ジェットボイルとは？
ジェットボイルとは創業者のドワイト・アスピンウォールとペリー・ドウストが当時のアウトドア調理器具の「重くて持ち運びがしにくい」ことを理由に、もっと手軽なアウトドア調理器具の開発に着手したのが始まりです。自分達が実際に使っていたからこそわかる不便な点などを改善し、「ジェットボイル」を開発をしました。 以降、高速でお湯を沸騰させることができ、簡単に調理が出来るとしてアウトドア界で革命的と注目されるようになりました。
ジェットボイル・ミニモとは？
従来のジェットボイルのカップよりも23ｍｍ広口で高さも45ｍｍ低くなり、今までよりも調理に最適な形へと進化したのがジェットボイル・ミニモです。 カトラリーを持つ手がカップに触れにくいようになっており、火傷の危険がなく安全に使用することが出来ます。 火加減も強火からとろ火まで微調整が可能なため、とろ火での煮込み料理など料理のレパートリーが格段に広がります。
ジェットボイル・ミニモが人気な理由
使いやすいサイズ
クッカーが広口モデルで背が低い為、低重心で安定して使用することが出来ます。容量は１ℓで沸点到着時間は500ｍｌに対し2分15秒。重さは500ｇで収納時は高さ152ｍｍになり、コンパクトに持ち運ぶことが出来て便利なサイズです。
とろ火が可能だから吹きこぼれしにくい
火の微調整ができて強火からとろ火まで調整することが出来るため、火の調整をすれば吹きこぼれることがなくなります。ガスの調整つまみも長くなったため、安全にガスを止めることが出来ます。
寒冷地に強い
寒冷地では使用出来ないんじゃないか・・・？と言う心配は無用です。マイナス６度まで安定した火力を維持することが出来るサーモレギュレーターを搭載しています。なので、夜の寒い山の中で温かい料理を作ることが出来ます。
広口モデルの特徴と利点
従来のジェットボイルよりも広口
ジェットボイルよりもジェットボイル・ミニモの方が23ｍｍも広口に作られています。また、高さも45ｍｍ低くしてあり、調理後にカップのまま食べやすくなっています。わざわざお皿に取り出す必要がなく、出来上がったらすぐに食べることが出来るし洗い物も減ります。
ミニモは広口だから調理がしやすい
いざ調理をする時に細長い筒状の鍋で調理するよりも、広口の鍋のほうが使いやすいのはイメージがつくと思います。中が覗きやすく、かき混ぜたり材料の出し入れがしやすくて調理に向いています。
ミニモは広口だから後片付けがしやすい
手入れが面倒だと後のことを考えて使用を控えることもあるかと思います。その点、ミニモは広口なので簡単に中までしっかりと洗うことができ、手入れがしやすいです。 長く使っていくためには簡単に手入れが出来るというのはかなりの利点になると思います。
高速沸騰する理由は？
高い熱効率を発揮
一般的なクッカーの熱効率に比べ、ジェットボイルのクッカーは倍以上の高い熱効率を発揮します。あまりガスを使用しなくても高速沸騰することが出来る理由は、クッカーの底に取り付けられている「フラックスリング」と言うリングです。 フィン状のフラックスリングが熱損失を最小限に抑え、バーナーの熱を吸収し、熱効率を上げてくれます。 一般的なクッカーは熱を周囲に拡散するため、熱効率が低いです。そのため、強い火力と多量の燃料がないと高速沸騰することが出来ません。
燃費が良い
高い熱効率のおかげでガスの消費量が一般的なクッカーに比べて、およそ1/2程度と燃費が良いです。 小さな火力でも高速沸騰させてくれるため、ガス代の節約にも繋がります。
ジェットボイル・ミニモで作れる料理は？
ジェットボイルとは名の通りに「ボイル」することが目的となっています。 素早く沸騰することから、一番使用される方法としては水を熱してコーヒーや紅茶等の飲み物を飲むことだと思います。しかし、とろ火が可能なため、グツグツと煮込んで作るような料理も出来ます。 アイデア次第で料理の幅が広がるため、今度のキャンプで何を作ろう！？とワクワクしてしまいますね。 実際にジェットボイル・ミニモを使用して出来上がった美味しそうな料理をインスタグラムからご紹介します。
カレーライス
とろ火でグツグツと煮込むことが出来るため、とろっと美味しそうなカレーライスが調理可能です。 野外で食べるカレーライスは家で食べるよりもさらに美味しく感じるのは気のせいでしょうか？みんなで暖を取りながら食べたらより一層美味しくなりますね。
煮込みラーメン
野菜がたくさんで煮込むからこそ美味しい煮込みラーメンもジェットボイル・ミニモがあれば作れます。 疲れた身体に栄養補給することができますね。 500ｍｌの水がが2分15秒で沸騰するため、お腹が空いてすぐに食べたい！と言う時もインスタントラーメンがパパッと作れます。ちなみに、インスタントラーメンはサイズにもよりますが、麺を折ることなくクッカーに入れることが出来ます。
雑炊
シンプルで美味しい雑炊。強火だと焦げてしまうし、弱火だと時間がかかってしまいますね。ジェットボイル・ミニモは火加減が繊細に調節することができるので、失敗知らずです。
チーズフォンデュ
こちらはキャンプ上級者感がしますが、こんなお洒落な事も出来てしまいます。みんなでワイワイしながら美味しいチーズフォンデュが食べれたら楽しい思い出も増しますね。デザートにチョコフォンデュも出来るので、みんなでデザートバイキング気分を味わうことが出来ます。
プリンアラモード
こちらはなんとプリンアラモードを山頂で蒸して作ったそうです。 山頂でこんなにも美味しそうなデザートが食べれたら幸せですね。疲れた時にこそ甘い物が食べたくなるので、ジェットボイル・ミニモで作るデザートレシピは増えて行きそうです。
持ち運びに便利なオールインワン収納
アウトドアに行く際に考えてしまうのは「持ち運びが手軽かどうか」だと思います。重たすぎたりパーツが細かくて収納が大変だと持って行くのを躊躇する方が多いと思います。 そんな悩みも解消しているのがジェットボイル・ミニモです。 クッカーの中にオールインワン収納することが出来るため、持ち運びについても大変手軽になっています。ただし付属のゴトクはオールインワン収納できないため、スタッフバックが付いています。
収納前
収納後
細かなパーツを解体する訳ではないので、細かな作業が苦手な方でも簡単に組立てることが出来ます。 オールインワン収納をした後は小さくて持ち運びが便利なのも魅力の一つです。
可愛さも魅力の一つ！選べるカバー
ジェットボイル・ミニモには専用のネオプレン製カバーがあります。着せ替え用にカバーだけ購入する事も可能です。 汚れちゃったからカバーを変えたいなと言う時や、気分によってカバーを変えたりすることも出来ます。デザイン性だけではなく、クッカーを保温する機能もあります。
ネオプレンとは？
クロロプレンの重合による合成のゴムで、天然のゴムよりも燃えにくく、耐油・耐候性に優れています。
カバーデザイン５選
シンプルな黒に光沢が入っていて、上品な感じがします。 デザインに迷ってしまったらシンプルなこちらが良いかもしれないですね。
黒地に木や動物のイラストが描いてあります。 格好良さを求めるならこのデザインがお勧めです。
紫色の中に木のイラストが描いてあります。 ちょっと奇抜に可愛らしさを求めるならこちらがお勧めです。
赤い山脈のイラストのカバーです。 ポイントは蓋です。他のデザインとは違い、オレンジ色です。 小さなところもこだわっている感じがそそられます。
赤いチェックのカバーです。女性でも可愛らしく持つことが出来ますね。 上記以外にも黄色や青などのカバーもあり、迷ってしまいます。 自分に合ったデザインのカバーを付けて、気分を上げるのも良いですね。
まとめ
コンパクトな大きさで広口なため中が覗けるので調理がしやすく、しっかりと洗うことが出来るジェットボイル・ミニモ。 熱効率が高いため燃費も良くアウトドアには欠かせない相棒になるかもしれません。 色々なレシピに挑戦するのも楽しみが増え、思い出になりますね。 デザイン性も高いため、お気に入りのカバーで一緒にアウトドアを楽しんではいかがでしょうか？