収納関連で発生するトラブルとは？？
テントやタープ、チェア、テーブルといった大きなギアから、 調理器具や救急セット、遊び道具などの細々とした小物まで たくさんのキャンプ道具やギアをキャンプ場へ持っていきますが、 場合によってはすべて把握するのは難しいほどの種類と量になります。 そんな中、収納を甘く考えていると様々なトラブルを引き起こす原因になります。 では、どんなトラブルが起こるのでしょうか
車のトランクにキャンプ道具が入りきらない
前回のキャンプでは何とかギリギリ積めたのに！ 今回はなぜか入りきらない！
キャンプ道具やギアは自然と増える
キャンプ道具やギアは何故か日々増えていってしまうものです。 いざ、持っていくものを減らしてください。と言われても意外と難しいのではないでしょうか。 大型のギアなどはある程度の重ね積みが可能ですが、小物類はそうはいきません。
小物類をトランクに積みやすくするためには
普段からコンテナやRVボックスに用途別に分けて収納しておくことで 車のトランクに積める限界量をある程度把握することができます。 また、出発時のトランクへの積み込みもスムーズに行うことができます。 一番バタバタする出発の朝に無駄な労力を使わなくて済むのはとても大切です。 せっかくの楽しいキャンプ。出発前からヘトヘトになってしまっては全力で楽しめません。
走行中にキャンプ道具の雪崩が発生
ワンボックスカーでキャンプ場へ行かれる方、かなり多いのではないでしょうか。 ワンボックスカーといえば後部座席とトランクがつながっているモデルが多いと思いますが、 ここでよくありがちなトラブルとして、走行中の荷物の雪崩があります。
雪崩が起きる原因
まず、「トランクに詰め込みすぎる」という問題がありますが 大抵の場合、キャンプに行く時はトランクはパンパンになります。 さらに、収納できていな小物類は、大抵の場合荷物の上部に積まれます。 （重ねられないため） これが急ブレーキなどの反動で一気に後部座席へ雪崩のように落ちて来るるのです。
雪崩を起こさないようにするには
前日のうちに小物塁類はコンテナやRVボックスにまとめておきましょう。 コンテナやRVボックスに収納されていれば 雪崩が起きないような積み方に頭を悩ませる必要はありません。 天井まで積み上げるような場合は、 積み重ねたときに下のボックスとしっかりと固定されるような収納ボックスがおすすめです。
トランクからの雪崩は危険！！
そもそも走行中のトラブルは大きな事故に繋がりかねません。 後部座席に小さなお子さんが座っていた場合などもケガの元になります。 事前に予防することが大切です。
キャンプ道具の忘れ物が増える
テントやタープなどの大型のギア以外にも、 乾電池類や調理器具、いざというときの救急セットなど キャンプ道具には様々な小物がたくさんあります。 しっかりと収納しておくことで、何があとどのくらい残っているかなどを把握することができます。 収納がしっかりできていない場合は、それだけ忘れ物が増える確率が増すということになります。 大型のギア類があまり忘れないとは思いますが、小物のアイテムまで意識が回らないことも多々あります。
欲しいキャンプ道具やギアがすぐ見つからない
最もありがちなトラブル
「あれはどこにあったっけ？」「あれがない！」「どこに入れたか忘れた」 キャンプ場にて最も多いトラブルがこちらです。 テント・タープ設営時： 「ペグはどこ？」「ハンマー見つからない」 料理中： 「小皿はどこ？」「替えのガス管がない」「箸どこに入れた？」 日が暮れたころ： 「LEDランタンの電池がない」「携帯用の懐中電灯どこだっけ？」 このようなことはキャンプをしていれば誰もが経験する事でしょう。
作業効率の良いキャンパーはカッコいい！
その度にキャンプ道具をひっくり返してアタフタする羽目になります。 奥さんからも冷たい目で見られ・・・。 なんてことがないように、事前に対策が大切になります。 用途ごと、カテゴリごとにきちんと分けて収納することで このトラブルの発生頻度は大きく下がります。 作業効率のよいキャンパーはカッコいいです。
細々としたキャンプ道具はRVボックスやコンテナに収納する
小物のキャンプ道具は意外とかさばる
燃料や調理器具などの細々としたものは小さいからといって侮ってはいけません。 細々としたものが多いと、大型のギア以上にかさばります。 また、小さなケースを別々に持っていくと、いっぺんに持ち運ぶことが難しくなったり、 トランクの積み方に工夫が必要にだったりと良いことがありません。 コンテナやRVボックスを活用することで、 すっきりとコンパクトに収納することができます。
汚れてもいいキャンプ道具、そうでないキャンプ道具で分ける
例えば燃料と調理器具を同じボックスに入れるのは好ましくありません。 臭いを発する燃料が含まれていた場合、調理器具にも臭いがうつってしまいまうからです。 また、汚れがついているもの、汚れてはいけないものでもきちんと分けて収納しましょう。 燃料やBBQ道具などの外用品と調理器具や救急セットなどは異なる収納ボックスを使用し、 用途やカテゴリごとに分けて収納することが大切です。 用途やカテゴリごとに分けることで、 いざ必要になった時にすぐに取り出すことができるというメリットもあります。
様々な種類のRVボックスやコンテナがある
RV収納ボックスやコンテナは様々なタイプのものが販売されており、 種類もかなり豊富です。 気密性の高いものや、耐久性に優れたもの、大容量のものまで様々です。 ソロキャンプ、ファミリーキャンプ、グループキャンプ それぞれのキャンプスタイルによっても、必要とする収納ボックスは異なってきます。 自分の使用用途にあった収納ボックスの種類や容量（サイズ）を見つけることがとても大切です。 これから、数ある商品の中からおすすめの商品を８点ご紹介いたします。
おすすめの収納ボックス コンテナ編
①コールマン ベルトコンテナ
色の種類はレッドとグリーンの2色。 サイズも「53.5cm×36cm×28cm」と「45.5cm×30.5cm×24cm」の2種類があり、用途に応じて選べます。 何段も重ねることが可能で、使用しないときは折りたたむこもとできます。 また、密閉されていないため通気性にも優れています。 食器などの洗い物を入れて洗い場まで運ぶ用途としても使われているようで、おすすめの万能ボックスです。
②キャプテンスタッグ フォールディング ハンディコンテナ
こちらの商品もおすすめの一品です。 何だか覚えづらい商品名ですが、程よい大きさで折りたたむことも重ねることも可能です。 取っ手がついていて持ち運びしやすい構造になっています。 使い勝手の良さはコールマンのベルトコンテナにも決して劣っていません。 カラーは3色から選ぶことができます（ブラック/グルーン/ネイビー）
おすすめの収納ボックス RVボックス編
③アイリスオーヤマ ボックス RVBOX
容量は40リットルと大きく、かつ運びやすいサイズになっています。 耐荷重が80kgと非常に頑丈なため、キャンプ場ではベンチや踏み台として使用することも可能です。 相当な負荷がかからない限りつぶれることはないでしょう。 小さいお子様が収納ボックスの上に乗って飛び跳ねても問題ないため、 壊されてしまうかも、という心配も無用です。
④リス トランクカーゴ
容量は30L、50L、70Lの3種類となります。 70Lもの容量ともなるとかなりの大容量です。 ランタンなどの大きさのギアもしっかりと収納することが可能です・。 また、この商品の凄いところは、なんといっても耐荷重100㎏。 相当ハードに使用しても問題ないくらい頑丈なため、様々な用途で使用可能です。 まさに万能ボックス。 耐荷重100㎏ということで、もちろんベンチや踏み台としての使用も可能です。 色合いも濃い目のグリーンでとても落ち着いています。
おすすめの収納ボックス 多目的ボックス
⑤無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス
キャンプ道具として人気の高い商品がたくさんある無印良品。 その中の１つが、こちらの「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」 見た目もおしゃれで清潔感があります。 商品名の通り、とても頑丈な為、重ね置きしても問題ありません。 また、この商品の最大のメリットは何といってもコストパフォーマンス。 価格は大サイズで税込1,800円とかなりお買い得です。 無印良品好きにはたまらないおすすめの一品です。
⑥コストコ タフボックス
コストコで販売されているタフボックスという商品になります。 通販の場合は送料が高くついてしまうため、店舗での購入をお勧めします。 コストコ会員の方は是非ともコストコの店舗に行ったときに探してみてください。 サイズはかなり大きめですが、値段が安価な為、コストパフォーマンスに優れています。 気密性にはあまり優れていませんが、燃料や遊び道具などの保管に便利です。 また、こちらの商品、重ねるとちょうど蓋の部分にしっかりと収まり安定するため、車のトランクへ重ねて積む場合も安心です。
おすすめの収納ボックス おしゃれ編
⑦コストコ アンモボックス
こちらもコストコからの商品になりますが、 なんと、実際に弾丸入れとして使用されているボックスだそうです。 ちなみにアンモボックスとは、弾薬を入れて保管しておくための金属製の箱のことを指すそうです。 弾薬入れと聞いただけでも頑丈だということが想像できます。 メタル製のため重量感がありますが、 蓋にはパッキンが施されており防水性にも優れています。
⑧スパイス スマイルボックス
非常に可愛らしくおしゃれな収納ボックス。 ボックスのフタに記載されているスマイルがとてもおしゃれです。 カラーは全部で6色、大きさもL・M・Sと3種類販売されています。 この商品の驚くべきポイントは、 口の部分が取っ手になること。
プラスチック製のため、決して頑丈ではありませんが、おもちゃ入れなどに使用すると、 小さなお子様が喜んで片づけを手伝ってくれるような商品です。 キャンプに持っていくお子様のおもちゃ入れなどに使用してみてはいかがでしょうか。 きっとお子様も喜ぶと思います。
収納ボックスの中でもケース分けする
用途別やカテゴリごとに分けて収納する場合でも、 収納ボックスに何も考えずに詰め込んでしまうと、収納ボックスの中でぐちゃぐちゃになり、取り出しにくくなってしまいます。
100均の小物ケースが大活躍
100均で販売しているプラスチックケースや 段ボールをケース代わりにして更に細かく分類してみましょう。 救急セットやペグケース、洗濯ばさみケース、乾電池ケースというように 細かくケースごとに分類してくといざ使用するときに非常に便利です。
キャンプ道具の収納はカッコよくおしゃれにすっきりと！
収納ボックスは自宅に保管する際もおしゃれにすっきりとしまっておく道具としても利用可能です。 キャプ中だけでなくキャンプを終えて自宅に帰った後もそのまましまっておくことができます。 おしゃれな収納ボックスを利用すると。工夫次第ではインテリアとしてのアクセントにもなります。 収納をしっかりとすることで、 準備疲れやキャンプ場での無駄な時間を軽減することができます。
キャンプスタイルは十人十色
キャンプの楽しみ方やスタイルは各々異なります。 自分の使用用途に合った収納方法を見つけることも キャンプを楽しむ上での醍醐味の１つではないでしょうか。
重ねるとこのようになります。