テイルウォーク(tailwalk) ロッド TW ナマゾン C62M/G 15661
シマノ リール 12 カルカッタ 200
今ナマズ釣りが熱い!
日本においてルアーでルアーで釣るメジャーな魚と言えばブラックバスです。 しかし近年、その大型ゆえの引きの強さと迫力のバトル。また初心者でも比較的釣りやすいという事でナマズ釣りが、ルアーフィッシャーマンの間で密かに人気が上がってきています。 今回はそんなナマズ釣りについてルアーやタックル、釣れる時期などを初心者にもわかりやすく解説していこうと思います。
ナマズの生態とは
ナマズ(マナマズ)は日本に古来より生息する日本固有の魚で、日本各地に生息し北海道や沖縄などの離島を除く日本全国の池や川に住む魚です。 その食性は日本の在来種といしては珍しく肉食で獰猛。 小魚や昆虫、カエル、はてはネズミなども食べます。 体長は60cmから70cmにまで成長する大型の肉食魚です。
ナマズ釣り狙い目の時間帯と時期
ナマズを釣るなら夜のトップウォーターが狙い目!
ナマズは基本的に夜行性の魚で、日中は流れの緩やかな川底や池や湖の岩陰や水藻などの影に隠れてじっとしています。 しかしこれが夜になると一気に活性が上がりトップウォータールアーにも反応するような獰猛な食性を見せてくれます。 以上の食性からナマズ釣りの狙い目の時期は日中よりも日が沈んでから。 普通の釣り方でもナマズは釣れますが、個人的には夜間でも派手なアタリを見ることが出来るトップウォーターで攻めるのをおすすめしたいです。
夜のトップウォーターにナマズが食らいつく動画を紹介
ナマズ釣りの時期はこれからの熱い夏!
一般的にナマズの活動水温は10度から30度とされ冬場の寒い時期はは岩場の陰などに隠れてほとんど動きません。 ですのでナマズ釣りの時期は春先3月から晩秋10月辺りの時期まで。越冬前の食いだめの為に食い気のある時期の9月、10月も釣れますが一番の釣れる時期は6月の梅雨の増水時期から8月にかけての夏の時期。つまり、今これからがナマズ釣りの時期の到来なのです。
特に梅雨時期の大雨が降って川や用水路が増水した時は格好のナマズ釣りのタイミング。 普段より活性の上がったナマズがガンガンヒットすることでしょう。
ナマズ釣りにお勧めのロッド紹介
ナマズ釣りにはミディアムタイプのベイトロッド
ナマズは非常に大型で引きの強い魚です。 70cmを超えることもあり、生半可なタックルではナマズの引きに負けてしまうので、ナマズを狙う際はスピニングタックルよりも巻き取る力が強いとされるベイトタックルと太くて強い糸の方が適していると言えます。 ロッドはバス釣り用のベイトロッドで問題はありませんが、あまり硬い調子のロッドではトップでのアタリを上手く取れない可能性があるため、ナマズ用タックルの竿の調子はミディアムからミディアムヘビークラスのロッドがおすすめです。
ナマズ専用ロッドもあり!おすすめロッド紹介
テイルウォーク(tailwalk) ロッド TW ナマゾン C62M/G 15661
近年ではナマズ釣りの人気に応えてナマズ釣り用ロッドも販売されています。 「ナマゾン C62M/G 15661」はそんなナマズ釣り用ロッドの中でも比較的値段が安く、ナマズ釣り入門用ロッドとしては申し分ない性能を持っているためおおすすめです。
ナマズ釣りにお勧めのリール紹介
ナマズ釣りにはパワーのある丸形ベイトリール!
ナマズ釣りの釣り方とタックルには繊細さはあまり必要とされません。 とにかくナマズは大きくてパワフルな魚なので巻き取るパワーと強い引きに耐える剛性があるリールの方が向いていると思われます。 そういった点からナマズ用のタックルにお勧めのリールは、その形状から大口径のギアを組み込め、パワーのある丸形のベイトリールがおすすめになるのです。
滑らかな巻き心地でハイパワー!おすすめのベイトリール
シマノ リール 12 カルカッタ 200
有名釣り具メーカーシマノ製のベイトリール「カルカッタ 200」は太い糸でも十分に受け付けるスプールとボディ、ノイズの少ない軽い巻き心地と強い剛性を持っています。 20ポンドクラスの巻きものなら価格以上のパフォーマンスを発揮するナマズ釣りにお勧めな丸形ベイトリールです。
ナマズ釣りにお勧めのライン紹介
トップでナマズを狙うならPEライン!
ナマズをトップウォーターで狙うなら断然PEラインがおすすめ。ライン自体に浮力があるため、トップウォータールアーとの相性が良いいです。 またPEラインは強く、高耐久なのでパワフルな釣り方をするナマズ釣りにはもってこいのラインになっています。 ラインの太さはは12ポンドから20ポンド程度がおすすめだと思われます。
お手軽で使いやすいナイロンライン
ナマズ釣りにおいて一番おすすめのラインはPEラインですがそんなPEラインでも欠点があります。価格が高いという事です。 その点ナイロンラインは強度はPEラインよりも劣りますが、コストパフォーマンスと扱いやすさに優れています。 その他いろいろな釣りでも使えるので、初心者の方はまずこちらのナイロンラインから手を出してみるというのも選択肢の一つです。
トップでのナマズ釣りに向かないライン
逆にフロロカーボンラインは比重が重く、ラインが沈んでしまうためトップウォーターでの釣りには向きません。 ラインが強力でもフロロカーボンを使う事はおすすめできないでしょう。
ナマズ釣りに必須なグッズを紹介
ナマズ釣りの必需品!フィッシュグリップ
ナマズを釣るにあたって忘れてはいけないのがフィッシュグリップ。 ナマズはとてもざらざらした強力な歯を持っていて、素手ではブラックバスのように口を掴むことが出来ません。 そこでこのようなフィッシュグリップが必須となるのです。
また、ナマズは意外と弱い部分もある魚です。 素手でナマズの体を触ってしまうとナマズが弱り、最悪死んでしまう事もあります。 ナマズを守る意味でもフィッシュグリップは忘れないようにしましょう。
夜釣りには必須!ヘッドライト&懐中電灯
ナマズを夜釣りで狙う際はヘッドライトもしくは最低でも懐中電灯が必需品です。 夜の真っ暗な中では明りが無いと仕掛けを作ることも出来ません。 更に足場を照らす明りが無いと足を滑らせて川や池へ転落する恐れもあります。 出来れば懐中電灯よりも両手がフリーになり、視線に近い所に明りが来るヘッドライトを用意していくことをおすすめします。
ナマズ釣りに有効なルアーを一挙紹介
ナマズ釣りと言えばこれ!ジッターバグ
ジッターバグはナマズ釣りにはまずこのルアー!ともいえるナマズ釣りの代名詞的ルアーです。 ただ巻きするだけでアクションする操作性の良さと夜での釣りでも視認のしやすさ、独特のかぽかぽ音からなるナマズへのアピール性の高さが人気の秘密。 また、ナマズは特にハリがかりの悪い魚なのですが、それに対応するように改造のしやすさなども評価されています。
強い波動と金属音でアピール!ビッグバド
ビッグバドはその特異な形状からほんとに釣れるの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これでもれっきとしたナマズ釣りに有効なルアーの一つ。 ジッターバグでは効力を発揮しづらい波立った水面や、流れ込みなどで大きな音が発生している場所では、ただ巻きの釣り方でも強い波動と金属音でナマズを誘うビッグバドが高い力を発揮します。
ルアー改造のススメ
ナマズは釣りバリに対するノリが悪くミスバイトが多い魚でも有名です。 市販のジッターバグなどはパッケージから出した状態そのままでは、なかなかナマズのアタリがあったとしてもハリに掛かってくれません。 そこで、よりナマズ釣り向きにルアーを改造してあげることを推奨します。
改造の基本!トリプルからダブルフックへ交換を解説
今回はルアーのナマズ釣り用改造の内最も基本的な改造法、ジッターバグのトリプルフックからダブルフックへの改造法を3ステップで解説します。
ステップ1:フックを外す
大体市販されているジッターバグは画像左の様にトリプルフックが前後二つ取付らてれいます。 これをドライバーで右の画像の様に分解してしまいましょう。
ステップ2:フックをバーブレスにする
続いて強度のあるスイベル、スプリットリング×2、#4以上のダブルフックを用意し、ダブルフックの返しを潰してバーブレスにします。 これはナマズの口がブラックバスよりも硬いため、より貫通力を増すためとフックを外す時にスムーズに外せるようにするためです。
ステップ3:組み立て
画像の様にスプリットリング2つとスイベル、フックを組んでください。 この時重要なのが画像の様にスイベルに付いたスプリットリングが斜めになっていること。 フックアイ側に取り付けるスプリットリングをフックアイぴったり合う物にし、遊びを少なくするほどがっちりとナマズをフッキングでき、バラシを減らすことが出来ます。
まだまだあるナマズ向けルアーの改造法
今回紹介した改造法はほんの初歩の初歩。 この他にもナマズ向けのルアー改造法はたくさん存在します。 ルアーの改造に決まりなんてありません。自分の発想力を活かして誰も作った事のないオリジナルルアーを作ってみる事もまたナマズ釣りの楽しみの一つだと思います。
改造の一例
背中にケミホタルと呼ばれる海釣りによく使われるライトを装着した改造例。 ナマズへのアピールの他に夜釣りでの人間の視認性も向上します。
フックの前方部分をブレードに変えてナマズへのアピール力をアップさせた改造例。 ブレードの回転する音ときらめきがナマズへのアピール力を高めます。
ナマズの釣り方のコツ
ナマズのトップでの釣り方は意外にもブラックバスフィッシングと違って、細かいアクションやコツは特に必要ありません。 ルアーをただ巻きしているだけの釣り方でも十分にナマズを釣ることが出来ます。 しかしナマズの特徴はこれまでも述べてきた通りフッキングがしづらい事。 1度のアタリで上手くフッキングできないことなんかはざらです。 しかしナマズは獰猛な魚なので諦めずに2度、3度とアタックを仕掛けてきます。 一度フッキングに失敗したからと言って焦らず、2度目、3度目のアタックを待ってじっくり等速で巻き続けるのがナマズの釣り方のコツです。
ナマズの潜むポイント
ナマズの潜むポイントはため池や河川、用水路など大体ブラックバスがいそうなところと同じような場所に加え、田んぼの大型の用水路などにも生息しています。 ただ、夜釣りのトップウォーターでナマズを狙うなら河川や用水路の流れがあるところ、しかも水深が浅い所が狙い目です。
ナマズは基本的に夜間は河川の流れ込みなどで小魚がやって来るのを待っています。 テトラポッドや水門などの障害物があり、川の流れに変化が起きている所などもナマズ釣りの重要なポイント。 ナマズを釣る時にはこの、ナマズは川の流れの強い所と弱い所の境目に潜んでエサが来るのを待っていることを頭に入れておくと、ナマズの潜んでいるポイントを見つけやすいでしょう。
足元に気を付けて楽しくナマズフィッシング
ナマズは昼間でも釣れますがその性質上、多少危険ではありますけれどもやはり夜間でのトップウォーターフィッシングが一番楽しめます。 薄暗い水面からぬっとあらわれる巨大なナマズの魚影を一度眺めたら、奇妙なゾクッとする感覚と興奮に襲われることは間違いなしです。 ナマズは日本に古来からいる魚なのであらゆるところに生息し、釣り場所にも比較的困りません。 お手軽に巨大な魚とのファイトが楽しめるナマズ釣りにぜひ挑戦してみませんか。