HA240 8/2-3-3
ささめ針 ボウズのがれ 飛ばしサビキ X-105
はじめに 海釣り公園とは?
海釣り施設は、釣りをするために作られた釣り専用の施設です。海釣り施設以外の公園は他の楽しみ方をする人も訪れるので、釣りをするなら他の楽しみ方の邪魔にならないようにしなければなりません。その点、海釣り施設なら堂々と釣りが楽しめます。
横浜の海釣り公園 3箇所の基本情報とアクセスを紹介
本牧海釣り施設
住所:横浜市中区本牧ふ頭1番地 車で行くのがベストです。 電車の場合は、JR横浜駅東口か、JR桜木町駅から横浜市営バス26系統の「海づり桟橋」「横浜港シンボルタワー」行きのバスに乗り「海づり桟橋」バス停で下車。 詳細な場所は、リンクを参考にしてください。
営業時間:4〜10月 6:00〜19:00、11〜2月 7:00〜17:00、3月 6:00〜18:00 つり料金:1回大人900円、中学生450円、小学生300円 施設点検日や荒天日はお休みすることがあります。料金はお得な回数券もありますので、ホームページでよく確認してからお出かけください。
GO!GO!九ちゃんフィッシング #213 「レッツゴー!海づり施設 前篇」
GO!GO!九ちゃんフィッシング #214 「レッツゴー!海づり施設 後篇」
動画でも、釣り場の様子を確認してみてください。
大黒海づり施設
住所:横浜市鶴見区大黒ふ頭20番地先 こちらも車で行った方が便利だと思います。 電車の場合は、 JR横浜駅東口から横浜市営バス109系統に乗り「大黒海づり公園」バス停で下車、 JR鶴見駅前なら横浜市営バス17系統に乗り「大黒海づり公園」バス停で下車します。 途中に「海づり公園入口」バス停というのがありますが、ここで降りるとかなり歩くことになりますので、終点の「大黒海づり公園」バス停で降りましょう。
営業時間、料金は本牧海釣り施設と同じです。
釣りたいっ! #56 イワシ他 夏休みシリーズ第2弾!! 大黒海づり施設でお手軽フィッシング![2014年7月後半]
大黒海づり施設での釣りの様子がわかる動画です。釣り場の雰囲気も確認してみてください。
磯子海づり施設
住所:横浜市磯子区新磯子39 電車の場合は JR根岸線磯子駅東口から横浜市営バス85系『下水処理場行き』に乗り、「磯子海づり施設」バス停下車。
営業時間:3〜10月 8:00〜18:00、7・8月 8:00〜19:00、11〜2月 8:00〜17:00 つり料金:1回大人500円、小・中学生300円 3施設の中で、磯子だけが料金と営業時間が異なります。こちらも施設点検日や荒天日はお休みすることがありますので、ホームページでよく確認してから釣りに行きましょう。
GO!GO!九ちゃんフィッシング #101 「手軽にGO!磯子海釣り施設 前篇」
GO!GO!九ちゃんフィッシング #102 「手軽にGO!磯子海釣り施設 後篇」
釣り場の様子は動画でどうぞ。ご覧になってわかる通り、他の2箇所より小ぢんまりとした施設です。
横浜の海釣り公園で釣りをするメリットとは?
横浜の3箇所の海釣り施設とも、有料の施設です。家族でのんびり自由気ままに釣りがしたいのに、いろいろお金がかかるなんて、と有料釣り施設での釣りを躊躇する理由もわかりますが、料金以上のメリットも多いのです。いくつか挙げてみます。
1.最近の釣果が分かる
釣り人なら、よく釣れるポイントは秘密にしておきたいもの。ネットを検索しても、釣り場と釣果をおおっぴらに公開している人はあまりいません。ですが、釣り施設なら直前の釣果、最近の傾向などが公開されているので、釣行の参考になります。
2.トイレや売店などの設備が充実
海釣り施設には、安心して停められる有料駐車場、トイレ、安全に釣りができる柵や浮き輪などの救護設備、食堂や売店まで揃っています。そんな釣り場は、海釣り施設以外で探すのは大変です。家族で釣りを楽しむなら、設備充実の海釣り施設は十分選択肢に入るでしょう。
3.結果的にのんびり釣りができる
横浜の3箇所の海釣り施設とも、施設の許容人数になると入場制限をかける。いつも大混雑の海釣り施設だが、無秩序に人が入ってくる堤防と違って、ぎゅうぎゅうで竿も出せないような混雑にはならないようにしているので、結果的にのんびりと竿を出すことができるでしょう。
4.釣りの後の横浜観光も楽しめる
車で釣り公園に行ったなら、午後は横浜観光を楽しむという休日の楽しみ方も。もし釣果に恵まれなくても、家族はきっと喜んでくれますよ。
横浜の海釣り公園で何が釣れているか? 釣果を紹介
本牧海づり施設の場合、沖桟橋の水深は15〜18mもあります。実際に釣りをしていると分かるのですが、アジ狙いの遊漁船が桟橋のすぐ近くで釣りをするくらいです。つまり潮通し、水深とも船釣りレベルということです。結果、かなり多彩な釣果が期待できます。
1.本牧海づり施設の釣果をチェック
春は、他の釣り場よりも早くイワシやアジが釣れ出すことで有名です。3月にサビキでカタクチイワシが釣れるのは、近隣では本牧海づり施設だけではないでしょうか。夏はシロギスやスズキ、秋は回遊魚全般やクロダイ、冬はメバルや投げ釣りでのカレイなどが主なターゲットです。
2.大黒海づり施設の釣果をチェック
本牧同様、沖合に突き出た桟橋は潮通しが良いため回遊魚狙いにぴったりです。投げ釣りターゲットも豊富で春から夏にかけてのシロギス、冬はアイナメやカレイなどが狙えます。アジ狙いなら夏場が本番です。
3.磯子海づり施設の釣果をチェック
比較的規模が小さく、沖に突き出た堤防ではないので、居ついた魚を狙うタイプの海釣り施設です。もちろん夏から秋にかけてはサビキ釣りでアジやイワシを狙うことができます。秋〜冬のイカもおすすめターゲットの一つです。
横浜の海釣り公園を楽しむためのポイント
釣り公園では、ちょっとした工夫で快適に釣りが楽しめます。釣り公園特有のチェックポイントをいくつか紹介します。
1.釣り場到着は開門前に
釣果情報が毎日発表されているので、「アジが釣れだした」「シリヤケイカのシーズン」などの情報が入ると当然混雑します。入場制限がかかる前にポイントに入るためには、釣り公園に早めに到着していなくては間に合いません。ですから車での釣行がおすすめです。
2.網目の釣り場で必要なグッズや注意点
横浜の3箇所の釣り公園とも、本牧海づり施設の岸壁釣り場以外、足元が網目になっています。小さなものを落としてしまわないために、ビニールふろしきと、それを止める洗濯バサミを持って行くとよいでしょう。
3.竿はよくばらない
まず、一番狙いたい対象魚を選びましょう。アジ狙いなら投げサビキなどの仕掛けを第一に。釣れた小魚をエサに泳がせ釣りをするならもう1本と、一人2本まででおさめるようにしましょう。
横浜の海釣り公園で確実に釣果を得るポイント
潮通しがよく水深もあり、毎日コマセが入っているポイントなので魚が居ついているのが海釣り公園のよいところ。釣果に恵まれないことは稀ですが、たくさん釣るにはポイントがあります。今回はアジ釣りに限定して紹介しましょう。
1.水深が深いので船釣りだと思って仕掛けを用意する
磯子海釣り施設は、足元の水深が4〜7mほどですが、大黒は7.5m、本牧の沖堤防は20m近くの水深があります。ノベ竿や安価なセット竿では、ラインが足りなくなるはずです。また、混雑する釣り座では掛かった魚を遊ばせず、一気に寄せないと隣の人とオマツリしてしまうので、強めのタックルが必要です。
2.障害物のある釣り座を確保する
一見どこでも同じような桟橋釣り場ですが、よくみてください。もちろん潮通しの良い先端部や角はポイントですが、橋脚が立っている幅が違うのがわかりますか? 橋脚が立っている間隔が狭いということは、魚にとっては身を隠す場所になっているわけです。こういう変化のあるところがポイントです。
3.コマセは切らさず撒き過ぎず
海釣り施設では毎日たくさんの人が釣りをしているので、コマセが常に入っている状態です。それでも回遊魚は釣れるタイミングがあります。大きな群れを足止めするためには、常に少量ずつコマセを入れて、釣れ始めてもコマセを切らせないのが重要です。つまりカゴサビキ釣りがぴったりでしょう。
横浜の海釣り公園でのおすすめアジ釣り仕掛け
混雑するので釣り座を移動できないことが多い釣り公園では、広いエリアを探れる投げサビキ仕掛けやルアーでアジを狙うのが良いでしょう。ルアー釣りは、混雑時は禁止されていますので投げサビキ一本で狙うのが妥当です。
釣り施設内でも仕掛けを売っていますが、あらかにめ購入するならハリス4号程度のものを購入しましょう。
HA240 8/2-3-3
ささめ針 ボウズのがれ 飛ばしサビキ X-105
コマセはたっぷり用意
投げサビキならアミエビと配合エサが必要です。集魚材は堤防用のものを1袋、アミエビは3kgあれば半日楽しめます。アミエビは常温保存可能なものもあります。
横浜の海釣り公園で釣りを楽しむために揃えるべきタックル
ロッドは3.6m以上のもの用意
繊細な穂先の磯竿より、ラフに扱っても丈夫なロッドを選びましょう。
リールはラインを100m以上巻けるもの
新たに購入するなら糸付き格安リールではなく、いろいろな釣りに使えるこのあたりのモデルから選びましょう。
揃えておくべきその他タックル
釣り施設は意外と広く、飲み物や食料を取りに行くのは面倒です。大きめのクーラーは必需品。手を洗ったりとりあえず魚を入れておくための水汲みバケツ、手拭きなども必須です。
他にもある 横浜の海釣り公園周辺の釣り公園
近隣には、釣りOKの公園がいくつかあります。2箇所紹介しましょう。
1.東扇島西公園
住所:川崎市川崎区東扇島94-1 電車の場合は、JR川崎駅より川崎市営バス川07系統で東扇島西公園前行に乗り、「東扇島西公園前」バス停で下車。
専用釣り施設ではなく、公園の岸壁部分が釣りをしてもよいことになっているだけですので24時間入場できますが、釣り専用施設ではないため釣り以外の人がいるので注意。入場は無料です。トイレ、有料駐車場はありますが、売店などはありません。(近隣の釣具店が移動販売車をだしていることがあります)
2.横須賀 海辺つり公園
住所:横須賀市平成町3-1 電車の場合は、京急堀之内駅から徒歩10分ほど。
入場は無料で、トイレや自動販売機、有料駐車場などがあります。釣りエサなどは近くにチェーンの釣具店があります。商店や飲食店も、歩ける距離にあるので便利です。
まとめ 横浜の海釣り公園は十分釣り場の第一候補になる
釣りに慣れてくると、「他よりも釣れる場所を」「自分だけの秘密ポイントで釣りたい」と思いがちですが、メジャーな場所にはメジャーな場所なりの楽しみ方があります。まず午前中は海釣り公園でしっかり釣果をGETして、昼は横浜観光。そして夕マヅメ狙いで穴場ポイントに向かう、なんていう釣行プランも、たまにはよいのではないでしょうか。
施設には直近の釣果が掲示されています。