プロトラスト TR エリアパック 56UL
エリアトラウトロッド トラウトX 60
アリビオ 6000
ナイロンライン スーパートラウトアドバンス 100m
GT-R トラウト スーパーリミテッド 300m 8lb
TOISTAX T-122
ダイワ(Daiwa) クイック 針外し 666657
プロックス(PROX) PEカットライトプライヤー
RCポーリー 69SRF
エリア トラウト スプーン プレッソ イヴ 1.0g
AR トラウトモデル 3.5g 14mm
釣って楽しい食べておいしい魚、トラウトとは?
トラウトってどんな魚?
トラウトとはニジマスやブラウントラウト、ヤマメ、イワナなどのマス系の川魚の事。一般的にはニジマス(レインボートラウト)を差すことが多いです。 比較的綺麗な川や湖に住み、小魚や水生昆虫、水面に落ちた昆虫などを主な食べ物としており、全長は大きいもので60cmから70cm程度。 引きが強く駆け引きも楽しめるため、古くからヨーロッパではルアーやフライフィッシングの対象魚として人気の魚です。
主なトラウト
ニジマス(レインボートラウト)
ブラウントラウト
ヤマメ
イワナ
食べてもおいしい魚、トラウト
またトラウトは食べてもおいしい魚としても有名です。 くせのない白身で主に塩焼きやムニエルなどでおいしく食べることが出来ます。
今回はこの釣って楽しいそして食べておいしいトラウトの中でも特に代表的なトラウト、ニジマスの釣り入門のコツをメインに釣れる時期や天気、仕掛けや道具、釣り方などを画像や動画を紹介しつつ初心者にもわかりやすく解説していきます。
トラウト釣りの時期を解説
春や秋が狙い目!トラウト釣りの最適な時期
トラウトの釣り方を学ぶにはシーズンを知るのがまず第一。トラウト、特にニジマスは時期を問わず1年を通して釣ることが出来ますが、やはりよく釣れる時期というのが存在します。
一般的に野生のニジマスは山場の渓流や湖に生息し、水温が5度位から活性が上がりだし、15度位までがベストコンディションだと言われています。 しかしトラウトは暑さに弱い魚ですので15度を上回りだすと逆に活性がどんどん下がっていってしまいます。
以上の事を踏まえて特にニジマス釣りに適した時期は3月の春先から6月ごろまでと、9月から10月ごろの秋にかけての時期。 水温があまり下がりすぎず、尚且つ上がりすぎない時期が最適です。 逆にトラウト釣りに向かないのは7月から8月の真夏の時期。この時期になると水温が熱くなり水温が上昇してしまいます。 トラウトは寒さより暑さに弱い魚なので夏の時期になると暑さにへばってしまい、活性ががくんと下がってしまうのです。
曇りから小雨が狙い目!?トラウトの良く釣れる天気
続いては天気別にニジマスが釣れる時期を解説いたします。
晴れの日は人間としては釣りやすくはありますが、実はさほどニジマス釣りには適していません。日中に暖かくなりすぎてニジマスの活性が下がってしまう恐れがあるからです。 晴れた日にニジマスを狙うときは比較的気温が高くない朝マヅメや夕マヅメの時間帯を狙うのがおすすめです。
雨の日は小雨でさほど気温が低い日でなければ実はニジマスを狙うのに適した天気です。 少し川が濁る位がベストでニジマスの活性も高くなるでしょう。
曇りの日はもっとも狙い目の天気。日の光が当たらず、よっぽど寒いという天気でさえなければ1日中ニジマスの活性が高く、安定した釣果を望むことが出来ます。
トラウト釣りの道具を解説
ここからは竿やリールなど、トラウト釣りに適した道具を紹介していきたいと思います。
初心者におすすめ柔らか目の調子の短い竿
プロトラスト TR エリアパック 56UL
トラウト用のロッドと一口に言っても硬い調子から柔らかい調子。長いロッドから短いロッドまで様々な種類が存在。 初心者の方は膨大の数のロッドを見て何を買ったらいいか分からないことが多いかと思います。 そこで初心者の方にお勧めしたいのは「管理釣り場」で使いやすいロッドです。
初心者の方がいきなり山に入り渓流などで釣るのはなかなか難易度が高いもの。まずは入門編という事で慣れない内はトラウトを釣る感覚を掴むためにも、管理釣り場で釣り方の経験を積むことをおすすめです。 それを踏まえて釣りの道具を考えた場合、まず管理釣り場の限られたスペースではロングキャストの必要がないためロッドの長さはさほど要りません。 また、管理釣り場で釣る際はさほど大きいルアーも投げることが少なくなるので必然的に軽めのルアーの投げやすい柔らかめの調子のロッドが入門用としておすすめになってくるのです。
本流などの川幅の大きい川や大きい湖などで釣る場合にはロングロッドも必要になってきますが、そういったものは管理釣り場で慣れてから道具を揃えたり、本流などに合わせた釣り方を学んでも遅くはありません。
初心者におすすめトラウトロッド
エリアトラウトロッド トラウトX 60
有名釣り具メーカーダイワが出しているトラウト入門者向けの比較的安価なロッド。 ロッドの粘りが強くその気になれば50cm級の大物でも負けない強差を持っています。 管理釣り場でもその力を存分に発揮してくれるでしょう。
初心者におすすめスピニングリール
ロッドの項目でも解説しましたが、初心者にはまず入門として管理釣り場で釣るのがおすすめです。 管理釣り場では釣り場の大きさがさほど大きくない所がほとんどで大きいルアーで遠投するようなことがほぼありません。
よって使うルアーは比較的小型のスプーンやミノーなどがメインになります。 もちろんベイトリールでも小型のルアーを投げる事は出来ますがそれなりのテクニックを必要とします。 ですのでやはり初心者の方が初めて購入するなら小型の軽いルアーでも投げやすいスピニングリールがおすすめとなるのです。
初心者にお勧めのスピニングリール
アリビオ 6000
ダイワに並ぶ有名釣り具メーカーシマノから出ているスピニングリール。 安価な値段の割に値段をはるかに上回る性能を持つコストパフォーマンスの高いリールです。 あらかじめ2号の糸も巻いてあるのでトラウト入門用のリールとしてお勧めの1台です。
トラウト釣り入門向けラインはナイロンライン
ナイロンライン スーパートラウトアドバンス 100m
トラウト釣りに使うラインもいくつか種類がありますが、入門用として初心者にお勧めしたいのはナイロンライン。 ナイロンラインは色々な釣りで使われている代表的なラインで安価で扱いやすいのが特徴のラインです。 欠点として他と比べて劣化が早い、摩擦による擦れに弱いなどがあります。しかし安価なので劣化すれば取り替えればよく、管理釣り場にはラインの擦れに繋がるようなストラクチャーもほとんどないので、管理釣り場で釣る分にはデメリットはほとんど無視してもいいような小さいものになります。 ラインの太さは初心者なら1号(4ポンド)から2号(8ポンド)位の間がおすすめ。ラインブレイクによるバラシが怖いなら2号を使えばまず問題はないでしょう。
おすすめのナイロンライン
GT-R トラウト スーパーリミテッド 300m 8lb
有名ラインメーカーサンヨー製のナイロンライン。 300m巻きと長いラインなので何回も巻替えることが出来てコストパフォーマンスにすぐれたラインです。
トラウト釣りを助ける道具を紹介
取り込みの際の必須道具!タモ
TOISTAX T-122
トラウトは熱に弱い魚で素手で掴んでしまうと人間の体温でやけどを負ってしまうほど繊細な魚です。 取り込みの際にはタモを使って取り込む方がトラウトにダメージを与えずによりこむことが出来ます。
もし素手で触る必要がある場合は必ず池や川なのに手を浸して手の表面温度を下げるようにしてください。 そうすればトラウトに与えるダメージも最小限で済みます。
ハリを飲まれた時の便利道具!フィッシングプライヤーと針外し
タモの所でも述べましたがトラウトはブラックバスなどに比べて大変繊細な魚です。 ハリを外す際にも素手で無理やり外すよりフィッシングプライヤーや針外しをなどの専用の道具使った方がよりトラウトへのダメージを少なく抑えることが出来ます。
針外し(リリーサー)などの道具を持っていれば魚にルアーを飲まれた時でも最小限のダメージでハリをはずすことが出来ます。
フィッシングプライヤー
プロックス(PROX) PEカットライトプライヤー
針外し
ダイワ(Daiwa) クイック 針外し 666657
トラウト釣りにおすすめのルアー紹介
トラウト釣りに使えるルアーと一口に言っても多種多様な種類のルアーが存在します。 今回はトラウト釣り用のルアーの中でも代表的な3点、ミノー、スプーン、スピナーについて解説をしていきたいと思います。
トラウトルアーの代表格ミノー
ミノーとは
RCポーリー 69SRF
ミノーはその見た目でわかるように小魚を模して造られたルアーの一種。 トラウト釣りだけでなくバスフィッシングやソルトウォーターフィッシングなど幅広いルアーフィッシングで使われる正にルアーの代表格と言っても過言ではない存在です。
ミノーが力を発揮する釣り場は水中に小魚がいるポイント!
ミノーが力を発揮する釣り場はベイトフィッシュつまり小魚が多く生息している場所です。 管理釣り場でも自然の川や野池などをせき止めて管理釣り場にしているような場所では、結構な数の小魚が入り込んでいます。 当然トラウトたちもそういった小魚を食べるので、同じ小魚を模しているミノーに強い反応をしめすのです。
ミノーの釣り方のコツ
ミノーはただ巻きするだけでも釣れるルアーではありますが、ストップアンドゴーやトゥイッチなどアクションにひと工夫加えるだけでもトラウトに対するアピール力が大きく変わってきます。 ここではそのアクションのやり方のコツをご紹介します。
ストップアンドゴー
ストップアンドゴーはミノーの釣り方でも最も基本なものの一つ。 コツも簡単で、リールを巻く、止めるを繰り返すだけ。 これによりミノーが少し潜っては止まり、潜っては止まりを繰り返すので魚に食わせるタイミングを与えてアタリを誘うことが出来ます。
ストップアンドゴーの動きの動画を紹介
水中でのミノーのストップアンドゴーの動きとそれに食らいつくトラウトの動画です。
トゥイッチング
トゥイッチングとは素早く小刻みにロッドを動かし、ミノーにアクションさせる釣り方。 動かし方のコツは竿を動かしたら竿先を必ず元の位置に戻すこと。 これにより発生するラインのたるみでミノーは大きくアクションを見せてくれます。 また、ストップアンドゴーの様に途中で動きを止めてトラウトに食いつくタイミングを与える動きを混ぜるのもコツの一つです。
トゥイッチングのテクニックを解説している動画を紹介
トゥイッチングの動かし方のコツを解説している動画です。 ロッドを持つ手の動きに注目してご覧ください。
トゥイッチング中の水中のミノーの動きを捉え動画を紹介
水中でのトゥイッチングの動きとそれに食らいつくトラウトの動画です。
ニジマス釣りには欠かせないルアー!スプーン
スプーンとは
エリア トラウト スプーン プレッソ イヴ 1.0g
スプーンはその名の通り食器のスプーンの持つ部分を取り外したような見た目をもつ金属製のルアー。 様々な重さとカラーがあり、状況によって使い分けて使用します。 トラウト、特にニジマスはスプーンが大好きでよく食らいついてきます。 管理釣り場でトラウトを釣るならスプーンは決して外すことのできない必須のルアーと言えるでしょう。
スプーン選びのコツを紹介
スプーンはミノーほど複雑なアクションは必要ありません。 ただ巻きで十分にニジマスが釣れてしまう強力なルアーでありますが、色や重量によって釣果がガラッと変わってしまうルアーでもあります。
最低5色は揃える!スプーンのカラーについて
スプーンのカラーリングの基本は以下の5色 金系、白系、緑系、赤系、オレンジ系 この他にも模様入りなどなど様々なタイプのカラーリングのスプーンが存在します。 どの色が釣れるかは同じ釣り場でも日によって変わるため、今日はどのカラーにヒットするかを探る必要があります。 そこでまずはこの基本色でどの色に今日は食い気があるのか反応を試し、今日のヒットカラーを探るのがスプーンを扱う上でのコツの一つです。
今日のヒットカラーの傾向がつかめれば、それを基準に更に釣れる色を探してスプーンを選んでいけばよりトラウトを釣ることが出来るでしょう。 その為には最低でも基本色5つ以上、出来れば10色以上のスプーンを釣り場に持っていくことをお勧めします。
水中のスプーンの動きの映像を紹介
形状別のスプーンの動きを水中映像でわかりやすく解説ている動画です。 トラウトが食いついているシーンも映っているので必見です。
スプーンの釣り方のコツの解説動画を紹介
スプーンの動かし方から、着水から巻き始めのカウントの取り方など詳しく解説している動画です。
トラウト釣り定番のルアー!スピナー
スピナーとは
AR トラウトモデル 3.5g 14mm
スピナーとは金属製のシャフトに付けられた金属製のブレードを回転させて魚にアピールするルアーの事。 その動きは小さな甲殻類や水生昆虫を模していると言われています。 スピナーもただ巻きでトラウトが釣れてしまうトラウト釣り定番のルアーの一つと言えるでしょう。
スピナーの癖を解説
スピナーは古くからミノーやスプーンに負けない人気のルアーでした。 しかし他の二点に比べて扱いに多少くせがあるので近年ではその人気に陰りも出てきています。 それでもなおスピナーは釣れるルアーの一角には変わりありません。 メリットとデメリットを理解して効果的に使いましょう。
スピナーのメリット
まずはメリットを見ていきましょう。スピナーのメリットは以下の通り。 1:ただ巻きでも強いアピール力があり扱いにコツが要らない。 2:フォール開始からブレードが動いてアピールするのでアピール力が高い。 3:ロッドの上下でアピールするレンジの自由が利く。 4:レンジのキープ力が高い 以上の4つです。
スピナーのデメリット
対してスピナーのデメリットですが、デメリットは以下の通り。 1:ラインにヨレが出やすくライントラブルが起きやすい。 2:空気抵抗の大きい形状なので、飛距離が出にくい 3:ただ巻きしかできないのでアクションに幅がない。
初任者にこそ使ってみて欲しいスピナーのススメ
ここまでスピナーについてメリットデメリットを記載してきましたが、筆者個人としては初心者にはこのスピナーをお勧めしたいと考えています。 ミノーの様な釣り方にコツが要らず、しかもスプーンよりも高いアピール性を持っているスピナー。
確かにデメリットもありますが大した飛距離を必要としない管理釣り場では飛距離など問題になりませんし、アクションに幅がないのも裏を返せばただ巻きで巻くスピードの強弱さえ覚えていれば初心者でもすぐ釣れるということなのです。 ラインのよれは他のルアーを使っていても多少は起きるものですし、初心者の方にはぜひ、デメリットにしり込みせずトラウトの入門ルアーとしてスピナーに挑戦していただきたいと思います。
スピナーの水中での動きを見せている動画を紹介
水中でのスピナーの動きをわかりやすく見せている動画です。
サイトフィッシングでのスピナーの動きとヒットの瞬間を捕らえた動画を紹介
サイトフィッシング(水中が見えている状態)でのスピナーのアクションの見え方をそれに食らいつくトラウトを捕らえた動画です。
初心者だって難しくない!トラウト釣り入門のススメ
トラウト釣りと言えば山深い所にある渓流に分け入って釣る敷居の高い釣りのようなイメージを持っている方も多いかもしれません。 もちろん、そういった美しい日本の自然を楽しみながら釣るのもトラウト釣りの楽しみの一つではあります。
しかし近年では管理釣り場の整備も進みもっと身近に、もっと簡単にトラウト釣りに入門が出来るようになっています。 ブラックバスやシーバスなどとはまた違ったルアー釣りの釣り方が楽しめるトラウト釣りをぜひ始められてはいかがでしょうか。