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カルカッタコンクエストDC|新型や人気など、モデル別インプレを比較!

DCリールの中でもサイズが豊富で人気があるカルカッタコンクエストDCシリーズ。しかし、高額で購入出来ないアングラーも多くいます。今回は、カルカッタコンクエストDCを各モデル別に紹介して、インプレやリールの特徴をご紹介していきたいと思います。
更新: 2022年1月31日
YOSHIKAGE14
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この記事で紹介しているアイテム

シマノ 20 カルカッタコンクエスト DC 100

シマノ 19 カルカッタコンクエスト DC 200

カルカッタコンクエストDCシリーズ

DCリールと言えば、 キャストした時のブレーキ音が とても印象的です。 そんなDCリールの中でも古くから人気があるのが カルカッタコンクエストDCシリーズです。 見た目もカッコ良く力強いリールなので 多くのアングラーから愛されています。

今回は人気モデルや最新モデルの 特徴や違いなどをインプレ比較してご紹介 していきたいと思います。 高額でなかなか手に入らないリールなので 興味のある方は参考にして頂きたいです。

シマノ 11 カルカッタコンクエスト50DC

軽量ルアー専用モデル

出典:amazon.co.jp

いまでは入手不可能となった、幻の「カルカッタコンクエストDC50」です。

出典:amazon.co.jp

スペック(左右共通)

・ギア比 6.2 ・最大ドラグ力 34.3N/3.5kg ・自重 230g ・ナイロン糸巻量(号-m) 1.5-140、2-105、2.5-90、3-70 ・最大巻上長 58cm (cm/ハンドル1回転) ・スプール寸法 30/21 (径mm/幅mm) ・ベアリング数 S A-RB/ローラー 11/1 ・I-DC4搭載

インプレッション

ライトルアーに絶対優位として2011年に発売さたのが、DC50モデルであり「I-DC4搭載で超軽量ルアーを自在に操る」という謳い文句で人気を集めました。2g以上のルアーなら快適に投げられます。 しかしカルカッタコンクエストBFSが 発売されてより快適に軽量のルアーが 投げられるようになったので出番は 少なくなってしまうのですが、ラインの糸巻量を考えるとこちらのリールの方に分があったようです。

人気の秘密の1つが独特のリール音であり、ブレーキがしっかり出来ているかわかりやすく安心できます。いまでは手に入れることが困難ですので、お持ちの方は大切にコレクションとして保管してください。

シマノ 20 カルカッタコンクエスト DC 100

定番DCをバージョンアップした2020年追加モデル


シマノ 20 カルカッタコンクエスト DC 100

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

スペック(DC100 RIGHT)

・ギア比 5.6 ・最大ドラグ力 4.0kg ・自重 240g ・ナイロン糸巻量(lb-m): 12-100、14-90、16-80・最大巻上長 58cm (cm/ハンドル1回転) ・スプール寸法 33/22 (径mm/幅mm) ・ベアリング数 ベアリング数BB/ローラー:1・I-DC5搭載

インプレッション

カルカッタコンクエストDCリールの定番はモデルが100DCですが、2020年にモデルチェンジされています。マキモノの覇者と呼ばれる100DCは、10g前後のルアーが扱いやすくDCの リールの中で一番応用が利くモデルです。 80cmクラスのシーバスが来ても難なく扱えます。 ボートでのメインベイトタックルにもおすすめのリールです。

10g前後のクランクをカバー際に テンポよくキャスト出来て、一定の飛距離を保ちながら出来るので ボートではとても有効な作りとなっています。DC100 RIGHTの他にギア比6.8の「DC100 HG」も販売されていますので、ご購入の際には検討してください。

シマノ 19 カルカッタコンクエスト DC 200

巻き物おすすめモデル

シマノ 19 カルカッタコンクエスト DC 200

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

スペック(左右共通)

・ギア比 4.8 ・最大ドラグ力 6.0kg ・自重 260g ・ナイロン糸巻量(lb-m):14-145、16-120、20-100 ・ハンドル長(mm)  42mm ・最大巻上長 57cm (cm/ハンドル1回転) ・スプール寸法 38/22 (径mm/幅mm) ・ベアリング数 BB/ローラー 12/1ベアリング数 A-RB/ローラー 10/1 ・I-DC5搭載

インプレッション

2019年にモデルチェンジしたDC200は、1/2oz以上の巻物におすすめのリールです。 太めのラインで遠投して巻いたり底を攻めたりするのに使っていきましょう。 またビックベイトでスローに攻めたい時には ピッタリのスペックになっています。 キャスト時に空気抵抗が大きいビックベイトや スピナーベイトは安定した飛距離を出しやすい商品です。

ただし、自重が260gもあるリールなので長時間の使用はとても疲れます。 速い巻きの展開なら100DC方がよいでしょう。 他にギア比が6.2、自重265gの「DC200HG」も販売されています。

05 カルカッタコンクエスト250DC

旧型の最大モデル


出典: https://www.ps-katsuki.co.jp/item_page/842_8511.html

スペック

・ギア比 5.0 ・最大ドラグ力 49.0N/5kg ・自重 285g ・ナイロン糸巻量(号-m) 3-180、3.5-150、4-130、5-105 ・ベアリング数 A-RB/ローラー 10/1 ・旧DCシステム搭載

インプレッション

旧カルカッタコンクエストDCのリール なので好んで使う人はいません。 09のカルカッタコンクエスト200DCと 似ているスペックですが、DCの性能など 進化しているのでわざわざこのリールを 購入する必要はありません。

飛距離を出そうとすると違いがよくわかります。 中古品でもなかなか見つからないので コレクションとして持っておくのもよいでしょう。

カルカッタコンクエストDCの利点

ローギアで力強く引き寄せるDCリール

カルカッタコンクエストの特徴と言えば 高剛性とパワフルな巻き感と言えます。 ローギアでどんなビックフィッシュが来ても 引き寄せられるリールで、昔から憧れている アングラーも多いです。

ローギアのカルカッタコンクエストに DCブレーキシステムを搭載する利点は、 一定の飛距離をゆっくり攻める事です。 飛距離はそれなりに出ますがおかっぱりなどで 遠投して素早くサーチしたい時には使いづらい面もあります。

DCブレーキシステムにより風などの影響を受けにくい事は 事実ですが、カルカッタ自体遠くに飛ばすための リールではないのでアンタレスDCと比較してしまうと 物足りないと思います。

それよりもボートなどで近づいてカバー際を 攻めるのには一番良いリールと言えます。 特にハードルアーをテンポよくキャストするには おすすめです。 シマノプロスタッフの田辺プロが気に入って 使っているのは、自身のスタイルと相性が良い リールだからではないのでしょうか。 他のDCリールとの違いを理解して使う事が出来れば 最高のリールと言えます。

参考動画はこちら!

YouTubeをチェックしよう

カルカッタコンクエストDC - YouTube

YouTubeでカルカッタコンクストDC関連の 動画がたくさんアップされています。 使い方から釣果まで動画を見て参考に してください。

DCブレーキシステムから「I-DC5」への進化


進化が目覚ましいDCリール

出典:amazon.co.jp

現在販売されているDCモデルには「IDC-5」ブレーキシステムが搭載されています。キャスティングしたあとに複数回ブレーキがかかるようなかかる感じのブレーキで、車に例えていえば何度も軽くブレーキを踏むポンピングブレーキのようなシステムです。

機能でいえば、ナイロン・フロロ・PEラインを、リール内部のダイヤルでモード切替ができ、最適な設定に調整してくれます。また、外付けのダイヤルでも、5段階のブレーキ強度が簡単に変更でき、強風に適応するウインドモード「W」にも設定できるため、バックラッシュトラブルを抑制しながら遠投を可能にする便利なブレーキシステムです。

新型への期待

進化が著しいリール業界でシマノDCリールの人気は 衰える事はありません。 5年ぐらいの周期で新型モデルが発表される中で、 カルカッタコンクエストDCの新型の発売を期待する人も多いようです。

DCリールでもより遠くに安定した飛距離が出せる仕様になってきているので、今後も時代のニーズにあった進化した商品が発表されるでしょう。

リール業界の流れ

軽量化と飛距離が中心

シマノに限らずリール業界は、 軽量化と飛距離の改善が中心になっています。 ギアやスプール、ブレーキなど誰が使っても 快適に遠くへ飛ばせるようになってきました。

DCリールの限らず他社のブレーキシステムも 良い物がたくさんあります。 そんな中でDCリールは、より簡単に細かい ブレーキセッティングが出来て、ルアーや ラインによって最大限の飛距離が出るように 進化しています。 アングラーからすれば、これ以上ないほどの リールだと思ってしまうぐらいです。

パワフルなDCリール

これまでのDCリールの評判と言えば、 安定した距離が出る分、細かいブレーキ調整が 出来なかったので通常のリールと比較してしまうと 飛距離がもう少し欲しい印象でした。 DCブレーキシステムの進化により、そんな違和感も なくなってくるのではないのでしょうか。

飛距離のアンタレスDCに対して、 頑丈でどんな魚が来ても力強く引き寄せて ランディング出来るパワフルなDCリールが カルカッタコンクエストDCだと思います。 DCブレーキの心地よい音を聞きながら 快適に楽しく釣りが出来る事が このリールの魅力だと思います。