プロマリン PG 極光テトラDX 110H
タカミヤ H.B CONCEPT さぐり小僧III 120
プロマリン PG テトラ大物EX 120
H.B CONCEPT さぐりカサゴV 120
プロトラスト テトラファイター 120H
シマノ 21 アドバンス 170
OGK テトラスポット5
プロトラスト トリックマスターカワハギ 170cm
ダイワ 21 カレイ X 82-160
アブガルシア マルイカ 黒船 KMIC-150XUL
人気の穴釣りとは
穴釣りとは、テトラポッドや岩場の隙間に潜んでいるロックフィッシュをターゲットにした、人気の釣り方です。なんでそんなところに魚が?と思われる方も多いでしょう。
実はテトラポッドの穴釣りは、多種多様な魚が釣れる釣法です。また、身近で手軽な奥の深い釣り方でもあります。一体どんな楽しみ方があるのか、ロッドをはじめとするタックルにはどんなものがあるのか、楽しみながら見ていきましょう!
こんな自然な岩場も、人気の釣り場です。新しく造成されたテトラは、あまり魚が付いていない場合が多いですが、自然な岩場は魚が付いている可能性大です。
穴釣りが人気の秘密とは
人気の理由その1. 釣り方が簡単
穴釣りは、シンプルで楽しい釣りです。魚がいそうな穴に仕掛けを落とせばいいだけですから、非常に簡単です。そこが人気の理由となっています。魚が居そう?一見そうは見えませんが、数々の美味しいお魚が潜んでいます。魚は上から落ちてくる餌に弱い習性を持っているため、その習性を活用した釣りともいえます。
人気の理由その2. タックルがシンプル
穴釣りでは、タックルがシンプルなケースが多いです。ロッドもあまり長いのを使うと使い勝手が悪いので、ショートロッドなどで仕掛けも引っ掛けてしまわないように、シンプルなものを使います。それぞれの場所に合わせて、タックルを考えるのもまた穴釣りの楽しいところです。
こんなにいる、穴釣りで釣れる7種類の魚達
穴釣りで釣れる魚は、実はこんなにたくさんいます。穴釣りの目的は釣りの楽しさも充分にありますが、何といっても、釣れる魚の美味しいことがあげられます。なおかつこんなに魚種が豊富とは?釣りを長年やっている人でも、意外に知らない事実かもしれません。
1.カサゴ(アラカブ・ガシラ)
言わずと知れた穴釣りのスター、カサゴ君です。手軽に釣れる割には、引きが乱暴で、竿先を一気に持っていく釣り味が堪りませんね。料理としては、よい出汁が取れるため、味噌汁が定番ですが、刺身や煮つけ、酒蒸しも捨てがたいですね。
カサゴといえば味噌汁です。濃厚な出汁が出るため、定番の調理方法です。穴釣りでは、よいポイントを見つけるとカサゴが釣れるケースが多い気がするので、こう言った簡単な調理方法があるのもよいですね。
カサゴは唐揚げも美味しい料理です。カラッと揚げれば、骨までサクサク食べられます。個人的にはすごくおすすめです。
2.マハタ
穴釣りでは、こんな高級魚も釣れます。主に小型ですが、ずしっとした引きで楽しませてくれます。ハタ類は他のロックフィッシュと違い、小さいが鋭い歯があるため、取り扱いには少し注意を要しますよ。
3.アコウ
別名キジハタともいわれるハタの仲間です。超高級魚で、スーパーでは見かけない、料亭専用のような魚で刺身が大変美味です。地方によっては幼魚の捕獲が制限されているほどの貴重な魚になります。これも同じく、穴釣りだからこそ、たまにお目に書かれる高級魚です。
4.アイナメ
アブラメともいわれ、カサゴより強い引きをする魅力的なターゲットです。白身のしっとりとした身は、刺身が絶品ですね。
5.タケノコメバル
タケノコメバルも、太めの胴体のため引きが強く、楽しめるロックフィッシュです。身は淡泊な味わいが特徴です。
6.ムラソイ
穴釣りで意外に人気がそれほどないムラソイですが、白身の上品な魚で煮つけ、刺身、唐揚げになんでもあう美味しい魚です。
7.ガザミ
魚以外にもガザミなどの蟹も当たって来ます。特に魚の切り身が好物のようです。意外にビッグサイズがあがることもあります。ゆっくりとラインを引いたり戻したりするアタリです。口にフッキングしているわけではないので、取り込む際によく落ちます。ガザミが多いようであれば、玉網が必要ですね。
穴釣りの釣り場の特徴と2つのポイント
主戦場はテトラポッド
穴釣りの主戦場は、テトラポッドです。テトラポッドとは、岸壁や堤防を波の浸食から守る働きがある海岸の設備です。波止際に積み上げられるため、その隙間が魚の住処になり、穴釣りが可能になるのです。
無造作に置かれているテトラポッドですが、この無造作こそが数々の複雑な空間(穴)を生むことになり、ロックフィッシュたちの住処になるのです。
ポイント1. 穴釣りのねらい目
狙う穴は、暗くて、狭くて、深い穴が理想です。しかし、狭いと根掛かる可能性が高いのが困りますが(-_-;)
テトラの先が交差しているところは、必ず落としてみましょう。穴が海底の奥深くまで通じていれば、さらにチャンスです。
穴の間にさらに海水の濃い部分があります。これがねらい目です。深い穴である証拠です。海底に通じている場合もあります。
穴釣りのポイントは、中層から海底まで結構いろいろなところにあります。メインは海底ですが、その途中の変化があるところに魚は潜んでいます。
まさかこんな穴に魚がいるわけない!そんな穴が一番怪しいですね。全てきっちりチェックしていきましょう。
ポイント2. テトラの穴の深さと場所が重要
穴釣りでは、できるだけ深い部分まで探りましょう。深く探れば探るほど、チャンスが広がります。どの穴にロックフィッシュが潜んでいるか、楽しみですね。
ロックフィッシュがよく釣れる穴があります。それを知っていると知らないとでは、釣果に大きく差が出ます。よく釣れる穴は、まるでロックフィッシュのマンション状態です。一方いない穴には全くいません。釣り場を熟知しているというのは、どんな釣りでも有利ですね。
※根掛かり対策も大切!
穴釣りは根掛かりが宿命です。狭くて深そうな穴を中心に狙うためです。根掛かった場合は無理をせず、一旦ラインをたるませた後、少し移動してしゃくってみましょう。案外外れる場合があります。また、ラインを強く引っ張り、その後パッと離すと外れる場合があります。針の金属としての反発力を応用した方法です。
穴釣りにおすすめの人気仕掛け 4種類
人気の仕掛け1.【ブラクリ仕掛け】
穴釣りのタックルは、短めの竿に、リールはスピニングでもベイトリールでも、太鼓リールでも構いません。ロックフィッシュはあまり神経質ではありませんので、糸についても、ハリスを繊細にする必要もありません。
道糸直結でも構いませんし、道糸自体使い古した古い糸でも構いません(狙うサイズによって強度は必要ですが) 仕掛けのパターンとしては、「ブラクリ」といわれる、針と錘が一体化した仕掛けが一般的です。
ブラクリは、コマのような円錐形になっています。この形が絶妙で、狭い穴の奥の奥まで探ることが可能です。針のサイズと錘の重さで選びましょう。
ブラクリは、通常2~3個セットで販売されています。波が荒いときは重めのブラクリを使用します。穴釣りはブラクリのロストが激しいため、10個くらい準備しておくことをお勧めします。
ブラクリの先につける餌には、いろいろなものがあります。アオイソメなどの虫類、キビナゴ、サバ・イカなどの切り身がよく使われますが、魚肉ソーセージでも釣れるようです。メチャクチャ雑食ですね。キビナゴはチョン掛けもよいのですが、針が外れしやすいため、目から出して背中に刺しましょう。
魚の切り身は、皮側に針を出すようにしましょう。随分針外れが減ります。
切り身餌でおすすめなのが、「カツオのハラモ」。非常に餌持ちがよく、まず針が外れすることがない鉄壁の餌です。ボロボロになっても使い続けられます。少々お値段が張るのが玉にキズですが。
イカは何イカでも問題ありません。イカは餌持ちがよいので、ロスタイムが少なくて済みますね。
虫餌の代用品としては、パワーイソメもよく釣れます。餌持ちがよいので交換の手間が省けます。ある程度のたらしを出して根魚を誘いましょう。
ブラクリの先につけたワームにもガツガツ当たって来ます。ブラクリについてる針は大きくてもセイゴ針の12号くらいですので、フッキングが悪くなります。針とのバランスが重要です。
人気の仕掛け1.【手作り中通し仕掛け】
ブラクリ以外にも、中通し錘と針をつないだシンプルな仕掛けでもオッケーです。穴釣りは根掛かりが激しいため、こんなシンプルな仕掛けでコストダウンすることもできますね。しかし、仕掛けを穴の奥まで送り込むのは困難な仕掛けです。ハリスが少し長いため、根ズレや根掛かりをしやすいでしょう。
穴釣りは根掛かりの多い釣法です。必然的にブラクリの消耗も激しく、懐が痛みます。たる錘や丸錘を購入すれば自作できます。10個くらい作ると、既製品を購入するより安くできます。
鯉用の吸い込み針に使われている丈夫な糸などで、自己流ブラクリは簡単に作れます。アイナメ狙いでなければ、錘を塗装する必要もありません。錘を固定するには、ビーズや爪楊枝を使用します。
人気の仕掛け3.【ルアー仕掛け】
ロックフィッシュは、ルアーでも釣れる魚です。特にテールが艶めかしく震えるワームなどに、ロックフィッシュは堪らずヒットしてきます。選んだワームによっては、生き餌に負けないくらいの釣果を出してくれます。ワームは付け替えも少なくて済み、手返しが向上する便利なアイテムです。
大きなワームや太いワームの場合は、シンカーにバス用フックという組み合わせが釣りやすくなります。しかし、その場合は、必ずフックの先をワームの中に隠しましょう。根掛かり防止のためです。
人気の仕掛け4.【胴突き仕掛け】
少し水深があるところなどは、胴突き仕掛けもおすすめです。ふわっと水中でキビナゴなどの餌を浮かせておくと、ロックフィッシュの食欲を掻き立てます。
穴釣りロッドに合わる3つのおすすめリール
基本的にどんなリールでもこの釣りはできますが、穴に対して少しずつ落としていったほうが広範囲に探れます。そのため、小型のベイトリールや太鼓リールのほうが落としやすく、探りやすいでしょう。
1.太鼓リール
ミニの太鼓リールはおすすめです。落とし込む糸の長さは少ないので、このくらいで丁度よいと思います。穴釣りはテトラ帯を歩き回ります。テトラポッドを移動するときに、少しでも手の負担がないようにできますね。値段も割安です。
2.ベイトリール
ベイトリールも使いやすいですね。仕掛けを落とす位置を調整しやすいですし、テトラ帯の先に投げることもできます。あまり遠くには投げないので、ライントラブルもほとんど起きませんね。
3.スピニングリール
手軽に使えるのがスピニングのメリットですね。糸を出す量を調整しにくいのが難点です。落としていく途中のバイトが取りにくいのも惜しいところです。
穴釣りロッドに求められる3つの機能
ロッドはサイズや特徴、何が大事?
これまで見てきた穴釣りの特徴や、釣り場であるテトラポッドや岩場の現状を踏まえて、特にロッドに求められる機能を考えていきましょう。
1.穴釣り用ロッド・長さ/サイズ
穴釣りは、落とせそうな穴を探しながら、一日中テトラポッドの上を歩いていきます。落とせそうな穴かどうかは、近くまで行かないと分かりません。また、時にはテトラポッドの下まで降りて行って釣る場合もあります。そのため、取り回しのよい短竿が基本です。大体100~180cmくらいの竿が使いやすいでしょう。
テトラポッドはこんな感じですから、まずロッドに求められる機能としては「投げやすさ」というものは必要ありませんね。
窮屈そうにしていますが、足場の関係上、テトラでの穴釣りはこんなシーンもあります。気をつけましょうね。
テトラの穴だけではなく、テトラ帯の先の沈み瀬などにもロックフィッシュがいます。ここは少し長めの竿が活躍します。
2.穴釣り用ロッド・バットの強さ
ロックフィッシュは餌を咥えると、一目散に自分の穴に逃げ込もうとします。一旦自分のねぐらに入ったら、エラを張り抵抗します。
それをさせず、一気に引きはがすためには、短い竿であっても、ロックフィッシュのパワーに負けないバットの強さが必要になります。
3.穴釣り用ロッドの穂先・しなやかさと強靭さ
また、穂先は多少柔らかめが理想です。あまり柔らかすぎると、テトラポッドにぶつけて傷めてしまいますが、穂先が固すぎると最初のバイトがつかめず、あっという間に根に入られてしまうということがあります。
穴釣り用ロッドのガイドは、常に危険にさらされています。多少乱暴に扱っても壊れない頑丈さが求められる竿の種類ですね。
穴釣り用ロッド|ショートサイズロッドとは
ロッドはなぜショートサイズがいいの?
穴釣りでは数多くの穴に仕掛けを落としていきますが、「この穴にはいるかな」とか「根掛かりしないかな」という判断をしながら落としていきます。その際、目で見える穴には長い竿は使いづらいものです。必然的にショートサイズのロッドが有利です。
サイズだけじゃない、ロッドのタフさが重要
穴釣り用のショートロッドは、コストパフォーマンスが高いものが多いのでおすすめです。テトラポッドの上を長い時間歩いていると、竿の穂先をテトラポッドにぶつけたりして傷つけることも多い道具なので、タフさも大事ですね。
★穴釣りに人気のショートロッド【おすすめ6選】
サイズだけじゃない人気のロッドをご紹介
穴釣りでは、丈夫なショートロッドが重要であることをご理解いただけたと思います。最初に用意しておきたいショートロッドをご紹介します。
1.プロマリン 極光テトラDX 110M
プロマリン PG 極光テトラDX 110H
穴釣りロッドの定番人気商品ですね。頑丈で大型魚にも対応できます。ステンレスのむき出しガイドですが、余計に堅牢さを表しているイメージがします。一時期品薄になったほどです。取り回しがよいサイズもよいですね。
2.OGK テトラスポット5
OGK テトラスポット5
自重75gなので、手にしっくりフィットします。ネーミングに「テトラスポット」とあるように、テトラ釣りに最適な長さとパワーを兼ね備えた感度のよいロッドです。こちらはグラス製の振り出し竿で、収納時には半分程度の長さになり、便利に持ち運べます。
サイズは取り回しもよいサイズで、穴釣りがファッショナブルにできそうです。えび釣りや、岸壁沿いの探り釣りにも使えます。
3.振出さぐりさぐりカサゴV 120
H.B CONCEPT さぐりカサゴV 120
適度に張りがある本調子の穴釣りロッド。ほとんど持った感じがしないほどの軽量設計ですが、30cmクラスのカサゴはあげられるパワーを持っています。
4.タカミヤ(TAKAMIYA) H.B concept さぐり小僧III 120
タカミヤ H.B CONCEPT さぐり小僧III 120
先調子なので、すばやくロックフィッシュのアタリをつかめます。バットも強く、根から引き離すパワーも持っています。仕舞寸法が30cmというのは手軽ですね。自重も60gなのでバッグに入れてもほとんど気になりません。ワームがあれば、仕事帰りや出張先で手軽に穴釣りを楽しめます。
5.プロマリン(PRO MARINE) PG テトラ大物 120H
プロマリン PG テトラ大物EX 120
錘が30号まで使えるパワーを持った大型ロックフィッシュ専用ロッド。大型魚用のため、穂先はやや固め。
6.プロトラスト テトラファイター 120H
プロトラスト テトラファイター 120H
テトラに潜んでいる魚たちを、グラスソリッド竿先が感知して、強靭なバットパワーで大型魚も釣り上げてしまいます。テトラなどで穴うちするために作られたショートロッドです。
穴釣りの前打ちには船用・筏釣り用ロッドも有効
穴釣り用の竿は、専用の竿出なくても構いません。短めで、竿先が少し柔らかく、バットにある程度の強さがあれば、他の用途の釣り竿でも充分使えます。
穴釣り用ロッドは専用のもののほかに、船でのキスやカワハギ用の穂先が柔らかく、バットが強いロッドも向いています。
また、チヌの筏釣り用のロッドも穂先やバットの特性から穴釣り用に適しているといえます。
少し長めの竿は、特に前打ち的にテトラの前方を狙う際には威力を発揮します。テトラポッドの前方は足場のない場所ですから、こういう時は、150cm以上の竿が反対に威力を発揮します。
★兼用できるロッド編(ダイワ・シマノ) 【おすすめ4選】
サイズ、使い勝手がちょうどいい!人気メーカーのおすすめロッド
穴釣りを続けていると、自然に海岸線まで出てきます。海岸線に面したテトラこそおすすめポイントです。先頭にあるテトラの底は最も深く、ロックフィッシュが住み着きやすい場所なのです。
しかし、通常の穴釣り用ロッド(120cmくらい)では、足場が遠くて落とせない場合が多いようです。目の前においしいポイントがあるのにちょっと残念です。そこでおすすめしたいのが、ダイワやシマノが出しているロッドです。本来他魚種用のロッドが穴釣り用に兼用もできます。
1.ダイワ(Daiwa) カレイ X 82-160
ダイワ 21 カレイ X 82-160
テトラ手前の岸壁や、テトラの先の沈み瀬に、スムーズに落とせる長さのダイワ製ロッドです。穂先の柔らかさがロックフィッシュをしっかり食い込ませます。前打ちにも疲れない自重(89g)ですね。
2.アブガルシア マルイカ 黒船 KMIC-150XUL 8:2先調子
アブガルシア マルイカ 黒船 KMIC-150XUL
アブ・ガルシアの丸イカ用ロッドです。やや硬さがあるものの、先調子でイカが触ってもわかるほどの感度ですから、根魚のバイトは明確に捉えます。前打ちとテトラの穴打ち両方に使えるスペックですね。
3.シマノ アドバンス 21
※兼用ロッド
シマノ 21 アドバンス 170
シマノから販売されているロッドです。遠投としても利用できるので、遠くまで飛ばしたいという人におすすめ。大物が釣れることもあるので、ぜひこの機会にシマノのアドバンス21を購入してみてはどうでしょうか。
4.プロトラスト トリックマスターカワハギ
プロトラスト トリックマスターカワハギ 170cm
カワハギ釣り用ですが、先調子で感度がよく、食い込みがよいロッドです。ミニカサゴまできっちりフッキングできますね。
動画を参考におさえておきたい穴釣りのポイント
ロックフィッシュ(カサゴ)の捕食シーン
穴釣りロッドを使ったヒットシーン
※穴釣りは足場に注意
穴釣りは手軽に楽しめる釣りですが、釣り場としてのテトラポッドや岩場は危険もいっぱいあります。
穴釣りはテトラポッドの上を歩いていきます。最近はテトラポッドが巨大化したものや、頂点の部分が角張ったものも多く危険です。夢中になりすぎて滑り落ちないように、厳重に注意しましょう。
帽子またはヘルメットをかぶる・底が滑りにくい靴を履くこと・ライフジャケットの着用・ウエストポシェットなどを活用して、ブラクリなどの仕掛けはコンパクトに収納する。
餌などもコンパクトにベルトにつけられる餌箱を身につけておくと便利です。
こんな巨大なテトラは、一旦滑り落ちると引っ掛かりが無いため、海中に直接落下する恐れがあります。また落下した後、自力で脱出しにくい場合もあります。
最近は、特にこんな異形なテトラポッドも出現しています。そもそも、テトラポッドは波の力を弱め、岸壁や港を浸食から守るものですから、釣り人が文句を言えないわけですが、とにかく身の安全を守るための注意は厳重にしましょう。
足場が悪い場合は、小さいサイズのテトラに掴まりながら釣ると安全です。
穴釣りとおすすめロッドのまとめ
穴釣りの楽しさと、ロッドを中心としたおすすめタックルを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?穴釣りはとても取り組みやすい釣りです。
ロッドも専用のものから、お手頃価格のもの、他の釣り竿を兼用するケースまで、いろいろな選び方が可能な釣りです。是非ご自分のスタイルに合ったおすすめの1本を選んで、ロックフィッシュの穴釣りをもっと楽しんでいきましょう!釣行から帰ったら根魚の美味しい料理も堪能したいですね。
出典: http://hazeturi.blogspot.jp/2011/01/