コマセで狙うイサキ釣り!
当日の状況もお届け!
コマセで狙う イサキ釣りについてです。 釣りに必要なタックルや仕掛け、 船釣り初心者の方向けに 船釣りの方法やイサキ釣りのコツを 当日の状況と合わせて紹介しています。 仕掛けとタックル、 船釣りのやり方をチェックして イサキの船釣りに挑戦してみましょう!
イサキ釣りの船宿を見つけよう!
近くの船宿と釣果情報をチェック!
お客さんを乗せて釣りに向かう 船の事を船宿、遊魚船と呼びます。 まずは船宿に予約を入れるところから スタートしてみましょう。 準備する仕掛けの内容は 地域やポイントによって異なります。 オモリの重さやハリの形状など 詳細な内容の確認は 船長への問い合わせが もっとも確実な方法です。 船釣り初挑戦の方は 経験のある方や釣具店の方と 一緒に乗船すると安心。 今回お世話になった船宿は 大井川港の勝利丸、 コマセ釣りだけでなく 中深場のアカムツや 泳がせ大物狙いの釣果情報も ブログにアップしているので 船釣りファンの方は 是非チェックしてみて下さい!
インターネットで簡単検索!
全国の釣り船を一挙に掲載、 予約システム連動の 専門サイトなら 近場での気軽な釣りから 県を跨いだ遠征まで バッチリ対応! 対象魚が決まっていない方でも 船宿の情報や釣果情報をチェックすれば 好みの釣りが見つかります。 イサキ釣りは初心者の方でも 手軽に楽しみやすい釣りなので 貸し竿やグループ予約対応の 仕立て船も豊富。 ポイントを集めて景品と 交換も出来るので これから船釣りを始める方は 要チェックです!
イサキ釣りのタックルを準備しよう!
釣り竿と電動リールをご紹介!
イサキの船釣りで使用する 釣り竿と電動リールをご紹介! 釣り場や釣り方によって 必要なスペックが大きく異なります。 中間となるスペックのタックルを 紹介しているので 釣行スタイルに合わせて モデルやクラスを選んでみましょう!
釣り竿は40号-80号クラスの7:3調子!
シマノ ライトゲームBB タイプ73MH200
イサキを中心に釣りを展開する場合は 水深、釣り方に応じて オモリ負荷40号-80号クラスを選択します。 コマセ釣り定番の7:3調子がおすすめです。 長さは2m前後が主流。 大物向けの竿は2.5m前後と やや長くなります。 数釣りであればライトゲーム系のロッド、 重いオモリを使用する場合や 大型狙いであればコマセ向けの マダイ竿や青物竿でもOKです。 今回は金洲という大型イサキ、 青物も混じるエリアでの釣りだったので オモリ負荷100号程度、パワーのある 青物ロッドを選択しました。
釣り竿に合わせて電動リールを選択しよう!
シマノ 16 プレイズ 400 (電動リール)
オモリ負荷40号前後、 浅いポイントで手軽に楽しむ釣りは 手巻き両軸リールや 小型電動リールがピッタリ。 PE2号を150mほど用意できれば バッチリ楽しめます。 強い竿、重いオモリを使用する場合は 太いラインを沢山巻ける 中型サイズがおすすめです。 今回の釣行では青物竿に合わせて PE4号300mの電動リールをセット。 電動リールは糸の巻き直しに 手間が掛かるので これから購入される方は メインとなる釣り場や釣り方、 対象魚を選んでから 購入を検討してみてください。
イサキ釣りの仕掛けを準備しよう!
1/5.カゴ
ダイワ(Daiwa) MDライトビシ 40号
コマセを詰めて海中へ、 魚を集めるコマセカゴについてです。 オモリを付け替えるタイプもありますが 一体型が主流です。 LTイサキであれば30号から60号まで、 マダイや青物と同時に狙う場合は 80号から120号までを使用します。 船内で同じ重さに統一する事で 仕掛けの落ちる速度や 流される角度が同調、 仕掛けが絡むオマツリが おきにくくなるので 問い合わせ時に 必ず確認しておきましょう。 イサキ釣りでは 一度に大量のコマセを 放出するタイプよりも 少しづつコマセが出る タイプがおすすめです。
2/5.天秤
ダイワ 快適天秤 マルチ Φ1.4-250
天秤は道糸とカゴ、 仕掛けを接続するパーツです。 金属製でハリがあるので 投入時、巻上げ時の 仕掛け絡みを防ぐ効果があります。 仕掛けが長い場合は アームの長い天秤、 大型を狙う場合は 仕掛け全体の強度に合わせて 径の太い天秤を選択しましょう。 ライトタックルには30cm前後、 青物やマダイも混ざる場合は 60cm前後の天秤がおすすめです。
3/5.クッションゴム
天秤と仕掛けの間には 衝撃を吸収する クッションゴムをセット。 魚と仕掛けの間で クッションになるパーツです。 魚の力で糸が切れる事を防ぐだけでなく カゴの重さや糸の巻取りで 魚からハリが外れる事も 防止してくれます。 イサキ釣りには1.5mm30cm、 他の魚が混じる場合は 2mm50cmも検討してみてください。 仕掛けの長さには クッションゴムの長さも含まれるので 50cm以上を使用する場合は 仕掛けの全長も チェックしておきましょう。
4/5.ハリス
クレハ(KUREHA) シーガー 船ハリス 100m 2.5号 クリア SGF1002.5【あす楽対応】
自作、完成仕掛けを問わず ハリスの太さと長さは要チェック! ハリスはフロロカーボン製、 数釣りを狙うイサキ釣りでは 2号3m前後の仕掛けが主流です。 長さや太さには釣り場の状況が 強く反映されるので こちらも予約時に 必ず確認しておきたい ポイントになります。 今回釣行を行った 金洲では青物、マダイを考慮して 7号8m前後の仕掛けがメイン。 サメが多いので素早く回収できる 強度の太さを選びます。 食いが悪い場合はハリスを細く、 流れが速すぎる場合は 長い仕掛けが使いにくくなるので 複数のパターンを用意しておくと便利です。
5/5.ハリ
ハヤブサ 海戦イサキ・アジ ツイストケイムラレインボー&から鈎 2.5m 3本鈎 SE367 (船釣り仕掛)
イサキ釣りのハリは チヌバリやムツバリが主流。 飾り付きのウィリーバリと エサをつけるカラバリの 2タイプからハリを選びましょう。 サイズはチヌバリであれば2号、 ムツバリは9号がおすすめ。 大型主体のポイントでは マダイバリや青物向けのハリにも しっかり食ってきます。 初心者の方には便利な完成仕掛け、 船宿で手製仕掛けの販売を 行っている場合もあるので 問い合わせ時に確認してみましょう。 もっとも状況にマッチしやすい 船宿仕掛けの使用、 状況を聞いて自作で 複数のパターンを用意しておくのが 釣果を伸ばす船釣りのコツです。
船釣りの集合と出船
予約しておいた釣り船の前に集合!
予約完了後、 出船可能な天候かどうか、 集合時間や場所についての 連絡があります。 予約しておいた船の前に 道具を下ろしておきましょう! 初めての場合は港に到着後、 船長の携帯に連絡する方法が おすすめです。 道具は乗り合いのお客さん全員と 協力して船に積み込み、 釣り座の決定方法については 各船宿によって ルールが異なるので 船長の指示に従ってください。 忘れ物は取りに戻れないので しっかり確認してから 船に乗り込んでください。
イサキ釣りのエサを準備しよう!
移動中にオキアミを解凍!
船釣りのコマセには 冷凍のオキアミブロックを使います。 準備は自前の他、予約時に エサの用意をお願いしてもOKです。 2kgブロックの解凍には 30分程度かかるので 出船前の段階で バケツに海水を入れて 袋のまま入れておきましょう。 付けエサ用に形の良い 大き目のオキアミを用意したり イカの切り身、バイオベイトなどを 用意しておくのが大型狙いのコツです。 こちらは自前での用意になる 場合が多いので事前に購入し、 ポイントについたら すぐ釣りが始められるように 同じ方法で解凍しておきましょう!
イサキ船釣り!指示されたタナにカゴを落とそう!
カゴの位置とハリの位置をイメージ!
船のエンジンが停止すると 船長から攻める水深についての アナウンスがあります。 カラバリを使用する場合は 形の良い物を選び尾をちぎって オキアミをハリにセット。 カゴにコマセを8分目程度詰めて 上部の開閉口を調節、 仕掛けを海中に投入しましょう! ハリスが長い場合は カゴを投入後空いた手で手繰りながら 仕掛けを投入してください。 指示されたタナに仕掛けが到着したら 20秒ほど待って仕掛けを馴染ませ 竿でカゴを揺すりながら コマセを撒きます。 「30m」というタナ指示の場合は カゴを35mまで落とし30mまで巻き上げ、 「30mから25m」という タナ指示の場合は30mまで落として 25mまで撒き上げてください。 イサキ釣りはタナを守る事が 釣果アップのコツ。 電動リールの数値だけでなく PEラインのマークを確認しながら 仕掛けの位置をタナに合わせましょう! タナにハリが入るよう巻き上げたり 反応が無い場合は仕掛けを 数m落としタナまで巻き上げなおすのも 釣果を上げるコツのひとつです。
イサキ船釣り!カゴを振ってコマセを撒こう!
動画でコマセの動きをチェック!
コマセ放出の水中動画です。 動画中盤から水中映像がスタートします。 イサキ釣りのコツは ぽろぽろとオキアミが 海中に放出されるコマセワーク、 オキアミが潮の流れに乗って出来る帯に ハリスやハリが馴染んで流れる状態が もっとも理想的といわれています。 竿を下げてリールを巻きながら 水平になるまで素早く竿を戻す動作で 天秤は30cm程度上下するので 海流の流れ、船の揺れと合わせて コマセを定期的に放出しましょう! 釣行当日は上潮が かなり速くオマツリ連発、 回収したカゴには コマセが残る状況だったので 開口部を大きく開き 道糸のたわみを考慮して かなり大きく竿を持ち上げて シャクりを行いました。 オモリを調整できるタイプ、 もっと重いカゴがあれば 釣果を伸ばすことが 出来たかもしれません。
イサキ船釣り!竿を上げて誘いを入れよう!
仕掛けを伸ばして魚にアピール!
ウィリーをシャクる釣り方も 人気のイサキ釣りですが コマセ釣りでも誘いが有効。 海面まで竿先を下げて ゆっくり竿を持ち上げましょう。 潮が流れている時は 仕掛けもしっかり流れるので 置き竿が有利な状況もあるので 当日の状況に合わせた イメージを持つことが コマセ釣りのコツと言えます。 釣行当日はかなり厳しい状況でしたが ポツポツと魚を上げる 仲乗りさんからのアドバイスで 竿先を海面まで下げ ゆっくり真上まで持ち上げる誘いを実行、 仕掛けが伸び切った時に食うよの言葉通り 持ち上げた竿が頂点付近に来たタイミングで アタリがありました。 厳しい状況こそ誘いが活きるので これから挑戦する方も 是非試してみてください!
イサキ船釣り!取り込みと回収方法をチェック!
追い食い狙いと中速巻き!
活性の高い状況であれば 魚が掛かった後数m巻き上げて 追い食いを誘うのが数を伸ばすコツ。 天秤やカゴの重さで角度が付くと 外れる場合があるので 暫く待っても乗らない場合は 仕掛けを回収しましょう。 大型狙い、渋い状況では1匹を しっかり回収する方法がおすすめです。 電動リールなら一定の速度で 巻上げを行う事が出来るので 中から低の速度で仕掛けを回収します。 カゴが水中で見える位置についたら 竿を立てて天秤を掴み コマセカゴに天秤ごと入れてください。 両手がフリーになったら ハリスを手繰って 魚を船内に引き上げましょう!
イサキの船釣り!氷締めにして持ち帰ろう!
移動中にクーラーに入れる方法も!
ゲットした魚は締めた後 クーラーへ入れる方法と 足元に置いた箱に 循環する海水を流して 魚をキープしておく方法があります。 船宿ごとにスタイルが違うので 分からない場合は 船長に聞いてみましょう。 イサキは背ビレやエラ蓋に 鋭いトゲがあるので 無警戒に掴まず お腹側からしっかり 掴むようにしてください。
イサキ釣りに挑戦してみよう!
地域の釣り方でイサキに挑戦!
イサキは分布が広く 日本各地、様々な釣り方で 狙えるターゲットです。 浅い水深の釣り場は ポイントが近い場合が多く タナも浅め、オモリが軽いので 初心者でも手軽に挑戦できます。 マダイや青物の練習にもおすすめ! 夏のイサキ釣りで 船釣りに挑戦してみましょう!