ダイワ トーナメント プロキャスター AGS 30号-405
シマノ 17 フリーゲン SD 35 標準
ハヤブサ かんたん投げ釣りセット
Vハード100 フロロカーボン 100m 2.5号
がまかつ シングルフック T1 8号 100本 68487
NTスイベル タル型サルカン クロ
ささめ針 P-241
コンベックス KF13-20K
DAIWA シカケチョッキン
ハピソン 乾電池式 針結び器 細糸用
コニシ アロンアルフア 釣名人 低粘度
プロマリン PG トレンドキャスター 20-360
シマノ ロッド スピンパワー 振出 405
ダイワ スピニング 17 WINDSURF 35 太糸
シマノ スピニングリール SA アクティブサーフ 標準
ハヤブサ 投げ釣り+α 根掛かり対策 投げ五目 10-2
投げ釣りのご紹介!
投げ釣り初心者の方やこれから投げ釣りを始めたい方への基本的なことのご紹介です。
投げ釣りとは?
投げ釣りとは、竿のしなりとオモリの重さを利用して、仕掛けを遠くへ投げ、引き寄せながら釣る方法と、投げた後はそのままの位置にて魚のアタリを待つ釣り方法とがあります。
主に砂浜が釣り場ですが、防波堤上や磯場でも釣りをすることができます。 ウキ釣りなどと違って仕掛けが海底にありますので釣れる魚も根魚や底周辺にいる魚となります。
投げ釣りの楽しさ!
投げ釣りは初心者からベテランまで人気があります。仕掛けを投げた瞬間からリールの糸が素早く出ていき、仕掛けが着水したときの水しぶきと波紋からわかる飛距離による満足感や爽快感があります。
ウキ釣りなら魚のアタリがウキに伝わりますが、投げ釣りにはウキがないので、竿先で魚のアタリを見極めます。
竿先の小さいアタリや、いきなり竿先を引かれる感じもドキドキして楽しいです。 他の釣りでも言える事ですが、仕掛けを自作すること、自作仕掛けで釣りをすることを楽しんでいる方もいます。
投げてれば何か釣れるだろうと思ってると何かが以外と釣れるし、巻き上げ中の魚を追ってヒラメが釣れる時もあります。
初心者や女性の方、子供などの長い竿は重く扱にくいという方にはちょい投げ釣りという釣り方がお手軽にできますので家族で釣りをして楽しむこともできます。
投げ釣りの竿
竿の長さ
投げ釣りの竿の長さは、ウキ釣りやサビキ釣りなどの竿よりやや短めのものが使われ砂浜などでの本格的な場合は、標準で4m前後の物が多く使われます。 ちょい投げ釣りでは、扱いやすい長さ2~3m程度の短めの竿が使われます。
竿の号数や記号
投げ釣り竿の数字や記号は、竿の長さや扱えるオモリの重さ(号数)を表記しています。本格的な投げ釣りでは25~30号あたりが良く使われ、ちょい投げ釣りでは、10~15号あたりが使われます。 オモリを重くすることで、より遠くに投げれることになりますが、それなりのテクニックが必要になってきます。
投げ釣り竿の紹介
プロマリン PG トレンドキャスター 20-360
「PRO MARINE PG トレンドキャスター 20-360」は、初心者向けのロッドで、 ちょい投げ釣りや、投げ釣りを始めてみたい方に最適です。 価格も非常にお安く設定されています。 (プロマリンの竿の品番の見方) 上記、プロフィット投釣リセット20-360 を参考に 「20-360」で説明します。
20については、そのまま適応するオモリの重さを表していおり、 360については、竿の長さ3.60mのことです。
シマノ ロッド スピンパワー 振出 405
大物置き竿釣り専用竿で、ネジレが克服され竿の性能を根幹から高められた「スパイラルX」と、さらに強靭に曲がりの正確さを竿に与える「ハイパワーX」の技術が採用されています。 (シマノの竿の品番の見方)
上記、スピンパワー パワーフィッシング〈振出〉425 DX-Tを参考に 「425 DX-T」で説明します。 425については、竿の長さ4.25mになります。
DXについては、オモリの適合重さであり27号となります。 Tについては、振出(テレスコピック)を意味します。 表記、オモリ号数は、JX(10号)、HX(15号)、GX(20号)、FX(23号)、EX(25号)、DX(27号)、CX(30号)、BX(33号)、AX(35号)、XX(40号)、XXX(45号)となります。
ダイワ トーナメント プロキャスター AGS 30号-405
竿自重が395gと非常に軽く、感度を追及された製品です。 AGS(超軽量カーボン素材ガイド)ガイドリンクにCリングが採用されリング内面積が大きくなっていて糸の放出性能が上がっています。 (ダイワの竿の品番の見方)
上記、トーナメントプロキャスター 30号-405を参考に 「30号-405」で説明します。 30号については、そのまま適応するオモリの重さを表しています。 405については、竿の長さ4.05mになります。
投げ釣りのリール
投げ釣りリールのご紹介
ダイワ スピニング 17 WINDSURF 35 太糸
太糸仕様の装着スプールで3号ナイロン糸巻量が200mとなっています。 投げ釣りの楽しさである飛びにこだわった製品です。 最大の飛距離を出すためにダイワの技術が惜しみなく盛り込まれています。
技術のひとつであるエアローターは、大幅な軽量化、ローターバランスの向上、レスポンスのよい回転が実現されました。
投げ釣りに多くみられるライントラブルを抑える「クロスラップ」「ツイストバスターⅡ」も採用されている高機能の遠投リールです。
シマノ スピニングリール SA アクティブサーフ 標準
標準仕様の装着スプールで3号ナイロン糸巻量が200mとなってます。 上級機種に採用しているアルミスプール、糸ヨレ軽減、スムーズな使用感を出す主要回転部のベアリングなどの装備がされています。 コストパフォーマンスに優れているので初心者の方にお勧めしたい製品です。
シマノ 17 フリーゲン SD 35 標準
標準仕様の装着スプールで3号ナイロン糸巻量が200mとなっています。 高い防水性能である「Xプロテクト」をラインローラーに搭載されています。 HAGANEボディは軽量で剛性の高いアルミ素材の使用で十分な剛性と耐久性を確保しています。
引き釣りや置き竿釣りなどマルチに対応していてシマノの技術が沢山盛り込まれた製品になっています。
投げ釣りの仕掛け(天秤)
投げ釣りでの必需品「天秤」
天秤(天秤オモリ)には種類があり、多く使われているのがL型天秤、「固定式」と「誘導式」があり、それぞれに「オモリ一体型」と「おもり取り付け型」とがあります。ジェット天秤と呼ばれる直線型の物もあり仕掛けを絡みにくくします。
船からのかご釣りや遠投ウキ釣りにも使われます。 市販品で多数の商品がありますが、市販品に手を加えたり自作による天秤にて楽しんでる方もいます。
L型天秤
(固定式) 天秤に道糸と仕掛けを直接結んで使用します。 オモリ付近の仕組みがスッキリしていて遠投性が良いことなどから主にキスやヒラメ釣りなどに使われることが多いです。
天秤に直接結んでいるので魚が餌をくわえた時に違和感を与えやすいですが、アーム部のしなりがクッションとなり魚の食い込みを助けてくれたり、根掛かりから外れやすかったりします。
(誘導式) 天秤に直接糸を結ばずリングに糸を通して使用します。カレイ釣りなどに使われることが多く魚が餌をくわえたときにオモリの重さを感じにくく違和感を与えにくいので魚の食いがよくなります。オモリ付近の仕組みから固定式と比べると遠投性がやや落ちるのと、投げた後の飛行中の仕掛けが不安定となり糸絡みしやすいです。
直線型(ジェット)天秤
(半誘導) 誘導式と固定式の良い所を持っている物になります。オモリ付近に回収時の浮き上がりが早くなる仕組みがあることから潮の流れに弱く引き釣りにはあまり向かないとされています。
固定式と同じで天秤アーム部に道糸と仕掛けを直接結んで使用します。 アーム部が一定の範囲で動く為、誘導式と同じで魚に対する違和感を少なくすることができます。
投げ釣りの仕掛け(セット商品)
仕掛けについては自作される方も多いですが、初心者の方や仕掛けの作り方がわからない場合は、釣具店にそれぞれの魚種に応じた仕掛けセットの商品がありますので店員さんに相談しながら購入するとよいと思います。
かんたん投げ釣りセット 立つ天秤 2本鈎
ハヤブサ かんたん投げ釣りセット
使いやすい投げ釣りセット 2本鈎3セット「根掛かり対策・投げ五目」
ハヤブサ 投げ釣り+α 根掛かり対策 投げ五目 10-2
代表的な投げ釣りの仕掛け
仕掛けセットはお手軽でよいのですが、いろいろ考えながら仕掛けを作り、自作された仕掛けで魚が釣れるとうれしくて楽しくなります。 自作の仕掛けは市販品に比べると安くなりますので挑戦してみる価値はあります。
釣りに関するサイト等で自作仕掛けの紹介や作り方、糸の結び方などを説明されていますので検索してみるとよいでしょう。 ここでは、シロギスとカレイの代表的な仕掛けの作り方を紹介します。
キス(シロギス)釣りの仕掛け
カレイ釣り仕掛け
仕掛けの作り方(材料)
初めは難しく感じるかと思いますが、セット商品を購入するより結果的に安くなりますので挑戦してみるとよいでしょう。 ここでは、自作仕掛けに必要な材料と作り方を説明します。
Vハード100 フロロカーボン 100m 2.5号
がまかつ シングルフック T1 8号 100本 68487
NTスイベル タル型サルカン クロ
ささめ針 P-241
仕掛けの作り方(道具)
コンベックス KF13-20K
DAIWA シカケチョッキン
ハピソン 乾電池式 針結び器 細糸用
コニシ アロンアルフア 釣名人 低粘度
仕掛けの作り方(針の結び方)
投げ釣り、ウキ釣り、サビキ釣りなど釣りをするなら針の結び方は仕掛けの自作には必要になってきますので覚えておいて損はしないです。 いろいろな結び方がありますが、ここでは比較的多く使われてる結び方3つをご紹介します。
外掛け結び
内掛け結び
漁師結び

簡単で強靭なプロに使う結び方になります。 糸が短くても結べるので無駄がなく慣れれば暗がりでも結ぶことができます。 ハリスに対して釣り針が傾いてしまうデメリットがあります。
仕掛けの作り方(枝針の結び方)
投げ釣りの仕掛け作りに必要な枝針(エダス)ですが、枝針の作り方(結び方)にも多数の結び方があります。 ここでご紹介する4つの結び方は比較的簡単にできる結び方になります。
チチワの作り方
チチワ(幹糸)と枝針ハリスの結び方
仕掛けの作り方(サルカンと糸の結び方)
サルカン(スイベル)と道糸や仕掛の糸とを繋ぐときの結び方になります。 投げ釣りに限らずウキ釣り、サビキ釣りなどその他の釣り全般でも使われることが多いので覚えておくとよいでしょう。 ここでも結び方がいろいろありますが、ごく一般的な結び方を4つご紹介します。
サルカンと糸の結び方①
サルカンと糸の結び方②
サルカンと糸の結び方③
サルカンと糸の結び方④
投げ釣りで狙う魚
シロギス
シロギス(キス)は北海道や東北の一部を除く日本中で釣れます。 ヒラメ釣りの餌になることもありますが、てんぷらや塩焼きなどにして食べるとおいしいです。
シロギスは、夏に釣れる魚のイメージですが基本一年中釣れます。日中は、底から10~30㎝くらいの層をえさを求めて群れで泳いでます。
エサは、ジャリメ、アオイソメが主で釣れる魚で刺し方は通し差しでタラシを1~2㎝程度とるとよいです。 砂浜が主で海底が砂泥の場所やカケアガリなど海底に変化のある場所がよいですが、底を探る引き釣りですので毎回根掛かりするような場所では注意が必要です。
カレイ
カレイとヒラメは似ていますが、口が小さく顔が右を向いてるのがカレイです。 カレイ釣りは1カ所に腰を据えてじっくりと狙う魚で竿は2~3本そろえるとよいでしょう。 エサは、似ているヒラメの活き魚と違ってイワムシ(マムシ)やアオイソメが主で、イワムシの場合は一部をカットするなどの加工が必要になります。
アオイソメは、1匹目を通し刺し、2匹目、3匹目をチョン掛けの要領で刺します。タラシが長くなるので投げる際は切れてしまわないように注意が必要です。
投げ釣りで釣れる魚
キスやカレイ以外に釣れる代表的な魚をご紹介します。
マハゼ
小さいころは甲殻類を大きくなると藻類などの植物性やジャリメなどをエサにします。 ヒラメ釣りのエサになることもあります。 天ぷら、唐揚げ、煮付け、汁物、塩焼きなどにして食べます。
メゴチ(ネズミゴチ)
1年中釣れる魚で姿は平べったく、地を這うように泳いでエサを探します。全身にヌメリがあり、両側エラ部に鋭いトゲがあるので注意が必要です。 この魚もヒラメ釣りのエサになることがあります。 煮つけ、汁物、昆布締め、唐揚げなどにして食べます。
チヌ(クロダイ)
活動期には内湾や汽水域、冬場は深場に移動します。 エビやカニ、海藻、スイカなどの果物を食べる雑食魚です。 小さい時期はオス、25㎝くらいから両性(満2年まではオスとして機能) 3年目くらいからオス、メスに分類されます。 刺身、煮つけ、汁物、塩焼きなどにして食べます。
スズキ
出生魚で、セイゴ~フッコ(関西ではハネ)~スズキとなります。 刃物のようなエラを持ち水面上で掛かってる針を外そうとエラ洗いなる行動をしてきます。 小さい時のエサは甲殻類で、大きくなると甲殻類や魚をエサにします。 洗い、刺身、焼き物、煮物、揚げ物にして食べます。
アイナメ(アブラメ)
小さい時は内湾の藻場で生息し、夏場に岩礁域に移動して大きくなります。 いわゆる根掛かりをするような場所を好みます。 高級白身魚の一つとも言われ、汁物、刺身、焼き物、揚げ物、ソテーなどにしてたべます。
その他の魚
先に紹介しました魚以外にも投げ釣りでは、まだまだ釣れる魚はいますし、毒を持った危険な魚もいます。 知らない魚など素手では触らないよう注意が必要です。 次に貼り付けてる魚はごく一部の危険な魚ですが、ヒレに毒を持ってたり鋭い歯を持ってたりします。
最後に
いかがでしたでしょうか? 投げ釣り初心者の方やこれから始めたい方に対してのまとめとさせていただきました。 慣れてしまえば仕掛けの自作も楽しくなりますし、アタリの渋い時やエサ取り対策に役立つときがあるでしょう。 マナーを守り楽しい投げ釣りにでかけましょう!
左図のように天秤のアーム部により 道糸と仕掛けとに間をあけることで 絡みにくくしてくれています。