チヌ職人 バグアンツ
ガルプ!SWバルキーホッグ3
パワーイソメ(極太) 赤イソメ
エコギア(Ecogear) ワーム グラスミノー
SWパルスワーム 3.2インチ
3代目 クロステージ 黒鯛 CRX-T782L
チョメぽよ
流行のチニングにチャレンジ!
チニングとは?
チニングとは、クロダイ(チヌ)を ルアーで狙うからチニングと呼ばれています。 クロダイは、日本列島の西と東で呼び方が違っていて 西がチヌ、東がクロダイと呼ぶことが多いようです。
クロダイ釣りと言えば、防波堤や磯から狙う、 浮きフカセ釣りや落とし込み釣りでも 一番人気のターゲットです。 餌釣りでは、わざわざクロダイを釣るために 遠出することも多い釣りですが、ルアーでは 近場で釣れるターゲットとして最近は大人気ですよ。
チニングで釣れるクロダイの種類
2種類のチヌが釣れる
チニングでは色んな魚が釣れますが、 メインターゲットはもちろんクロダイ(チヌ) クロダイといっても 2種類のクロダイがターゲットになります。
クロダイ
一般的なクロダイです。 落とし込み釣りなどで釣るクロダイは ほぼこのクロダイになります。 乗っ込みは春です。
黄チヌ
見た目はクロダイにそっくりですが、 別の種類の魚になります。 ヒレが黄色いのが特徴でキビレとも呼ばれています。 乗っ込みは秋です。 クロダイ、黄チヌ、どちらも汽水域を好む魚ですが、 黄チヌの方がより汽水域を好みます。
そのため、浮きフカセや落とし込み釣りなどの 餌釣りの場合、近くに川が無いところだと 黄チヌが釣れることはほぼありません。 チニングの場合、メインとなる釣り場が 汽水域のシャローエリアになるため 黄チヌは良く釣れるターゲットになります。
チニングの仕掛け
クロダイはワームで釣れるのか?
甲殻類、小魚、貝類、海藻、昆虫・・・ クロダイは雑食性で何でも食べるため、 フカセ釣りや落とし込み釣りでは 色んな餌が使われています。 なので、ルアーにも非常に反応が良いのが特徴。 プラグ、メタルジグ、ワーム、何でも釣れます。 今回はワームを使った チニングの仕掛けを4パターン紹介します。
1.ジグヘッドリグ
ワームを使った最もポピュラーな仕掛けです。 ジグヘッドにワームを突き刺して使います。 ワームの付け方は綺麗に刺すことがポイント。 付け方が悪いと、泳ぎ方が不自然になり、 それが釣果に繋がることがあります。
ジグヘッドリグは針先が出てるので、 ボトムを狙った釣りにはあまり向きません。 中層を狙ったり、防波堤などからの 落とし込み釣りなどで使える仕掛けです。
2.テキサスリグ
専用の鉛とオフセットフックを使います。 ジグへッドとは違い針先が出ないのが特徴。 根掛かりが多いところでよく使われる仕掛けです。 オフセットフックを使ったワームの付け方も ジグヘッドと同じで、 ワームが真っ直ぐになるように、 綺麗に刺す事がポイントです。
3.ダウンショットリグ
バス釣りでは定番の仕掛けですが、 チヌ釣りでも使える仕掛けです。 ワームの付け方はチヌ針などに チョンがけが一般的ですが、 オフセットなどを使用することも出来ます。 ボトム周辺の小魚を演出するときに ダウンショットリグは最適です。
4.MKリグ(マッキンリグ)
MKリグはマッキーさんという方が 考案されたチニング専用リグらしいです。 仕掛けの機能としては、 ダウンショットリグの最小版。 チヌングのメインはボトムの釣りです。 そのため根掛かりが頻発する釣りでもあります。
MKリグは根掛かり回避能力が高く、 また、安価な道具で作れるということで大人気。 スナップ、ナス型鉛、針があれば、 サイズ、重さの違った仕掛けが 簡単に自作することが出来ますよ。
おすすめのワーム
チニングおすすめワーム5選
クロダイは色んなルアーでも釣れますが、 今回は実績と人気のある おすすめのワームを5つ紹介します。
1.エコギア(ECOGEAR) ルアー チヌ職人 バグアンツ 2インチ
チヌ職人 バグアンツ
定番のエコギアのクロー系のルアーです。 MKリグやテキサスリグでのボトムのズル引きで、 ボトムに潜むカニやエビを演出します。
2.Berkley(バークレイ) ガルプ!ソルトウォータールキーホッグ3
ガルプ!SWバルキーホッグ3
こちらも定番のガルプ。コンパクトなボディとなっており、より自然に魚を誘うことができます。いくつかカラーが用意されているので、お好みに合わせて購入してみてください。
3.マルキュー(MARUKYU) パワーイソメ(極太)
パワーイソメ(極太) 赤イソメ
ゴカイやイソメを演出できるのが、 マルキューのパワーイソメ。 ダウンショットリグなどで、 ボトムでのシェイク、スイミングが効果的。 極太サイズなのでクロダイ、真鯛、スズキなど 大型のターゲットも狙うことが出来ます。
臭い付きのワームですが、 ガルプと違って、気にならない臭いです。 ブルベリーガムのような良い臭で 良く釣れるワームとして大人気です。
4.エコギア グラスミノー M
エコギア(Ecogear) ワーム グラスミノー
エコギア グラスミノーは カサゴ釣りなどで定番のワームです。 クロダイは小魚も捕食するので、 小魚を捕食しているときは効果的です。
5.バークレイ(Berkley) ガルプ! SWパルスワーム 3.2インチ
SWパルスワーム 3.2インチ
こちらのチニングにおすすめのワームは、1000円ほどで購入できます。いくつかカラーバリエーションが取り揃えられているので、お好みに合わせて選んでみてください。
また、ダブルジップを搭載しているので、使用しないワームはそのままの保管が可能です。
チニングの釣り方
チニングで釣れるポイント
ワームを使ったチニングの メインとなるポイントはシャローエリアです。 クロダイは汽水域を好むため、 河口がもっとも釣りやすいポイント。 基本的にどの時間帯でも釣れますが、 夜が一番釣れる時間帯です。 昼間はどちらかというと、 ポッパーやペンシルベイトを使った、 トップウォーターゲームが反応が良いです。
ワームに反応しないときは?
ワームに全く反応しない・・・ そんなときは思い切って トップウォーターを投げてみましょう。 夏場のシャローエリアだと トップにかなり反応する魚なので、 ワームで釣れない時はトップがおすすめです。
ワームを使ったチニングの釣り方
ワームを使ったチニングの 基本的な釣り方はボトムのズル引きです。 ゆっくりリーリを巻いたり、 竿をゆっくりさびいてきます。 アタリはゴツゴツと ルアーに噛み付いていくるのが分かります。 そこで慌てて合わせるとバレやすい。 竿先までしっかり重みが乗るまで待って、 しっかり重みが乗ったところで合わせます。
ヒロセマンのデイチヌゲーム
根掛かりを回避する方法
チニングは根掛かりが多い釣り
ワームを使ったチニングは、 ボトムをズル引きして釣るのが基本です。 そのため、いかに根掛かりを回避するか? ということが重要なポイントになります。 ということで、根掛かりを回避するために 効果的な道具を2パターン紹介します。
1.チニング専用ロッドを使う
根掛かりを回避するために重要な道具がロッドです。 チニングをやるなら、専用のロッドを買いましょう。 根掛かりを回避するためには 軽いルアーを繊細に扱えるロッドが必要になります。
エギング、アジング、メバリング、シーバスなど いろんな種類のロッドがありますが、 ほかのロッドで代用するのはおすすめしません。 チニングで必要なのが、軽いルアーを使っても、 ボトムを感じられる繊細なティップ。
そして、50センチオーバーの引きに耐えられる パワーのあるバットが必要になります。 他のロッドではなかなか代用できないので、 専用のロッドを購入することをおすすめします。
メジャークラフト スピニングロッド 3代目 クロステージ 黒鯛
3代目 クロステージ 黒鯛 CRX-T782L
チニング専用ロッドは万能
チニングは他のロッドで代用は難しいですが、逆に、 チニングロッドは他の釣りに代用できる万能竿です。
「ルアーで色んな種類の魚を釣りたい。」 「でも、ロッドを何本も揃えなければいけない・・・」 そんな方におすすめなのがチニングロッドです。
ティップが繊細なので、軽いルアーも投げられますし、 バットが強いので、強い引きにも耐えられます。 ワーム、プラグ、メタルジグ、小型のエギなど、 色んなものが扱えるロッドです。 チニングロッドはかなり有能なロッドですよ。
2.根掛かり回避性能の高いルアーを使う
根掛かりを回避するためには、 軽いルアーを使うのがポイントです。 また、根掛かり回避性能を上げたルアーもあります。
チョメぽよ
チョメぽよ
下の細長いのがシンカーで、 上の丸い部分が浮力帯になってます。 針にはワームをトレーラーとして 取り付けることでアピール力が上がります。 浮力帯の付いたルアーは 非常に根掛かり回避能力が高いのが特徴。
河口付近は石にカキがたくさん付いてます。 カキはクロダイが大好きな餌。 カキの多いところで普通の仕掛けで釣ると、 一発で根掛かりしますが、チョメぽよを使うと、 根掛かりせずに狙うことが出来ますよ。
チニングにチャレンジ
今回はワームを使ったチニングを紹介しました。 河口などの近場で力強い引きが楽しめるのが チニングの最大の魅力です。 ワームを使った場合、夜釣りがメインになるので、 仕事帰りなどにチャレンジしましょう。