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ぼかし肥料とは
有機肥料(油カス、米糠、鶏糞、魚カス、骨粉、油粕、米ぬか、腐葉土など)を土や籾殻などを混ぜて発酵させた肥料のことです。土などで肥料分を混ぜてぼかす(薄める)ことからボカシ肥料という名前がついたようです。
つまり、ぼかし肥料は化学肥料と似てますが、微生物による有機物の発酵作用を利用している点で化学肥料と異なるもの!ぼかし肥料を使うということは、肥料成分を施用するだけではなく微生物も施用しているということなのです。
ぼかし肥料の特徴
・ぼかしは有機発酵肥料。 ・簡単に作れる、手軽に扱える、悪臭がしない、効果がすぐにでる、量が少なくてすむ。 ・糖度・うまみが向上し美味しい作物が出来る。 ・早い効き始めで、穏やかに長く効く。 ・土壌の病害菌を抑制する。 ・肥料当たり、根傷みがない。 ・土をフカフカにする。
ぼかしと堆肥の違い
★よい堆肥を入れて土をフカフカにして根の張りを良くし、ぼかし肥料で善玉菌だけの微生物を増やすという考えです。
堆肥とは・・・ 土壌改良 肥料分は遅効性
・堆肥は肥料効果は殆ど期待せずに、土の団粒化(フカフカの土)にすることを目的にします。 ・堆肥は肥料分を吸収するのに時間がかかります。 土の中で分解してから吸収されるため。 ・分解時点でガスを発生することがあり、植物の根を傷める危険性があります。
ぼかしとは・・・ 即効性肥料
・生の有機肥料を一度発酵させているので、根に障害を出すガスを出さない。 ・すぐに効く。 ・よい細菌を増やして病原菌から作物を守る働きがあります。
ぼかし肥料の使い方
ぼかし肥料は追肥としての使い方
ぼかし肥料はこまめに少しずつ撒くことがコツ!
ぼかし肥料は即効性
ぼかし肥料を施用してから数日以内に肥効が出始めます。 窒素が出始める時期 夏・・・2週間くらい 春・秋・・3週間 この窒素分は即、植物に吸収される窒素になり、完熟堆肥を同じように使っていたら窒素過剰の作物になってしまうので注意してください。
次回、ボカシを施肥する時期 ・植物の葉色を見る (新緑の季節の葉、葉が鮮やかな緑これが健康な葉の色です。) ・数ヶ月から半年 (ぼかし肥料に含まれている有機物がゆっくりと分解しながら窒素を出すので) ★撒きすぎに注意!
ぼかし肥料を元肥としての使い方
ぼかし肥料に含まれる4割が分解しにくい有機物になっているので、ゆっくりと窒素を放出します。1作に必要な量の半分以下にして、できるなら全面に撒くのではなく、畝の上部1/3に混ぜたほうが効果的です。
ぼかし肥料の材料と作り方
ぼかし肥料として色々販売されてますが、意外と簡単に作ることが出来るのでご紹介します。
ぼかし肥料の材料は
ボカシ肥料の主な材料 ①有機肥料 米ヌカ・油カス・骨紛・魚カス・落ち葉・・籾殻など ヨモギ・魚のあら・海草・お茶ガラ・野菜くず・砂糖・糖蜜など 注意点:・おがくず、木の皮、かんなくず等の木質材料は発酵・分解するのに時間がかかるのでやめた方が良いでしょう。 ・水分量はできるだけ少ないほうが良いでしょう。 ②発酵促進剤 牛糞堆肥・鶏糞堆肥・ヨーグルト・納豆などのほかに、 藪などがあれば、木の根元をかき分けてとれるカビみたいなものも有効 市販品も販売されています。 ③水 適当
ぼかし肥料の作り方
材料を混ぜ合わせて、好気性発酵か嫌気性発酵させます。 分量など特に決まりは有りません。 ・好気性発酵・・・切り返し(混ぜ込み)が必要。短期間で出来る。 ・嫌気性発酵・・・切り返し(混ぜ込み)が不要。密閉状態で作る。時間がかかる。
米ぬかぼかし肥料の作り方
米ぬかぼかし肥料の簡単な作り方 材料は
・米ぬか:1 ・鶏糞 :1 ・腐葉土:1 ・牡蠣殻石灰:0.3 ・発酵促進剤・少々(市販製品ボカシ、EM生ゴミ発酵促進剤、ヨーグルト、納豆など) 冬場などに作る時は発酵促進剤があったほうが発酵しやすくなります。 ・水・・・・・全体量の10% ・ゴミ袋 ・ポリバケツかダンボール箱
米ぬかぼかし肥料の簡単な作り方 6つのステップ
1/6. 米ぬか以外の材料をゴミ袋(薄手のゴミ袋は2重に)に入れよく混ぜ合わせます。 2/6. 8割くらいの水を入れ、良く手で揉みこむようにして混ぜます。 3/6. 最後に米ぬかを入れ、手で握って、ちょっと触ると崩れるくらいの水加減です。 (後で米ぬかを入れると米ぬかの塊が出来ずに均一に混ぜることが出来ます。) 4/6. 水分量の見極め 握り締めて塊が崩れないなら水分が多いので米ぬかを追加します。 塊ができないようであれば、残しておいた水を再度入れます。 注意:水分が多いと腐ってしまいます。 5/6. 混ぜたゴミ袋を空気を抜いて密閉して縛ります。 6/6. ポリバケツか段ボール箱に入れて常温で日陰で発酵させます。
完成の見極め 5つのチェック
夏場で二週間。冬場で1~2ヶ月、春や秋だと1ヶ月程度で完成!
1/5. 白いカビが出来ている。 2/5. やや暗めのこげ茶色であること。 3/5. 適度な水分であること。 発酵熱で水分がかなり蒸発しており、軽く握って固まるがすぐ崩れる程度。 4/5. アンモニア臭や生糞のにおいがしないこと。 ヨーグルトのような甘酸っぱい匂いがしたら上手く発行が終了したという証。 発酵臭は残ることもある。特に鶏糞など。 5/5. 発酵熱が収まっていること。 まれに完熟判定後でも発熱する場合がある。
最大のポイント
・水加減!!やりすぎ注意!! ・しっかり密閉!!
EM生ゴミ発酵肥料
EM生ゴミボカシ肥料とは
EM菌と呼ばれる微生物資材を利用して作られたぼかし肥料である。
EM生ゴミ発酵肥料の材料
1/3 発酵促進剤
ホームセンターなどで肥料コーナー付近に色々な発酵促進剤が販売されてます。
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コンポスト 生ゴミ発酵器用発酵促進剤
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2/3 専用の容器または蓋つきの密閉容器
発酵促進剤の売り場の近くに専用の容器が販売されてます。
アイリスオーヤマ コンポスト 生ゴミ発酵器
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リス 運べる防臭ペール10S
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3/3 生ゴミ
自宅で出る生ごみを用意しましょう。
EM生ゴミボカシ肥料の作り方 7つのステップ
ここでは、ベランダガーデンなどでプランターに生ゴミを再利用して肥料を少しだけ作ってみたい。小家族でたくさんの生ゴミが出ないという方に少量のぼかしを簡単に作れる方法をご紹介します。
1/7. 用意するもの
・密閉容器(二つ用意して、交互に使うのも良いでしょう。) ・生ゴミ発酵促進剤 ・スプーン(洗剤のスプーンで十分です。)
2/7. 発酵促進剤を入れる
専用の容器を使う場合、底に新聞紙を敷くと目詰まり予防などに良いです。
3/7. 生ゴミを入れる
ポイント ・よく水を切りましょう! ・出来れば小さく切って入れましょう! (発酵がスムーズになります。) ・腐った生ゴミは入れない! ・油の多いもの、一度に匂いの強いものを入れない! (匂い防止のため)
4/7. 発酵促進剤を振り掛ける
目安:生ゴミ、三角コーナー1杯で15~20gを均一に振り掛け、よく混ぜる。(生ゴミが隠れる程度) ポイント ・夏場は発酵剤を多めに振り掛けましょう。
5/7. 蓋をしっかり閉める。
発酵が進み蓋が膨れた時は蓋を開けてガス抜きをします。
6/7. 専用容器の場合 液肥を取り出す
液肥を1000倍に薄め、追肥としてその日のうちに使いましょう。 注)小さな密閉容器で作る場合は液肥が出るほどになりません。
7/7.完成を見極めたら二次発酵させる
二次発酵は「EM生ゴミぼかし肥料の使い方」で詳しく説明します。
EM生ゴミぼかし肥料の完成
「ぼかし作り方7つのステップ」の1/7~5/7を繰り返し生ゴミがいっぱいになったら日陰の場所に置いておく。 夏場・・10~15日 冬場・・15~20日 ポイント ・成功の目安はお漬物の匂いがしていればOK! ・生ゴミ自体変化がなくても腐敗臭がしなければ大丈夫! ・白いカビが生えていることがあっても大丈夫!(良好な証!)
EM生ゴミぼかし肥料の使い方
プランターで二次発酵後に植える使い方
1.発酵物を大きな塊とならないように乾いた土と発酵物を8:2の割合でよく混ぜます。 この時石灰を発酵物1kgに対して20g混ぜると効果が高まります。 2.混ぜたプランターに雨水かかからないようにビニールなどで覆い腐敗防止します。虫の発生も少なくなります。 3.2週間以上あけてからプランターに種、苗を植え付けましょう。
畑で二次発酵させながら植える使い方
1.発酵物と土を混ぜ、石灰も発酵物1kg当たり20g混ぜる 2.畝と畝の間に1を入れ上から土をかけます。 ポイント ・畝と畝の間は60cmくらい離します。 ・苗は発酵物から10くらい離して植えます。 ・畝は深さ30cm掘り、1を入れその上から土をかぶせます。
ぼかし肥料の注意点
・ぼかし肥料の製造の的期は冬季間。(寒いため雑菌が入りにくい) ・半年くらいで使い切るようにしましょう。 ・虫が産卵しないように気をつける。 ・密閉状態にします。(嫌気性発酵) ・水が多すぎると腐ります。握って崩れるくらいに調整しましょう。
ぼかし肥料の失敗例
水分が多すぎた場合、空気が入った場合の失敗例
・出来上がったぼかし肥料がグッショリしている。 (理想的な水分は、握ると固まりになり、それを指でつつくとほぐれる程度の状態) ・触った感じ水分が多くて塊になっており、いたるところにカビが生えている。 (白いカビが生えているのが良い状態) ・どぶ臭くなっている。 (普通はヨーグルトのような臭いがする。)
水分が少なかった場合の失敗例
・アンモニアが揮散して窒素が減少して効果を得られなくなる。 握ると固まりになり、それを指でつつくとほぐれる程度が良い状態。
密閉がしっかり出来なかったときの失敗例
・虫がわく 対処法・・タバコを水に浸けて薄めた液、唐辛子希釈液、木酢希釈液な土を散布
ぼかし肥料を使って有機栽培を始めてみよう!
有機栽培とは
有機栽培とは、化学肥料や農薬を控え、有機肥料などを使って農作物や土の能力を生かす栽培法。 (デジタル大辞泉) 化学肥料や農薬に頼ることなく、自然の数多くの生態を活用し、 健全で力強い土地を作ることによって、病害虫に強く、栄養豊かな作物を作ることにつながり、安全で栄養価の高い作物を作ることが健康にもつながっていくのです。有機質肥料としての肥料成分のみならず、微生物の活用という点でもぼかし肥料が今、注目を集めてます。
まとめ
いかがでしたしょうか?簡単・手軽にできる今回のぼかし肥料は体にとっても非常にいいものです。この機会にぜひぼかし肥料を作ってみてはいかがでしょうか。きっとご自身が作った肥料で育つ植物・野菜には普段よりも格段に愛情が湧いてくるはずですよ。