川釣りの万能餌ドバミミズとは何?
川釣りと言えばドバミミズです。このドバミミズは湿っぽい土の中などを好んで生息しています。川釣りではドバミミズが必需品ですのでこの記事では詳しく解説していきますのであなたの参考になれば幸いです。
川釣りで万能の餌!ドバミミズ
ドバミミズは川釣りの餌としてとても万能の餌です。日本では2種類のミミズが餌として使われています。一つは「キジ」と呼ばれているツリミミズ系の物と「ドバミミズ」と呼ばれているフトミミズ系の物です。一般的に釣具屋で餌として売られているミミズはキジと呼ばれるタイプで非常に安く手に入るタイプのミミズです。 一方ドバミミズはと言いますと市場にはあまり流通していない為に非常に価格が高価であるがウナギやナマズ釣りなどには非常に効果的なためにウナギなどを釣る時には非常におすすめの餌となります。
ウナギを釣るにはドバミミズが最適!
ウナギ釣りではドバミミズは欠かせない餌になります。 ではなぜウナギ釣りでドバミミズがいいのか2つのポイントを紹介したいと思います。
ポイントその1 ドバミミズの集魚力
まずはその匂いになります。ドバミミズの体液は強い臭いを発しますのでその匂いの釣られてウナギを引き寄せます。 餌としても万能ですが集魚力もあるのでウナギ釣りをする際には必ず持って行きましょう。
ポイントその2 ドバミミズを針につける時に
次はエサの大きさになります。ドバミミズは小さい物でしたら2,3匹まとめて針につけてください。 逆に大きい物は何センチの物もいますのでその様な場合は半分に切って使うようにしましょう。 ウナギの口自体がそこまで大きくありませんのであくまでもウナギが食べやすい大きさを意識して餌をつけましょう。
ウナギを釣る時のコツを3つご紹介
ウナギを釣る時には3つのコツがあります。順におって紹介していきますので参考にしてみて下さい。
ウナギを釣る時のコツその1 時間帯
ウナギは夜行性で昼間などは岩陰・穴の中・もの中などにじっと隠れています。 餌を食べ始めるのが薄暗くなった夕方あたりからになりますので釣りをするならその時間帯から釣りを始めましょう。
ウナギを釣る時のコツその2 釣る場所
ではどこで釣るのがいいのかと言いますと岩や藻などの障害物の周りには逆にいなくて餌だまりとなりやすい流れ込みや潮目などを探してそこで釣りましょう。餌を付けてあとはあたりを待つだけです。
ウナギを釣る時のコツその3 アワセ方
当たり方は竿先をクックッっとつつく感じやいきなり竿をグッと抑え込むパターンがありますのであたりに合わせて針をしっかり食い込ませましょう。タイミングが悪いと針が抜けてしまいますのでタイミングの見極めが大切です。 食い込みが悪い時には糸を少し出して送り込み、強い当たりが来た思いっきりアワセを入れましょう!
ウナギが釣れたらどうする?
ではここからウナギが実際に釣れてからどの様にしたいいのかをご紹介しますので参考になれば幸いです。
ウナギの取り方
ウナギが釣れたら基本時に取り込みは抜きあげます。 この時にタモなどを使う事があると思いますがこの時に使うタモは目の細かいタモを使うようにしましょう。そうでないとタモの目からウナギが逃げてしまいますのでウナギよりも目の細い物を使いましょう。 タモへ入れる時ですがハリスをもってぶら下げた状態で網の中に入れます。
針を外すときに気を付ける事
頭だけを網の口元にだしてそのまま針が外せるならそのまま外してください。ウナギが針をのみこんでいたら引っ張って抜こうとせずにハリスごと切ってください。無理やり針を引き抜こうとするとウナギに傷を与えてしまいますので気を付けてください。 ウナギは知っての通りヌルヌルしますので針を取る時には軍手などを使うと便利ですので軍手を一つ用意しておくと便利です。
ドバミミズを針につける時のコツ
ドバミミズはヌルヌル動き回って針にさしにくいですよね。 ドバミミズを針にさす時にちょっとしたコツがあるのですがそれは「軍手」を使う事です。 使い方としては利き手ではない方の手だけ軍手を付けます。そして軍手を付けているてでドバミミズを掴み利き手の方で針をドバミミズにさします。 この時に軍手をはめる手を間違えてしまうとドバミミズはヌルヌルするし、軍手が邪魔で針がさしにくいですのでくれぐれも軍手をはめる手を間違えないようにしてください。
ウナギ以外のドバミミズで釣れる魚をご紹介
ウグイ
ウグイは日本のどの地域の川にも生息している魚になります。初めて川釣りをする方でも簡単に釣れる魚として有名です。この魚もドバミミズでよく釣れます。
ヤマメ
ヤマメは標高の高い山の渓流などの生息しています。特徴としてパーマークと呼ばれる小判型の模様が体側にあります。この魚もドバミミズを餌としてよく釣られています。
イワナ
イワナは川の最上流部にすむ魚です。人がほとんど入らず源流が残っている綺麗な川に生息しています。 この魚は警戒心が強いので釣るのが難しいとされています。毛バリなどで釣るイメージがありますが最初はドバミミズなどの釣りやすい餌で釣りましょう。
ブラックバス
ブラックバスはルアーで釣るイメージがありますがブラックバスもドバミミズで釣る事が出来ます。 ブラックバスのいる湖・池・川などの周辺でドバミミズを捕まえてそのまま餌にして釣っている方もいます。ルアーで釣れない場合はこの万能餌を使ってみてもいいですね。
ブルーギル
ブルーギルもブラックバス同様にドバミミズで釣れる魚です。使う際には少し小さめにして使いましょう。
フナ
フナは川や用水路によくいる魚です。川でよく釣れる魚の一つでもあるフナですがよく食べる餌はやはりドバミミズです。
コイ
川釣りの王様コイですがこの魚もドバミミズが大好物です。ドバミミズは食い込みもよくコイ釣りには持って来いの餌です。
ドバミミズはどこにいる?ドバミミズの居場所をご紹介
ここからドバミミズの居場所をご紹介していきます。ポイントを押さえてぜひドバミミズを見つけましょう!
釣具屋
ドバミミズの居場所とは少し違いますが必ず手に入る所です。 ドバミミズは見つけて必ず手に入る物ではありませんので万が一見つからなかった時の為に釣りに行く前に釣具屋さんで購入していく方がおすすめです。
林や公園の北側
ドバミミズは日光や高温で乾燥した場所が苦手なためにこの様な少しじめじめしている居場所を好んで生息しています。 南側よりも北側の方が日光が直接当たりにくいので北側にいる事が多いです。また日陰や湿度が高そうな居場所を探すとよく見つける事が出来ます。
湿った落ち葉や枯れ木の下
湿った落ち葉や枯れ木の下にはドバミミズがいる可能性が非常に高いです。 この様な場所はドバミミズにとって餌となる落ち葉や枯れ木がありますし適度な湿気もありとても居心地のいい場所ですのでこの様な居場所が一番いる可能性が高いです。
ポイントは?
ポイントとしては初めは落ち葉の表面や枯れ木自体をどかして探しましょう。基本的には落ち葉や枯れ木の下にいる事が多いです。 それでもいない場合は土の表面から5cm程度の深さで探しましょう。ドバミミズはあまり深い所にはいませんので浅く広くで探していきましょう。
U字側溝の中
U字側溝のなかには落ち葉などが落ちていることが多く、又適度に水が流れていますのでドバミミズに必要な水分がある事からドバミミズが好んで生息している場所になります。 この様な場所はあまりいないだろうと思う人が多いですのであまり探されませんがここにいる可能性も非常に高いですので必ず探すようにしましょう。
探し方は?
探し方としては簡単で溝に入っている落ち葉を念入りに探しましょう。ポイントとしては少し落ち葉が腐りかけているような所がいいです。長い時間そこにあるから落ち葉が腐っているのでその下にいる可能性があります。 それでもいない場合は溝の周りの土の部分も探しましょう。溝の周りの土は水分の量が多いですのでドバミミズがいる最適な環境がそろっています。ですので溝の中と溝の周り、この2か所を徹底的に探していきましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか? ウナギ釣りなど川釣りをする時に大変重宝する餌ドバミミズですが人気のあまりなかなか見つけるのは難しいかもしれません。 特にウナギを釣るなら必ずと言っていいほど必要になってくる餌になってきますので大物のウナギを釣るなら必ず用意しておきたい餌です。 ドバミミズが好む環境のポイントを押さえれば見つからない事はありませんので頑張ってドバミミズを見つけて川釣りを楽しみましょう。