MINIMO
MICROMO
JETBOIL フラッシュ
バーナー マイクロモ
【VASTLAND】 ウインドスクリーン
アマノフーズ フリーズドライ 畑のカレー 2種類10食
日清食品 日清カレーメシ ビーフ 107g×6個
スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ 220
キャプテンスタッグ アルミ ロールテーブル M-3713
Helinox(ヘリノックス) チェアワン
Helinox(ヘリノックス) キャンプ ベッド ライトコット
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント ピルツ9‐DX [4人用]
ジェットボイルとは?
アメリカ発のメーカー「ジェットボイル」
ジェットボイルとは、アウトドアクッカーのメーカーです。 クッカーは、鍋やフライパンの事で、暖かいコーヒー、あつあつのラーメンなど、アウトドア料理には欠かせないアイテム。 ところで『外で料理を食べると美味しく感じる』あの不思議は、科学的にも実証されているようです。 美しい景色や美味しい空気が、ものを食べた時の脳のベータ波を増幅されるんだとか。 きれいとか楽しいとか、プラスの気持ちで過ごす事が何より体に良いんですね。アウトドアの醍醐味と言っても良いかもしれません。
小さな火力に最大限の仕事を
ジェットボイル(JETBOIL)は2001年にアメリカで生まれたアウトドアブランドでした。 創設者のDwight AspinwallとPerry Dowstは、無骨な大きなストーブや 鍋にうんざりし、アウトドアで気軽に料理が楽しめる調理器具の開発を始めたそうです。 “小さな火力に最大限の仕事をさせること” を目的とし、繰り返し繰り返し実験を行い、試行錯誤の末、 生まれたのがジェットボイルなのです。
ジェットボイルの基本構造
共通の機能は上のようになっています。 メインとなるクッカーはアルマイト加工というメッキ加工が施され、耐久性が高められています。
ジェットボイルの3つの特徴
ジェットボイルが誇るべき特徴は大きく3つに分ける事ができます。
特徴① 『フラックスリング』で熱を最大限効率化
一般的なクッカーだと、お湯を加熱する際、熱が鍋の外へ逃げてしまいます。 熱効率を上げるためには、強い火力と大量の燃料、そして大きな鍋を用意するしかありませんでした。 そこでジェットボイルが開発したのが『フラックスリング』です。
フラックスリングって!?
『フラックスリング』とは、ジェットボイルのクッカーの底についている金属のことです。 ジャバラ状のリングが熱の拡散を防ぎ、熱を受ける面積を拡大してくれる ことで“少ない燃料”で“素早い調理”を可能にしているのです。
熱効率が倍増!
一般的なクッカーの熱効率は30-40%。 それに比べてジェットボイルのクッカーはフラックスリングを使う事により、 80%以上の熱効率を実現しています。 さらに、ガスの消費量も約1/2に抑えられます。省エネ! その実力は、500mlのお湯を沸騰させるのに最速135秒! およそ2分ちょっとで沸騰したお湯が手に入るのです。
特徴② 持ち運びやすいオールインワン設計
スタビライザーも標準装備!
ジェットボイルのパーツは全てクッカー本体内に収まるように作られています。 アウトドアでものをなくすと大変ですよね。これならパーツをなくす事もありません。持ち運びも便利。 バーナーを安定させるスタビライザーも付いており安心です。 ただしガスカートリッジは別売りとなります。(460円税別〜)
ジェットボイルの収納の仕方
こんな感じでひとまとめにできます。 シュッ、カチッと全てが収まっていく感じがとても気持ちいい!
特徴③ -6℃でも落ちないパフォーマンス
寒い雪山などでは、暖かいコーヒーやスープは一段と体を温めてくれます。 しかし、低温環境ではうまく動作しなかったり、燃料を大量に使って燃料切れになることもしばしば。。 そんなときもジェットボイルなら大丈夫です。 一部製品に搭載されている『サーモレギュレーター』が、 一般的なクッカーが苦手とする低温環境下でも安定した燃焼効率を実現してくれます。 寒い雪山もへっちゃら! マイナス6度でも燃焼効率は100%をキープできます。 特に燃料を使いがちなウィンターシーズンもこれでばっちり! 冬キャンプ、スキー&スノーボードがより楽しくなりますね。
Moシリーズがサーモレギュレーター搭載モデル
ジェットボイルは安全性もGOOD!!
さて、ここまではジェットボイルの最大の特徴を3つ挙げてきました。 ①熱伝導 ②オールインワン設計 ③氷点下でのパフォーマンス力 ただ、それだけではありません! アウトドアシーンにおいて、最も大切はこと、それは『安全性』です。 何しろクッカーは火を扱います。 沸騰したお湯が万が一こぼれたりして、火傷を負ったら大変です。 でも大丈夫!ジェットボイルは最大の特徴3つに加えて、 安全性も高く作られています。
ジェットボイルが誇る3つの安全性
1. 注ぎ口付きのフタで安心!
その一つがフタについている"注ぎ口”。 アウトドアにおいて、フラットな場所というのは少ないものです。 特に山登りの時などは、不安定な岩や切り株の上で 「ちょっと一息休みたいな」なんて事も多いのではないでしょうか。 そんな場所でお湯を沸騰させたら、心配なのが「こぼれないか」ですよね。 ジェットボイルなら大丈夫です。便利なこのフタの注ぎ口を見て下さい。 アツアツのお湯を安全に注ぐ事ができます。 もちろん加熱中もフタをする事が可能。 これなら周りに子供がいても安心ですね。
2. バーナーとクッカーががっちり固定!
バーナーとクッカーが固定されているので、 鍋ごとひっくり返してしまう事もなく、万が一こけてもフタがあるので大丈夫。
3. 沸騰したまま持てる!
クッカー側面を覆うカバーも優れもの。 ネオプレン製のコジー(カバー)は断熱性が高く、 調理中でもクッカーを素手で触る事ができます。 沸騰後は熱を逃がさず長時間アツアツをキープ! デザインもクールですね。
いかがでしょうか。 画期的な性能、デザイン性も優れていて見た目もかっこいいしかわいい。 では、次に気になるのは値段ですね。
いくらで買える?
ジェットボイルのおすすめ6選
1/6. SUMO ¥20,000 +税
SUMO
【素材】アルミニウム(クッカー本体) 【総重量】550g (ガスカートリッジを除く) 【カラー】カーボン(CARB) 【サイズ】φ125mm×高さ210mm(収納時) 【容量】1.8L(調理容量は1.25L) 【出力】1512kcal/h 【ガス消費量】約120g/h 【沸騰到達時間】1Lで約4分15秒(ジェットパワー1缶で約12Lの水を沸騰可能) ※付属品を収納できるスタッフバッグ付き
グループ用のビッグサイズ。 特徴③のサーモレギュレーター搭載モデルは名前にMOがついているので、 氷点下でも安心なモデルです。 1L以上の水が入る大容量タイプです。
“とろ火”機能付き。火加減の微調整ができるので、 強火での急速沸騰から小さい炎が安定的に必要な“とろ火”での煮込み料理まで幅広く楽しめます。一度沸かしたお湯や料理を保温する際も役立ちそうです。
2/6. MINIMO ¥19,500 +税
MINIMO
【素材】アルミニウム(カップ本体) 【総重量】500g (ガスカートリッジを除く) 【カラー】バーチライン(BIR)/ バッファロー(BUFFA)/ カーボン(CARB)/ カーボンロゴ(CB-LG)/ リアルツリー(RLT)/ サファイア(SAPHA)/ SNST(SNST)/ ヤマパープルプレイド(YPP) 【サイズ】φ127mm×高さ152mm(収納時) 【容量】1.0L 【沸騰到達時間】2分15秒(0.5L) 【出力】1512kcal/h 【ガス消費量】 約120g/h 「ジェットパワー100G」1缶で約12Lの水を沸騰可能 ※付属のゴトクは、本体には収納できません。 ※付属品を収納できるスタッフバッグ付き。
値段、容量ともにSUMOとほぼ変わりなくグループ利用に適しています。 口が広くなっているのが特徴。 カラーバリエーションも豊富。 とろ火機能付き。 2015 バックパッカー誌「Editors' Choice Award」受賞アイテムです。
ハンドルの安定感が最も優れたモデル。 軽くて丈夫なステンレス製のハンドルは、折りたたみが可能で バックパックの中でかさばらず、スマートに収まります。
3/6. MICROMO ¥18,500 +税
MICROMO
【素材】アルミニウム(カップ本体) 【総重量】約400g(ガスカートリッジを除く) 【カラー】カーボン(CARB)/ SCALE(SCALE) 【サイズ】φ104mm×高さ165mm(収納時) 【容量】0.8L 【沸騰到達時間】2分15秒(0.5L) 【出力】1512kcal/h 【ガス消費量】約120g/h
サーモレギュレーターを残しつつ、計量・コンパクト化したモデル。 とろ火機能付き。
4/6. JETBOIL フラッシュ ¥16,280
JETBOIL フラッシュ
【総重量】440g(ガスカートリッジを除く) 【カラー】MTRX/CAMO (CAMO)/CARB/WLDNS 【サイズ】φ104mm×高さ180mm(収納時) 【出力】2269kcal/h
保温クッカーと熱効率の高いストーブがセットになっている、簡単で便利なアウトドア用の調理器具です。クッカー側面には、断熱性の高いネオプレン製のカーゴコジーを採用しています。そのため、調理中にクッカーを素手で扱うこともできますし、ヒートロスも防いでくれますよ。転倒を防ぐためスタビライザーと、他のクッカーにも対応できるゴトクが付属しているため、大変便利でおすすめです。
5/6. バーナー マイクロモ ¥20,350
バーナー マイクロモ
【素材】アルミニウム(カップ本体) 【総重量】約400g (ガスカートリッジを除く) 【カラー】TML (TML)【サイズ】φ104mm×高さ165mm(収納時) 【容量】0.8L 【出力】1404Kcal/h 【ガス消費量】約120g/h 【沸騰到達時間】2分20秒(0.5L)
バーナー マイクロモは、高性能バーナーのコンパクトモデルとなっています。キャンプでのクッキングや、低温環境の中で行う様々なアウトドアシーンで活躍してくれますよ。火加減は強火からとろ火まで細かく調整可能なため、豚汁や煮込み料理も楽しめます。さらに、サーモレギュレーターを搭載モデルなので、-6度まで安定した火力が維持できる点も魅力です。
6/6. ZIP ¥9,900 +税
ZIP
【素材】アルミニウム(カップ本体) 【総重量】400g (ガスカートリッジを除く) 【カラー】ブラック(BK)/ サファイア(SAPHA)/ STR(STR) 【サイズ】φ104mm×高さ165mm(収納時) 【容量】0.8L(調理容量は0.5L) 【出力】1134kcal/h 【ガス消費量】100g/h 【沸騰到達時間】0.5Lで約2分30秒(ジェットパワー1缶で約12Lの水を沸騰可能)
最もシンプルなモデル。 点火イグナイターが付属されていないため、 点火にはマッチ、ライターなどの火器が必要です。
比較でわかる!ジェットボイルの魅力
以上がJETBOILのラインナップとなります。 自分に見合ったモデルは見つかりましたか? では、一般的なクッカーを買うときと、何が違ってくるのでしょうか?
いくつかのパーツが必要!
一般的にはクッカー(鍋やフライパン)、ガスバーナー、ゴトクなど それぞれのパーツごとに販売されているので、 いくつかのパーツを揃えていくことになります。
PRIMUSのウルトラバーナー 参考価格約7,500円〜10,000円(容量による)
PRIMUS ーマルガス(小) IP-250G 約500円〜
岩谷産業 ジュニアコンパクトバーナー 約3500円〜
クッカー ソロ(一人用) 参考価格約4,300円〜5,000円 2人以上で使う際はより大きな物が必要になります。
バーナーを安定させる為のスタビライザーもあれば便利ですね! 参考価格約1,300円
ジェットボイルで料理も作れます!
ジェッットボイルの熱効率を活かして、料理だってもちろん作れます! コーヒーやラーメンに使うだけではもったいない! 専用の本も出版されており、食事・デザート・ドリンクなど 50種以上の料理のレシピが紹介されています。 掲載レシピの調理時間は3分程度がメインです。
定番!ジェットボイル風・コンソメスープ
まずはアウトドア定番料理、コンソメスープ。パンやおにぎりとの相性は抜群です。 ウインナー、野菜などを煮込んで、最後に溶き卵を。 とろ火機能が発揮できそうです。仕上げの塩コショウも忘れずに。 ポイントは、噴きこぼれを防止するため、「ゆでる」調理をする場合は蓋をしないことです。
食欲をそそる香り、本格中華粥!
本格的な中華粥もできちゃいます! 沸騰したら“そのまま保温”すればいいので、意外と簡単! こちらもフタをせずに調理するのがオススメ。 写真のような具材は缶詰や野菜、ピーナッツなど。持ち運びやすいものを トッピングすればより豪華に!
やっぱり和食!梅昆布茶パスタ
こちらも簡単。お湯を沸かしてパスタを茹でて、梅干しとお好みの具材をトッピングするだけ!(写真はネギと大葉) 梅干しの酸味と塩分が疲れた体にぴったりです!
ちなみに、ジェットボイルではオプショナルクッカーとして フラックスリング搭載のフライパンも販売しています。 超効率的な熱伝導で料理の幅も広がります。
オプショナルパーツ
【ハンギングキット】 ¥3,500 +税 水平な面がないときや、ガスが気化しやすい雪面もこれで大丈夫! バーナーを吊り下げて使用するオプションパーツです。 ウォールクライミングやスキーツアー、冬季ハイキングに最適です。 折り畳める軽量なアルミ製なので、持ち運びにも便利です。
【コーヒープレス】 ¥1,400 +税 クッカーとセットで使えるコーヒープレス。 使い方は、まずは 1. ジェットボイルでお湯を沸かし 2. お湯が沸騰したら火を止めます。そこに挽いたコーヒー豆を入れ、軽くかき混ぜます。 (コーヒー豆は粗挽きがおすすめ) 3. コーヒープレスをセットして約4分待ちます(プレスはまだしません) 4. 4分後ゆっくりとプレスを下げます 5. プレス終了後、細かい豆が沈殿するのを待ち(約10~20秒)、 ゆっくりとマグカップに注ぎます。
ジェットボイルと合わせて買いたい!アウトドアグッズ
【VASTLAND】 ウインドスクリーン
10枚のパネルで風を遮り、さらに熱効率をUPしてくれるウインドスクリーンです。軽量で折りたたみ式なので、持ち運びしやすくなっています。固定ストッパーがあるため、地面に刺せば強風の中でも安心して使用可能です。
アマノフーズ フリーズドライ 畑のカレー 2種類10食
フリーズドライの畑のカレーは、お湯を注いで簡単に食べられるだけでなく、保存期間が長いので便利です。価格は3,440円となっています。
日清食品 日清カレーメシ ビーフ 107g×6個
お湯を入れるだけで美味しい2。 日清食品 日清カレーメシ ビーフ 107g×6個 約1,500円〜
スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ 220
シンプルで家使いもできそう スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ 220 約1,800円〜
キャプテンスタッグ アルミ ロールテーブル M-3713
何かと便利 キャプテンスタッグ アルミ ロールテーブル ケース付 M-3713 アウトドア用 折りたたみ式 約1,700円〜
Helinox(ヘリノックス) チェアワン
言わずと知れた Helinox(ヘリノックス) チェアワン 約12,500円〜
Helinox(ヘリノックス) キャンプ ベッド ライトコット
ベッドもあります。 Helinox(ヘリノックス) キャンプ ベッド ライトコット 約32,000円〜
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント ピルツ9‐DX [4人用]
もはやテントまで紹介してしまいます。 小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) テント ピルツ9‐DX [4人用] 約80,000円〜
夏キャンプのテントはとにかく暑い。 これは素敵。
おまけ
ボトムキャップで蒸し料理!
煮込み料理をする際、ボトムキャップをフタの上にかぶせる事で スチームを使って蒸し料理も一緒に作る事ができます!
匂い残りには注意
ジェットボイルのクッカーは特殊加工が施され、お手入れも簡単。 ですが、例えばクッカーで料理を作った後、洗って、コーヒーを淹れても、全く匂いが気にならない! といった事にはならないかもしれません。 食事と飲み物どちらでも使う場合等は、できればジェットボイルはあくまでも“お湯沸かし用”とし、 クッカーに匂いの残らないようにした方が賢明です。
フタが縮んでしまったら
まれにフタが縮んでしまう事があるようですが、その場合は次のように対処しましょう。 1)フタを温めます。水を沸騰させた容器の上にフタを置くと 温めることができます。 2)バーナーの火をとめ、容器内のお湯を捨てます。 3)温められたフタを容器にセットし、完全に冷えるまで放置します
海外への持ち出し
国際線の飛行機への持ち込みは、制限が多くやっかいなものです。 ジェットボイルのような調理器具を海外へ持っていきたい場合は、 「容器およびバーナー本体は可能」となります。 ただし、ガスカートリッジは“危険物”(刃物や爆発の可能性があるもの)扱い となり、法令により「機内持ち込み」、「預かり荷物」ともに禁止されています。 よってガスカートリッジは現地で購入する必要があります。
まとめ〜ジェットボイル〜
いかがでしたでしょうか。 画期的な性能、優れたデザイン性、使いやすいオールインワン設計。 まだまだ新しい会社なので、今後も画期的な商品を出してくれそうな 期待感もあります。 ジェットボイルでワンランク上のアウトドアライフを楽しみましょう!
ブランド創設者、Dwight Aspinwall(写真右)とPerry Dowst(写真左)