キャンパーズコレクション|ファイアープレイステーブル FPT-100(SL)
尾上製作所|マルチファイアテーブル MT-8317
ロゴス|クワトロポッド【D】【NW】
コールマン|ファイアープレーステーブル
OUTDOOR LOGOS(ロゴス) ウッド囲炉裏テーブルEVO 81064124焚き火台 クッキング用品 バーべキュー 焚火ストーブ 焚火スタンド アウトドアギア
山善|キャンパーズコレクション ファイアープレイステーブル FPT-100(SL)
スノーピーク|ジカロテーブル
DOPPELGANGER OUTDOOR| テキーラテーブル TB4-535
囲炉裏テーブルとアウトドア
囲炉裏テーブルの名前を聞いてピーンとくる方、既にアウトドアで使われているも方、購入を検討されている方、全く初めて名前を聞いたという方様々かと思いますが、 今回はこの「囲炉裏テーブル」の魅力を、より一層キャンプが豊かに楽しめるよう解説していきます。
囲炉裏テーブルって何?
キャンパーズコレクション|ファイアープレイステーブル FPT-100(SL)
囲炉裏テーブルの形 画像はキャンパーズコレクション ファイアープレイステーブル FPT-100(SL)
そもそも囲炉裏テーブルとは、テーブル天板の配置がロの字や長方形、変わったものでは六角形をして、真ん中に焚火台や、高さの低いバーベキューグリルをおけるように設計された、アウトドア用のロースタイルテーブルの事を指します。
囲炉裏テーブルという愛称
各アウトドアメーカーでテーブルの名称は異なりますが、低く座って、焚き火等の火を囲み、そのまま食事をとれるスタイルや、オプション品で鍋物を吊るして火にかける姿が、日本では古くからお馴染みの囲炉裏の姿を連想させる為、多くのキャンパーからは囲炉裏テーブルの愛称で呼ばれています。
囲炉裏テーブルは何人くらいで使うもの?
概ね4人から大きいもので8人程度までが一緒にバーベキューや焚き火で使用する事ができますが、バーベキュー等の食事では、1台の焚火台やグリルで作れる量に限りがあるため、4人を超える人数で使用する場合は調理器具の台数やサイズを増やす等、工夫が必要です。
囲炉裏テーブルがアウトドアで放つ魅力5点
囲炉裏テーブル最大の特徴は、 ロースタイルで各個人が火を囲みながら、自分の目前にあるテーブルで食事をとったり、飲みモノを置きながら焚火の火を眺められる点にあります。 ここではその魅力を5つ紹介します。
1・アウトドアでの、設営レイアウトが簡単
キャンプ場について、テントを立てたら次に考えるのが、火を使う場所と、食事をとる場所の設置箇所です。 従来のテーブルであれば、それぞれを別々に設置する必要があるので、場所をとりますし配膳等の導線を考える必要もでてきます。 しかし囲炉裏テーブルの場合、これらを同一箇所に設置するので、ある程度平らで風通しのよい場所さえ見つけると、一気に設営が終わり早めにリラックスタイムを迎えれます。
もちろんキャンプツールらしく、運搬の負担も考えられており、折りたたみ可能で、専用ケースが附属していることがほとんどです
2・みんなで一緒にアウトドアを楽しめる
調理する場所から、自分のテーブルまでの距離が非常に近いため、食事を持ってウロウロと歩き回る必要はありません。 バーベキューでよく見られる、焼き場からテーブルまでを行ったり来たりするのが面倒で 結局グリルの周りでお皿を持った立食になって疲れてしまうケースや 気づけば最小の人数が給仕係になって全員の食事を運んでいる、なんてこともありませんし、タレや食事を落としてしまう心配も少ないでです。
3・テーブル間近で、移動が少なく快適
囲炉裏テーブルでは必然的に火の周りにチェアを置くため、火を使う食事や焚火等は基本的にその場でいる全員が、始まりから終わりまでの時間を共有します。 火が灯る時、食材に熱が伝わる過程、その香り、出来上がった瞬間、一口目の喜び 焚火をみて感じる事、これらは、キャンプ醍醐味を、その場にいる全員が取りこぼすことなく一緒に感じることができるのは、とても魅力的です。 火を囲んでいるので、静寂すらも必要な要素で、いらぬ気遣いもなくリラックスでき、 仲間との一体感も強まります。
4・火を扱うアウトドアに子供も安心
小さな子供がいる場合、火の性質がわからず興味本位で火を触り、やけどをしやすいため、火の扱いには最大の注意が必要です。 囲炉裏テーブルは火の周りをテーブルが囲んでいるため、子供が不意に火に近づくのを防止しやすい構造になっています。また常に誰かが火のそばにいるため、従前のスタイルのように大人だけがテーブルで喋っている間に、子供が熱を持ったバーベキューグリルや焚き火に一人で近づくといったケースも防止し易くなっています。 また、子供と同じ目線で自然と接することで、子供が感じている事を共感しやすく、親子の距離も縮まります。
5・ロースタイルで自然を感じる
囲炉裏テーブルは、高さが焚火台に合わせて低く設計されているものが殆どですが、 このロースタイルは、地面との距離が非常に近く人と自然との距離もグッと縮まります。 地面に足を投げ出し座る低い形では、地面の冷たさ、柔らかさ、匂い、空の高さ等、自然を一層強く感じ、極上のキャンプ感が味わえます。 また、自然と焚き火の位置が目線の高さになり、焚火の揺らぐ姿、その熱の暖かさを間近で感じ、体だけではなく心も解されていきます。
焚き火を身近に感じ、をロースタイルで仲間とくつろぐ、キャンプの醍醐味
意外と深く歴史のある、囲炉裏の魅力
実は、囲炉裏テーブルの魅力は、我々の潜在意識に刻まれています。 キャンプはもともと、野営をスポーツのように楽しむという外国の概念から発展していま す。その目的は、屋外でいかに快適に過ごすかにに焦点が当てられ、使うツールもチェアやテーブルは外国で屋内に使うような背の高い物が選ばれてきました。 しかし、靴を脱いで、屋内で床に座ったり寝転んだりする文化をもつ国では、長い間、座 椅子や座卓が好んで使われてきました。 日本をはじめ、キャンプを含むアウトドアでのロースタイルや焚き火は、我々の日常に近く、落ち着きを感じさせ、快適に過ごせる要因なのです。
囲炉裏テーブルというロースタイルのアイテムは、 割と最近に開発されたように見えて、 実は長い歴史に裏打ちされた親しみ深いアイテムです。
囲炉裏テーブルの気になる値段
このツールの価格帯は、他のキャンプツール同様メーカーによって様々で、 5000円台から30,000円程の物まで幅があります。 他のキャンピングテーブルと比べれば、まだ種類は少ないため、金額はすこしだけお高めです。 さらに焚火台やグリルと高さを合わせる必要があるため、こういった道具をお持ちでない方は新たに揃える必要があります。 使用するチェアに関しては、低いほうが使い勝手はいいですが、背の高いものでも十分に使えます。 しかしながら、仲間と共に火を囲んで、落ち着いて食事や焚火をできる点や、ロースタイルの自然に近い状態で全員がキャンプの楽しみ共有でき味わえる等、既存のテーブルでは手が届かなかった機能を考慮すれば、ただのテーブルとしての機能以上にキャンプをよりキャンプらしく楽しめるという付加価値は高く、決して一概に値段が高いというわけではありません。
アウトドアで魅せる、オプション品の魅力
ロゴス|クワトロポッド【D】【NW】
オプションとして、三角、もしくは四角錐状に展開し、頂点部分からチェーンやフックがたれたツールがあります。 このツールを使い、ダッチオーブン等を吊るせば、火加減を調整することができ、中身を煮立たせることなく保温する効果があったり、鍋物を吊るし調理する下で、網を使いバーベキューをすることも可能でキャンプの楽しみである調理の幅が広がります。 見た目も古民家の囲炉裏を想像させ情緒的になります。
囲炉裏テーブルをアウトドアで!オススメ5選+1
1・軽量で丈夫なスグレモノ
コールマン|ファイアープレーステーブル
サイズ:使用時/約1000×1000×270mm 収納時/約1000×170×110mm 重量:約6kg 材質:ステンレス、他
Coleman(コールマン)の「ファイアプレイステーブル」の特徴は、なんといってもその軽さにあります。荷物が多くなりがちなグループキャンプで荷物の運搬を考えた際に重量は大事な要素となりますが、6kgと軽量で専用収納ケース付きで持ち運びも簡単な店は非常にありがたいです。また組み立て簡単で、ステンレス素材のためサビに強く、お手入れが簡単なのが嬉しいです。 価格帯も1万円台前半で、全体の中ではやや安い方に入ります。
2・リーズナブルでシックなデザイン
尾上製作所|マルチファイアテーブル MT-8317
サイズ:使用時/約1000×1000×270mm 収納時/830×170×100mm 網サイズ/830×170mm(4枚) 重量:約9kg 材質:スチール
尾上製作所の「マルチファイアテーブル」は、リーズナブルな価格で、汚れの目立ちにくい黒異見た目が印象的なの囲炉裏テーブルです。組み方を変える事も可能でミニテーブルとしても使えます。中央に置く焚火台も数種類のメーカーの使用を想定し、広めにとってあり、火との距離があるため安全です。 価格帯としてはかなり安い部類にはいります。
3・アウトドアで自然に溶け込む、木の風合いが魅力
OUTDOOR LOGOS(ロゴス) ウッド囲炉裏テーブルEVO 81064124焚き火台 クッキング用品 バーべキュー 焚火ストーブ 焚火スタンド アウトドアギア
サイズ:使用時/約920×920×270mm 収納時/約920×160×160mm 重量:約10.9kg 材質: フレーム部/スチール 天板/木製
LOGOS(ロゴス)の「ウッド囲炉裏テーブル」は、天板が木製で個性的です。木材を使用している分、重量はありますが、その分作りが丈夫で、何より自然の中で木のテーブルで食べる食事は特別感があります。また、傷や汚れすら味に変わっていく木製製品独特の味わいもあり、長く使いたくなる商品です。機能よりも雰囲気にこだわるという方にオススメです。
4・独立したミニチェアとしても活躍
山善|キャンパーズコレクション ファイアープレイステーブル FPT-100(SL)
サイズ:1000×1150×270mm 重量:約7kg 材質:アルミニウム
Campers Collection(キャンパーズコレクション)の「ファーアープレイステーブル」は。囲炉裏テーブルとしての機能だけではなく、それぞれをミニテーブルやチェアとしても使用出来ます。 囲炉裏スタイルだけではなく様々な場面で用途に合わせて使用できるのがオススメポイントです。アルミ性のため軽量で天板部のお手入がサッと拭けるもありがたいです。値段帯もやや安い部類に入ります。
5・機能とデザインの美しさ!
スノーピーク|ジカロテーブル
サイズ: 焚火台L使用時/1120×1120×400mm (開口部600×600mm ) 剛炎使用時/890×890×400mm(開口部370×370mm) 重量:約10.5kg 材質:テーブルトップ・脚部/ステンレス ツマミ/アルミ合金
snow peak(スノーピーク) の「ジカロテーブル」は、組み立て方によって開口の広さを変更できます。 また別売りのマルチファンクションテーブルを接続することもでき、広いテーブルスペースを確保できます。 安定性抜群でな機能美どデザインを兼ね備えた商品です。 お値段はこの手の商品の中では最も高額ですが、修理可能で長く使えるのも特徴です。
新アイテム 新しい囲炉裏テーブルの形
DOPPELGANGER OUTDOOR| テキーラテーブル TB4-535
天板3枚、テーブル、囲炉裏、グリルあみ、棚等、様々な表情をみせる変幻自在のアイテム。 囲炉裏にするには別売りのレッグが1つ必要
ドッペルギャンガー テキーラテーブルは2017年4月に発売された新アイテムです。 火の上でも使用できる三つの天板で様々なアイテムに変化し、安価な木材であるワンバイ材とも組み合わせ可能。 鉄と木を合わせたデザインと、シーンに合わせてマルチに使える機能性を備えたこのアイテムも今年の夏活躍する事間違いありません。
購入時の注意!
囲炉裏テーブルは、真ん中に焚火台やグリルを置くことを前提にしているため、焚火台のサイズにあった物を使用する必要があります。 事前によく寸法を知った上で購入しましょう。 また組立方を間違えると、安定性が悪くなります。火の周りで使う物なので事前にしっかり組立方をマスターしておきましょう。
最高のキャンプナイトを!
仲間と共に、自然を感じ、作業を共有することはキャンプにとって最大の魅力とも言えます。囲炉裏テーブルは、そんな貴重なキャンプナイトを一層格別な体験へと導いてくれるアイテムです。 焚き火の火を囲みながら、ほぐれた心でバーベキューをし美味しい食事をいただく。 キャンプならではの贅沢を是非、囲炉裏テーブルと共にどうぞ。
一昔前は珍しいタイプのテーブルでしたが、現在は多くのアウトドアのツールメーカーから販売されており、ホームセンター等でも取り扱いがあります。