reins TG スリムダウンショットシンカー 1.5oz
第一精工 ワニグリップMC
アブガルシア バーチカルコンタクト OFVS-642LS
シマノ 20 ツインパワー 2500S
バークレイ PEライン 200m 0.5号
JACKALL ワッキージグヘッド 0.6g
クレイジーオーシャン 海毛虫 アジング ワーム 2.5インチ
流行のバチコンアジングをご紹介!
数、型共に楽しめるアジングボートゲーム!
アジングは面白いけど豆アジばかりで釣果が不安定、もっと大型を数釣ってみたい!そんな方におすすめの釣り方が流行中のバチコンアジングです。群れを魚群探知機で直撃するので釣れるときは短時間でクーラー一杯、40UPの大型も登場します。
ショアアジングの知識や経験もかなり活かせるので、アジングにはまっている方も是非チェックしてみて下さい!
バチコンアジングとは
バーチカルコンタクト、略してバチコン!
バチコンアジングは比較的新しい釣り方で、キャッチーなネーミングの意味をお探しの方も多いはず。バチコンとはバーチカルコンタクトの略、意味は「縦に落として魚に接触」です。
キャスティングの釣りと比較して船釣りの縦に仕掛けを落とす様子をバーチカルと呼びます。ジギングなどで良く使われている言葉です。アジングファンの方なら良くご存知かと思いますが、アジは縦の動きに強く反応する魚です。フォールの動きが演出しやすい船の釣りにアジングの考え方はピッタリ合致します。
ショアからの釣りでは流れの変化やタイミング次第の回遊待ちでアジとの接触を待ちますが、船釣りは魚群探知機を使って直接仕掛けをコンタクトさせます。
食わせて掛ける工程が楽しい釣りなので、頻度が増えるバチコンは時間の無い方にもおすすめ、数、型共に期待できるので、アジングファンの方は是非チェックしてみて下さい!
デイゲームからナイトゲームまで楽しめる!
バチコンアジングに最適な時間帯とは
バチコンアジングの釣り場は他の釣りに比べて岸に近い場所が多く短時間船や遅出船での取り扱いが活発。ショアアジング同様、早朝夕方、夜間が釣りに適している時間帯です。勝負も早いので短時間でもバッチリ楽しめます。
ショアアジングでお馴染みのナイトゲームは大型の実績が高く高活性な固体が多いので、初めての方にもおすすめです! 地域によって出船可能な時間の制限が異なるのでお住まいの地域情報をチェックして気軽に楽しめる船宿を見つけましょう!
マイボートやレンタルボートにもピッタリ!
デイゲームならカヤックやゴムボートにもおすすめ!
アジの船釣りポイントは岸から近い場所にも点在しているので魚群探知機と情報があればマイボートでもバッチリ楽しめます。夜間は大型のライトを搭載できる規模のボートでなければ危険なので出船できませんがデイゲームなら快適。
タックルや釣り方は同じなのでポイントに心当たりのある方も是非釣り方をチェックしてみて下さい!
バチコンアジングタックルの選び方
使用するオモリは10号前後!
reins TG スリムダウンショットシンカー 1.5oz
まずはバチコンアジングで使用するラインと シンカーのウェイトを確認してみましょう! 使用するウェイトは10号から15号が標準。1号は3.75g、1.5ozは42gなので11号相当、ショアのアジングとは大きく違ってきます。
潮の緩いエリアであれば軽量なオモリでも沈められますが、水深のあるポイントや潮の流れが速い場所には30号以上、もっと重いオモリを使用する場合があるので事前に船宿へ確認しておきましょう。
ティップランのように細い糸でしか仕掛けが入っていかない場合があるので、PE0.6号前後のラインを使用します。水深は30mから80mまで様々。1本でやりきるよりも 2本用意したほうが快適に釣りを楽しめる状況が多い釣りです。
バチコンアジングタックル ロッドを選んでみよう!
バチコンアジングにおすすめのロッドをご紹介!
アブガルシア バーチカルコンタクト OFVS-642LS
バチコンアジングには使用するオモリに対応出来るオモリ負荷を持ちながら、繊細なアジのアタリを捉えて掛ける事が出来るロッドが必要です。長さは操作しやすい6フィートから7フィートがおすすめ。
専用製品の展開も始まっていますが、まだ始まったばかりの釣りなので1度試しにやってみたい、という方には代用ロッドがおすすめ。ティップラン、ひとつテンヤ、メタルスッテのロッドは構造が近いので使いやすいロッドです。
浅い釣り場であればバスロッドや強めのメバルロッド、深い釣り場にはライトジギングロッドやキス竿がおすすめ。先調子で先がやや入りつつ胴に残る特性のロッドが代用に適していると言えます。
バチコンアジングタックル リールを選んでみよう!
スピニング、ベイトどちらでも楽しめる!
シマノ 20 ツインパワー 2500S
リールはスピニング、ベイトどちらでも楽しめます! 細い糸を使って仕掛けを入れ込む場合はライン放出に優れるスピニングリールが快適。ひとつテンヤの要領で少しずつ糸を出しながら仕掛けを入れていきましょう。
サイズはPE0.6号150mのキャパシティとパワーを備える2500番前後、スローに誘えるノーマルギアが人気です。ベイトはフォールのアタリをキャッチしやすいのが最大のメリットで素直に仕掛けが落ちていく状況で活躍。
ベイトフィネス系のリールもタックルに良くマッチします。まずはお持ちの道具から! ロッドはベイトとスピニングで兼用出来ないので、必要なタックルを吟味してバチコンアジングに挑戦してみましょう。
バチコンアジングタックル ラインを選んでみよう!
ラインはPE0.6号150mが標準セッティング!
バークレイ PEライン 200m 0.5号
ラインは伸びにくいPEライン、細いほど仕掛けが入りやすくなるので0.6号前後を使用します。太いラインを使って重いオモリを使うより細いラインでオモリを軽くするほうが有利です。
リーダーは大型に備えてフロロカーボンの8lb前後を使用、長さは50cm前後で各種結びに加え糸ヨレ対策のスイベルを使った接続方法も効果的です。回遊性の高い魚をコマセ無しで同じレンジに留め続ける事は出来ないため、マーカー入りのラインで魚を追いながら釣りを展開しましょう!
バチコンアジング仕掛け ジグヘッド
0.3gから3gを使い分けよう!
JACKALL ワッキージグヘッド 0.6g
バチコンアジングはジグヘッド+ワームを、オモリを使ってコンタクトさせる釣り方なので選び方もアジングと近い感覚で楽しめます。流れに乗ってフワフワと漂う動きや オモリから伸びた糸の部分でスローなフォールを演出、状況によってジグヘッドのウェイトを使い分けましょう。
40UPの大アジも登場する釣りなので、ショア向けの細軸は伸ばされてしまうケースがあります。やや太軸のメバル向けや大型にも耐えられるバス向けのジグヘッドを用意しておいてください!
バチコンアジング仕掛け ワーム
カラーローテーションでアジを攻略!
クレイジーオーシャン 海毛虫 アジング ワーム 2.5インチ
バチコンアジングでもショアのアジング同様、カラーローテーションでアジを飽きさせない釣り方が効果的。水を受けるリブの多いストレートタイプが中心、サイズはシルエットでも誘える3インチ前後を使用します。
フォーミュラー系も効果が高いのでアクアやガルプ、手軽なスプレーも試してみてください。アジの口に折れ曲がってはいるソフトなマテリアルも、もちろん効果的です。
バチコンアジング仕掛け キャロライナリグ
バチコンアジング定番のキャロライナリグとは
バチコンアジングの定番、メインラインに中通しのシンカーをセット、スイベルをストッパーに糸を出してジグヘッドをセットするキャロライナリグです。
スイベルが入っているのでシンカーやリーダーの調節が手軽、潮の流れに乗せてスローフォールやスイミングなどナチュラルなアクションでアジを誘います。
リーダーを長く取るセッティングはアワセが効きにくくなりますがナチュラルなアクションが演出できます。横からの流れに強いので潮の流れが速い場合はキャロライナリグから釣りを始めてみましょう。
バチコンアジング仕掛け 逆ダンリグ
バチコンアジング特有の仕掛け、逆ダンリグとは
胴付き仕掛けのようなスタイルでジグヘッド側をよりフリーに動かせる逆ダンリグ。リーダーとジグヘッドの間にハーフヒッチ4回で枝スを出してオモリを接続します。オモリとジグヘッドが近くなりすぎないようにセッティングしましょう。
オモリが仕掛けの一番下に来るので操作性が良く深場で活躍、クションを加えやすくアタリもバッチリ取る事ができます。手返し良く数が出るタイミングにおすすめの仕掛けです。
バチコンアジング 投入から誘いまでの釣り方をご紹介!
バチコンアジングに挑戦!
投入はひとつテンヤ同様、真っ直ぐ真下に落とすだけでOK! ショアゲームとは異なり キャスティングは必要ありません。スプールを軽くサミングしながら仕掛けを海底に沈めてください。底付近に沈んでいる場合は一度底を取ってから巻き上げる方が狙ったレンジにより近い場所に仕掛けを届ける事ができます。
着底が分かりにくい場合はPEラインで海面に輪を作ると糸のストップが分かりやすくなるのでお試しください。表層付近アジが浮いている状況はラインのマーカーを使ってレンジを直撃します。糸が斜めに入る事を考慮してシンカーのウェイトを調整しましょう。
誘いは軽いワンピッチジャークとシェイキングが基本、糸フケを使ったタタキやストップも効果的です。反応がある場合は決着が早い釣りなのでアタらない時は一度仕掛けを回収、リーダーの長さやジグヘッドの重さ、ワームのカラーをローテーションしましょう。
その場にあり続けるエサよりも突然落ちてきたエサに強く反応する魚なので、落とし直しだけでも反応が大きく変わります。
バチコンアジング アワセから取り込みまでの釣り方をご紹介!
掛ける釣りを楽しもう!
ショアからのアジング同様、アタリからそのまま掛かる事は少なくシャープなアワセが必要になります。乗せ調子、掛け調子を問わず違和感にはロッドを立てて素早くアワセを入れてください。
アジが乗ったらラインテンションを緩めないようにドラグを使いながら中速程度で仕掛けを回収、海面でのフックアウトには要注意です。
バチコンアジングの持ち物をチェック!
グリップの使用がおすすめ!
第一精工 ワニグリップMC
多くの状況に対応出来るようシンカーとジグヘッドは、各種のウェイトを多数持ち込むのがおすすめ。リーダーやワーム、スッテも複数用意できれば完璧です。ショアアジング同様ゼイゴや背ビレで手を傷つけないようにフィッシュグリップも用意しておきましょう。
ナイトゲームでも船のライトで快適に手元を確認出来るので、ヘッドライトは不要です。40cmを越える大型も登場、数もかなり釣れるのでクーラーは大きめを用意してチャレンジしてみてください!
バチコンアジングの釣りを動画でチェック!
ライトに楽しめるバチコンアジングの動画をチェック!
東京湾、ボートでのバチコンアジングを紹介している動画です。浅いポイントで楽しめるライトな釣り方を紹介しています。仕掛けを投入後、仕掛けの馴染みを待ちシェイクとストップでアタリを出します。
乗り切らなくてもアクションを加えて追い食いを誘いましょう。東京湾は比較的浅い場所で大型のアジを狙えるので、初めてのバチコンアジングも手軽に楽しむ事ができます。
ナイトゲームならイカメタルとのリレーも楽しめる!
明かりとアジでイカも高活性!
船の明かりに集まる小魚を狙ってイカ類も多く集まります。釣れたアジへのバイトだけでなくシンカーをスッテにする事で両方を狙う釣り方も可能、ロッドの持ち替えはもちろん、条件が合えば同じロッドでも楽しめます。
リレー制、自由選択制と船によってルールが異なるので確認が必要ですが、アジとイカの両方を楽しめるのもナイトのライトゲームならではの面白さと言えます。
バチコンでアジングをもっと楽しもう!
専用タックルの展開もスタート!
ショアアジングの流行に伴い研究の進むバチコンアジング。専用タックルも各メーカーから展開が始まりました。対応する船宿はまだ多くありませんが ルアー系の得意な船は今後バチコンアジングの扱いが増えるかもしれません。
美味しいアジはお土産にもバッチリ、船釣り初心者の方もバチコンアジングでオフショアの釣りに挑戦してみましょう!