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サバ釣り入門ガイド │ 初心者向け!時期と釣り方のコツをご紹介!

サバは好きでよく買う!という方はとても多いですね。今回ご紹介する釣りの方法では季節・時期により簡単にサバを釣ることができます。そろそろ夏休みが近くなってきましたので、これからファミリーフィッシングでも人気のあるサバ釣りはいかがでしょか?
2020年8月27日
white777
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サバ釣りをする前にサバの生態を知ろう!

サバという言葉が連続しますが、サバは、スズキ目サバ亜科サバ科サバ属に分類されています。 サバは、日本では北は北海道から南は九州まで水深は浅い場所から100m程の深い場所でも生活しています。 青物は体にイイ!とよく耳にしますが、サバにはDHA・EPAや、ビタミン類・カルシウムが豊富に含まれていて、ミネラルや鉄分も摂取できる魚ですので多くの人々から愛されています。

サバって初心者でも釣ることができるの?

釣りやすい時期には簡単に釣れる!

簡単に釣れるって言っても釣りをしたことがないし・・・という方にこそ、サバ釣りは特におすすめです。 というのもサバは海中では大群で泳ぐ習性がありますので、堤防で釣る時もよく回遊している時期・時間帯に下記でご紹介する釣り方をすれば、本当によく釣れるお魚なのです。 但し回遊魚ですので、小さな群れしか回遊していなかったり、時間帯や時期によって釣れないこともあります。

初心者の方におすすめ サビキ仕掛けによるサバ釣り

魚釣りの方法で、サビキ釣りというものがあります。 サビキ釣りはサビキと呼ばれる仕掛け針に魚が掛かるものですが、仕組みとしては針に餌を付けなくても仕掛けに付けた餌カゴに餌を入れて海中に落とすと群れが餌を食べによってきて、サバや他の魚が釣れる魚釣りで、堤防から釣ることもできるとあって人気がありますし、初心者の方にもおすすめです。

サビキ釣りの仕掛けです。 仕掛け針は5本~6本付いているものが多いのですが、こちらは10本も付いているので、サバが一度に沢山掛かると嬉しいですね♪

サビキ釣りでサバを狙うコツ

あなたはどちらを選ぶ?①と②!

➀・・・サビキ釣り ウキ無しでサバ釣りを楽しむ!

堤防でウキ無しでサビキ釣りをする時は、仕掛けを投げずに足元に仕掛けをストンと落とすようにしてサバを釣ります。

➁・・・ウキを付ける ウキサビキを楽しむ!

堤防でウキを付けてサビキをする時は、竿から出した道糸にウキ釣りができる仕掛けをセットし、周りに人がいないか?物がないか?をしっかり確認して、仕掛けを遠くに投げてサバを狙います。

サビキでサバを釣る具体的な方法!

ウキ無しでサバを釣る!

手順①

堤防からサビキでウキを付けずにサバを狙う時は、最初に浅い位置へ仕掛けを入れ、海中に仕掛けが入った瞬間から2秒数えてリールから糸を出すのを止めます。

手順②

サバに餌の場所を知らせることがサビキ釣りのコツですので、竿を持ち上げるようにするとコマセカゴに入った餌が海中に出ます。 竿先がプルプル震えたり、トクンと反応があると感じたらリールを巻いていきます。

手順③

何度か繰り返して魚が反応しなければ、先程仕掛けを落として2秒数えましたので、次は4秒数えて上記を繰り返します。

手順④

堤防からのサバ釣りは、いかに周りの人が釣れているか?を知ることで魚が回遊しているのか?の判断ができます。周囲の方にサバが釣れている時間帯に、サバの回遊している深さ(タナ)を知ることができると、チャンス到来です!

ウキを付けてサバを釣る!

手順➀

堤防からウキを付けてサビキ仕掛けでサバを狙う時も、ウキ無しと考え方は同じです。ウキ止めを最初は浅い位置(ウキからあまり離れていない場所)に付けて、後は上記で記載しましたように周りを確認して仕掛けを投げ入れます。

手順②

ウキサビキとウキなしのサビキ釣りで大きく違うのは、ウキを付けていると魚が掛かった時にピョコピョコ動いたり、グーンと海中に沈んだりしてアタリを知らせてくれます。

手順③


何度か試してみてウキにアタリがない時は、ウキ止めをウキより少しずつ離れた場所に移動していきます。ウキが動き出した場所でサバが掛かれば、同じ深さ(タナ)にサバが沢山いる可能性がありますので、暫く深さはそのままの状態にしておき、餌を入れて再度投入します!

ウキなし・ウキサビキどちらの仕掛けも簡単にセットできる動画を2本ご紹介!

サビキ釣りはサバだけが釣れるの?

多くの種類が釣れる可能性も大!今回はよく釣れる3種類をご紹介!

➀・・・アジ

サバ君と良く似てるけど、私はアジっていうのヨロシクね。 画像で見ての通りまだ小さな成長途中の豆アジなの♪ 堤防だったら5月~6月頃には私のようなサイズがよく釣れ出すけれど、もう少し大きなアジが釣りたいなぁと思ったら1ヶ月~2ヶ月くらい経った頃にまた海に会いに来てね!

➁・・・イワシ

サバ君と同じように食卓で大人気のイワシでございます。 意外と知られていませんが、私の仲間には口の大きな種類のイワシも堤防からのサビキ仕掛けによく掛かるんですよ!浅い位置でよく泳いでおります~。

➂・・・カサゴ

この画像良いショット:interrobang:(よいしょ・・・っと)←すいません画像ではあまり分かりませんが結構大きなサイズまで成長して高齢になるにつれて、ついオヤジギャクが出るでごわす・・・。 自己紹介が遅れました!今、口の仕掛け針を取り出してもらってるガシラでごわす!カサゴと呼ばれることもあるんでごわす。 浅い位置はあまり好まず底によくいるんで、サビキ仕掛けを底に落としてもらったら会える確率アップでごわすよ~!

サビキ釣りで釣った魚 サバとアジの違いがよく分からない・・・?

画像で違いをご説明します!

上の画像の豆アジちゃんをご覧下いただくと、背中からカーブを描いたように横に伸びている線があるのが分かりますでしょうか?これはゼイゴといいます。 サバはアジとは違いゼイゴがありませんので簡単に見分けることができますが、色もアジよりサバの方が、深い色をしています。更にサバは上から見るとこんな模様が付いているんです!

堤防からのサビキを使ったサバ釣りに向いている時期!

一般的にサバの大きさは季節や時期によっても大きく変わってきます。 季節ごとにサバのサイズや釣りやすさを記載してみます。

春 4月~5月

春頃からサバを見掛けることが増えますが、4月5月頃のサバは豆サバと呼ばれる小さなサイズが多いです。

梅雨入り 6月

6月頃になると、サビキ釣りでサバを見る機会が増える時期です。 大きさは小サバと呼ばれるサイズに成長していることが多いですが、地域によっては大きなサバが釣れることもあります。

夏 7月・8月・9月

7月・8月・9月はサビキ釣りで中サバ・大サバがよく釣れる時期となります。 上記の時期は、サバだけでなくアジ・イワシが1年の中で最も増えますので、サビキ釣りで魚の数釣りを楽しみたい方に最もおすすめの時期となります。

秋 10月・11月

10月・11月は数釣りを楽しめるだけでなく、比較的大きなサバがよく釣れる時期ですので、大きなサバが釣りたい時におすすめの季節となります。

いざサバ釣りへ! 何時頃に行こう?

日によって違いますが、シーズン中には1日中釣れることも!

サバだけでなく、イワシやアジなどの回遊魚はよく釣れるシーズンに入ると水面から見ても大きな群れで泳いでいることを確認できる日が増えます。 「朝と夕方」は堤防からの魚釣り全般におすすめの時間帯ですが、サバがよく釣れる6月~9月までは、運がよければ朝・昼・夕方・夜と、どの時間帯に海に出向いても釣れる日もあります。 できれば釣れない時間帯は外したい!ということであれば、お昼12時~3時頃になります。 面白いことに、シーズン中に1日中釣れる日もあれば、真逆にシーズン中であっても朝・夕はあれだけ釣れたのに上記の時間帯は全く釣れない日もあるからです。

サビキ釣り サバを釣るのに必要な道具と意味

サバをサビキ釣りで釣りたい時の基本道具(1)~(9)

(1)・・・竿


2号の磯竿や万能竿がおすすめです。長さは初心者の方の場合、3m~4m程度の竿が扱いやすいですが、釣りを長くされていらっしゃる方は5m程の竿を好まれる方も多いです。

(2)・・・リール

竿の下に付いているものがリールです。 竿に道糸を付けたリールをセットし、リールは仕掛けを海中に沈めたり、仕掛けを上げたりする時に使用します。 2500番~3000番がおすすめです。

(3)・・・道糸

リールに巻いている糸です。次にご紹介する仕掛けも道糸に付けます。

(4)・・・サビキ仕掛け

仕掛け針に魚が掛かることで魚釣りができます。 画像のように、サビキ仕掛けには色々なサイズの針や、仕掛け糸の太さがあります。サバも豆サバ~大きなサバもいますので、回遊しているサバのサイズによって仕掛けの号数を変更すると、釣れる数も変わってくることがあります。

(5)・・・餌を入れるカゴ (コマセカゴ)

通常のサビキ釣りは針に餌を刺さずコマセカゴの中に餌を入れて海中に仕掛けを入れます。サビキ釣りで使うコマセカゴには、画像のように色々な大きさや重さのカゴがあります。

(6)・・・餌

餌で魚を釣るには、忘れてはいけないとても重要なものですね。 サビキでサバを釣る時は、アミエビと呼ばれる餌を使用します。

サビキの餌のアミエビです。 画像は冷凍アミエビを使用前に削っていますのでよく分かりませんが、アミエビはよーく見ると小さいエビの形をしているんですよ☆ アミエビを購入する時はカゴの中に入れて使いますので、冷凍のものを購入する時は使用する時間に合わせて解凍されたり、既に解凍されたものを販売しているお店もあるので、予定に合わせて購入されることをおすすめします。

(7)・・・バケツ

一般的にサビキ釣りでよく使用されるバケツはオモリが入っています。 初めてバケツを購入される際は、バケツを投げ入れて海水を入れたものを引き上げなければいけませんので、紐付きのものをおすすめします。

(8)・・・クーラーボックス

釣った魚を鮮度よく保管する為に必要です。

(9)・・・ハサミ・道具入れ

仕掛けを付けたり、外したりする時に使用します。 魚釣りで使用する糸は見た目よりもずっと頑丈です。手を使って無理に引きちぎった場合、皮膚を怪我してしまうこともありますので、ハサミは必要です。 ハサミや仕掛けを入れる道具入れを用意しておくと片付けをする時に便利です。

ウキサビキは上記の基本道具の他に下記のものが必要!

(10)・・・ウキ

ウキがないまま仕掛けを遠くに投げるとコマセカゴや仕掛けが絡まってしまったり引っ掛かって道具を無くしてしまう可能性があることや、潮の流れで遠くに投げてもすぐに手前や投げた位置とは全く異なる場所に行ってしまうことがよくありますので、遠投する時はウキが必要です。

(11)・・・ウキ止め

ご自身が海中のどの水位まで仕掛けを落としたいか決めて海に投げ入れた時に、ウキ止めの位置までウキがきて止まります。 1枚目の画像がウキ止め糸です。初心者の方は、右側のセットになっているようなタイプが使用しやすいです。 2枚目の画像はゴムタイプのウキ止めです。見えますでしょうか?黒いウキ止めの先に銀色の丸い輪っかがあります。そこに道糸を通して引っ張るとウキ止めを作ることができる優れものです。

(12)・・・シモリ玉


ウキがウキ止めをすり抜けてしまうと、せっかく海中のどの層を狙うか決めてもその位置でウキが止まることができないので、シモリ玉があるとウキのすり抜け予防になります。

(13)・・・ウキスイベル

銀色の部分のフックを外しウキを付けます。 ウキを付けたい時は勿論ですが、ウキを外して足元にご自身が決めた位置まで仕掛けを落としてサビキ釣りをしたくなった時もウキだけ簡単に取り外すこともできます。

(14)・・・からまん棒

からまん棒を適正な位置に付けることで仕掛けを絡まりにくくすることができる道具です。

(15)・・・サルカン

道糸とサビキ仕掛けを繋ぐ道具ですが、購入したサビキ仕掛けに既に付いていることも多いです。

サビキでウキ釣りをしたいけれど、やっぱり難しそう!という時は

ウキ止め~からまん棒まで一気にすぐ仕掛けを作れる便利な画像のようなセットもありますよ!これでしたら、道糸に通すだけで1回で仕掛けを付けることができますので、初心者の方でも10秒もあれば通せます! 糸を通した後は、仕掛け針をセットして餌を入れるだけですので、簡単にサビキ釣りでサバを釣ることができます☆ ウキサビキのセットは専門店や通販で購入することができます。

餌がなくてもサバ釣りを楽しむ方法!

え?餌が無かったら魚釣りはできないでしょ・・・魚釣りの経験がないと、そう思ってしまいそうですね。 ところが、サビキのように餌を使った釣り方があるように、ルアー・ジグ・ワームと呼ばれる「餌に代わるもの」でサバ釣りを楽しむこともできるのです。

サバもルアーで釣れる!

ルアー釣りを初めて知った!という人や、堤防からのルアー釣りをしている人を見た事があるけれど難しそう・・・そう考える方も多いはずです。 ルアーを使った釣りは餌釣りとはまた違う魅力があり、魚とのやり取りを楽しむことができるので人気があるんですよ! ルアーはよく分からない・・・という時は、ルアー釣り=餌釣りで必要な餌や仕掛けは使用せず、上記や下記画像のような針の付いたものを海中で泳がせて餌と認識させ魚を釣ると考えると理解しやすいです。

ルアーでサバ釣り! 初心者さんでも分かりやすい動画!

ルアー釣りに必要な道具・釣る方法2本をご紹介!

サビキ・ルアーを使ったサバ釣りの時期・時間・おすすめのまとめ

今回は堤防からのサビキ・ルアーでサバ釣りを楽しむ方法や、時期・時間帯・おすすめを記事にしました。 釣ったサバを持ち帰りたい時は、締める・血抜き・適切な保管をいかに早くするかが鮮度よくサバを持ち帰る大切なポイントになります。 サバの体はネチョッとしていますので触るのが嫌という場合、ナイロンやゴム手袋をして下処理をした後に、ビニール袋に入れて氷を入れたクーラーボックスに入れましょう。 釣りに行く時は安全の為にライフジャケットを着用していただき、皆様の楽しい釣りライフにお役立ていただくことができれば幸いです。