ロゴス|ナバホTepee 300
コールマン|ツーリングドーム/LX
コールマン|テント 大型テント タフワイドドームIV/300
スノーピーク | アメニティドームM SDE-001R
ロゴス|テント neos PANELドゥーブル
まずはテントについて詳しく知ろう!
そもそもテントとは一体何でしょう。ざっくりと答えられる方は多いかと思います。 テントは木材や金属でできたフレームに、布地を張り付けた簡易住宅のようなものです。テントと言えばまず三角形をイメージしますが、実際はドーム型など、様々な形のものが存在します。 今回扱うのはオートキャンプ用テントと呼ばれる、現在では代表的なアイテムです。車に乗せて運ぶことが一般的なため、登山用などとは違い軽さはあまり重視されていません。 その代わりに居住スペースが広めに設計されています。また、キャンプでの時間を有意義に使えるよう、簡単に設営できるような工夫が凝らされています。
どんな種類のテントがあるの?
キャンプ用のテントには様々な形状のものが存在します。それぞれメリット・デメリットはありますが、基本的にはどれも使い勝手の良いものばかりです。
ドーム型テント←初心者キャンパーにおすすめ!
キャンプ用テントの中で、1番オーソドックスな形状のものがこちらのドーム型テントです。テントの中では最も人気があり、初心者キャンパーから上級者キャンパーまで幅広く愛用されています。 1番の人気ということで、コールマンやロゴス、スノーピークなどなど様々なアウトドアブランドで購入することができ、デザインや大きさも多様です。主な用途は寝室や荷物置き場で、リビングスペースはありません。したがって、リビング代わりとなるタープなどを別途購入した方が良いでしょう。 ドーム型テントの最大のメリットは、コンパクトに収納することができるという点です。さらに比較的軽量のものが多いため、車の荷室が心もとないときなどは本当に役に立ちます。 ドーム型である利点として、横風を逃がしやすいといった特長も挙げられます。せっかく設営したテントが風に飛ばされるとテンションが下がりますよね。また、他の種類よりも設営が簡単なので、万が一飛ばされることがあってもすぐに設営し直すことができます。
ロッジ型テント
ロッジとは、山などにある簡易宿泊所のことです。その名の通り、ロッジ型テントは寝室、リビングスペースを別々に確保しているため、上記のドーム型テントとは居住性が段違いです。 高さがあるため、テントの中で腰を曲げることなく直立することができるのはありがたいですね。 基本的に広く大人数のときに使用するため、設営自体は難しくありませんが、収納の際はその広さが仇となり、片付けが大変というデメリットがあります。しかし、みんなで協力すれば一人あたりの負担は減りますし、何より楽しいので気にする必要はないかもしれません。 また、大きさゆえに風が直撃するという欠点もあるので、そこは注意が必要です。
ツールーム型テント
ツールーム型テントは、ドーム型テントにリビングスペースを追加したテントです。ロッジ型テントのような広々としたリビングスペースはとても過ごしやすく、居住性もばっちりとなっています。 テント内部と外部を完全に遮断できるタイプであれば、虫の侵入を防ぐことができますし、何より悪天候でも気にせずリビングスペースで食事などができるのは魅力的です。 ツールーム型テントの利点はロッジ型テントと同様ですね。 逆に欠点もロッジ型テントと同様で、サイズが大きいので重量があります。そのため、設営時や収納時は一苦労することに。また、設営に関してもドーム型と比べると複雑に感じてしまいます。
ワンポール型テント←初心者キャンパーにおすすめ!
レトロでおしゃれな見た目が可愛いワンポール型テント。ロゴスブランドの商品が代表的です。 中央に1本のポールがあり、それがテントを支える支柱となっています。他に骨組みはなく、あとはペグで止めたロープで支えています。 ロッジ型テントには及びませんが、ワンポール型テントの中心付近には高さがあるので立つことができます。リビングスペースはありません。 余分な骨組みがないので、軽量コンパクトで収納もらくらく。 デメリットを挙げるとすれば、ワンポール型テントは設営する場所を選ばないといけないという点です。テント自体を支えるものが中央のポール1本しかないので、傾斜のある場所や、ペグ打ちが困難な場所(地面が固いところや、逆に抜けやすいところなど)では設営が難しくなります。 その点さえ頭に入れておけば、設営も簡単で初心者には扱いやすいテントです。
初心者必見!はじめてのテントの選び方
テントの選び方で注意することは山ほどあります。その中でも最も重要になることが、予算と人数(テントのサイズ)、耐水圧です。 今からひとつひとつ解説していくので、テントの選び方で迷っている初心者キャンパーの皆さんは、しっかりと目を通してくださいね!
人数にあったテントのサイズを選ぼう!
まず確認しなければならないのは、皆さんが何人でキャンプへ行くのかということ。家族と行くのか、それとも恋人と行くのか、はたまた友達と複数人で行くのか。そこがハッキリしていない人は、テントの選び方を知る前にしっかりと人数を定めましょう。 さて、人数が決まったらいよいよテント選びです。テントには1~2人用、2~3人用などあらかじめ定員が定められています。 基本的には、実際にキャンプへ行く人数+1名のサイズをチョイスすることがポイントです。そうすると、ゆったりとした空間を快適に過ごすことができます。 家族や恋人ならともかく、友達とべったりくっついて寝ることに抵抗がある人もいるかと思います。また、家族や恋人同士でも、夏場などはテント内がとても蒸し暑くなるので、気をつけてサイズ選びを行いましょう。 逆に言えば、冬場は寒くなるからくっついて寝るという選択もアリです。キャンプに行く季節も頭に入れて、しっかりと吟味していきましょうね。
おすすめの耐水圧は?
耐水圧。なんだか聞きなれない言葉ですが皆さんは知っていますか? 耐水圧とは、簡単に言えば生地表面がどのくらい水漏れを耐えられるのかを示したもので、テントを選ぶにあたって必ずチェックしておくべきポイントです。 テントの耐水圧は1,000mm以下から10,000mm以上まで幅が広く設定されていますが、1,000mmだからと言って性能が低い訳ではありません。耐水圧が1,000mmのテントでも、普通の雨であれば十分に耐えることができます。 しかし、大雨が長時間続くようなことがあれば、1,000mmという耐水圧は不十分です。せっかくの楽しいキャンプが雨漏りのせいで最悪の思い出へと変わらないよう、十分な耐水圧の性能を持ったテントを選びましょう。 ただ、耐水圧は高ければ高いほど良いというわけではなく、耐水圧が高いということはそれだけ何も通しません。つまり、耐水圧の高いテントは雨漏りしないだけでなく、通気性が悪いということです。 雨風を通さないので冬場は寒くないですが、夏場は結露やムシ暑さの原因となります。耐水圧は高くても低くても一長一短なので、季節やどこに重点を置くのか、その辺もしっかりと考えたいところです。
はじめてのテントは良いモノを選ぶことをおすすめします
キャンプは必要になるものやブランドアイテムがたくさんあるので、どうしても初期費用が高くなってしまいます。その初期費用、できれば安く抑えたい気持ちはわかりますが、テントの選び方で大切なのは良いものをチョイスすることです。 予算を抑え過ぎたあまり、間違った選び方をしてしまって中が窮屈になってしまったり、耐水圧が低すぎるせいで雨風が侵入してびちょ濡れになったりと、せっかくのキャンプを快適に過ごせません。 はじめてのキャンプが失敗に終わってしまうと、次回以降、キャンプへの意欲が削がれてしまい、高いお金を払って準備したのに、結局一度しか行かずに終わってしまったというコースも考えられます。 そうなるともったいないですよ! キャンプ用品は耐久性が高く、長く使えるものが多いので、次回以降はとっても安く済みます。少し高いお金を払ってでも満足するものを購入して、キャンプを楽しむことが大切です。 最後に、少しでも初心者キャンパーの皆さんが大満足できるように、コストパフォーマンスの高いおすすめのブランドテントを紹介したいと思います。
おすすめテント その1 コールマン ツーリングドーム/LX
コールマン ツーリングドーム/LX 少人数でのキャンプには定番のテント。安心のコールマンブランドです。前室が広めに設計してあるため、荷物や靴を十分に置くことが可能となっています。 素人から玄人まで御用達のドーム型テントのため、設営、撤収も簡単。本来はキャンプツーリングに適したテントですが、少人数でのオートキャンプや初心者には最適です。 ・定員:2~3人 ・使用時サイズ:約210×180×110(h)cm ・収納時サイズ:約φ24×60cm ・重量:約5.6kg 価格:21,384円
コールマン|ツーリングドーム/LX
おすすめテント その2 ロゴス ナバホTepee 300
ロゴス ナバホTepee 300 キュートなデザインがおしゃれなワンポール型テントになります。ドーム型テントが多数を占めるなか、このテントがあるととても目立ちます。 テント内も広いし、特に天井が高いのはワンポール型の大きな魅力ですね。もう少し広さが欲しいのであれば、ワンサイズ大きなロゴス ナバホTepee 400もあるので問題なし。 設営も簡単で、個人的にはカップルで行くならロゴス ナバホTepeeがダントツおすすめです! ・総重量:(約)4.0kg ・組立サイズ:(約)幅300×奥行250×高さ180cm ・収納サイズ:(約)長さ52×幅18×奥行18cm ・フライシート耐水圧:1,600mm ・フロアシート耐水圧:3,000mm 価格:20,304円
ロゴス|ナバホTepee 300
おすすめテント その3 コールマン タフワイドドーム 4/300
コールマン タフワイドドーム 4/300 コールマンブランドの中でも、最も定番のドーム型テントがこちらのタフワイドドームになります。テントの選び方で迷っているファミリーキャンパーや初心者キャンパーはこれかスノーピーク アメニティドーム(詳細は下記)を購入しておけば間違いないとまで言われる優れものです。 広いテント内は家族4人(大人2人+子供2人)で快適に寝ることができるサイズです。設営が非常に簡単にできるため、お父さんがさっさと組み立ててもよし、子供と一緒に楽しく設営するのもよし。 また、生地は紫外線に強く、防水性も高い特殊素材「UVORO」を使用。天井高も185cmを確保しており、名前の通りタフでワイドな作りとなっています。 ・使用時サイズ:約300×300×185(h)cm ・収納時サイズ:約直径25×75cm ・重量:約10.6kg ・耐水圧:約2000mm(フロア/約2000mm) ・定員:4~6人 価格:39,744円
コールマン|テント 大型テント タフワイドドームIV/300
おすすめテント その4 スノーピーク アメニティドーム
スノーピーク アメニティドーム アウトドアブランドであるスノーピークのベストセラーアイテムです。よく比較対象として挙げられるのがコールマン タフワイドドームなんですが、コールマン タフワイドドームとは違って天井はあまり高くありません。 その代わり、スノーピーク アメニティドームは前室を広く設計しており、居住性を高めています。また、コールマン タフワイドドームよりも風に強く、安定感もばっちり。 テントのサイズが3人用、5人用、6人用と細かく定められているため、自分に合った適切なサイズをチョイスすることができます。もうワンサイズ大きいのを買えばよかったと後悔しないよう、注意深く選びましょう。 ・耐水圧:1,800mm ・重量:5kg[3人用]、8kg[5人用]、9.8kg[6人用] 価格:29,808円[3人用]、35,424円[5人用]、48,384円[6人用]
スノーピーク | アメニティドームM SDE-001R
ロゴス neos PANTELスクリーンドゥーブル XL
ロゴス neos PANTELスクリーンドゥーブル XL ファミリーキャンパーには一押しのテントがロゴス neos PANTELスクリーンドゥーブル XLです。テントの選び方で迷っているお父さんにはこちらのテントをおすすめします。 強度と居住性を両立させたPANELシステムを採用していて、コールマン タフワイドドームやスノーピーク アメニティドームよりも居住性は高いです。 設営も簡単で、初心者キャンパーでも迷わず設置できます。 組立サイズ:約520×300×205cm インナーサイズ:約270×270×170cm 収納サイズ:約63×23×54cm 総重量:約16.9kg 耐水圧[フライシート]:2,000mm 耐水圧[フロアシート]:3,000mm 価格:63,720円
ロゴス|テント neos PANELドゥーブル
選ぶテントでキャンプの楽しさは変わる!
おすすめのテントを5つご紹介しましたが、テントを選ぶのはあなたです。選ぶ際は「耐水圧」をきちんとチェックして下さいね。 ちゃんとしたテントを購入することでキャンプはもっと楽しくなります。後悔のないテント選びをして、思い出に残るキャンプをしましょう!