レイドジャパン レベルクランクMID 008パールシャッド
レイドジャパン ダッジ 010. YASHIZARI
ヘドン ビッグバド Heddon BIG BUD スミスオリジナルカラー X9411
HEDDON ヘドン Baby Torpedo ベビートーピード X0361
Arbogast(アーボガスト) ルアー ジョインテッドジッターバグ G620-115
JACKALL(ジャッカル) ノイジー ポンパドールJr. 鯰カスタム 18g 66mm セブンスターズ.
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 14 カルカッタ コンクエスト 100 右ハンドル
大人気!レイドジャパンのルアーとは
レイドジャパン レベルクランクMID 008パールシャッド
通常のミドルレンジ対応のクランクより潜行角度が浅く、おかっぱりでも使いやすいミドルレンジ攻略の切り札です。
常におかっぱりアングラー目線で魅力的なルアーを創り続ける、そんなルアーメーカーがレイドジャパンです。代表の金森隆志氏の経験と実績に裏打ちされたそのルアーは、釣獲能力の高さと魅力的な外観を兼ね備えています。少々値段は高めですが、ハードルアーからソフトルアーまで、他のメーカーのルアーとは一線を画すモノづくりに驚愕すること間違いなしです。特にルアーのカラーバリエーションとその仕上がりの美しさは、使うのが惜しいくらい精度の高いものになっています。レイドジャパンのホームページでの実釣・HOW TO動画を併せて観ることで、より実践的な使用方法を確認することができます。
レイドジャパン ダッジとは
レイドジャパン ダッジ 010. YASHIZARI
ダッジのスペック
Length:114.0mm
Wait:1oz class
Price:3,500yen
カラーバリエーション
shimanashii tiger
pink trick
pearl shad
bull frog
yashizari
数あるビッグクロウラーベイトの中でも、最もベイトフィッシュライクで食わせの能力にたけたルアーです。そのサイズに関わらず、スリムなボディとアクションでバスを魅了します。1ozクラスの重量にもかかわらず、ミディアムクラスのロッドでも扱うことができ、専用ロッドでなくても投げることができます。また、その艶めかしい動きを演出する柔らかい素材のウィング(少々壊れやすいデメリットも)やフックをカモフラージュするフェザーなど随所に釣るためのこだわりが詰まっています。ただしその人気もすさまじく、通常の販売ルートではなかなか入手できないのが現状です。ネットオークションや中古釣具店など丹念に探されることをお勧めします。
1ozというウェイトはMクラスのロッドでも投げられる範囲なので、おかっぱりに特化したメーカーのコンセプトにはマッチしているかなと思います。 1ozというウェイトはバーサタイルロッドであれば誰もが持ってるでしょうからイコール誰もが投げられるルアーということになります。また、おかっぱりでは何本もロッド持ち歩かないですしね。
レイドジャパンによるダッジHOW TO動画
レイドジャパン代表の金森隆志氏による実釣動画が公開されています。ボートからの釣りですが、動かし方やタックルなど参考になる動画です。特にその艶めかしい動きを演出すると同時に弱点(?)でもある柔らかい素材のウィングとフェザー付きのフックの管理方法など、ダッジを使う上での注意点は要チェックです。個人的にはポイントへのアプロートの方法や、リトリーブ時のラインのたるみ具合など参考になりました。ルアーの動かし方や巻取りのスピードは必見です!
ダッジと他のノイジー系ルアーとの比較
テスト釣行を兼ねて、近隣のクリークに出撃しました。トップウォータープラグしばりで、同じ羽ものルアーでもダッジよりファットな形状のルアーや、ビッグバド、大型のスウィッシャー、ジッターバグを投げてみました。これらのルアーインプレを通じて、ダッジの特性と使いどころを浮かび上がらせようと試みました。釣果は30cmそこそこのコバスと80cm強の雷魚とナマズでしたが、それぞれのルアーの出しどころをある程度探れました。
ビッグバド
ヘドン ビッグバド Heddon BIG BUD スミスオリジナルカラー X9411
お尻のブレードとボディが接触する音で魚にアピールするルアー。よって常に巻く動作が必要で、一点で誘うことが難しかったです。また、スピードコントロールが重要で、巻きすぎると潜ってしまい、遅いと音がしないということになります。ダッジに比べアピールポイントが絞られるため、使いどころをアングラーが考えて使わないといけないです。今回は葦ギワや薄いカバーのあるエリアでバイトがありました。値段は他のノイジー系ルアーとあまり差はありませんが、一般の販売ルートでも比較的手に入りやすいルアーです。
スウィッシャー
HEDDON ヘドン Baby Torpedo ベビートーピード X0361
スプラッシュとサウンドで誘うルアー。ただ巻きではアピールが弱く、「それならバズベイトがいいよ」ということになってしまいます。軽くジャークしながら10~20センチ移動させてバイトを誘う使い方がよかったです。魚のレンジが少し深くても気づいてくれそうです。ダッジと比べると点での誘いは得意ですが、巻きの釣りでは苦戦しそうです。今回は岸際に生い茂った草の下にキャストして、ワンアクションでナマズがでました。こちらも他のルアーより比較的値段が安く、一般の釣具店でも販売されており手に入れやすいです。
ジッターバグ
Arbogast(アーボガスト) ルアー ジョインテッドジッターバグ G620-115
基本ただ巻きで使うルアー。ここといったポイントを何度も通過させてアピールし、バイトを誘う使い方が有効でした。一点で誘うやり方もできますが、サウンドとカップが作り出す泡でポイントを通過させることがキモとなります。ダッジと比べてスローな誘いがやや苦手です。今回バイトがなかったルアーですが、岸際の水没した草の上やウィードの上を引いてみました。値段は国産のノイジー系ルアーよりは安価で、こちらも比較的手に入れやすいです。
羽ものルアー(ダッジ以外)
JACKALL(ジャッカル) ノイジー ポンパドールJr. 鯰カスタム 18g 66mm セブンスターズ.
大型の羽ものルアーを使ってみました。スローに巻いて同じコースを何度も引きましたが、バイトがある時はそのコースの一発目だけでした。(ジッターバグは何度か通してバイトがありました)「ここにいる!」と思うところに正確にキャストしてゆっくり巻いてくることがキモです。ダッジと比べてフォルムが大きく、バスの食性より威嚇や攻撃性に訴えるアピールが強いです。葦ギワで80cmの雷魚を出してくれましたが、ウィングの破損はありませんでした。国産のクローラーベイトは初期不良が少なくどれもおすすめですが、アメリカンルアーに比べ販売価格は比較的高価になります。
ダッジ
ゆっくりスローに巻いてくると他の羽ものルアーよりバイトが多かったです。フックのフェザーのせいか、軽くポーズをとってもあたりがありました。ストップアンドゴー、ただ巻きでの釣り方がマッチしています。他のノイジー系ルアーと比べても、ベイトフィッシュライクな形状のためかよくバイトを得られる印象です。投げやすさは正直他のビッグノイジー系ルアーと大差ない印象でしたが、飛行姿勢は安定していました。ただウィングの破損が怖くて、橋脚やコンクリートの護岸など硬いストラクチャーへのアプローチはタイトにできない状況でした。クリークの水門付近でバスをキャッチできましたが、キャストスキルをもっと磨かねばと感じました。使用の際には、別売りのダッジ用のウィングの購入をお勧めします。使用後はフックを乾燥させるためにしばらくタックルボックスのそとに置いておきました。(前述の動画の中でもフックを乾燥して保管するよう紹介されています)
ダッジを使うためのタックルセレクト
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 14 カルカッタ コンクエスト 100 右ハンドル
前述のレイドジャパン公式サイトのHOW TO動画にもあるように、リールはローギアタイプが集中力が続きます。トップウォータールアーで目視できますので、別にギア比はそんなに気にしなくてもいいと思いますが、ハイギアではより巻きに集中しないと早く巻きすぎてしまいます。ハンドル操作ではなく、水面に集中するにはローギアがお勧めです。 ラインは16~20LBのナイロンラインを使ってみました。フロロ・PEでもしっかりアクションしてくれますが、投げやすさとトラブルレス性能でナイロンを選択しました。重さがあるので20LBは欲しいところです。 ロッドはミディアムクラスでも十分対応できますが、ミディアムヘビークラスが最も投げやすかったです。特に雷魚やナマズが混在しているエリアでは、よりヘビータックルで臨まれたほうが無難です。長さはエリアにあわせて6~7フィート前後がいいでしょう。特にクリークや小規模野池などでは、6フィート前後のショートロッドがコントロールしやすく便利です。
レイドジャパン ダッジを使ってハイシーズンを楽しもう!
いかがでしたか。「使って楽しいけどなかなか釣れないんだよね~」「使いたいんだけどヘビータックル持ってないから」など、羽ものルアーは使うのにハードルが高いと思われる方が多いのではないでしょうか。しかし、ダッジはその高い釣獲性能とコンパクトサイズで、アングラーにとって他の羽もの・ノイジー系ルアーより使いやすいルアーになっています。値段は3,500円と少々値が張りますが、ビッグクローラーベイトとしては平均的な価格です。 羽ものルアーが初めての方や、ビッグトップウォータープラグに興味がある方はぜひこのハイシーズンに使ってみてはいかがでしょうか。