気の低い時、足先を水で濡れてしまうことは、寒いばかりでなく、危険を伴うことすら有ります。
そのような時も安心してお奨めできるSORELのスノーブーツは、■WETHER POOF===防水・雨天対応・全天候対応・悪路対応
※防水とは・・・接地面からおよそ8cm以上、水の浸入を防ぐ加工 ■SNOW POOF===防雪・防寒・生活防水
※生活防水とは・・・接地面からおよそ4-8cm、水の浸入を防ぐ加工とモデルにより2種類の防水加工が施されていますので、濡れることなく保温性を保てます。
一番身近に防水性能の恩恵を感じるのは、雪解け時やみぞれなど水分の多い路面を歩く時です。気温の低い時足先が濡れてしまうと…。寒い冬を楽しく過ごすために、ソレルスノーブーツはおすすめです。
思い出すだけでも寒く、痛くなります。折角の楽しい一日を凍えていては台無しです。備えあれば、寒いも憂いもありません。
ソレル スノーブーツ 人気の秘密その3:スノーブーツに2種類のラインナップ
2種類のラインナップ==スノーブーツに限っても使用限界温度により2種類
下の図は、SOREL日本正規取り扱いモデルのマッチング表です。こちらからも分かる様に、今回こちらで取り上げているスノーブーツに関しては、■雪国・スノーブーツライン===殆どのモデルが使用限界温度
-40℃■極寒地向けブーツ(オーロラツアーなど)===モデルにより使用限界温度-40℃~-73.3℃に大別されています。
やはり、この極寒地向けモデルが持つ驚異のスペックこそが、カナダ生まれのSORELスノーブーツとその成り立ちを知る上で、重要なのだと思います。
ソレル スノーブーツ 人気の秘密その4:LUX OUTDOOR
LUX OUTDOOR===スノーブーツの中でも最もラグジュアリー、高いデザイン性
LUX OUTDOOR===スノーブーツの中でも最もラグジュアリーなブランド、というSORELのコンセプトが示すように、極寒の環境でも耐える機能(保温性)が北欧やカナダなど世界中の緯度や標高の高い街で認知。
そこから生まれる機能美(デザイン)が街中でのファッションアイテムとしての人気を獲得。
例えば、日本の北海道、東北、北陸など冬の長い街で、実用性(保温性能)を確保しながら、アッパーやインナーの素材など、ディテールの変化によりファション性とのバランスを取ることが可能。
冬の街中でも温かく、ラグジュアリーなお洒落を楽しめるデザインを取り入れ、バリエーションを増やし、さまざまなシチュエーションで人気を拡大しています。
男性より冷えを感じやすいと言われる、女性の冬のコーディネートに取り入れられ、とてもお洒落にタフでラグジュアリーに履きこなされています。今回メインで取り上げているスノーブーツだけでなく、雨の日用のレインブーツは誰もが一足は持っておきたい!SORELの人気の秘密がよく解るおすすめの一品です。
ソレル スノーブーツ 人気の秘密その5:ファミリーでコーディネート
代表的なモデル、カリブーにはレディース・メンズは勿論、キッズにもユースカリブーというモデルの設定があり。ファミリーで人気のデザインがコーディネートが可能。
ファミリーでコーディネート===レディース メンズ キッズ
キッズモデルも幅広いラインナップを揃えています。元気過ぎて寒さを忘れてしまうお子様にも安心!!!遊びに夢中になってしもやけになる心配もなくなります。カワイイ過ぎてコチラも寒さも忘れてしまいそうです。そして…もう一足買ってあげたくなってしまいます。
【ソレルのスノーブーツ】寒い冬に大人気!おすすめ5選!(レディース・メンズ・キッズ)
それではソレルスノーブーツのラインナップからおすすめのアイテムをご紹介します。
おすすめその1:カリブー(レディース・メンズ・キッズ)
カリブー===レディース・メンズ
ソレル カリブー
先ずはソレルを語る上で外せない代表的なモデル Caribou(カリブー)ソレルメーカー誕生より、10年後の1972年に誕生したこのモデルは、誕生後40年以上現在経過した現在でも、変わらぬデザインを誇るソレルの代名詞として、またウインターブーツのスタンダードのプロトタイプとして世界中に知られています。
SOREL=カリブーと言っても過言ではない看板モデル。まず初めの1足をお考えであれば、選択肢として外すことはできないでしょう。レディース・メンズ共に、アウトドアからタウンユース、ラフなビジネスユースに至るまで、カジュアルかつラグジュアリーそしてファッショナブルにコーディネートできます。
北海道のような降雪地帯の人は、その日の使い方によってソックスを変えることにより、幅広く対応可能。又、太平洋側の都市部の人は、スキー、スノボードなどのウィンタースポーツや雪国への秘湯巡りなどのお供に、1足は欲しいところです。変わらぬデザインも魅力です。
ユースカリブー===キッズ
ウィンターブーツ キッズ ユースカリブー
これで、家族全員カリブースノーブーツでお出かけできることが分かりました。ただ、都市部の方は使われる場所、使用方法などにより、折角の機能(性能)がオーバースペックであったり・・・暑くて蒸れると感じる日もあるでしょう。
路面の状況によっては、滑り易かったり・・・本来は雪道用です。当たり前ですが、着脱はそれなりに手間が掛かったり・・・インナーを履いてから~。と決して万能とはいえません。(基本的に)スノーブーツですから。心当たりのある方は、この先他のモデルもご覧になって下さい。
おすすめその2:グレイシャーXT(レディース・メンズ)
グレイシャーXT===レディース・メンズ
Sorel Youth Glacier XT
・・・と云いつつ急な展開もありますが、ファッションサイトではなく、アウトドア目線でお話しするからには、本来のSORELソレルスノーブーツの誇る、機能面のトップモデルは外せません。
先述のチャートにも、オーロラツアーなどの記載がある様に、ソレルの生まれ故郷カナダには、イエローナイフ、ホワイトホースなどオーロラ鑑賞で有名な場所が幾つかあります。
折角カナダまでオーロラ鑑賞に出かけて、4日間もその瞬間を待つのであれば、-73.3℃のスペックで、寒さを気にせずじっくりと眺めたいところです。
YOUTH SOREL GLACIER XT BOOT===キッズ
sorel glacier xt 子供
この他にも極寒地用モデル-40℃・-51.5℃と数種類ライナップされています。本当に限られたシチュエーションで、本領を発揮するタイプのアイテム、見た目がカッコいいからといって、決して安易に普段履きに使える代物ではありません。
機能を重視してトゥ(つま先)はとても高くできていますので、バイクや車の運転など、全く使い物にならない場面も多々出てきます。雪道でないと路面も選びます。(滑りやすい路面もあります。)使い途をよく考えてお選びください。
おすすめその3:カリブーウール(レディース・メンズ)
カリブーウール===レディース・メンズ
ソレル カリブーウール
定番のカリブーをベースにアッパーの素材に防水フルグレインレザーを使用し、インナーもより温かで風合いに優れる、ウールパイルにアップグレードしたプレミアムモデルがカリブーウール。
長い間使い込むと、風合いの変わってくる革の表情が魅力。少し重量が増えることも頭に入れておきたいところ。現行では正規代理店カタログでは1色ですが、シーズンによりカラーバリエーションもあります。
フルグレインレザーとは?
フルグレインレザーとは・・・革の表面で体毛を取り除いただけの天然皮革のこと。革の表面は、切り傷や怪我の傷あとなど、自然な質感が残っています。フルグレインレザーは、そのままの風合いを楽しめるのが特徴です。フルグレインは強度が高く、革本来の美しさがより強調されます。
おすすめその4:ウィンターカーニバル(レディース)
ウィンターカーニバル===レディース
ソレル ウィンター カーニバル
次は再び一転、今までご紹介したカリブーに代表されるクラッシックなディテールを持つスノーブーツ。タウンユースに於いてはオーバースペック?とも思われる部分、一つはアッパーの素材をナイロンにすることにより、全く違うカラーコンビネーションを実現。
ビビットなカラーを持つスポーツウエアは勿論、トライバル柄のニットボヘミアン風など、多様なコーディネートが楽しめるようになりました!
もう一方機能面でも、インナーを6mmのリサイクルフェルトを用いて、限界温度=-32℃という街中に必要充分な値を保ちながら、スペックダウンを果たしています。
またその結果、重量も≒677gと、片足で200g以上の軽量化に成功。寒冷地のタウンユースとして、長時間の着用も楽になりました。価格も日本代理店定価で¥14,040-(税込)、カリブー¥21,600-(税込)と比較してもかなりリーズナブルです。
おすすめその5:1964 パックナイロン(メンズ)
1964 パックナイロン===メンズ
メンズ ウィンター スノーブーツ 1964 パックナイロン
SORELブランドもう一方の定番1964パックT、ウィメンズで取り上げたウィンターカーニバルと同様、アッパーをレザーからナイロンにダウングレードしたリーズナブルなモデル。
カリブーと比べると、ソールも深い雪対応の物と較べ、街中で履くことを考慮された形状に替わっています。保温性能もウィンターブーツとしては充分ながら、較べると間違いなくカリブーの方が一段上です。
しかし、タウンユース主体の場合…雪の中(気温の低い場所)にいる時間より、暖房の効いた建物の中にいる時間の方が長い場合、カリブーでは暑く感じる場合があります。同様に雪道より舗装された路面を歩く距離が長い場合、ソールの硬さや靴自体の重さで1964パックナイロンが断然楽な場合があります。
使い方によりますが、保温性重視であればカリブー。必要性がある方は両方のタイプを使い分けるでしょう。タウンユーザーはファッション性も併せて、自分の使い方によって判断してください。
ソレル履いてどこいこう!?
ソレルスノーブーツを履くと行動範囲は、地球の南の極から北の極まで広がります。
ソレル履いて出掛けよう1===オーロラツアー
SORELブランドの生まれ故郷カナダといえばオーロラ!まずは動画をご覧ください。
オーロラは、天体の極域近辺に見られる大気の発光現象である。極光(きょっこう)ともいう。
皆既日食などと並ぶ、壮大な宇宙の天体のスペクタクルショーオーロラ、その幻想的現象は一生に一度は見たいものです。カナダのイエローナイフ、ホワイトホース。
アラスカのフェアバンクス、フィンランドやアイスランド、グリンーランドなど、北半球のオーロラベルトには有名な鑑賞ポイントが点在しています。
ソレル履いて出掛けよう2===南極クルーズ
オーロラは鑑賞確率が高いことや、鑑賞ポイントの多さから北(北極)側が多いようですが、南極でも見ることができます。クジラやペンギンのヒナを見たり、その他にも魅力的なアドベンチャーが沢山あります。先ずは動画から。
南極でのアドベンチャーオプション一覧!カヤック・登山・クロスカントリースキー・スタンドアップ・パドルボード・スノーシューなどのいろいろなアドベンチャー(スポーツ)が体験できます。
ソレル履いて出掛けよう3===流氷ツアー@北海道
話が文字通り極端になってしまいましたが、ここ日本でも北海道や東北などでオーロラは観測できるようです。スノーブーツの話ですので、地に足をつけて北海道の流氷のツアーも見てみましょう。
ソレル履いて出掛けよう4===雪上の野外音楽フェス
日本でもすっかり定着した野外音楽フェス…中でも豪雪JAMは、新潟県十日町で開催される国内でも珍しい雪上野外フェス。SORELはこちらでブースを出していました。ソレルスノーブーツは、冬の屋外イベントでは欠かせない影の主役です。
まとめ:ソレルスノーブーツを買う時の注意点。
サイズについて
ソレルスノーブーツ、日本の正規代理店のホームページには、カリブーを選ぶ際のポイント、およびその他のソレルブーツについてなるサイズに関する注意書きがあります。
大変親切な表示です。″足の形によっても適正サイズが異なります″ともあるように、ショッピングサイトの口コミでも人により、さまざまな異なる反応が見られます。
元々ハーフサイズの設定がないことに加え、幅・甲の高さなど人によりバランスはさまざまですから、致し方ないのかも知れません。難しいかも知れませんが、よい出会いであるように、できるだけ試着して買われることをお奨めします。
ソールなどについて
ソレルスノーブーツ、誕生からの軌跡を振り返ると納得されると思いますが、元々雪道を対象としたブーツです。北極近くカナダでの保温性を重視して作られたブーツですので、あまり薄く、保温性の欠ける素材では実用できません。
必然として、ある程度の重量も発生します。同時にソールも雪道を対象にしているため、アイスバーンやタウンユースの濡れたタイルなど、相性のよくない路面もあります。100%は非現実的です。
日本のSOREL代理店ページに掲載されている、取り扱いメンズモデルのチャートマップです。用途・価格・デザイン・性能が一目でわかり便利です。