初めての餌釣りでも大丈夫?釣り餌選びの基準とは?
餌釣りをやってみようと思って釣具屋に行ったら、いろんな虫の名前、エビの名前、アジ、ドジョウなんかも買えちゃうのに驚き、悩まされたことってあるとおもいます。私個人でも、地方によっては、車エビがエサに使われたりしているのを目の当たりにして、驚愕したことがあります。初めての方は、おそらく、釣り具やのスタッフにおまかせして、おすすめのものを購入しているかと思います。スタッフは丁寧に、連れている魚種、釣り方と一緒に、それに合ったエサをしっかり選んでくれるでしょう。とはいえ、エサにもいろいろな種類があるように、メリットやデメリットが付きまといます。今回は、そんな釣りエサに関してのお話をわかりやすく徹底的にしていこうと思いまうす。
釣り餌はどこで売っているの?
基本的には、釣り具と同じです。釣り場が近い場所なら、まず間違いないでしょう。それは、海、河川、湖など釣り場という環境であればどこも同じです。保存用、冷凍タイプや練り餌さなどは、基本どこでも購入可能です。活き餌となるとものにも寄ってきますが、虫エサは、大手の店舗だと釣り場が遠くとも、おいているところも多くあります。最近では、冷蔵にて保存して販売しているところも多いです。 また、魚の切り身などは、スーパーなどで売っている新鮮な魚で代用するのも1つの手段です。生鮮食材は、魚の食いもいいので、ぜひ使っていただきたいです。 最近では、楽天やYahooショッピングなどでも、活き餌のクール便での発送が行われているため、釣り具屋さんが少ない釣り場でも、安心できますね。
何を食べているかが重要!魚の食生活を知る
魚釣りをする上で、重要になる部類の1つとして、エサが上がります。とはいえ、この魚には、このエサが有効です。このエサが釣れます。なんていわれたら、「そうですか。じゃあそれにします。」と初心者の方ならのまま使って釣りに行くでしょう。でも、疑問に思うはずです。「この魚ってこんなもの食べるの?」と考えが出てくるはずです。魚を知るには、エサを知り、その魚の食を知ることです。海の中でどのような食生活を送っているのか、それを知れば見えてくるものがあるはずです。
時期によって、パターンが違う魚もいる!
特にシーバスのパターンを例に挙げるとわかりやすいかもしれません。シーバスは、時期によって、エサとなるベイトが変わっていきます。ゴカイ類を追い求めるバチ抜けパターンと呼ばれるシーズン、イワシなどのベイトを追うシーズン、稚アユを追って川に遡上してくるシーズンなどがありますね。1つの魚種でも、いろいろなエサを追うのです。「この魚はこのエサで大丈夫だ。」ということには絶対になるという保証はないということを頭の隅に置いておくのが良いでしょ。
簡単な釣り餌の分類を解説!
大きく分けて5つぐらいに分かれるでしょうか。 まず1つは、活きエサと呼ばれるものです。これは細かく分類分けすると山のようにあるのですが、要は、虫エサ(ゴカイ類、エビ類などの海での釣り以外にも、ブドウムシなどの川魚を狙うものなどもあります。)や冷凍エサ、(オキアミやアミエビ、)、切り身系のエサ(魚、イカなどの切り身)、配合エサ(チヌ、グレな度をはじめ、集魚力をあえげるためのエサなど)、変わり種(コーン、サナギ、スイカ、ワラビ餅など)などが主な分類になるでしょうか。これは海であれ、淡水であれ、同じことです。 また、最近では、釣り餌の代用できるルアーなども増えてきているので、苦手な方の代用としても使えますね。
代表的な餌釣りと釣り餌って?(淡水編)
淡水のエサ釣りといえば、代表的なフナ、コイ釣りをはじめ、トラウト系やハヤなども有名ですね。アユの友釣りなんかも餌釣りというには、少し違う気がしますが、一風変わった釣りもあります。基本的に使うことになるのは、ミミズやブドウムシ、オニチョロのような水生昆虫の幼虫などが多いですね。フナやコイは管理釣り場が多く、ミミズよりもワラビ餅などを用意して釣ることになることも少なくないでしょう。 では、細かく分類別にエサを確認していきましょう。
淡水で生き餌を使おう!分類別、付け方、対象魚種合わせて4つご紹介!
①ミミズ(対象魚:ほぼすべての淡水魚、ウナギなどに有効)
基本的に、釣りに使われるミミズは、シマミミズと呼ばれるタイプのミミズになります。芝生などに繁殖しているミミズとは違います。このミミズは、普通の土には繁殖しないタイプのミミズなので、日常生活で見るミミズとは違うかと思われます。主に、庭や畑に繁殖するミミズで、有機物の分解に一役買ってくれます。(芝生などに多く発生するのは、フトミミズと呼ばれるものです。こちらが、一般的に目に入りやすい種類のミミズだと思われます。) 淡水エサの、代表的なエサで、ほぼすべての魚に有効です。(ヘラブナ釣りには適さないという話はよく出ます。)また、ミミズはウナギ釣りをする際にも役に立つ釣り餌として知られています。田んぼ周辺の用水路などにいることも多いので、是非、ミミズでうなぎを狙ってみてはいかがでしょうか。 ミミズの付け方は、基本的に一本掛け、通し刺しになります。
② 水生昆虫の幼虫(対象魚:ウグイ、ハヤ、トラウトなど)
オニチョロ、クロカワムシといったものが有名ですね。水生昆虫の幼虫なので、渓流釣りの際、現地で調達することも可能です。なので、基本的なフィールドは渓流釣りが基本ですね。対象魚もそこに住む魚となります。トラウトのエサ釣りでは、使われることも少なくないですね。 虫の形をしている幼虫は、基本的には、尾掛け、背掛けをすることになります。
③陸生生物の幼虫(対象魚:トラウト系)
一部も虫食ファンの中でも有名なブドウムシなどの陸生生物の幼虫は、同じくトラウト釣りのメインの餌となります。特に、アマゴ釣りなどでは実績が高く、根強い支持のある釣りエサとなっています。見た目が、生々しいグロテスクな感じがあるので、若い年齢層の釣り人からは、あまり使われているイメージはわきませんね。 鈎の付け方は、お尻の部分から口先に鈎先が出るように付けるのが、おすすめです。
④アカムシ(対象魚:フナ、タナゴ、ワカサギ、テナガエビなど)
淡水の小物釣りのエサは、このアカムシがおすすめです。小型の小さい幼虫なので、あまり大きなものを狙うのにはお勧めできません。基本的には、小型のフナ、タナゴ、ワカサギを狙う際に使われるエサとなっています。河川で軽く釣りがしたいなというときには、使用したい釣りエサですね。 付け方は、チョン掛けが基本です。
淡水で保存エサ、変わった種類の釣り餌、対象魚と合わせて2つご紹介!
①わらびうどん(対象魚:フナ、コイ)
わらびうどんというのは、ワラビ餅の粉で作ったうどん上のようなもののことで、実際、ワラビ餅と変わりません。釣り具メーカーなどでも粉は販売されていますが、スーパーなどで売っているワラビ餅の粉で十分代用可能です。まぶし粉をコーティングして、仕掛けとともに投げると食ってきます。主に、釣り堀で使われます。
②イクラ(対象魚:トラウト系)
イクラでトラウトを狙うのは、今となっては有名ですよね。でも、もともとトラウトからイクラは生まれているので、なぜという疑問に変わります。イクラには、かなりの栄養が含まれており、すさまじいにおいを出しています。それに反応して食いついてくるのです。基本的にスーパーで売っているもので問題なくエサとして使用できます。が、なんかもったいないって気持ちになりますよね。でも、釣れるんです。 付け方としては、2,3個一緒につけるのが基本となります。鈎先が見えないように気を付けてさしましょう。つぶれやすいので、慎重にしましょう。また、小麦粉などをつけて、耐久性をもたせるやり方もあるようです。
淡水で餌の代用!おすすめの代用釣り餌を3つご紹介!
①パンなど(対象魚:コイ)
コイのエサやりをやったことがある人は、意外と多いと思っているのですが、その際、与えているものを覚えていますでしょうか。勿論、場所によって違いますし、しっかりした配合エサを与えてる場所もあります。しかし、中ではパンの耳などを与えているなんてところ見たこと、やったことありませんか。これは釣りにも有効で、野池などでは是非試してみてほしい釣りエサです。吸い込みが良いので、意外と活躍してくれるかもしれません。コイは本当にいろんなものを食べ、うどんやコーンなど、人が日ごろ食べるものも意外と釣りエサとして活躍することが多い魚種なのです。(実際にパンで釣りをしている動画があるので、下部に貼っておきますので是非、ご覧ください。)
②マグロの刺身(対象魚:トラウト系)
近年、代用えさからメジャー化してきたのが、このマグロの刺身でのトラウト狙いです。これが意外や意外、釣れちゃうんですよ。脂身に引き寄せられてくるんでしょうか。スーパーで売っている特売の赤身で十分です。また、サケなんかには、イカの切り身も有効だとか言う話もありました。なかなかレアな体験ができるかもしれませんので、気になった方は、是非、お試しください。 鈎の付け方は、特に難しく考えずに、チョン掛けか縫うように指すのがポイントです。できるだけ鈎先が出るか出ないかぐらいにしておく方が、警戒されなくていいでしょう。
③ルアー(対象魚:ブラックバス系、トラウトなど)
エサ釣りと対照的なルアー釣り。基本的なターゲットは、やはりバス、雷魚、トラウトですね。この辺は、ルアーの方が人気があるかもしれませんね。エサを指すのが苦手、触りたくないなんて方には、ルアー釣りから入ってみるのも1つかもしれませんね。また、コイなんかも狙えたりします。
代表的な餌釣りと餌って?(海編)
海釣りは、餌釣りの宝庫です。淡水よりも、釣り方が豊富ですし、何より魚種の幅広さ足るや否や。シンプルな浮き釣りでも、エビ巻き、飛ばし浮きサビキ、泳がせなどなど種類が豊富すぎます。釣り餌に関しても、淡水よりも圧倒的に多いのは、幅広い魚種の数々あってこそですね。ゴカイだけでも、エビだけでもかなり種類があります。では、海釣りの釣り餌について、徹底解剖していきましょう。
海で活き餌を使おう!分類別、対象魚合わせてご紹介!
海の活き餌は、どれもベーシックです。分類がかなり多くなるので、細かく分けて、お話しましょう。
釣り餌、虫エサ編!5つ後紹介します!
①アオイソメ(対象魚:根魚、カレイ、アナゴ、シーバスなど幅広い種類の魚)
海釣りの虫エサの代表格の1つ、それがこのアオイソメでしょう。基本的に、このアオイソメを持っておけば、何か釣れるというぐらい、対象魚種の多さが特徴です。特に、銅付き仕掛けでの根魚、カワハギ狙い、投げ釣りでのカレイ狙い、ぶっこみでのシーバス、クロダイ、アナゴあたりがおおいでしょうか。他の餌と併用するときも、ゴカイ類の中でも、このアオイソメをとりあえず、少し買っておくと、安心感があります。 青イソメの付け方は、一本掛け、チョン掛けと魚種によって、色々変えるのがいいでしょう。大型を狙う場合は、房掛けをしてあげるのも1つですね。
②イシゴカイ(対象魚:シロギスなど)
アオイソメの次に有名なのが、このイシゴカイですね。場所によっては、砂ゴカイ、ジャリメとも呼ばれています。イシゴカイは、アオイソメと比べて、柔らかく、ちぎれやすいという欠点があります。ただ、デメリットだけではなく、その分、呑み込みの良さに定評があります。特に夏場のシロギス釣りなどには、このイシゴカイがよく使われています。 イシゴカイの付け方は、一本掛けでもいいのですが、シロギスを狙う場合は、少し小さめにちぎったほうが良いかもしれません。
③マムシ(クロダイ、真鯛、アナゴ、カレイ、シーバスなど)
大型狙いで虫エサを使う場合、マムシは欠かせません。アオイソメと比べると、若干大きめの虫エサになります。投げ釣りで真鯛を狙うときや、ぶっこみでのシーバス狙いによく使われる虫エサですね。場所によっては、イワイソメ、ホンムシとも呼ばれています サイズが大きいため、付け方としては、一本掛けよりもちぎったものを指すほうがいいですね。
④チロリ(シロギス、クロダイなど)
イシゴカイと同じく、シロギス釣りでよく使われる虫エサとして知られているのが、このチロリと呼ばれる虫エサです。イシゴカイと違って、売られていないことも多々ある希少な釣りエサです。イシゴカイよりも、活発に動くため、いい誘いとなってくれるのがポイントです。また、クロダイの夜釣りにもよく使われる虫エサです。 よく動くので、付け方としては、チョン掛けも効果があるでしょう。
⑤ユムシ(対象魚:真鯛、シーバス、クロダイ、カレイ、アナゴ、ヒラメ、マゴチなど)
大物を狙うのであれば、ぜひ持っておきたい虫エサ、それがこのユムシです。一匹100円以上するので、使う際には慎重にしておきたいですね。真鯛、クロダイ、根魚、アナゴから高級魚のヒラメやマゴチなんかもつれちゃいまうす。そのままつけず、切って鈎にかけるのがポイントです。
番外編:こんなゴカイも存在する!?
ゴカイはエサだという概念が一気に払拭されます。オニイソメと呼ばれるゴカイなのですが、最大3メートルほどにもなるとされる巨大なゴカイです。エサとは関係ありませんが、こういうゴカイもいるんだということで、1つ紹介させていただきました。
釣り餌、エビ、カニ編!6つご紹介します!
①シラサエビ(対象魚:根魚、クロダイ、シーバスなど)
活きエビといえば、このシラサエビがもっとも使われているでしょう。特に、ハネ(シーバス)のエビ撒き釣りといえば、有名な浮き釣りですよね。刺しエサのほかに、たくさんのエビを撒いて、魚を呼び寄せます。専用の水切り杓に数匹のシラサエビを入れて、目を回させて、エサの方向へ投げてあげるのが、エビ撒きの基本です。ハネのほかにも、根魚やクロダイ、時期によってはグレの釣果も期待できます。 仕掛けが回転してしまうので、尾っぽを切って、切り口から刺してあげるのが、基本的な鈎の付け方です。また、動きを重視する場合は、頭の固い部分を指してあげるとよいでしょう。
②ブツエビ(対象魚:根魚、クロダイ、シーバスなど)
ブツエビもエビ撒き釣りで有名なエビの一種類ですね。主に関西方面を中心に幅広く出回っているエビの種類です。こちらもシラサエビと同じく、主にエビ撒き釣りで使われます。シラサエビとの大きな違いは、着水後の行動にあります。シラサエビは、着水すると広がったような動きをするのですが、ブツエビの場合は、そのまま潜行していくので、深くまで狙いたいときに特におすすめできるエビです。刺しエサはシラサエビ、撒き餌にブツエビを選ぶ方も多いようです。ちなみに、ブツエビはヌマエビと書いて売られていることがありますが、ヌマエビが正式名称です。 付け方は、シラサエビと変わりません。
③イワガニ(対象魚:クロダイ)
主にカニは、クロダイの落とし込み釣りの餌としてよく使われます。クロダイの歯は鋭く、丈夫にできているため、貝やカニを簡単にかみ砕いてしまいます。口を触るのは控えましょう。 さて、このイワガニは程よい硬さのカニで、もっとも代表的な釣りエサのカニですね。初めてでも刺しやすいので、困ることはないでしょう。 カニのハリの付け方は、代表的なものが2つあります。まずは、尻掛けと呼ばれる、お腹から尻を貫通させる付け方、もう1つは第2関節から鈎を出す横掛けという付け方があります。釣れない場合などにさし方を変えるだけで、効果があったりするので、是非マスターしてください。
④イソガニ(対象魚:クロダイ)
こちらもクロダイの落とし込みなどによく使われるカニの一種です。こちらも、釣りエサとしてよく売られているカニの一種ですね。名前のように、磯を感じさせる模様が特徴的です。
⑤タンクガニ(対象魚:クロダイ)
クロダイの落とし込みやヘチ釣りで、かなり効力を発揮するカニとして知られています。ですが、実際、おかれている釣具店は数少ない希少なカニでもあります。ぜひ、見かけた際には、使ってみてほしいカニです。 釣具店によっては、釣り用のカニとして、さまざまな種類のカニが入っている場合があり、その中に含まれていることもあります。
⑥ボケジャコ(対象魚:クロダイ)
主に、紀州釣りなどのクロダイの団子釣りで使われるエサの一種です。場所によっては、スナモグリと表記されて販売されていることもあります。甲殻類ではありますが、空はかなり柔らかく、エサ取りに弱い欠点があります。また、生命力も弱いので、鈎のつけ方など工夫しなければなりません。
釣り餌、貝類編!2つご紹介します!
①アサリ(対象魚:カワハギなど)
銅付き仕掛けでのカワハギ狙いをする場合、アサリがもっともポピュラーで、食いのいい専用エサであるのは、間違いないでしょう。他のエサ取りもあまり来ないため、ハゲを徹底的に狙いたい場合にはおすすめですね。スーパーで売っている冷凍はできるだけ避けましょう。釣果が半減します。やや付け方が難しいので、あとで解説します。あまりに食いが悪い場合は、アオイソメなどの虫エサを併用して使うことをお勧めします。付け方は、少しややこしいので、動画を載せておきますので、参考にしてみてください。
②イガイ(対象魚:クロダイ、サンバソウなど)
ヘチ釣りなどでよく使われるのが、このイガイですね。主にクロダイを狙うときに使われます。反応がない場合は、砕いて撒き餌として使ってみるのもいいでしょう。クロダイ以外には、イシダイ(サンバソウ)やイシガキダイなどの同じように歯が鋭い魚の餌として、実績を残しています。 基本的なつけ方として、最も多いのは、身に鈎を通す指し方ですね。ほかにもイガイにはさまざまなつけ方があるので、動画を載せておきますので、是非参考にしてみてください。
活き魚編!2つご紹介します!
アジ
主に青物、シーバスなどを泳がせ釣りで狙う場合にもっとも使われるのが、小アジですね。魚だけではなく、アオリイカなども、アジの泳がせ釣りで狙えます。アオリイカ釣りは、エギングだけじゃないですよ。 釣具店でよく売られていますが、基本的にサビキで釣れるシーズンでは、サビキ釣りで何匹か確保して、泳がせ釣りを楽しむというのが、基本です。天候が悪かったり、潮の回りが悪かったりで、釣れなさそうな状況の場合は、先に味を買っておくことをお勧めします。 付け方として、口から鼻先につけるというのも1つですが、個人的には、背掛けで元気に泳がせる方が釣果につながっている気がします。
ドジョウ
太刀魚の引き釣りで有名な活きエサです。死んだキビナゴやイワシなどでもいいのですが、この生きたドジョウが絶大な効果を発揮してくれます。どちらかというと、ルアー釣りに近い感覚で楽しめます。まれに、スーパーで生きたものが販売されていることがあるので、近くのスーパーにあるかどうか確認しておくとスムーズかもしれませんね。
スーパーでも買える餌を使おう!分類別、対象魚合わせて4つご紹介!
①キビナゴ(対象魚:根魚、サゴシ、太刀魚など)
キビナゴは釣りエサの中でも、代表的なものとして知られています。スーパーでもよく出回っているので、そちらの方で買っても問題ありません。主に、サゴシ、太刀魚なんかのフィッシュイーター系に有効です。また、穴釣りで大型のカサゴやアコウを狙うときなんかにもおすすめの釣りエサですね。 付け方は、目玉を通して背中に針をかけるのが、一般的です。
②イワシ(対象魚:サゴシ、太刀魚など)
ベイトとしてイワシが多く回遊している場合には、是非、イワシをエサとして使うことをお勧めします。イワシは、活かしておくのは難しいので、死に餌として使ってもらって問題ありません。サゴシや太刀魚を狙う際は、特に問題ありません。スーパーで売っている大型のイワシ(大羽イワシ)なども切り身にして使ってもらえばいいかと思います。 キビナゴと同じ付け方で問題ありません。
③さんまの切り身(対象魚:根魚、サゴシ、太刀魚、タコなど)
釣具店の冷蔵エサコーナーに、さんまの切り身は販売されているはずです。基本的に、サゴシ、太刀魚のほかに、根魚、タコなどの餌として実績があります。釣具店で売られている切り身は、鮮度は落ちていますが、その分、集魚剤を混ぜて、集魚率のアップを狙ったものも多数販売されています。鮮度を重視するのであれば、スーパーの生さんま(間違えて塩さんまを買わないよう注意しましょう。)を買って、さばいて持っていく方がいいでしょうね。個人的には、スーパーの脂身の多いさんまの方が、あたりが多いイメージがあります。
④イカの切り身(根魚、タコなど)
イカの切り身も同じように、釣具店にて販売されています。勿論、普段我々がスーパーで購入しているイカの切り身で代用することが可能です。基本的には、スルメイカ、コウイカ、アオリイカあたりになるでしょう。勿論、秋、春ごろはエギングのシーズンなので、アオリイカやコウイカを釣って、後半は切り身を使って別の釣りを始めるなんてこともできちゃいます。また、タコも狙うことができます。イカでタコが釣れるなんて、少し面白いですよね。 基本的には、チョン掛けで問題ないでしょう。
海で冷凍の釣り餌を使おう!分類別、対象魚合わせて2つご紹介!
①アミエビ(対象魚:アジ、サバ、イワシ、サヨリ他)
初心者でも簡単で安心の釣り、サビキの餌といえば、アミエビですよね。といっても、付けエサとして利用するのではなく、こませとして使われます。サビキのみならず、このアミエビは、こませとしてよく使用されます。堤防では、基本的には、アジやイワシなどをはじめとした魚を中心に、春先は、イソメなどを鈎につけて、サビキをするのも、また一興ですね。
②オキアミ(対象魚:アジ、クロダイ、真鯛、青物など幅広い種類の魚)
エビで鯛を釣るという言葉もありますが、その言葉通り、鯛はエビで釣れます。主にこのオキアミを指し餌として使い、狙うことになりますね。このオキアミは、鯛はもちろん、青物やアジやサヨリ、根魚などなどかなり豊富な魚種に対応できます。また、アミエビと同じくこませとして使用することも多いです。冷凍のものも販売されていますが、凍らせていないパックに入ったものも販売されているので、そちらを刺し餌として使用したほうが、刺さりもいいですし、おすすめできます。 刺し餌として使う場合は、シラサエビを参考にしてみてください。
釣り餌と合わせて使う集魚剤もお忘れなく!
刺し餌ももちろん重要ですが、釣り方によっては、集魚剤の存在がカギになるものも多いです。例えば、チヌやグレなどの釣り方は、いくつかこませを使用するものが多いです。各メーカーが、多数の配合パターンで各餌に合わせた集魚剤が販売されています。 ほかにも、サビキ釣りでも、なかなかかかりが悪かったり、釣れない時間が続くことってありますよね。そんな時にも、集魚剤をアミエビと混ぜることで、抜群の効果を発揮します。 よくわからない粉に何の意味があるんだ、とは思わずに、騙されたと思って使ってみましょう。ほかのアングラーと差をつけるカギとなるかもしれませんよ。
海で餌の代用!おすすめの代用釣り餌を3つご紹介!
①スイカ(対象魚:クロダイ)
一見、スイカで釣れるわけないと思われるんですが、クロダイ釣りの代用エサとして、スイカは近年、知名度を上げています。もはや、代用の域を超えていますね。クロダイはかなり幅広いエサを食べることで有名ですよね。スイカや野菜系統でも食べるときは食べます。メリットとしては、釣りエサ特有のにおいがないというのと外道が釣れることが少ないという点でしょう。間違えてかかることがない限り、スイカを食べに来る魚なんて、そうはいませんからね。こちらは釣具店には置いてることは、ほぼないので、スーパーで安い種類のものを買えば問題ありません。(スーパーでは、たくさんの酒類のものが販売されていますが、こだわる必要性はありません。) 付け方は、軽く鈎先を差し込むイメージです。
②おでんの具剤(対象魚:根魚など)
嘘みたいな本当の話です。よくおでんのかまぼこ系の具剤って、残ってしまうことありますよね。実は代用エサとしても使えます。少し垂らすように、細く切って投入してやると、意外と釣果に結び付くことが、少なくないようですね。穴釣りで、少し変わったエサを使ってみたいなって方がいれば、是非、使ってみてください。おでんは、年中、スーパーやコンビニで販売していますし、入手自体も困難ではないでしょう。
③疑似イソメ(対象魚:キス、カレイ、イシモチ、アジ、根魚など幅広い種類の魚)
青イソメなどの虫エサは触れない、気持ち悪いっていう人は少なくないでしょう。特に女性は、嫌いな方がほとんどかもしれません。そんな人使える代用エサが、疑似イソメ型のワームです。アオイソメなどの虫エサはエサ釣りの基本ですから、代用が聞くのはうれしいところですね。主に代用として使われているのは、バイオワームやサンドワームなどが現在では有名ですよね。サイズも自由自在なので、本物のイソメを使っているような感覚で使えます。動きがない分、アクションと臭いで誘っていきます。
いろんな種類の餌を試して、釣りでいろんな種類の魚と触れ合おう!
「釣りエサ」といっても、実際は、かなりの分類、種類に分かれています。「この釣りエサは、この魚を釣るのにおすすめですよ。」といわれる釣り具屋の店員さんの言葉の意味が、少しわかっていただけたら幸いです。そう、エサには、それぞれ特性や特徴があり、この魚は口が小さいから、吸い込みやすいこれがいい、この魚は歯が丈夫なので、こんなエサも使えるなど魚の特徴と照らし合わせて考えたうえのものだったんです。特に地方に行くと、ここには書かれていない、こんなものまで餌として使われるの!?と驚くようなものまで、販売されています。魚の種類に応じて、それに対応する釣りエサも増えています。是非、いろんなエサで、たくさんの種類の魚を釣り上げてみてください。