ニーモ タニ LS 2P
ダンロップテントVS20
エスパース・ソロ アルティメイト
モンベル ステラリッジテント1型
ヒルバーグ ソウロ
モンベル ライトツェルト
モンベル ゴアテックス ライトツェルト
ファイントラック ツェルト1
ファイントラック ツェルト2ロング
アライテント スーパーライトツェルト2ロング
コールマン ツーリングドーム ST
アライテント ドマドームライト1
キャンパルジャパン ピコラ
ケシュア ツーセコンドXL エアー
ユニフレーム ソラツアー
ソロキャンプテントの選び方
テントの選び方はどの条件を重視するか、 使うシーンなどによって変わってきます。
登山でのソロキャンプテントの選び方
重要になってくるのは、機能性・重量です。
ツーリングでのソロキャンプテントの選び方
ツーリングではキャンプの要素も含まれていますが、 できるだけ軽量で設営撤収が簡単なものがいいと思います。
街中キャンプでのソロキャンプテントの選び方
重量も機能性もそこまで気にしなくても大丈夫です。 ここでは快適な空間かどうかを重視していこうとおもいます。
全てのキャンプで使える、万能ソロキャンプテント
選び方によっては、すべてのシーンで使用可能な万能選手もいます。 選ぶソロキャンプ用テントによっては、 そこそこ値段のはる買い物になるので失敗は回避したいものです。 選び方の参考になるよう、 それぞれのシーンに合わせて、 ソロキャンプテントを5つずつ選びそれぞれの特徴を書いていきます。 検討の際の参考にしてください。
登山ソロキャンプでおすすめテント5選
重さでの選び方では重量2000グラム以下かどうかを重視
登山の場合は自ら全ての荷物を担いで上がらなければいけません。 必要最低限の荷物にし、1グラムでも軽くしたいと思っている登山者にとって、 ソロキャンプに必要なテント自体の重量が重すぎると それは疲労につながり快適な登山及びソロキャンプが行えなくなります。
設営方法での選び方では、自立式
ペグを打ったりロープを張ったりしなくても、 ポールのテンションだけでテントの形になってくれるので設営が簡単です。
生地での選び方では、ダブルウォール・3シーズン以上使用可能であること重視
アウターとインナーのダブルウォールであることで天候に左右されにくく、さらに3シーズン以上使用可能であれば季節を問わず使えます。
①ニーモテント タニLS 2P
ニーモ タニ LS 2P
登山向けテント
日本の四季のことを考えて作られており、4シーズン対応で、 結露がつきにくいよう生地も工夫されています。 このテントの1人用は、ツーリングにもおすすめです。
設営が簡単
まず先にポールをテントの四隅に差し込んで組み立ててしまい、 テントをポールにひっかけていくタイプなので簡単です。 テントにペグを打ち込んでから引っかけていくことも可能なので、 強風の時などでも比較的設営がしやすいと思われます。
定員2名の広さで重量1,230グラムととても軽量
2名で使用可能なテントとしてはとても軽量につくられています。 フロア面積2.8平方メートル、前室面積0.9平方メートル、 室内最大高104㎝。 身長168センチの私でも、テントの一番真ん中だと背中をまるめることなく普通に座っていられます。 2名用なので、1人で使用するとテント内空間も広く使え、 ザックを中に収納し荷物を色々を広げても 室内作業は快適に行えます。テント内での着替えも楽に行えます。
広めの前室
雨など天候不良の際はテントの中から手を出して 前室でお湯を沸かしたり食事の準備をすることも可能です。
②ダンロップテントVS20
ダンロップテントVS20
登山向けテント
生地はポリエステルにとてもこだわっていて、 速乾性で耐久強度も高く、紫外線による劣化にも耐えうるように作られています。 ダンロップの1人用もツーリングにおすすめです。
設営が簡単
設営方法はつりさげ式で、 強風時でもテントに先にペグを打つことが可能です。 また、ダンロップの場合は穴にポールの先を差し込むのではなく、 袋状になっている部分にポールを入れていく仕様ですので、 その点に関してはニーモよりもさらに設営が簡単かもしれません。
定員2名で重量1690グラムまだまだ軽量
定員2名で重量1690グラムとニーモと比べると若干重たくはなりますが、 まだまだ軽量な方です。オールシーズン対応です。 開口部205㎝、奥行き120㎝、高さ100㎝。 こちらも2名用を1人で使用することになるので、 テント内空間はかなり快適だと思います。 足は楽々と伸ばして寝れられる広さがあります。 こちらも、ニーモと同じく横入り口なので前室が広く確保できます。
③エスパース・ソロ アルティメイト
エスパース・ソロ アルティメイト
登山向けテント
設営は、一方向だけからポールを差し込んでいく ユナイテッドポールスリーブ方式がとられているので、 人によってはつりさげ式よりこちらのほうが、 設営が簡単だと感じるかもしれません。
定員1人、重量1340グラム。究極のソロテント。
1人用テントをさらに追及して軽量化。 開口部210㎝、奥行き100㎝、高さ100㎝。 1人用の為、ザックを中に入れると若干窮屈にはなりますが、 足元に持っていくようにすればスペースは十分確保できます。
小さい後室あり
横入り口ではありますが、前室はそこまで広くはないようです。 しかし他のメーカーとは異なり後室下部に 大きめのベンチレーションがつけられていてメッシュの部分を開放すると、 脱いだ登山靴などはそこえ置いて雨からしのぐこともできるます。 前と後ろのスペースを上手く活用し快適な空間の確保が可能です。
④モンベル ステラリッジテント1型
モンベル ステラリッジテント1型
登山向けテント
雨や降雪時でもすばやく設営できるように工夫されています。 通気撥水加工は当然のこと、難燃加工が施せれ 安全面の配慮もされています。 フライシートと組み合わせることでオールシーズン使用可能になります。 フライシートは、引き裂き強度に優れた生地で、凍結しにくいジッパーや、換気に重要なベンチレーションが勝手に閉じてしまわぬよう工夫が施されています。
山のテント場で最も多く見かけるテント
開口部210㎝ 奥行き90㎝ 高さ55㎝。 定員1人、重量1480グラム。 1人用に特化しているため、高さが他よりやや低くなっています。 縦型の入り口のため、横型に比べると前室も広くありません。
⑤ヒルバーグ ソウロ
ヒルバーグ ソウロ
登山向けテント
一番の特徴は設営時のポールが三本であるということです。 前室部分にもポールが入るため、強風降雪には最も強い構造です。 前室自体のスペースもしっかり確保できます。
設営が簡単
ダブルウォールなのに、テントとフライシートが一体化しているため、 ワンアクションでテント設営が完了してしまうので、 天候不良時にはすごく助かります。
山のテント場で見かけると、ひときは目を引く
室内面積2,0平方メートル、前室面積0.6平方メートル、高さ95㎝。 定員1人、重量2400グラム。 やや重めなのが難点ではあります。 値段が性能に還元されていると感じるテントです。 お財布に余裕があるなら是非購入してみたいテントです。
ツーリングソロキャンプにおすすめのテント5選
ツーリングソロキャンプでのテントの選び方は軽量化、簡略化重視
ツーリングでは、野営する場所として屋根がある場所を選択することが可能です。 ですので今回は「ツェルト」という山だと緊急ビバーク用で用いられる簡易テントに的を絞った選び方をしてみます。
必要最小限の快適性と居住性
ツェルトは、テントの快適性・居住性などの機能を極限まで削ることにより軽量化を図ったものです。究極はくるまって寝るだけでも大丈夫です。 テントのようにポールが付属していないので、トレッキングポールもしくはそれにかわる棒2本は必要になってきます。
①モンベル ライトツェルト
モンベル ライトツェルト
ツーリング向けツェルト
余分なスペースを最大限省き軽量化に努められています。 素材もしっかりしているので、風雨ともにしのげます。
究極の軽量化
長さ200㎝、幅90㎝、高さ100㎝。 定員1から2名、重量370グラム。
②モンベル ゴアテックス ライトツェルト
モンベル ゴアテックス ライトツェルト
ツーリング向けツェルト
長さ200㎝、幅90㎝、高さ100㎝。 定員1から2名、重量740グラム。 生地がゴアッテクスになった分、同じ1から2名用のツェルトと比べると 重量は重たくなります。
ゴアテックスプラスで通気性アップの 高性能ツェルト
結露や雨露を完全に防いでくれるので、 万が一屋根のない場所で寝泊まりする可能性がある場合は こちらのツェルトにしておく方が賢明だと思います。 ゴアテックスが使われているので、天気の変化がありそうな登山の場合にも使用可能だとおもわれます。 荷物を雨からしっかり守る際にも使えそうです。
③ファイントラック ツェルト1
ファイントラック ツェルト1
ツーリング向けツェルト
長さ200㎝、幅80㎝、高さ90㎝。 定員1から2名、重量230グラム。 モンベルのシリーズより若干コンパクトなつくりとなっています。
軽量で丈夫
救助用としての強度がある素材なので、 少々荒くたく使用しても大丈夫です。 テントよりも断然設営が簡単で登山でもツーリングでも使用可能です。
④ファイントラック ツェルト2ロング
ファイントラック ツェルト2ロング
ツーリング向けツェルト
新開発された素材を使用しているので、 重量を増加させることなく居住空間を広げ、 防水性と透湿性は高性能なままです。 簡単に設営でき、生地もしっかりしているので登山にもおすすめです。
2人用でこの軽さ
長さ220㎝、幅100㎝、高さ95㎝。 定員2から3名、重量340グラム。 上記のツェルト1よりも20㎝幅が長くしてあるので、 居住空間性はぐんとアップします。 広々使いたい方にはおすすめです。
⑤アライテント スーパーライトツェルト2ロング
アライテント スーパーライトツェルト2ロング
ツーリング向けツェルト
ウレタンコーティングされているので、 多少の雨なら耐えることができます。 大雨になる予報でないかぎりは、 軽量設営簡単なこのツェルトで登山可能だと思います。
最も広い快適空間、 2人用でこの軽さは驚き
長さ210㎝、幅130㎝、高さ110㎝。 定員2から3名、重量280グラム。
軽さの秘密は生地にあり
軽さを実現可能にしている生地は、 引っ張ったらすぐに破れてしまうのではないかと思うほどの薄さです。 しかし、羽織ってみると意外としっかりしていて、 さらに一瞬で体が暖かくなるその保温性のすごさに驚きます。 設営が面倒というときは、 くるまって寝るだけでも十分快適な睡眠が得られると思います。
街中ソロキャンプにおすすめのテント5選
ソロキャンプテントの選び方は重量・高性能さにとらわれず空間の広さ重視
車などの乗り物が使用できる街中オートキャンプでの ソロキャンプテントの選び方は、 ソロキャンプを快適に過ごすために 少々大きめのテントを使用するのもいいのではないでしょうか。 前室、内部ともに空間が広い方が、より快適に過ごせます。
①コールマン ツーリングドーム ST
長さ210㎝、奥行き120㎝、高さ100㎝。 重量は4400グラム。 若干重めにはなりますが、オートキャンプでは問題ないと思います。 重さは多少ありますが名前の通りツーリングにもおすすめです。
キャンプ向けテント
前室高めで空間広く
その分本体用の2本のポールとは別に、 前室用のポールが1本余分にあります。 しかしテント自体はつりさげ式の構造なので、慣れれば設営も簡単です。 ベンチレーションと、大きく開いた前面のドア、 テント前面と背面のメッシュドアの効果で通気性をよくし、 高温多湿の夏場であってもテント内を快適に保つ工夫がされています。
コールマン ツーリングドーム ST
②アライテント ドマドームライト1
アライテント ドマドームライト1
キャンプ向けテント
長さ210㎝、奥行き120㎝、高さ108㎝ 重量1790グラム。 108㎝と背が高く、とても開放感のある室内です。 日本の土間をイメージして作られているようで、 ネーミングにもいかされています。 テント奥にはもちろんベンチレーション用の窓も備えています。
ペグダウンなしで前室が自立
前室部分専用のポールがあるため設営作業は少し増えます。 しかしその分前室がしっかり自立し、空間も広がるので、 前室でちょっとした作業をすることも可能になります。
③キャンパルジャパン ピコラ
キャンプ向けテント
インナーテントの上部と、フライシート下部に ベンチレーションがつけられているので、 テント内の換気もしっかりできます。 テント内に、テープループやカラビナが5か所備え付けられていて、 ライトや好みの付属品で内部をデコレーションすることも可能です。 女性でも楽に持ち運びできる重量なので、初めてのソロキャンプデビューにおすすめかもしれません。 かわいくデコレーションすれば、気分も上がると思います。
小川キャンパル中、最も軽量なテント
長さ110㎝、奥行き280㎝、高さ110㎝。 重量1480グラム。 軽量を実現させているのが、非常に薄い生地です。 ですのでこのテントはオートキャンプ向きといえます。 すごく軽量であるという点からみると、 是非とも登山にも使用してみたいとなりますが、 すすんでおすすめはできません。 もし登山に使用するのであれば無雪期のみの使用となります。
キャンパルジャパン ピコラ
④ケシュア ツーセコンドXL エアー2
キャンプ向けテント
長さ150㎝、奥行き210㎝、高さ95㎝。 重量4400グラム。 少々重量があるように感じますが、 オートキャンプであれば問題ありません。 前室もしっかり広めにとられており、 荷物を前室に収納することで、 テント内の空間をより広く快適に使用することができます。 もちろん、防風性・防水性にも優れています。
ケシュア ツーセコンドXL エアー
両サイドと背面のベンチレーションやメッシュパネルを多く作り、 通気性をよくしています。梅雨や夏場の暑い時期でも蒸れることなく快適にテントで過ごせます。 それらは、テント内部からでも開閉が可能で使いやすい構造です。 雨の日でもわざわざ外に出る必要がないので 余計に濡れることもありません。
雨の日も安心
約15秒で設営できるという驚き
広げて、ポールをさしてといろいろ行程があるテントの設営や片付けに苦手意識がある方におすすめです。 畳み方も生地を中に畳んでいき、ねじって収納するだけなので、 何度か練習し覚えてしまえば簡単です。 登山用のテントでこういうタイプのテントがあればとても助かると思いますが、 登山やツーリングには、重量も畳んだ時の大きさもかさばるのでおすすめできないのが残念です。 。
⑤ユニフレーム ソラツアー
ユニフレーム ソラツアー
キャンプ向けテント
長さ220㎝、奥行き140㎝、高さ135㎝。 重量3600グラム。 出入り口のドアもかなり大きめに作られていて、 後方のベンチレーションと合わせて使用することで夏場でも通気性がよく 蒸れることなく快適に過ごせます。
快適な広さの前室
前室が140㎝とかなり広めに作られているので、 その部分をうまく活用すれば、テント室内の快適度合いがあがります。 この前室で多少の雨風は防げるので、タープなどを張っていなくても、 天候不良時はこの前室内で調理等の作業を行うことも可能です。 天気のことを気にせず、思い立った時にキャンプに行きたいという方に おすすめです。
雨の日の撤収が簡単
専用のグランドシートを使用すると、 フライシートを張ったままインナーテントを撤収することが可能なので、 雨天時にも非常に簡単に作業が完了します。 これで雨の日キャンプの憂鬱さを解消です。 雨にも負けず、元気にキャンプする人の強い味方です。
まとめ
100点満点のテントに出会うのは難し事です。 使用目的に応じて譲れないポイントを自分なりに決め、 足りていない部分も愛おしく感じることができるテントに巡り合えるよう、しっかり楽しみながら悩んでください。