タフワイドドームⅣ/300
SDE-001R アメニティドームM
ロゴス ROSY ドゥーブル XL 71805022
Quechua(ケシュア) AIR SECONDS 4.1
ノルディスク テント アスガルド12.6
ドッペルギャンガー カマボコテント2 T5-489
ogawa(オガワ) テント ロッジドーム ティエラ
ファミリーキャンプデビュー!さぁ、テントはどれにしよう?
さあ、家族でキャンプをしよう! と思った時、まずは何をするでしょう? もちろん、「どこに行こうか」「何をしようか」も考えますが、ギア選びも始まりますね。 レンタルなどで、試して買うことができればいいですが、全ての製品が試せるわけではありません。
中でも、出費に関して一番大きなウエイトを占めるのはテントです。 「とりあえずこれを買おう」だと、収納する場所もとるので、後々困ったことになると思います。 「あ~もう少し調べて買えば良かった」とならない為にも、ぜひおすすめのテント選をご覧ください。
ファミリーキャンプ テント選びのポイントⅠ.サイズ
家族でキャンプの場合、ある程度の広さを確保して、広々と使いたいですね。 とはいえ、大きくなればなるほど重量は重くなってきますので、ちょうど良い大きさと重量のものが欲しいところです。
ファミリーキャンプ、テントの広さの目安は?
収容人数2,3人のものを、家族の人数分だけ複数買うという方法もありますが、今回は全員一緒のテントを使うことを想定してお伝えします。
ドーム型の場合で言えば、おすすめは床部分のサイズが270㎝四方、300㎝四方が一つの目安になります。この広さがあれば、お子さんの大きさにもよりますが、大人2人、小学生2人寝転んでも、周りに衣類などを置くスペースも十分確保できます。また、テントを買う際には収容人数が表示してありますので、参考にされて下さい。
さらに、収納する時のサイズも気になるところです。車の中でも、家に帰ってからでも場所をとりますので、収納時サイズ(テントをたたんで付属の収納袋に入れた時のサイズ)も確認しておきましょう。
ファミリーキャンプ テント選びのポイントⅡ.形状
いざ、テントで一泊してみると、テント内での動きやすさ、通気性などの居住性が重要だと実感することでしょう。 テントの形や種類も、居住性にかかわってきます。 では、様々なテントの中から、家族でのキャンプにおすすめの種類を紹介していきます。
1.ドーム型
キャンプ場で一番よく見かける人気の形状のテントです。 2本のポールをクロスさせて立ち上げて設営します。 フライシートと呼ばれる部分(インナーテントの上にかぶせる屋根のようなシート、上の写真でいうと白い部分)が大きいものは、前室と呼ばれるスペースを入口に設けることができるので、荷物を置くことができて便利です。
2.ツールーム型
寝室とリビング部分の2部屋を備えたタイプのテントです。「オールインワンテント」、「ロッジドーム型テント」とも呼ばれていて、ファミリーキャンプで人気の型です。 テントとタープを一体化させた分大きめなので、ドーム型よりも設営に時間がかかりますが、テントとタープを別々に立てることを考えると効率が良いとも言えます。
寝室の前に広いリビングがあるので、雨の日は濡れずに行き来できるのが利点です。 ツールーム型にも様々な形状があり、上記のようなドーム型、下記のようなトンネル型などがあります。
3.ティピー型
中央の1本のポールで支えるタイプのテントなので、ワンポール型、モノポール型とも呼ばれます。 1本のポールでテントを持ち上げ、あとは周りをロープで張っていくという分かりやすい構造なのでおすすめです。
慣れてしまえば組み立ての工程が少ないので、設営時間も短くてすみます。 おしゃれなキャンプサイト、かわいいキャンプサイトを作るのに人気のタイプです。
4.トンネル型
この頃、キャンプサイトでよく見かけるようになったトンネル型ですが、その形から、いもむし型やかまぼこ型とも言われています。 前出のツールーム型の一種とも言えます。
その特徴は、壁面が垂直に近い形なのでリビング部分が広いことと、リビング部分を開放的に見せることも逆に隠すこともできることです。走り回りたいお子さんがいるご家族や夏場は、パネルを上げて開放的に、寒い時期には全てを閉じて暖かく過ごすこともできますね。
ファミリーキャンプ テント選びのポイントⅢ.耐水圧
形やデザインなども重要ですが、機能面で考えた時に耐水圧は重要なポイントになります。 耐水圧の数値が高いほど、強い雨にも耐えられるということです。いきなり台風の中でキャンプをすることはないと思いますが、山でのキャンプは天気が変わりやすいですし、低地でもゲリラ豪雨ということもありますね。
耐水圧が低いと、雨が降ってきた時にテントの内側に水が浸み込んでくる、という事態になってしまいます。 そうならない為には、目安として1,500mm以上のものを選ぶことをおすすめします。
ファミリーキャンプ テント選びのポイントⅣ.テントとタープ
テントを買う時に考えておきたいのが、タープとの組み合わせです。 キャンプを何度かしていると、テントの上にタープを張ってより日差しや雨を防いだり、より開放的なリビングになったりする、タープが欲しくなってきます。
その分重量はかさみますが、快適なスペース作りには必要になってきます。 同時に買わなくても、どのタープと組み合わせるかを見越してテントを買うことをおすすめします。そうすることで、コーディネートされたサイトに仕上がることでしょう。
ファミリーキャンプにおすすめのテント7選
テント選びのポイントが分かったところで、実際の商品を見ていきましょう。今回、スペックとして収容人数、重量、サイズ、収納時サイズ、耐水圧を示しています。 これらを参考に、ご家族にピッタリの一張りを見つけてください!
まずは、定番と呼ばれるものの中からドーム型テントのおすすめをご紹介します。 選ばれ続けるのには理由があります!
1.ファミリーキャンプの定番テント
コールマン タフワイドドーム
タフワイドドームⅣ/300
キャンプ場に行けば、沢山目にすること間違いなし!のおなじみランタンマークのコールマンです。 タフという名前の通り、耐水圧2,000mmに加えて風速15m/s ~20m/sの実証テストもクリアしています。
急に雨風が強くなっても安心して過ごせますね。 こちらは、タフドームシリーズの中でも最大のタイプです。大人2人、子ども2人だと、インナーテントの周りに荷物を置いたり、中でコットを使用できたりもします。
ファミリーに人気の理由は?
機能性も備えつつ、比較的お手頃価格の為、人気のテントです。 グランドシートやインナーマットがセットになったものも販売されているので、初心者におすすめです。
2.キャンプ初心者にも安心の人気者
スノーピーク アメニティドーム
SDE-001R アメニティドームM
他のテントとは違うシルエット。とはいえ、初心者でも設営しやすい構造になっています。 キャンプ場ではおなじみのスノーピーク。お値段もお高め・・・と思いきや、アメニティドームは初心者向けに作られていて、お手頃価格に抑えてあります。
お手頃価格といっても、性能はしっかりしています。フライシートと床面の耐水圧は1,800mm。しかも、平均値ではなくどこを計測しても最低1,800mmなのは家族連れにとって安心ですね。
天井高は150㎝と低めなので、大人が室内で立って着替えるなどはできませんが、眠ることをメインに考えれば十分なスペースと言えるでしょう。また、テントの高さが低い分、強風時にも揺れが少なくてすみます。 広い五角形の前室があり、荷物を置くだけでなく、ちょっとしたリビング使いもできます。
アフターフォローもばっちり
初めての設営は不安があるものですが、アフターサポートも充実しています。店頭で買った場合になりますが、テントの立て方を教えてくれる設営講習会に参加できます。
また、「直しながら長く愛し続けていくことでしかつくれない、道具との関係を大切にしていただきたい」という思いから、製品寿命でない限りスノーピークで修理してくれます。修理の見積もりや受付をオンラインでできるのも嬉しいですね。 一つの素晴らしい物を長く使い続けてほしいという姿勢が表れていて、人気の理由がうかがえます。
3.ファミリーでゆったり、居住性に優れたツールーム
ロゴス ROSY ドゥーブル
ロゴス ROSY ドゥーブル XL 71805022
メイプルリーフのロゴマークでおなじみのロゴスのテントです。 連結用ジョイントが付いていて、入口のパネルルーフを車に連結することができます。雨の日のキャンプでも、荷物が濡れずにすみますね。小さなお子さんも濡れることなくテントの中に入れるのでおすすめです。
名前についているパネルとは、パネルシステムのことで、入口に用いられています。2本のアーチ型フレームを交差させることで、強度が増したり、雨の日にタープとして使った時にも水たまりができないようになっていたりと工夫されています。
4.設営も楽ちん!ファミリーで快適に過ごせるテント
ケシュア エアーテント
Quechua(ケシュア) AIR SECONDS 4.1
フランス生まれのスポーツブランド、Dechathlon(デカトロン)社がアウトドア用品のブランドとして立ち上げたのが、Quechua(ケシュア)です。
簡単に開く2,3名用のポップアップテント(広げるだけで立ち上がる)で有名なケシュアですが、このテントは家族向けです。このテントは他と違い、フレームで組み立てるのではなく、空気でフレーム部分を膨らませて設営するという特徴があります。
ファミリーキャンプを快適にできる
広いリビングスペースが特徴の製品で、ファミリーで快適に過ごせます。FRESH&BLACK素材を採用した空気注入式テントなので、素早く設営できるところも魅力的です。素早く簡単にテントを設営できることで、家族と遊んだりくつろぐ時間が自然と増えます。涼しさにもこだわっているテントなので、夏のキャンプにもおすすめ。しっかり暗くなるので、快眠できるテントです。
高品質、お手頃価格の秘密
ケシュアという名前は、大自然と共存するアンデスのケシュア民族からつけられました。モンブランの麓に本拠地を構え、山とケシュアのユーザーの声に耳を傾け続けているブランドです。 開発、製造、販売を自社ですることで、高い品質を保ちながら手に届きやすいお値段で販売しています。
5.インスタで人気のおしゃれキャンパーも愛用
ノルディスク アズガルド
ノルディスク テント アスガルド12.6
キャンプサイトにあると、このフォルムとシロクママークについ目がいってしまう可愛さがありますね。 「シロクマテント」と呼ばれるこのテントは、デンマークの老舗アウトドアブランド、ノルディスクの人気テントです。
北欧発のブランドなので、雨だけでなく雪にも強い設計になっています。それを聞くと、夏場には適さない感じがしますが、透湿性に優れ、ベンチレーションや窓もあるので、風が通ります。
かわいいだけじゃない
このテント、かわいいだけじゃなく、性能も良いです。コットンとポリエステルを混紡した生地で、保温性、透湿性、耐水性に優れています。 コットンなので、ナイロンやポリエステル素材に比べて水を含みますが、水を含むと膨張して防水性は高くなり、雨漏りの心配はありません。
ただし、コットンのテントは、濡れたままにしておくとカビが発生してしまいますので、完全に乾かしてから保管することが必要です。 緑の中に、この白いテントは映えること間違いなしです!
6.待ってでも手に入れたいファミリーテント
ドッベルギャンガーアウトドア カマボコテント2
ドッペルギャンガー カマボコテント2 T5-489
2016年のモデルは完売、2017年モデルも予約開始後数分で予定数に達してしまったほどの人気のテントです。次回(2017年10月頃納期分)の予約開始日はまだ決定していないですが、待ってでも手に入れたくなる理由がたくさんあります。
待ってでも手に入れたい理由は?
まず、トンネル型ならではの、広い空間です。寝室前には、大人10人が座れるほどの広いリビングが確保できます。 インナーテントを取り外すと、大型のスクリーンタープとして広々としたスペースになります。夏場はこの状態で、コットで眠ると涼しく過ごせます。
逆に、インナーテントを2個に増やす(1個はついていますが、1個は別売りです)と、最大10人の収容人数になるので、大家族やグループキャンプにも使えますね。 ドアは5か所ありますが、その全てがキャノピーポール(別売りです)でタープのように使用できます(上の写真参照)。夏場に日陰を確保しつつ風通しを良くすることができるのは嬉しいですね。
一方、全てのドアを閉じてしまえば、冬でも暖かく過ごせます。 4本のポールをスリーブに通してペグを打つだけなので、初心者も迷うことなく立てることができます。 このポールは軽量素材でできており、大きさの割には重量が抑えられているので、持ち運びに便利です。
7.良いものを長く使いたいというファミリーに
オガワ ロッジドーム型 ティエラ
ogawa(オガワ) テント ロッジドーム ティエラ
国内テントメーカー、キャンパルジャパン(小川キャンパル)の3人用のテントです。 前身の小川テント株式会社はテントを専門に作っており、生地の質の良さと高い技術力で作られているので、高品質な仕上がりです。
一番の特徴は通気性のよさです。メッシュパネルを採用しているため、通風・換気性を高めてくれる優れたテントです。天気や気温に応じて、フルクローズからフルオープンまで、色々な使い方ができるのも魅力です。
お値段は張りますが、最初から良いものを買ってしまえば買い替えの必要もありません。良いものを長く使いたいというカップルや家族にはとてもおすすめです。
キャンプ場での使い勝手は?~口コミから~
設置もそれほど難しくはなく、不慣れな私たちでも40分程で完成しました。
さすがに大人3人だとゆったりというわけにはいきませんが、それでも狭すぎて窮屈ということもなく、我が家の理想通りのサイズ感でした。
テントの設営
初めてのキャンプ、テントの設営と撤収に時間がかかってしまうのは仕方のないこと。でも、少しでも設営時間を短くして、自然の中でくつろぐ時間を確保したいですよね。
メーカーの方でも、少しでも組み立てやすいようにフレームやガイド部分を色分けするなど工夫されていますが、一度組み立てを見ておいたり、実際に設営してみたりしておくとスムーズなキャンプデビューになることでしょう。
まとめ
いかがでしたか? ファミリー向けで人気のテントをご紹介しました。 収容人数や耐水圧を確認したら、あとはお好みの形、デザイン、色を選んでいきましょう。きっとあなたにぴったりの一張りが見つかるはず。 さぁ、お気に入りの一張りを見つけて、大自然に繰り出しましょう!!