コールマン パラシュートハンモック スカイ
Susabi ダブルハンモック
Lenzai 最新型 ハンモック
ラ シエスタ シングル・ハンモック ソンリッサ マンダリン
ハンモックライフ ハンモック チェア
トイモックシリーズ California、2017SS、Danke TOYMOCKなど
シフラス SFF-04 3WAY自立式ポータブルハンモック
ドッペルギャンガー ウルトラライトハンモック SH1-219T
ヘネシーハンモック エクスペディションA-SYM ZIP
キャプテンスタッグ ホリディモスキートハンモック(パープル)
ユニジアハンモック パラシュート
ビブレ ダブルハンモック UHSDO9
東谷 ハンモックチェア RKC-538BL
ハンモックとは
もともとは植物繊維でできた紐を編んで作った寝具の一種です。2本の木の間など、支柱にかけて使われていました。
ハンモックの歴史
中南米の先住民が、ハマックという樹の皮で編んだ寝具が始まりと言われています。コロンブスも、長い航海の後にヨーロッパに持ち帰ったのだとか。 通気性に富み、コンパクトにたためることから、広まっていきました。特に、揺れの激しかった昔の帆船内では、船体が傾いたまま進むこともあり、寝床を水平に保つのにも役立った為、水夫達に使われていました。 中南米では現在でも、赤ちゃんのゆりかごとして、また椅子やベッドとして、毎日の生活に欠かせないものです。
ハンモックの種類Ⅰ.素材
素材やサイズ、設置方法の違いがあります。 まずは、素材の種類からみてみましょう。
1.紐(ネット)タイプ
細くて丈夫な紐を編んで作る為、通気性に富んでいるので、夏場の使用におすすめです。ただ、網目がある為、アクセサリーなどをひっかけたり、子どもがおもちゃで網を破ったりしないよう気を付けましょう。
2.布タイプ
一枚の布からできていて、伸縮性もある為、寝心地や座り心地が良いです。紐タイプに比べると通気性は落ちますが、もともと熱帯地域のものなので、日本の夏にも十分対応できるでしょう。 ①コットン製 コットン製布地は、肌触りが良いです。ブラジリアン生地やコロンビア生地などがあります。室内での使用に向いています。 ②化学繊維製 化学繊維でできた布地は、紫外線に強く、速乾性も高いので、屋外で吊るしっぱなしの場合に向いているでしょう。ハマクテックなどがあります。 ③ナイロン製 とても細いナイロン繊維でできています。パラシュートのための布地なので、軽くて丈夫です。通気性も良い為、アウトドアなど持ち運びに便利です。パラシュートシルクなどがあります。
ハンモックの種類Ⅱ.サイズ
続いては、サイズをみてみましょう。幅に違いがあります。
1.シングルハンモック
幅が140㎝以上のものです。コンパクトなので小さめの空間でも設置できます。 設置には、両端の間隔が270㎝以上、取り付けの高さは120㎝以上必要です。
2.ダブルハンモック
2人用のハンモックで、160㎝以上の幅があります。 設置には、両端の間隔が310㎝以上、取り付けの高さは140㎝以上必要です。
3.ファミリーハンモック
180㎝以上の幅があるハンモックです。3人まで対応できますが、1人でゆったり使用するのもいいですね。 設置には、両端の間隔が360㎝以上、取り付けの高さは160㎝以上必要です。
ハンモックの種類Ⅲ.設置方法
さらに、設置方法の違いからみてみましょう。
1.自立式
支柱を必要としない為、ハンモック分のスペースさえあればどこにでも設置できます。折り畳みできるものもたくさん出てきているので、アウトドアでもインドアでも気軽に楽しめます。
2.吊り下げ式
金具を使って柱や壁に取り付ける方法、木や柱にロープだけで吊るす方法、天井に金具を取り付けて吊るす方法などがあります。 安全に使うためには、強度や距離を考えて設置する必要があります。
木にハンモックを吊るす方法の一例です。
ハンモックを室内に吊るす方法の例です。
ハンモックの選び方
上記の種類を参考に、素材やサイズ、設置方法を選びましょう。
1.素材
素材で見ると、例えばラシエスタ社の場合、コットン、オーガニックコットン、ハマクテック、パラシュートシルクといったものがあります。各社、様々な素材、生地を扱っています。 肌触りや寝心地を重視するなら、コットン生地がおすすめです。通気性も良く吸湿性も良いので、快適に過ごせます。 ネットタイプは、通気性に優れているので、夏場に使用すると風が心地よく感じられます。 子どもと一緒にアクティビティを楽しみたいなら、パラシュート生地が良いでしょう。汚してしまっても水拭きや水洗いができますし、速乾性に優れているので管理しやすいです。
2.サイズ
1人で使う場合でも、幅が140㎝以上のワイドタイプを選ぶとゆったりくつろげます。ファミリーで遊ぶ場合は、幅が200㎝あると大人1人と子ども2人ほど対応できます。 耐荷重もチェックしていると安心ですね。
3.設置方法
木の間に吊るした場合
片方は木に吊るし、片方はスタンドを使った場合
自立式の場合
どこで使うかによって、変わってきます。 ちょうどよい間隔の木があることが分かっていれば、吊り下げ式が良いでしょう。ただし、吊るすには、ロープやバンド、カラビナなどが必要ですので、購入する際には付属品のチェックもしましょう。木を傷めないようにすることも忘れずに。 設置する場所に柱となるものがない場合は、スタンドやポールが必要です。もともと自立式の品もありますし、別売りでスタンドやポールを買えるものもあります。
4.色・デザイン
シンプルな色合い
カラフルなデザイン
飾りがついているものもあります。
テラスで単独で使う場合は別ですが、キャンプでテントやタープと一緒に使う場合は、他のキャンプ用品との色合いも考えておくといいですね。ハンモックが、素敵なキャンプサイトのアクセントになることでしょう。
ハンモックの乗り方
座ったり寝転んだりしている姿は見ますが、「ハンモックってどうやって乗るの?」と思われる方はこちらをご覧ください。
ハンモックとハンモックチェア
中南米では、ハンモックはベッドとしてだけでなくチェアとしても活躍しています。 チェアとして作られたハンモックチェアは、座り心地もよく、くつろぐのにぴったりです。ハンモックほど場所をとらないのも魅力ですね。 天井から吊るすタイプのものと、自立式のものがあります。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック
そよ風が通る木陰でハンモックに乗ってゆらゆら・・・憧れますね! ここからは、アウトドアやキャンプで使えるハンモックのご紹介です。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック①
まずは、パラシュートハンモックからご紹介します。 パラシュートナイロンは、耐久性、通気性、強度にも優れているので、アウトドア向きです。軽量で小さく収納できるので、キャンプなどの持ち運びにも便利ですね。
コールマン パラシュートハンモック
コールマン パラシュートハンモック スカイ
サイズ:使用時/約250×200cm、収納時/約20×26×高さ12cm 重量:約800g 耐荷重:約180kg
当初はあまりの薄さに簡単に切れてしまうのではないかと思いましたが杞憂でした。 ハンモック本体部分は勿論、ロープからカラビナまで全てしっかりとした作りでとても丈夫です。 本体にくっついている収納袋へしまうのも簡単で持ち運びがとても楽です。
軽量な高密度のナイロンを使用しています。 軽量でありながらワイドなサイズなので、ゆったりと過ごせます。 別売りのスタンドで、片方は木に吊るし、片方はスタンドに吊るすということもできます。この方法だと、木の間隔を気にしなくて好きな場所に設営できますね。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック②
パラシュートハンモックからもう1つご紹介します。 アメリカで人気のダブルハンモックです。
Susabi ダブルハンモック
Susabi ダブルハンモック
ゆったりしたサイズで、大人2人で楽しむことができます。 持ち運びケースが付いているのも魅力の1つです。 ハンモックを自立させるスタンドもセットになっており、簡単に組み立てられます。ハンモックの布部分は洗濯機で洗えるので、衛生面も安心です。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック③
さらにもう1つパラシュートハンモックからご紹介します。 パラシュート生地を使い、超軽量で耐久性にも優れたハンモックを目指しました。
Lenzai 最新型 ハンモック
Lenzai 最新型 ハンモック
ハンモックと蚊帳が、一体型になっている1人用タイプ。ハンモックと一緒に自動で蚊帳も組み立てられるため、時間がかからないのが特徴です。ハンモックを裏返すことで、蚊帳なしにすることもできます。
通気性と速乾性を重視して作られているため、夏場も快適に使用できるのも魅力の1つ。リュックに入るくらいコンパクトに収納できるので、どこにでも気軽に持ち運べます。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック④
老舗ブランドからのご紹介です。 La Siesta社は、1991年創業のドイツのハンモックメーカーです。
ラ シエスタ シングル・ハンモック
ラ シエスタ シングル・ハンモック ソンリッサ マンダリン
コロンビア産のハマクテック素材(化学繊維)を使用して、伝統的手法で作られています。 紫外線に強く、水にも強いので、アウトドアでの使用に適しています。 カラーバリエーションも豊富です。色が鮮やかなので、キャンプサイトで目を引くことでしょうね。
ラシエスタの創業者、アレクサンダー・グリザー氏は、コロンビアでオーガニックコットンの栽培を支援しています。上の写真は、オーガニックコットンの芽が出たところです。 商品素材の原料作りから、より良いものができるよう尽力しておられるのが素敵ですね。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑤
ハンモックライフは、2001年に創業の日本で初めてのハンモックの会社です。 メキシコ、ブラジル、コロンビアといった原産地の伝統工法にこだわったハンモックを取り扱っています。
ハンモックライフ ハンモックチェア
ハンモックライフ ハンモック チェア
主にコロンビア・メキシコ・ブラジルの工場で作られ、オリジナルデザインのハンモックチェア。 コットン100パーセントの布タイプです。その為、伸び縮みがあります。 メキシカンハンモックはネットタイプなので、背中に熱がこもらず涼しそうです。 ブラジリアンハンモックは、ブラジル産のコットン100%で布タイプです。肌触りが良く丈夫なので、お子さんが使われる場合にいいですね。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑥
日本製のハンモックをご紹介します。 日本製のアクリル糸を使用したネットタイプのハンモックです。 京都の職人さんによって染められた糸は、紫外線にも強く美しい色を保ちます。
浮遊 FESTA
きれいなグラデーションが特徴の製品です。 網目が細かいので、ネットタイプの弱点であるアクセサリーなどが引っ掛かりやすい、というのをカバーできます。 日光に強く、耐久性にも優れているので、屋外に常設することもできます。 また浮遊では、穴が開いてしまった場合、修理に応じてくれます。 心強いですね。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑦
自立式ハンモックで人気の商品をご紹介します。
ノルコーポレーション トイモック
トイモックシリーズ California、2017SS、Danke TOYMOCKなど
商品サイズ:[広げた状態]W2150xD900xH900mm :[閉じた状態]W1120xD160xH150mm 対応身長:~約180cm 耐荷重:~100kg
ハンモックはネットタイプです。フレームとネットがそれぞれ3段階で調整できるようになっていて、お好みの高さで使用できます。 スタンドも折りたためるので、山や海に持って行けます。毎年新色が出ているので、お好みのデザインに出会えることでしょう。 また、ネット部分だけを買うこともできます。 様々なカラーやデザインがありますので、買い替えだけでなく、何枚か買ってシーンに応じて使い分けるのもいいですね。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑧
シフラス 3WAY自立式ポータブルハンモック
自立式ハンモックからもう1つご紹介します。 ハンモック、ハンモックチェア、ハンガーラックの3種類の使い方ができます。
シフラス SFF-04 3WAY自立式ポータブルハンモック
木目調のスタンドが美しく、キャンプサイトに置いてあると絵になるデザインです。 ハンモック用生地とチェア用生地、スタンド、ハンガーロッドがセットになっているので、用途に合わせて使い分けできます。 収納バッグもついており、持ち運び可能です。 付属のハンガーロットを取り付けると、ハンガーラックとしても使えます。キャンプで洗濯物を干すのにもいいかもしれませんね。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑨
さらに、自立式ハンモックからもう1つご紹介です。 スタンドを広げてピンを通すだけなので、キャンプでの設置や撤収も簡単にできます。
ドッペルギャンガー ウルトラライトハンモック
ドッペルギャンガー ウルトラライトハンモック SH1-219T
ゆれ調節ベルトがついていて固定もできるので、ハンモックとベッドの2種類の使い方ができます。 スタンドがアルミニウムでできているので、自立式ハンモックとしては超軽量です。女性でも持ち運びやすいですね。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑩
蚊帳つきハンモック、これがあれば、虫を気にせずゆっくり眠れます。 テントとハンモックが一緒になったキャンピングハンモックです。 傾斜地でも気にせず快適に過ごせるのも魅力です。
A&F ヘネシーハンモック
ヘネシーハンモック エクスペディションA-SYM ZIP
ヘネシーハンモックのスタンダードモデルです。 フライシートがセットになっているので、日差しからも守ってくれます。 他に、ウルトラライトバックパッカー A-SYM ZIPという超軽量モデルもあります。荷物を最小限に抑えたい時におすすめです。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑪
お手頃価格で蚊帳つきハンモックを手に入れたい方はこちらがおすすめです。
キャプテンスタッグ ホリディモスキートハンモック
キャプテンスタッグ ホリディモスキートハンモック(パープル)
ハンモック 全長:260㎝ 重量:約500g 耐荷重:約80㎏ スチールポールハンモック用スタンドⅢ(ブラック) サイズ(約):幅2,950×奥行680×高さ1,100mm 重量(約):9.5kg 耐荷重(約):80kg
別売りですが、専用のハンモックスタンドがあり、自立式にもなります。木がない場所でも設置できますね。専用スタンドにも収納バッグがついています。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑫
カップルやファミリーで楽しめる大きなサイズのハンモックをご紹介します。
ユニジア ハンモック
ユニジアハンモック パラシュート
全長:320㎝ 重量:780g 耐荷重:250㎏
サイズは2種類あり、大きい方は、幅が200㎝、耐久重量が250㎏ある為、横向きに大人3人が入ることもできます。 価格もリーズナブルで、13色展開しているので、色違いで持っていてもいいですね。 ロープにカラビナ、アイマスクまでセットになっています。コンパクトで軽量なので、キャンプにおすすめです。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑬
自立式で大きなサイズのハンモックのご紹介です。
ビブレ ハンモック
ビブレ ダブルハンモック UHSDO9
幅160㎝とユニジアのパラシュートハンモックよりは狭いものの、人気の製品です。 人気の秘密は、素材に高級コットンを使用し、「ビブレ編み」と呼ばれる独自の製法で編まれている為、肌触りが良く伸縮性に優れているからです。 軽量とは言えませんが、その分フレームもしっかりしていて、安定感があります。 大人2人が並んで座ってもゆったりしています。子どもだと3人座っても安定感があります。カラフルなので、子ども達も喜びそうです!
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑭
ハンモックチェアからおすすめをご紹介します。
ムラブリ ハンモックチェア
タイの少数民族ムラブリ族の職人が、ソフトアクリルの素材で丁寧に編み上げたチェアは、とても細かな網目の為、伸縮性に優れています。速乾性もある為、アウトドアにも向いています。 バランスバーとキャリーケースがセットになっています。軽量なので持ち運びにも便利ですね。 フェアトレードの商品です。
アウトドアやキャンプにおすすめのハンモック⑮
最後に、自立式ハンモックチェアから1つご紹介します。
AZUMAYA ハンモックチェア
東谷 ハンモックチェア RKC-538BL
省スペースの組み立て式なので、アウトドアに持っていくこともできます。 室内でチェアとして置いてあってもおしゃれですね。 すっぽりと包みこまれるような座り心地の形状になっていて、長時間座っていてもリラックスできそうです。
まとめ
いかがでしたか? まだまだ紹介しきれていないハンモックは沢山あります。 好きな素材、サイズ、デザインの一枚を見つけて、青空の下、ゆらゆらとゆったりした時間をお過ごしください。
シングルサイズ