ミノー コモモ SF ルアー
ベイルーフ マニック 95
邪道 ヤルキ スパークリング スーサン
メガバス(Megabass) ルアー X-80SW
デュエル(DUEL)ヘビーショット105mm
DUEL(デュエル) ソリッドバイブ65mm
スミス キャタピー
アーボガスト ルアー ジッターバグ
ポンパドールJr. 鯰カスタム
ザグナ ナマズモデル N-24
イブベイトカラー JPM ルアー
パラワーム カーリーテール
ジャッカル ワーム ペケリング 2.0インチ
メガバス(Megabass) ルアー POPX
ザクトクラフト ザグナ バスモデル
カウントダウン CD7 7cm/8g
クロダイ ソルトバージョン 2.8インチ
アクシオン95S アカキン
闘魂ジグ バックドロップ キャスティング 30g
アムズデザイン バイブレーション コウメ
夜釣りでルアーを使って魚が釣れる!
「ルアー」=「目を使って魚を釣る」 と考え、ルアー釣りは日中行うもので、 夜は、ルアーが見えず、魚は 釣れないと考えている方が多いと思います。 しかし、魚は、いろいろな感覚で 餌を探し、捕食しています。
側線、聴覚、嗅覚、もちろん視覚も使って 餌を探しています。 視覚も、人間が思っているよりも魚は 優れており、月明かり、街灯の明かりなどで ルアーを見ることが出来ます。
そういう魚の感覚にルアーを認識させ、 夜でもルアー釣りで魚を釣ることが出来ます このページでは、魚の生態や感覚などの 出来るだけ、科学的風に(笑) ナイトルアー釣り、仕掛けを紹介したいと 思います。
【夜釣り】ナイトルアーで魚を狙う!【シーバス編】
ナイトルアーと言えば「シーバス」です! もともと、シーバスを狙ったルアー釣りは ナイトゲームから始まりました。 それほどナイトルアーはシーバス釣りに 向いています。 それでは、ナイトゲームでのシーバス釣りを 紹介していきます。
夜のシーバスの生態とルアーの関係
シーバスの捕食方法とルアー
シーバスは、夜、表層に上がってきた小魚を 捕食します。 なので、主に表層をリトリーブ(ただ巻き) して、シーバスを誘います。
↓の動画のように、表層を泳ぐミノーを使い 水面に波を立てます(引き波)
なので、主に表層をリトリーブ(ただ巻き) して、シーバスを誘います。 昼でも、夜でも、この基本形は変わりません このパターンは、ベイトの種類が イワシやボラなどの表層を泳ぐ魚の時に 有効です。 ↓は、ボラが水面を泳いでいる動画。 引き波に注目してみてください。
カメラが近くて、波が観察しづらいですが、 一応、波が立っているのが分かります。 このような表面を泳ぐ小魚を食べる シーバスを狙います。
表層だけでなく、中層も攻めてみよう!
またシーバスは、表層だけでなく、 中層やボトム付近に生息するベイトも 捕食します。 ↓の動画は、夜に活発に活動し、 主に中層~底層に生息するハタンポ系 小魚を捕食するシーバスの動画です。
動画を見ればわかりますが、 中層やボトム付近のベイトは、 逃げ方が表層と異なり、シーバスが近づくと ダッシュで逃げ、離れるとサスペンド状態 もしくは海底で静止することが多いです。 ルアーアクションでいうと、 「トゥイッチ」の 静止状態がチョイ長めです。
また、イメージしやすいのは、黄金伝説で お笑い芸人が素潜りで夜、魚を突く時、 魚を追いかけ、追いついては、逃げられ、 みたいな感じです。 ルアーアクションでいう所の ストップ&ロングゴーですね。
基本的にはリトリーブでシーバスを誘い シーバスがミノーについてきたら、 トゥイッチやジャーク後に、ストップ。 で食わせます。
なので、仕掛けは、デイゲームと少し違い 使うルアーは、アクションしやすい ミノーを使います。 浮力はサスペンド~スローシンキングを 使います。 (水深に応じてシンキングでOK) この時のベイトの種類は、ハゼや、その他 小魚系(ハタンポ類や底物魚の稚魚など) シーバスから逃げるベイトを イメージしてアクションさせます。
水深のあるポイントのシーバスを狙う
寒い時期、沖合の底に潜むシーバス 寒い時期には、シーバスは水深の深い 海底へ移動します。 なので、そういうシーバスを狙う仕掛けは、 遠投できるメタルジグやバイブレーションを 使わなければなりません。
おすすめの夜釣りシーバス用ルアー6選
表層系でおすすめのルアー
シーバス向けのルアーを 多く制作しているアムズデザイン(アイマ) のコモモシリーズが 使いやすく、おすすめです。こちらを含めた数種類をご紹介していきます。
①コモモシリーズ
ミノー コモモ SF ルアー
他に、表層系ルアーでは、 アムズデザインのコモモルアーです。カラフルなカラーが特徴的で、重量は16gとなります。主にシーバス釣りのルアーとして使われていますが、もちろんほかの用途で使うことも可能です。
また、こちらのコモモシリーズは7gや12g、14gや26gなどの種類もあるため、自分の使っている釣り竿に合ったものを利用してください。しっかりと飛んでくれるため、遠くまで飛ばしたい人にもおすすめです。
②マニックシリーズ
ベイルーフ マニック 95
ベイルーフ マニック 95は、全長95mmのルアーで、重心固定・シンキングタイプとなっています。重量は8gと軽めで、シーバス釣りに最適。
陸からの釣りだけでなく、ボート場からの釣りでも使えます。新しいコンセプトを掲げて作られているため、デザインを中心にルアーを選びたいという人にもおすすめなアイテムです。
③邪道シリーズ
邪道 ヤルキ スパークリング スーサン
初恋やお茶、フラッシュバックなど、変わった名前の多いシリーズです。多数デザインが用意されているので、気になるという人はシリーズでいくつか種類を集めるのがおすすめ。
大きな目が特徴的で、思わず愛用したいと思ってしまうはずです。全長7.5cm、重さ7gとなっています。止めている時も動きが最高なので、シーバス釣りを行う際は、ぜひいろいろな使い方を試してみてはどうでしょうか。
中層系でおすすめのミノー
X-80SWシリーズ
メガバス(Megabass) ルアー X-80SW
このルアーは、きちんとアクションし、 浮力もスローシンキングなので、シーバスに ミノーを咥えさせる時間を稼ぐことが出来ます。動画中の逃げ回るベイトを意識し、 アクションさせてください。
中層~底層狙いのおすすめルアー
①デュエル(DUEL) ルアー ハードコア ヘビーショット
デュエル(DUEL)ヘビーショット105mm
②DUEL(デュエル) ハードコア ソリッドバイブ
DUEL(デュエル) ソリッドバイブ65mm
ルアーが見えない夜でもアクションさせやすい、リップ付きシンペンとバイブレーションです。
ナイトゲームでは、特定のレンジでアクションさせるのは難しいですが、根掛かり回避機能が付いているので、底をとり、棚を計ることができ、表層、中層、底層の水深を知ることが出来ます。
カラーの選び方
ポイントによって、ベイトの種類は 変化しますが、大まかには下記の通りです。
①イワシ
②ボラ
③アユ
この3種類のベイトがいるかと思います。 これらのベイトに合わせたカラーを選びます ベイトが分からない、もしくはベイトが 余りいない場合には、パール系のカラーを 選びましょう。
沖合のポイントを狙う場合には、 メタルジグやバイブレーションを使います。メタルジグやバイブレーションは目立ちやすいため、釣りを楽しみたい人に最適です。
【夜釣り】ナイトルアーで魚を狙う!【ナマズ編】
ナマズも、シーバス同様、ナイトゲームの 代表的なターゲットです。 それは、ナマズが夜行性であり、 トップでも釣れ、ゲーム性が高いからです。 それでは、ナマズの釣り方を 見ていきましょう!
夜のナマズの生態とルアーの関係
ナマズは夜行性です。 なので、ナマズは、ナイトゲームの メインターゲットになっています。 ナマズをナイトゲームで釣る際に 一番知っておきたいナマズの生態は、以下にご紹介します。
まず「ナマズは視覚が弱く、聴覚が強い」 という点です。
次に、ナマズは田んぼの用水路といった 「水深の浅いポイントに生息しています」
この2点を考えると、ナマズのナイトゲーム に有効な仕掛けは、ノイジー系ルアーに なります。変わった形のルアーですが、浅瀬に最適なルアーだと言えるでしょう。
おすすめの夜釣りナマズ用ルアー4選
実績があり、ナイトゲーム初心者でも使いやすいノイジー系トップルアーを紹介します。それぞれ特徴が少しずつ異なるため、自分に合ったトップルアーを探してみてください。
①スミス キャタピー シリーズ
スミス キャタピー
全長54mmの小さめサイズのキャタピーは、可愛らしい形とカラーが特徴的です。フローティング ノンラトルタイプのもので、重量は10.5gとなっています。数種類あるので、自分に合ったものを探してみてください。
主に淡水や河川、湖沼などに生息するナマズを釣る時に利用されます。ゆるい動きが特徴的なので、水が止まっている水路でよくナマズが釣れると人気です。傷つきやすいデメリットがあるので、その点だけ注意しましょう。
②アーボガスト・ジッターバグ シリーズ
アーボガスト ルアー ジッターバグ
初めてナマズ用のルアーを購入するのなら、アーボガストのジッターバグがおすすめ。サイズは約5.08cm、重さは約6.4gで、フックサイズは♯6です。カラーやデザインは様々なので、お好みのものを探してみてください。
ソフトルアーとして人気で、淡水や湖沼、河川での釣りに最適です。代表格のものよりも少し小さいサイズで、ナマズ釣り以外にもバス釣りで大活躍してくれるでしょう。
③ポンパドールJr.鯰カスタム
ポンパドールJr. 鯰カスタム
全長66mmで重さが18gと、少し大きめで重たさもあるルアーです。大径球マグネット固定式重心移動を搭載しており、水に入れると大きく動き回るのが特徴的。販売時から人気なので、迷った人はぜひこの機会に購入してみてください。
ダブルフックを採用することで、障害物が多い場所でもナマズを釣りやすくなっています。水の中でも見やすい色となっているため、視認性を重視したいという人にもおすすめです。低速でも使いやすくなっています。
④ザクトクラフト ザグナ シリーズ
ザグナ ナマズモデル N-24
ザクトクラフトナマズモデルのN-24 グローレッドヘッドは、頭の部分が赤いのが特徴的です。コロンとした形はとてもかわいく、すでにナマズ用のルアーを持っている人にもおすすめとなっています。
全長60mmで、重さは17gです。実際に利用した人は使いやすいと評価しており、初心者でも扱いやすいアイテムと言えます。ナマズ釣りで困ったときは、ぜひこちらのアイテムをを購入してみてはどうでしょうか。
【夜釣り】ナイトルアーで魚を狙う!【アジング編】
アジもナイトルアー(ワームやメタルジグ) で狙うことが出来る魚です。 しかし、アジは基本的に昼行性の魚なので、 ナイトといっても、夕マズメや電灯の下など 比較的明るい時間や場所がポイントです。
真っ暗になると、ルアーが見えないのか、 時間帯なのか、アジが釣れる可能性は 低くなります。 なので、街灯周りのすこし明るい場所を 狙いましょう!
夜のアジの生態とルアーの関係
アジは回遊性の魚なので、仕掛けは デイゲームと少し異なり、 遠投できるメタルジグがいいです。 また、アジは昼行性の魚なので、夜目が あまり利かないと言われています。
なので、グロー系のメタルジグを使います。 アクションも、フラッシングという メタルジグをひらひらアクションさせ、 光をキラキラ反射させて、あまり夜に 目の見えないアジを寄せて釣ります。
ワームにもグロー系があるので、それを 使います。 こちらも、昼のアジングと 同じ様にアクションさせて釣り上げますが、 デイゲームよりも比較的軽いジグヘッドを 使い、ゆっくりフォールさせ、 アジが食らいつく時間を長くしましょう。
ジグヘッドにも、グローがちりばめられたヘッドや 蛍光塗料が塗られたヘッドがあると思います。 また、ジグヘッドの目の部分に、エギのように 蛍光塗料が塗装されているジグヘッドもあります。
個人的には、ワームをグロー系にすれば、 ジグヘッドはノーマルでもいいかと思います。 しかし、一度は、蛍光するジグヘッドを使ってみてもいいかもしれません。
おすすめの夜釣りアジ用ルアー3選
①ジグパラ マイクロ シリーズ
イブベイトカラー JPM ルアー
メタルジグといえばジグパラ。メタルジグの色は、グロー系を選びましょう! 遠投が出来るので、タックルボックスに一つは、メタルジグを入れておきましょう。 ボイルが遠くで起こった時にも、メタルジグがあれば、届くかも!!
②メジャークラフト パラワーム
パラワーム カーリーテール
蛍光塗料入りのワームです。 ジグヘッドを装着し、ゆっくりフォール、スローリトリーブを繰り返します ジグヘッドの重さは0.3~1gほど。 デイゲームと同じジグヘッドでOKです。
③ジャッカル ペケリング
ジャッカル ワーム ペケリング 2.0インチ
こちらも、グローワームです。 デイゲームと同じジグヘッドを装着して利用します。↓の動画を参照してください!
【夜釣り】ナイトルアーで魚を狙う!【ブラックバス編】
ブラックバスは夜行性と言われるほど、 夜でも狙うことが出来るターゲットです。 昼と同様の仕掛けで狙うこともできます。
夜のバスの生態とルアーの関係
バスは、夜目が聞くと言われています。 しかし、デイゲームよりも視力は落ちるので 波動系のルアーやワームを多く使います。また、ナイトゲームでは、黒いミノーや プラグの方が、他のルアーに比べ シルエットがはっきりし、バスに見えやすい と言われており、一昔にブラックカラーの ルアーが流行しました。
一方、あまり関係ないとも言われています。 私個人は、街灯元などの少し明るいところでは、 ブラックカラーの方が見えやすい と思います。
しかし、ブラックカラーでは、逆に不自然で 喰ってこない時があると感じますが、 ブラックミノーは、ナイトルアーするに あたって、一つはもっておきたいです。
また、魚のもう一つの感覚器である振動を 感じる側線へアピールするために、 クランクベイトやバイブレーションも 効果的です。
夜に研ぎ澄まされる感覚の一つが、聴覚です。 バイブレーションの音や、ノイジー系で、バスを引き寄せましょう!
おすすめの夜釣りバス用ルアー2選
①メガバス(Megabass) ルアー POPX
メガバス(Megabass) ルアー POPX
夜にポッパーを使い、音でバスの存在を知るのは、とても面白いです。 夜中の静寂の水面に、ポッパーの静かなパシャパシャ音を切り裂くバイトの音は、一度聞くと、もうナイトゲームの虜になります。
②ザクトクラフト ザグナ バスモデル
ザクトクラフト ザグナ バスモデル
ノイジー系ルアーの代表格、ザクトクラフトのザグナのバスモデルです。 ナイトゲーム用のブラックカラーもあります!
【夜釣り】ナイトルアーで魚を狙う!【チヌ・クロダイ編】
チニングという釣り方、仕掛けがあるほど、 チヌはナイトゲームでの好ターゲットです。 中でも、Mリグという仕掛けは、 最も知られたナイトゲーム界の仕掛けでは ないでしょうか。
そいういった仕掛けについても、 チヌのナイトルアーゲームについて 紹介していきます。
夜のチヌの生態とルアーの関係
チヌは、皆さんご存知の通り、 底物系の魚です。そして、1番知っててほしいチヌの習性は、 「甲殻類を好んで食べる」 ことです。
なので、上で紹介したナイトルアーゲーム とは異なり、海底を重点的に攻めます。 ミノー系、ワーム系のズル引きが 基本的な仕掛けです。 チヌ用の底ズル引き系ミノーには 音が鳴るものも多数発売されています
また、海底にいる餌を食べる魚は、 砂煙や濁りに強く反応します。 なので、底をズル引きした際に、ミノーや ワームが砂煙を多く作るようなものを 選びましょう!
↑車エビが、海底を走っています。 走る時には、砂煙を立てていません。 しかし、砂に潜る時などには、若干 砂煙が立っています。 こういった甲殻類の活動を、 視覚で感知(砂煙を発見)することで 餌を探しているのでしょう。
おすすめの夜釣りチヌ用ルアー2選
①ラパラCD7
カウントダウン CD7 7cm/8g
Mリグカスタムで使いましょう。
②ジャッカル ウェーバーシュリンプクロダイ 2.8インチ
クロダイ ソルトバージョン 2.8インチ
実績高いクロダイ用ワームです。 基本的にはジグヘッドを使い、ボトムを攻めます。 おすすめの使い方は、ジグヘッドを若干重くして、底をズル引きです。 おすすめの仕掛けは、ジグヘッドをつけずに、スナップにナス型おもりの0.3~1号をつけ、オモリなしのフックをつけます。
そして、海底ををズル引き!!します。 ルアーは見えないかもしれない。 見えないかもしれないからこそ、砂煙を長く作り、チヌの活性を高めよう!
1:59から、梓リグという底物系にとても有効な仕掛けの作り方の紹介です。 この仕掛けは、作るのが簡単で、かつ、よく釣れる仕掛けなので、ぜひ、チヌを狙う際には、この仕掛けを試してみてください!
こちらは、ジグヘッドを用いて、ウェーバーシュリンプをアクションさせている動画です。 細かく地面をたたき、チヌを誘いましょう!
【夜釣り】ナイトルアーで魚を狙う!【コチ・ヒラメ編】
ヒラメやコチは、フィッシュイーター ということもあり、ミノーやメタルジグを 使ったナイトゲームでも釣ることが出来ます。
また、ナイトゲームでは、大型のヒラメ、 コチが狙えるのも、この釣りの魅力です。
頭だけで、少なく見積もっても10cmはあるマゴチです。 ナイトゲーム、ワーム(ウェーバーシュリンプ)を使っての釣果です。
一度、ポイント、釣り方、 適切なルアーの色やサイズを 選ぶことが出来ると、比較的簡単に、 短時間で釣ることが出来ます
夜のコチ・ヒラメの生態とルアーの関係
ヒラメやコチは、強力なフィッシュイーター なので、サーフでのナイトゲームでは、 表層を意識して基本的にミノーで攻めます。
表層を攻める時には、ルアーの色は、 パール系の色を主に使います。
その理由として、ヒラメやコチが狙う ベイトは表層に上がってきた魚などの 回遊魚なので、白系の色の魚を好んで 食べるからだと思われます。 ルアーアクションは、スローリトリーブ (ただ巻き)で大丈夫です。 弱っている魚を演出しましょう!
底のズル引き系
次に有効なのが、底をズル引きする 釣り方です。
この釣り方では、主に、海底の底生生物を 演出し、コチに有効です。 ヒラメ、コチともに、海底でじっと 獲物が目の前を通るのを待ち構えています。
この釣りは(ルアーフィッシング全般に言えますが) 広く探っていくのが、ヒラメやコチを釣る コツです。 フットワークを軽くし、釣れなければ次の ポイントへ向かいましょう!
おすすめの夜釣りコチ・ヒラメ用ルアー3選
①DUO ビーチウォーカー アクシオン シリーズ
アクシオン95S アカキン
デュオのルアー ビーチウォーカー アクシオンは、初心者でも手軽に買えるのが特徴的。サイズは30gで、全長が95mmとなっています。下記で実際に使用している場面が動画になっているため、ぜひ参考にしてみてください。
②闘魂ジグ バックドロップ キャスティング
闘魂ジグ バックドロップ キャスティング 30g
このメタルジグは、スロージギング用のメタルジグです。 スロージギングは、基本的に、船からメタルジグを使って行いますが、水深の深いポイントなら、このバックドロップキャスティングのメタルジグを使って、ヒラメをスローアクションで誘いましょう!
③アイマ コウメ シリーズ
アムズデザイン バイブレーション コウメ
このバイブレーションは、とてもよく作り込まれています。 よく泳ぎ、よく飛び、引き心地もスムーズなスペックが高いバイブレーションで、ヒラメ、コチ以外にも、シーバス、チヌ、青物など、いろいろターゲットの釣りで用いられ、実績があります。
バイブレーション系が一つ欲しいと思っている方は、このアイマのコウメシリーズがおすすめです。 ひとつ次元の違うバイブレーションを味わって下さい!
【魚の生態】について
魚の体内時計と夜釣り【日中と夜中】
殆どの生き物は、体内時計を持っており、 生活のリズムには、日周性があります。 大まかに、日周性の違いで動物を2つに 分けると、昼行性と夜行性に分かれます。
夜行性動物の特徴
夜行性の動物の特徴は、「視覚」以外の 器官を大きく発達させている所です。 しかし、魚は、餌が限られているので、 そのエサの活動に合わせて、昼夜の両方で 活動しなければなりません。
殆どの魚で、音(内耳、側線)、嗅覚が 発達しているのは、そのためかもしれません。夜は、可視光線(目に見える光)が薄いので どうしても、視覚以外の感覚や、 色は識別できないが、光の強さを特に 見えるようにすることで、夜でも目が利きます。
昼と夜の魚が釣れる夕マズメ、朝マズメを狙う
魚にも、夜行性、昼行性がいますが、 その両方の魚が活動する時間帯が、 夕マズメと朝マズメです。 景色もよく、癒されますね!
この時が、魚の活性が高く、狙い目と 昔から言われています。 出来れば、ナイトゲームは、この夕マズメ からスタートか、朝マズメまで釣りを続ける かで、マズメ時に竿を出したいです。
海の生物の日周性と夜釣り【被食者(ベイト)】
夜の特徴と言えば、ベイトが表層に 上がってくることです。 では、なぜベイトが表層に上がってくるのか それを明らかにしていきましょう!
あまり目が見えない夜に、わざわざ表層へ 上がってくる理由を解説します。
①海の生産者「プランクトン」の上昇
夜になると、ベイトのエサとなる プランクトン類が表層に上がってきます。 このプランクトンは、主に動物プランクトン です。 このプランクトンを食べに、ベイト類が 表層へ上がってくるのです。
では、どこでプランクトンが表層へ 上がってくるのか?
夜でいえば、街灯などの下に集まります。 それを食べに大型魚が 集まってきます。
魚の捕食の仕組みと釣り方【ルアーの動き】
ルアーの動きと、魚の捕食の関係ですが、 これは、よくルアー釣りでいわれる、 「ミノーやバイブレーションなどが作り出す 波動を魚が感知し、捕食行動に入る」 という人間の目では見えない(見えづらい) 効果があります。
そして、奇妙な動き(くねくねとした動き) は、魚の視覚に直接アピールします。では、ルアーが直接見えない(見えづらい) ナイトゲームでは、一体どのようにして 魚にルアーの位置を感知させることが出来る でしょうか?
①波動(振動)
しかし、波動(振動)でアピールできるのは、 魚のすぐ近くだけです。
波動(振動)で魚にルアーを感知してもらう には、魚のすぐそば、大きくても、体長の 数倍程度だそうです。
詳しくは、↓の本を参照ください。 難しいですが、とても釣りが楽しくなりそうな知識がたくさん詰まっています。
魚類の聴覚生理
近くの図書館などにもあるかもしれません。
②エサの周波数に特異的に反応する。
魚は、目の見えない夜でもなぜ効率よく 餌を探せるのでしょうか? 答えを断定することは難しいですが 側線機能、嗅覚の発達を考えれば、 夜は目よりも他の器官を 用いてる事が分かります。
例えば、テッポウエビなどは、干潟へ降りると、 パチンパチンという音を鳴らしているのが分かります。
そして、一番重要なのが、 魚は 「採餌する魚や甲殻類の遊泳に伴う振動数に 特異的に反応する。」 所です。
↑の動画は、エビ、イワシ、ボラの稚魚が泳ぐ様子です。 これらのベイトが泳ぐときに発生する振動が、魚を誘います。 とくに、ボラの稚魚が泳ぐ様子は、シーバスでよく用いられている コモモシリーズの小さく揺れるアクションに似ています。
チヌなどは、甲殻類が発する振動数に、 また、スズキなどのフィッシュイーターは 小魚が発する特異的な周波数の振動に 反応すると思われます。 バイブレーションは、小さい青物系の振動に似ています。
こうすることで、目の見えない夜の採餌を 上手く行っていると考えられます。
そして、いろいろなる種類のミノーや バイブレーションを持つということは、 いろいろなベイトの遊泳時に発する周波数と 一致したミノー、バイブレーションを選ぶ 事が出来る確率が上がる。 ということになります。
なので、そういう意味でも、たくさんの 種類のルアーを持つ意味があります。
目の前にいるけれど、なかなか喰わない。 ナブラの音がするけれど、なかなか喰わない といった状況では、頻繁にルアーを変えて みましょう! 周波数が似たルアーを選べば、魚が食う 確率が上がります。
魚の視覚【ルアーの色】
魚は、人に比べ、多くの色を認識できる さらに、より細かく(繊細に)色を認識 出来ます。
それは、魚は、光線に対する受容体の 種類が、他の動物に比べて多いからです。
これは、魚の住む環境によるものと 考えられています。 透き通った水、濁って1m先が見えない ような水、明るい浅場、光が届きにくい深場 そういった多様な環境で見えない(づらい) 餌を見るために、こういった多くの種類の 光線受容体を持ったと考えられます。
夜はルアーは見えない?
猫やライオンが、夜行性でエサを夜探す様に 魚も夜獲物を探すことが出来ると思われます しかし、それには、最低限の光、人間には 真っ暗に感じるけれど、月明かりなどが あれば、魚は結構物を識別できるくらいには 目が見えると考えられます。
しかし、色に関しては、はっきりと 識別するのは難しいでしょう。 それは、色というのは、様々な光の波長を 異なる受容体で感じて初めて認識できるためです。
おそらく、光の弱い→光線の少ない夜では 色を識別するだけの光の強さが無いと 思います。 実際の所は魚に聞かなければなりませんが・・・
魚は、色を判別できず、シルエットで エサの位置を把握する という理由で、シルエットがはっきりと 見える黒いルアーがナイトゲームで流行りました。
個人的には、光の反射、音、動きが ナイトゲームには大事ではないかと思います。色々な仕掛けを試してみて、自分なりの 魚の生態の解釈を持ち、釣りを楽しみましょう!
魚の聴覚【ルアーが発する音】
魚の音に対する反応については、 あまりわかっていません。 しかし、産卵や採餌、縄張り争いなど 魚の生活において、音を使う場面は多く 存在します。
クマノミは、威嚇行動などをするときに、 音を鳴らします。
音で魚にアピールするならば、 バイブレーションや、中に玉が入っている ミノーやトッププラグを使いましょう。
バイブレーションや一部のミノーに トッププラグに搭載されているシャカシャカ 音が鳴る仕組みは、もしかすると、 魚に有効かもしれません。 また、振動と違い、音は結構な距離を伝搬 していきます。
なので、効果的に音を使うことが出来れば、 とてもすごい釣果が生まれそうです。
実際に、魚の群れを、音で制御することは 行われているそうですが、それがルアーに 科学的根拠に基づいた仕組みで搭載される 日が来るのでしょうか?
ナイトゲームはとてもスリリング!!
ナイトゲームはとってもスリリングな釣りです。 釣り自体、見えない魚、見えない海中、見えない環境を想像します。 さらに、ナイトゲームでは、ベイトも、海面の状況すら見えません。
釣りで大切な想像力をフルに生かして釣りをします。 そこで大事なのが、音で、ベイトが逃げる音、ベイトに魚がバイトする音、キャストする音、ルアーが着水する音、そういった音を頼りに釣りを行います。
いつも以上に音に気を配り、音に興奮し、魚を釣る。 ナイトゲームには、デイゲームとは違い、想像力と音に集中、興奮するエキサイティングな釣りなので、ぜひ、一度、魚が1匹つれるまで、やってみてください! ナイトゲームは楽しいです!!