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グレゴリー|ズール35/M/ZULU35
トレッキングとは?
トレッキングとは、山の中を歩くことを言います。 登山は、山頂を登頂することが目的なのに対し、トレッキングは、必ずしも山頂を目指すことが目的ではありません。
一方、ハイキングは、健康のためや、自然を楽しむために、一定のコースや距離を歩くことをいいます。 必ずしも山に登るわけでなく、里山のふもとや歴史のスポットを巡ったりするのもハイキングになります。
トレッキングは、登山とハイキングの両方の意味合いを含んでおり、いろんな楽しみ方があります。トレッキングをすることで、豪快な滝を見る、綺麗な花を見る、雄大な景色を見るなど、色々楽しめます。
登山、トレッキング、ハイキングのハードさの違い
登山、トレッキング、ハイキングは混同しやすく、言葉の使われ方は割とあいまいです。ハードさや困難の度合いで順位付けすると、以下のようなイメージです。 登山 > トレッキング > ハイキング ハイキングは日帰りで、ちょっとした低山やスポットを歩くというイメージです。 トレッキングは、山の中を歩き、ハイキングより少し困難なルートを歩くイメージです。場合によっては泊りがけになります。 登山は、山頂まで行くので、より困難な場面が出てきます。ザイルを使ったクライミングや、雪山を登る場合もあります。また、何日もかけて、山から山へと縦走することもあります。
初心者の方が、自然と触れ合いたいと感じたなら、ハイキングやトレッキングから始め、登山へとステップアップしていけばよいでしょう。
トレッキングの3つの魅力を紹介!
トレッキングは、様々な楽しみ方と、たくさんの魅力があります。 山の中を歩くことで、非日常的な体験ができ、心がリフレッシュし、日々のストレスから解放されます。 一度体験すると、病み付きになって、何度もトレッキングに出かけたくなるでしょう。 以下に、トレッキングの魅力を3つにまとめて紹介します。
1. おいしい空気で清々しい気持ちに浸れる
トレッキングは山の中を歩きます。山の中は、木々が生い茂っており、空気がおいしいと感じます。 都会の人ごみで吸う空気と、山の中で吸う空気は、明らかに違います。標高が高いことで、空気は少しひんやりしており、そしてそれが木々や植物からほのかに香る匂いと合わさっておいしい空気となります。そのようなおいしい空気を吸うと、心が洗われる気分になります。 さらに、そんなおいしい空気の中で、鳥のさえずりを聞きながら、森の中を歩くと、さらに気持ちいいものです。 このように、空気のおいしさを味わえるのは、トレッキングの魅力です。
2. 山で作った飲み物、料理は何倍もおいしい!
山の中で、ガスバーナーを使って、自分で沸かしたコーヒーを飲んだり、自炊した料理を食べたことありますか? 山で飲むコーヒーや、食事というのは、自分の家で食べるときより、何倍もおいしく感じます。例えば、普段はそんなにおいしいと感じない、インスタントラーメンでさえ、不思議なことにおいしいと感じます。これは恐らく、山のおいしい空気と一緒に食すことによる効果だと考えられます。
このように、自分で作った飲み物や料理を、山で食すことは、トレッキングの大きな醍醐味です。是非ともおすすめしたい、トレッキングの楽しみ方のひとつです。
3. 綺麗な花や景色にうっとりします
トレッキングでは、綺麗な花や景色をたくさん見ることができます。 山の中を歩くと、次から次へと、綺麗な景色が目の前に広がり、そのたびに感動するでしょう。山は標高が高いため、空気が澄んでおり、空の色が青々として、木々や草の緑が生えて素晴らしい景色を見せてくれます。 また、道ばたには色んな花や植物があり、立ち止まって観察することもできます。標高が高いと、下界ではあまり見かけない、高山植物を見ることができ、美しい花々にうっとりするでしょう。
このように、綺麗な花や景色をたくさん見られるのもトレッキングの魅力です。
トレッキングで見られる4つの景色を紹介!
1. 山々の連なる景色
山の標高が低いところは樹林帯なので、木々に囲まれて、周辺の山は見えませんが、登っていくと、いずれ稜線(尾根)に出ます。そうすると、目の前に、たくさんの山々が連なる景色を見ることができます。 山々が連なった景色は、非常に美しいです。初めて見たときの感動は、忘れられないものになるでしょう。
2. 高原の風景
高原は、連続した広い平坦面を持つ地形で、緑の大地が遠くまで続き、雄大な景色を見せてくれます。特に、スカッと晴れた青空の日の高原は、非常に綺麗な景色となります。 高原を歩くと、とても気持ちいいので、トレッキングのルートに選ぶとよいでしょう。
3. 湿原の花々
湿原は、過湿を好む特殊な植物群におおわれた土地のことをいい、様々な珍しい植物を見ることができます。緑の草原の中に点々と生えている花々はとても綺麗です。 湿原は、花々を観察できるよう木道が整備されています。初心者がトレッキングするのに最適でしょう。
4. 滝
滝を見るためにトレッキングするのもおすすめです。 駐車場から歩いてすぐ見られる滝もありますが、それでは面白くありません。 美しい渓谷沿いを歩いてトレッキングし、ようやく見事な滝に到着したときに、達成感と、滝の美しさに感動するのです。 滝は、水が豪快に流れるものから、美しく流れるものまで、様々な表情を楽しませてくれます。滝見のトレッキングコースが整備されているところはいろんなところにあるので、探して是非行ってみましょう。
トレッキング入門! 始めるには?
トレッキングに入門するには、まずは経験者に同行して体験してみるのがよいでしょう。 初心者が一人で行けなくはないですが、選んだコースや天候によっては、事故や遭難の危険性もあります。初心者の場合は、地図を読むのに慣れていないため、ルートを間違えたり、山道の歩き方に慣れていないため転倒などの事故が容易に起こりえます。 そのようなトラブルを回避するため、もしくは発生時に適切な対処ができるよう、入門者は、経験者と一緒に行くことをおすすめします。
トレッキングのための準備
トレッキングを始めるには、色んな服装、装備、持ち物などを準備する必要があります。 初心者の方は、まだ何も持っていない状態から準備し始めるので、お金がかかるなあと感じるかもしれません。しかし、安全かつ、快適にトレッキングするためには、どうしても必要なものです。必要な機能を兼ね備えていて、かつ、価格を抑えた服装や装備、持ち物は、結構ありますので、十分検討して購入しましょう。 ひととおり最低限必要な服装、装備、持ち物を一旦そろえると、何度でも気楽にトレッキング出かけられるようになります。追加で必要な物はその時買えばよいでしょう。 以下に、必要なものをリストアップしましたのでご参照ください。
トレッキング入門者がそろえるべき服装 6選
山を歩くときは、普段の街歩きにはない、困難さがあるので、登山用の服装を準備する必要があります。 トレッキングに必要な服装について、6つのアイテムを紹介します。
1. トップス
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トレッキングで山を歩いていると、大量の汗をかきます。 この汗に対応するため、吸湿速乾の特徴をもつ、化学繊維(化繊)製の服装が必要となります。 もし街歩き用の服装だと、大量の汗を吸って、湿ったまま歩くことになり、かなり不快です。 化繊のウェアは、Tシャツ、シャツ、ポロシャツ、フリースなど、様々なタイプがあるので、重ね着したり、季節に応じて使い分けましょう。
2. アンダーウエア
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トップス同様、吸湿速乾性の、化繊のアンダーウェアをおすすめします。 ただし、冬は寒さから守るため、ウール製のアンダーウェアをおすすめします。
3. ボトムス
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ボトムスも、トップス同様、吸湿速乾性をもった、化繊のものをおすすめします。 綿のボトムスだと、汗を吸って重くなり、歩くのがかなり不快になりますが、化繊のボトムスだと、汗がすぐ乾いてくれるので、不快さはありません。 下半身の服装は、化繊のボトムスを準備することをおすすめします。
4. トレッキングシューズ
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登山ルートは、石がごろごろしていて歩きにくいです。また、雨や朝露などで靴は濡れやすい状況にあります。そこで、硬い素材で足を保護してくれる、防水のトレッキングシューズが必要になります。 普段履きの靴だと、柔らかいので、石を踏むと足が痛くなります。また、つまずいて転倒しやすいです。それから、雨が降ったり、川を渡ったりすると、濡れて水がしみこんでしまいます。 トレッキングをする際は、必ずトレッキング用のシューズを準備しましょう。
5. 靴下
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トレッキングシューズは、ごわごわしているので、普通の靴下で、トレッキングシューズを履くと、足が痛くなってしまう可能性があります。そのため、足をサポートするため、登山用の靴下が必要となります。 登山用靴下は、保温性、吸湿性、速乾性に優れている、ウール+化繊製のものがおすすめです。
6. 帽子
トレッキング入門者がそろえるべき装備 5選
トレッキングで、山を安全かつ、快適に歩くため、いくつかの装備を準備する必要があります。 トレッキングに必要な装備について、5つのアイテムを紹介します。
1. ヘッドライト
2. ザック
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ザックはトレッキングの装備や持ち物を詰めて、持ち歩くのに使います。トレッキングをするには、手ぶらでは行けないので、ザックは必須の装備です。
3. レインウェア
4. トレッキングポール
5. 手袋
トレッキング入門者がそろえるべき持ち物 4選
トレッキングに行く際、ザックに常に入れておくべき持ち物が、いくつかあります。それらは、遭難防止のためであり、快適にトレッキングするためでもあり、準備しておくべきものです。 トレッキングに必要な持ち物について、4つのアイテムを紹介します。
1. 登山地図、ガイドブック
2. コンパス
3. 水筒、ペットボトル
4. ツェルト(サバイバルシート可)
ツェルトは、予定より遅くなって日が暮れた場合や、けがをして動けなくなった場合に、緊急避難用に使います。 簡易的なテントとして、一時的に雨風をしのげます。万が一のときに必須な持ち物です。 ただ、ツェルトは高価なので、入門者の方は、サバイバルシートでも構いません。
トレッキングに必要な服装、装備、持ち物まとめ
トレッキング入門のために、準備すべき服装、装備、持ち物をまとめました。 全くトレッキング道具を持っていない初心者の方が、いちからアイテムを準備するのは大変ですが、安全かつ快適にトレッキングするためには必要なものばかりなので、初心者の方は、一通りそろえることをおすすめします。
山岳保険に入ろう
トレッキングを始めるには、山岳保険に入っておきましょう。山岳保険に入る主な目的は、遭難したときの救助費用を保障するためです。登山中の救助費用は、個人では容易に払えないくらい高額です。遭難したときに、高額な費用を気にして、救助を呼ぶのを躊躇してしまう、なんて状況にならないようにしておくべきです。 十分注意していも、登山は遭難のリスクととなりあわせです。万が一の場合にも対応できるように山岳保険には入っておくべきでしょう。 山岳保険は、大きく分けて、本格的な登山(ザイルなどの登攀具を使った登山、登山道のないルートの登山、雪山登山など)をする人向けと、トレッキングのよう軽登山のみする人向けの2種類あります。 トレッキング入門者の方は、後者の方に入っておけば問題ないでしょう。
トレッキングで注意すること
トレッキングで山を歩く際、色んな危険要素があります。初心者の方は、事前にどのようなリスクがあるのか認識してから、山に入るようにしましょう。 トレッキングをする際に注意すべきことを、3つにまとめました。
道迷いに注意しよう
遭難の発生原因でも最も割合が大きいのが、道迷いです。 道迷いは、登山道があっても発生します。 登山道に、けもの道や林業用の作業路などが分岐している場合があり、それらを正規ルートだと思い込んで進んでしまい、自分がどこにいるか分からなくなってしまいます。そうなるとパニックになり、さらに間違った方向へ進んでしまい、元のルートに戻れなくなることで遭難が発生してしまいます。 道迷いによる遭難は、慣れていないトレッキング入門者の方にとっては、非常に起こりやすいといえるので、常に自分がどこを歩いているか把握しておく必要があります。そのために、登山地図とコンパスを使いこなせるようにしておくことが望ましいでしょう。初心者の方は、少しお金かかりますが、GPSを準備しておくと安心です。
落石に注意しよう
登山道には、石がたくさん落ちています。あまり意識せず石を踏みながら歩くと、ころころと石が転がっていきます。グループで行く場合や、周囲に登山者がいる場合は、自分が踏んだ石が転がって、他の登山者に当ててしまわないよう、慎重に歩きましょう。 また、他の人が踏んだことで、石が転がってくる場合もあるので、いつでもよけれるよう、注意を払いながら歩きましょう。
天気を事前に確認しよう
トレッキングに行く際、天候は非常に重要です。晴れていれば、素晴らしい景色を楽しめますが、雨だと、霧で何も見えないし、濡れて不快だし、一転して苦行となってしまいます。 トレッキングに出かける前日に、よく天気予報を確認しましょう。少しでも雨が降りそうな予報だと、山ではたいてい雨が降るので、その場合は中止した方が良いでしょう。 注意したいのは、行く山の地域の天気と、実際の山の天気は異なることです。麓では晴れていていも、山頂付近では大雨なんてことはよくあります。そこで、”山 天気予報”とネットで検索すると、色んな山の天気予報を掲載したサイトが、いくつか出てきます。そのようなサイトを活用し、実際登る山の天気を事前に把握しておきましょう。
トレッキングの歩き方
山を歩く時のポイント
山を登ったり下ったりするときは、地面に対して足裏全体をつけるようにしながら、歩くことをおすすめします。そうすることで、疲れを抑えながら歩くことができます。 つま先やかかとだけで着地すると、負担が余計にかかり、足を痛めてしまうでしょう。 初心者の方にとって、最初は、山の斜面に対して足裏全体をつけるというのが、なかなか難しいかもしれませんが、いつも意識ながら歩くことで、いずれ慣れます。できるだけ長い距離を快適に歩くために、足裏全体をつけながら斜面を登ったり下ったりすることを意識しましょう。
定期的に休憩をとろう
トレッキングするときは適度な間隔で休憩をとりましょう。休憩を取らないと体がばててしまいます。 休憩の頻度として、50分歩いて10分間の休憩をとるというのが、初心者にはバランスが良いでしょう。逆に短い間隔でたくさん休憩を取り過ぎると、ダレてしまうので、一定間隔で取れるよう、調整しましょう。 休憩中は、水分補給と、行動食による栄養補給をしましょう。行動食は、パワーを出すためにカロリーが高い、チョコレート、ビスケット、クッキー、ナッツなどが良いでしょう。
トレッキングの計画を立てよう
トレッキングに行くには、事前に計画を立てる必要があります。歩くルートの状況や想定される歩行時間、危険や困難な箇所はないかなどを確認します。計画を立てていないと、道を間違えたり、想定以上に時間がかかって、日が暮れてしまうこともありえます。 計画を立てるには、ガイドブックや登山地図を使います。おすすめは、"山と高原地図"です。 山と高原地図は、25,000分の1の地図に赤線で登山道が記載されたものです。 標準コースタイム、注意点や難易度も記載されており、これさえあれば、歩くルートのイメージが容易にできます。そして、自分の実力や体力的に、そのルートを歩けそうかのシミュレーションもしやすいです。
登山届を作成しよう
山と高原地図を見ながら、どの山のどのコースを歩くのか検討し、登山届を作成しましょう。登山届は、連絡先、同行者、行程、携行品などを書きます。 登山者が遭難したときに、迅速に捜索を行うために提出します。万が一遭難したときのために、登山届は必ず書いて提出しましょう。 提出先は、登る山の登山口に設置してあるポストです。 登山届は、インターネットでフォーマットをダウンロードできます。"登山 計画書"と検索すると、県警や登山団体が作成した、色んなフォーマットの登山届が検索結果に出てきます。いずれもそんなに大きな違いはないので、好きなフォーマットを選んで書けばよいでしょう。
まとめ
トレッキングとは何か、その魅力と見られる景色を紹介し、必要な服装、装備および持ち物をまとめました。それから、トレッキングをする際に、注意することや歩き方を説明しました。 トレッキングは、一度行けば、その素晴らしさに感動し、色んなルートを歩きたくなると思います。 少しでも自然が好きなら、是非一度トレッキングへ行ってみることをおすすめします。
山は、樹林帯を歩くときは日陰ですが、稜線にでると、日差しが非常に強いです。帽子がないと簡単に日焼けしてしまうでしょう。 稜線歩きが長いと、長い時間、日光に当たることになるので、帽子は必須のアイテムでしょう。