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カサゴの釣り方と仕掛けガイド!エサ・ワームや時期・ポイントの紹介

カサゴの釣り方を釣りの初心者、入門者の方向けにまとめました。簡単な釣り方でバッチリ釣れて、しかもおいしいカサゴは海釣りを始めるのにうってつけ。カサゴ釣りの道具や釣り方は他の魚を釣るにも使えるので、決して無駄になる事はありません。魚釣り、始めてみませんか?
更新: 2021年6月8日
toshiaki3000
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

この記事で紹介しているアイテム

ダイワ スピニングリール 16 ジョイナス 2000

ダイワ スピニングリール 17 リバティクラブ 2000

シマノ(SHIMANO) NEWアリビオ 2000(2号糸付)

シマノ(SHIMANO) 16 エアノス 2000

ダイワ ライン ジャストロン DPLS 500m 3号 ピンク

デュエル(DUEL) CN500 500m 3号

クレハ(KUREHA) ライン フロロマイスター 320m

エコギア(ECOGEAR) ルアー カサゴ職人 ロッククロー2インチ

バークレイ ワーム ガルプ! サンドワーム2インチ ゴカイ GSSW2-MOR

カツイチ デコイ タンクヘッド SV-32

カサゴの釣り方 カサゴの特徴と習性

出典: http://hirokyu.jp/pages/beginner/popup/hato-1/arakabu.htm

カサゴは北海道南部以南、日本各地の沿岸の岩礁帯に生息していて、潮通しの良いテトラ帯や岩のくぼみ、その割れ目、ゴロタ岩の陰などに潜んでいます。 夜行性で動物食、日が暮れると巣穴から出て小魚や、甲殻類を大きな口で食べまくる大食いな魚です。

カサゴの釣り方 釣れる時期は?

出典: http://www.pref.okayama.jp/page/detail-30058.html

カサゴは周年(一年中)釣る事が可能です。 特にオススメしたいのが冬の時期から春先までの時期。 この時期は釣り対象魚が沖や水温の安定した深場におちてしまうので、極端に魚の姿を見られなくなってしまうためです。 カサゴは低水温に強く、寒さが厳しい時期であってもエサの食いがあまり落ちません。

カサゴの釣り方 良く釣れる時間帯は?

満潮時と干潮時に明確な差は感じられない魚です。 一般的に魚は朝マズメと夕マズメの時期に活発にエサを取ります。 朝マズメは概ね日の出から朝7時くらいまで、夕マズメは日の入りから日没前後の間までになります。 カサゴは夜行性なので夕マズメから日没に合わせて釣りをするといいでしょう。 満潮前後の潮が動いている時間も狙い目になってきます。

カサゴの釣り方 釣り方の種類は?海釣り初心者には何がオススメ?

出典: http://www.point-i.jp/fish/turiinfos/view/59782

カサゴ釣りに面倒な準備は必要ナシ! 仕掛けはシンプルなもので、食性も幅広いことから多種多様なエサが使用されています。 それらを模したルアーフィッシングも活発です。 釣り初心者の方も簡単に狙える魚ですので是非チャレンジしてみましょう! 釣り方を三種類紹介します。

縦の方向にエサを落とす探り釣り

カサゴの住処と思われる穴や窪みにエサを落とし込む初心者歓迎の釣り。 一つの穴には複数のカサゴが潜んでいることが多く、アタリの穴を探す楽しみのある釣り方です。  

ちょっと遠くのカサゴにエサを届ける 投げ釣り

少し遠くの岩場や障害物周りに投げ込む釣り方です。 根がかりが多い場所に投げ込む釣り方なので、市販の投げ釣り仕掛けとは異なります。

ルアーの楽しさを知るならカサゴが一番! ルアー釣り

カサゴの食性に合わせた各種ルアーを用いる釣り。 ルアーにも迷わず食いついてくるカサゴは、ルアー釣りの楽しさを誰よりも教えてくれる存在です。 落とし込み、投げ釣りの要素の両側面を持った釣り方です。

エサ釣り、ルアーフィッシング共通 リールの選び方

出典: https://pagos.jp/?p=83656

まずは全ての釣り方に対応できるリールを探しましょう。 竿とセットで販売されているリールでも構いませんし、探り釣りだけなら糸巻き量が少ないリールでもOKです。 将来的にカサゴも含めたロックフィッシュゲーム、ライトフィッシュゲーム、磯釣りなどに挑戦したいなら、ある程度の魚種と釣り方に対応できるリール選んでおくと無駄になりません。

初めてリールを選ぶなら 

カサゴ釣りや小物釣り、中型サイズ程度の魚までならリールの1000~2000番を選ぶと良いでしょう。 リールの号数と糸巻き量は比例していて、ハンドル一回転あたりの巻き取り量にも影響します。 竿の重量と長さとも相談して、全体のバランスを考える必要があります。

ダイワ スピニングリール 16 ジョイナス 2000

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

ダイワ(Daiwa)16ジョイナス2000は2016年にモデルチェンジが行われ、機能の追加と性能の向上が図られました。 その結果、ライントラブルが激減して耐久性が大幅に高められたようです。 どちらの機能も初心者の方が最初にぶつかりがちな壁を取り払ったと言えるでしょう。 価格はamazonで1,980円税込(2017/11/30現在)

ダイワ スピニングリール 17 リバティクラブ 2000

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

ワンランク上の性能を求めるならこちら。 エントリーモデルながらロックフィッシュを含むライトゲームにもエサ釣りにも対応できる汎用性の高さが魅力です。 価格はamazonで4,622円(2017/11/30現在)

シマノ(SHIMANO) NEWアリビオ 2000(2号糸付)

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

シマノ(SHIMANO)NEWアリビオ 2000(2号糸付) 入門以上の性能で高い汎用性を誇るリール。 最初からナイロンライン付きで釣り場に直行できます。 ナチュラム価格3,040円(2017/11/30現在)

シマノ(SHIMANO) 16 エアノス 2000

出典:Amazon

アリビオの上位機、さらに高性能な間違いのない機種。 メンテナンスをこまめに行えばいつまでも活躍してくれます。 価格は4,023円(2017/11/30現在)

カサゴの釣り方 釣り糸はどれにするべき?

出典: http://item.rakuten.co.jp/auc-select-a-japan/it020clr-50m/

カサゴ釣りでは使用ラインの号数は1号~5号までの間、あるいはそれ以上とされていて非常に幅が広くなっています。 太く頑丈なラインであれば根がかりしても仕掛けの回収率は上がりますが遠投時の飛距離は落ちます。 どれだけの太さが必要かは釣り方やリールのライン許容量によって違うので、各ラインの特性と釣り方を確認して決めましょう。

ナイロンラインの特徴

出典: http://www.sunline.co.jp/sl_html2/products/allpurpose/queenstar.html

しなやかで伸縮性があって柔らかでリールへの収まりが良く、ほとんどの釣りに使用できるラインです。 デメリットは柔らかさがある分傷つきやすく、伸縮性のために繊細なアタリを取る釣りには不向き。更に紫外線によって劣化もしてしまいます。   それでもトラブルの少なさ、操作性の良さと価格設定の低さで、初心者の方にはまず手にとっていただきたいラインです

フロロカーボンラインの特徴

出典: http://www.sunline.co.jp/sl_html2/products/allpurpose/basic_fc.html

ナイロンラインとは対照的に硬くて傷つきにくく、伸縮性はあるもののナイロンラインと比較すれば伸び率も低いため、繊細なアタリもキャッチしやすいライン。 紫外線による劣化もナイロンラインより少なく、一度巻けば長い期間使えるので価格に対して経済的でもあります。 光の屈折率が水に近く海中で縦の状態では、ほぼ透明になっています。 コンクリート製の消波ブロック帯や防波堤、岩礁帯に仕掛けを送り込むカサゴ釣りではその耐久性を発揮してくれることでしょう。 硬さのためリールへの収まりがやや悪い点もありますが、使用しているうちに馴染んでくるのでさほど問題にはなりません。 海水より比重が重く、水面に浮くタイプのルアーの使用には適していません。

PEラインの特徴

出典: http://www.sunline.co.jp/sl_html2/products/salt/cast_away_pe_n.html

PEラインはナイロンラインやフロロカーボンラインのようなモノフィラメント(単糸構造)ではなく、極細繊維を複数撚り合わせた構造となっています。 ナイロンラインの数倍の強度を持つため、細い号数のラインの特徴である遠投性能と海中での安定性があります。 伸縮性がほとんどゼロなので繊細なアタリも捉えられる万能ラインです。 その反面、僅かな傷にも弱いのでナイロンやフロロカーボン製のリーダー(先糸)を結ぶ必要があります。 PEラインとリーダーの結束には複雑なものも少なくなく、練習が必要となります。冬の時期にリーダーを組みなおす辛さは想像に難くありません。 3種類の中では最も高価で扱いにも慣れが要りますが、使いこなせるようになるとライン選択の第一候補になるほどの実力をもっています。  

オススメのナイロンライン、フロロラインのご紹介

ダイワ ライン ジャストロン DPLS 500m 3号 ピンク

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

まず基本的なラインがこのダイワライン ジャストロン DPLS 500mになります。 ナイロンラインの短所である劣化は頻繁に巻き替えを行うことで解決可能。価格の安さが何よりも長所です。 カラーもバリエーション豊富ですが、ピンク色は日暮れでも視認性が良く、海中では魚に見つかり難いカラーは非常に有効です。 価格はamazonで1,880円(2017/11/30現在)

デュエル(DUEL) CN500 500m 3号

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

デュエル(DUEL)カーボナイロン500mはナイロンラインの紫外線劣化や吸水劣化、伸縮性を改善したラインです。 4種類のカラーバリエーションで価格はamazon税込562円(2017/11/30現在) 魚種と場所を問わない万能さで今回特にオススメできるラインです。

クレハ(KUREHA) ライン フロロマイスター 320m

出典:Amazon
出典:Amazon

クレハ(KUREHA) シーガー フロロマイスター320m オールラウンドなフロロカーボンの徳用サイズ。 2号以上の太さならメインライン以外にも色々と使えるので便利です。 価格は1,030円(2017/11/30現在)

カサゴの釣り方 探り釣りに必要な竿は?

出典: http://store.shopping.yahoo.co.jp/westcoast/31ro-original-414.html

カサゴの探り釣りはこのようなコンパクトロッドからでも始めることができます。 竿の全長は180cmから長くても200cmくらいまでの長さをオススメします。

出典: http://store.shopping.yahoo.co.jp/westcoast/31set-orignal-20.html

こちらは更に短い、竿の全長110㎝。 消波ブロック帯や堤防の際、ごく近くの足元に使える竿です。 お子様や女性の方でも簡単に扱えます。

出典: http://store.shopping.yahoo.co.jp/westcoast/31ro-original-108.html

探り釣りではリールの無い竿も使えます。 この製品は全長は360cmと長いのですが、消波ブロック帯の先端や短い竿では届かないポイントを狙うには有効です。 穂先から何本か抜き出して竿の長さを調節することもできます。

カサゴの探り釣りは足場の悪い消波ブロックの上や、防波堤を歩いて目ぼしいポイントを探します。 一日中持ち歩いても疲れにくい、軽くて短めの竿が理想です。

カサゴの釣り方 探り釣りに必要な仕掛けの解説

探り釣りの仕掛けは釣具店などで完成品が販売されています。 竿と仕掛け、そしてエサがあればすぐに釣りを始めることができます!

手軽な仕掛けの代表 ブラクリ

出典: http://www.sasame.co.jp/1567/
出典: http://www.sasame.co.jp/1570/

ブラクリは中通しオモリと針を短くて丈夫なハリスで直結した仕掛け。 縦の方向に真っ直ぐ落とし込むのでテトラ帯や敷石、防波堤の継ぎ目などに力を発揮します。 日中は赤色か黄色。曇天時は金色や銀色、夜行カラーが良いと言われています。  

2つの針で釣果アップの胴付き仕掛け

出典: http://www.owner.co.jp/product/detail.php?no=33657

ハリスからオモリまでの一直線上の複数の枝針のある仕掛け。 針が多い分、根掛かりもし易いのですが、複数のエサが魚を刺激するのでアピール力が高く、魚を一度に何匹も釣りあげられる可能性があります。

カサゴの釣り方  投げ釣りに使用する竿は?

出典: http://store.shopping.yahoo.co.jp/westcoast/31rorealcaster420.html
出典: http://store.shopping.yahoo.co.jp/westcoast/3101-protrust-a-020.html

カサゴの投げ釣りには3.6m~4.6m程度の投げ竿か磯竿。 いずれも号数によって背負うことのできるオモリが変わります。 重量がありすぎるオモリは、投げにくいどころか竿の破損まで起こす可能性があるので、 オモリ負荷はキチンと確認しておきましょう。

カサゴの釣り方 投げ釣りの仕掛けを解説

出典: http://www.q.turi.ne.jp/rockfish/page3.html

カサゴのように根がかりし易い場所に棲む魚には、捨てオモリ掛けを使用します。 捨てオモリ仕掛けは図のように三叉サルカンの一方にハリス、捨てオモリを繋げたイト(捨てイト)を結びます。 捨てイトを細くしておくことによって、オモリが根がかりしてもイトが切れてハリスは回収できる仕組みとなっています。

投げ釣り仕掛けに必要な釣り具の説明

出典: http://www.ishinada.com/oyakosarukan/s13.html

捨てオモリ仕掛けは三叉サルカンが必要です。 一方に道糸、もう一方にハリス、そして最後に最も細くした捨てイトと、その先にオモリを結びます。

出典: http://www.torayfishing.net/sea/line/images/line_010_pic.png
出典: http://seaguar.ne.jp/lineup/fcharisu/fc_1.html

金具どうしをつなぐ糸(ライン)も必要です。 ナイロンラインなら安いのですが、何度も使ううちに痛んできてしまいます。 フロロカーボン製なら劣化しにくく頑丈です。 捨て糸部分はナイロンラインで40cmとります。

出典: http://www.owner.co.jp/product/productIMG/40622/01.jpg
出典: http://www.owner.co.jp/product/productIMG/26541/01.jpg

針は丸セイゴ針の13号、ネムリ針は12号ほど。 丸セイゴ針は海釣りでは万能で浮き釣り、投げ釣りとなんでも対応しています。 ネムリ針は内側に大きく曲がっていて、掛けた魚を逃がしにくくなっています。 市販のブラクリ仕掛けや胴付き仕掛けに使われています。 ハリスは30cm必要とします。

出典: http://www.f-takata.co.jp/products/pack/
出典: http://www.f-takata.co.jp/products/pack/

オモリはスタンダードなナス型オモリや、海底で安定する六角オモリなどがあります。 カサゴの投げ釣り仕掛けは10~15号のオモリを使用。 磯竿はもう少し軽いほうが良いので説明書きに目を通しておきましょう。

カサゴの釣り方 持っていくべきエサは?

出典: http://www.point-i.jp/fish/blogs/view/34962

カサゴの食性は非常に幅広く釣具屋で販売されているエサのほぼ全てに食いつきます。 大きいエサだと大物のカサゴが釣れてくる可能性が高くなります。

万能釣りエサのアオイソメ

出典: http://www.gyonet.jp/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%A1

アオイソメは仕掛けや時期、状況を問わずに釣れる万能エサです。 体液は臭いのですが、魚の食い気を強く誘うようでカサゴ以外にも多くの魚が好みます。 針への掛け方は様々で頭から針を通すパターンや、頭を取ってから針に沿って掛けるパターン、口の堅い部分にちょんと掛けるパターンなどがあります。

アオイソメの針の掛け方を動画で確認

オキアミ

出典: https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e3/Meganyctiphanes_norvegica2.jpg/250px-Meganyctiphanes_norvegica2.jpg

オキアミもアオイソメに劣らない万能エサで、同じく魚が好む匂いがしま す。針に直接掛ける以外にも、撒きエサとしてもよく使用されます。 針への掛け方は、尾羽をちぎってから尾に沿って針掛けします。 アオイソメと違って暴れないので虫が苦手な方や女性の方も安心です。

出典: http://hirokyu.jp/html/products/detail.php?product_id=43

撒きエサ用のオキアミから針掛け針掛けしやすいサイズを選別したものです。

出典: http://hirokyu.jp/html/products/detail.php?product_id=38

こちらは針掛けとエサ取り対策に半ボイルして身を硬くしたものです。

出典: http://marukyu.com/product/1144/

身を硬くしたオキアミを集魚剤に浸けた加工エサです。 集魚効果と針掛けを両立させています。

オキアミの針掛けを動画で確認

大物狙いの身エサ

出典: http://www.k-shuei.co.jp/?pid=22074623

身エサは魚やイカの切り身を短冊状に切ったものです。 魚は匂いの強い青魚や白身魚が使われます。 身エサに食いついてくるカサゴは、虫エサ類と比較すると大型のものが多いです。

出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/p_miesa/miesa_14.html

サバの切り身。青魚の中でも特に匂いが強く、肉食魚の反応が良いエサです。

出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/p_miesa/miesa_09.html

サンマの匂いも魚の食い気を誘います。身はサバよりも柔らかです。


出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/p_miesa/miesa_07.html

イカナゴを丸のまま使います。メバルだけでなく根魚全般にも。

出典: http://www.bait-hamaichi.co.jp/product/p_miesa/miesa_19.html

ホタルイカはカサゴや回遊魚に効果抜群です。

カサゴの常食 イソガニ

出典: http://www.zukan-bouz.com/kani/iwagani/isogani.html

磯や防波堤などどこにでもいるカニ。カニはカサゴの大好物。 一番後ろ側の脚を引き抜いて針に掛けます。

カサゴの釣り方 ルアーロッドは何を選ぶべき?

出典: http://www.shimotsukeor.com/catalog/upload/1427246613_2.jpg

既にバスロッドやトラウトロッドをお持ちなら、海水に対応するリールに交換すればそのままカサゴのルアーフィッシングが楽しめます。 もちろんエサ釣りも可能。竿のルアー適応重量も把握しておきましょう。 これから海釣り用の道具を揃えたい方向けに、参考になるロッドをご紹介。

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/1677

ルアーマチックはSHIMANOの入門モデルで、その機能もさることながら入門者の方が 気軽に手が届く価格が魅力。 釣り場や魚種に合わせたラインナップが豊富で、自分の釣り方に合わせた竿選びが可能です。 カサゴやライトゲームならUL~Lモデルが適しています。 長さは探り釣りなら短め、遠投も視野に入れるなら長めが良いでしょう。

SPS-782ML/黒鯛

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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クロダイ専用モデルは竿のパワーと繊細な穂先で、クロダイだけではなくカサゴを始めとしたロックフィッシュにも。 不意に大型のカサゴが掛かってもパワーを生かして釣りあげられます。

カサゴの釣り方 ワームでルアーフィッシングを楽しむ!

出典: http://www.point-i.jp/fish/blogs/cview/34988

ワームは虫や小魚、甲殻類を模した柔らかなプラスチック素材で作られたルアーで、魚に違和感なく飲み込ませる事ができます。 カラーも多彩で、魚が好む味や匂いが付けられているものなどもあり、エサとルアーの垣根を越えつつあります。 主に使用されるワームを紹介します。

ストレートワーム

出典: http://www.gary-yamamoto.com/products/gary/prosenko5.html

主に虫や小魚を模したワームで尾部の形状がシンプルなものです。 アピールは弱めなのですが、ルアーに反応しないスレた魚にも強い警戒感を抱かせず食いつかせることができます。

カーリーテール

出典: http://www.gary-yamamoto.com/products/gary/worm4.html

尾部が薄くカールしていて水中でヒラヒラと舞うので強いアピール力を持っているワームです。 効果は高いのですが、魚がスレやすいと言われています。

シャッドテール

出典: http://www.gary-yamamoto.com/products/gary/legworm25.html

尾部が水流をうけてブルブルと揺れて魚を誘います。 こちらも強いアピール力を持つので、まずはカーリーテールかシャッドテールを使って魚の反応を探ってみると良いでしょう。

クローワーム

出典: http://www.gary-yamamoto.com/products/gary/craw_medium.html

エビやカニといった甲殻類を模したワームです。ハサミや触角に当たる部分が揺れて誘いになります。 海底を這わせて使用するため、甲殻類を捕食する魚に効果があります。 ホッグ系ワームとも呼ばれます。

特にオススメ フレーバー付きワーム

安定の釣果を約束してくれる傑作ワーム、エコギア グラスミノ―。 サイズとカラーのラインナップが豊富でフックに合わせた選択が可能です。

エコギア(ECOGEAR) ルアー カサゴ職人 ロッククロー2インチ

出典:Amazon

カサゴの大好物のカニを模したワーム、カサゴ職人。 ジグヘッド、テキサスリグでの落とし込みに最適です。

バークレイ ワーム ガルプ! サンドワーム2インチ ゴカイ GSSW2-MOR

出典:Amazon
出典:Amazon
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どんなワームでも反応しないときの切り札、ガルプサンドワーム。 ロッドのアクションが上手くいけば完全なエサです。 強烈な匂いの保存液が液漏れするとなかなか臭いが落ちないので保存容器も併せて揃えましょう。

ワームで使用するリグ ジグヘッドの説明

出典: http://www.owner.co.jp/product/detail.php?no=11561

錘とフックが接着されたもので、これ単体で一つのリグとなっています。 ロックフィッシュ以外にも多くの魚種に対応できる万能さがウリ。 エサ用の釣針と近い感覚で扱うことができる初心者の方でも扱いやすいリグです。 探り釣りの要領で扱うのも、少し投げて探りを入れるのも自在。 釣り方に応じてオモリの部分の形が異なりますが、基本はこのような形をしています。

オススメのジグヘッドの紹介

カツイチ デコイ タンクヘッド SV-32

出典:Amazon
出典:Amazon

ジグヘッドは取り扱いが簡単ですがフックがむき出しの分、根がかりしやすい難点があります。 こちらのジグヘッドは底狙いに特化しているので海底の起伏に引っ掛かりにくい形状をしています。 装着するワームはクロー系との相性が抜群です。

こちらのジグヘッドは海底でフックが上に向くために根がかりしにくい形状です。 オモリの部分が先に落下するのでクロー系ワームだけでなく、シャッドテールやカーリーテールと合わせるとアピール力が跳ね上がります。

ワームで使用するリグ オフセットフックを使ったリグの解説

出典: http://www.fs-impact.com/shop/rockfish/hook/offset/decoy/decoy.html
出典: http://www.fs-impact.com/shop/rockfish/hook/offset/decoy/decoy.html
出典: http://join-navi.com/hook2.html

オフセットフックはワームに合わせて、広いフックと狭いフック(ゲイブが広いものと狭いもの)を使用します。 広いフックはクロー系ワームと相性が良く、狭いワームはストレートワームなどと相性が良いです。 フックサイズとワームサイズは対応サイズは 2~3インチのワームの対応フックサイズは♯6、4、3 4インチワームで♯2、1、1/0となっています。

通常のエサ用針やジグヘッドと異なり、同じように扱ってもワームを装着できません。 動画で確認してみましょう。

出典: http://daiwa.globeride.jp/column/hajimete/contents/11/index.html

画像での装着手順です。 カーリーテールやシャッドテールは水流を受けて動く部分を邪魔しないようにテールの手前にフックをかけるようにします。 クローワームも同様にツメを模した部分や触角を模した部分のやや手前でフックを止めるようにします。

キャロライナリグ

出典: http://www.lure-life.com/news/rig/rig-vol2.html

サルカンを竿とリール側にシンカーを通します。 オモリが先に沈み込んで自然な動きをするので、魚に不信感を与えにくいリグです。 フック側のリーダーを長くとれば更に自然な動きを演出可能。 遠投性能も良いので、広く海底を探るのに適しています。


テキサスリグ

出典: http://luresports.com/texas/

中通しオモリをリーダーに通して誘導オモリ留めを装着したリグ。 オモリの位置がフックに近い位置にあるので、ジグヘッドと同じく操作性が良く根がかりもし難いです。

釣り場でリグを組むことは

オフセットフックを使ったリグは自宅でいくつか制作して釣り場に持ち込みましょう。 特に冬の時期になると現場でリグを組むことが辛くなりますので、手間がかかるならジグヘッドに切り替えると言った対応策も必要です。

カサゴの釣り方 ワームとロッドの動かし方

出典: http://daiwa.globeride.jp/column/hajimete/contents/11/index.html

カサゴのルアー釣りは主にボトムバンピング。 ボトムバンピングは竿を軽く上下に動かして海底でルアーを跳ね上げるようにアクションさせます。 消波ブロックの穴でも同じように底で踊らせます。 ときどき動きを止めて魚が食らいつく隙を作ってやるのもポイント。 カサゴに限らず、ブラックバスやクロダイ、マゴチといったルアーフィッシング対象魚にも応用が可能で、ハードルアーのメタルジグなども同じように動かします。

カサゴのポイントはココ!

カサゴを釣り上げるにはとにかく障害物や地形に変化のあるところを狙います。 自然に形成された地形だけでなく人工物も恰好の住処で、その一つ一つを探ることが大漁への近道です。

テトラポッド(消波ブロック)

いくつものテトラポッドが積み重なって形成された隙間がカサゴの棲家。 ブラクリ仕掛け、ジグヘッドやテキサスリグで一つ一つの穴を丁寧に探っていきます。 ブラクリや各種リグを底までしっかり落としてから、底から離れすぎないようにして誘いを入れます。 2回~3回竿を上下させて誘っても食いついてこない場合は、別の穴に切り替えましょう。 テトラポッド内部は水の流れが複雑なので、重い仕掛けを使うのがポイントです。

堤防の切れ目

出典: http://www.gamakatsu.co.jp/lessons/point.html

ケーソンの継ぎ目と言われます。意外にも堤防はピッタリとくっついてはおらず、その空間は多くの魚の棲家となっています。 ここもエサやルアーを落とし込んで上下に誘いを入れます。

堤防のきわ

一見して何もないように思われますが、実は堤防自体を障害物と見なすことができます。 壁際は捕食対象を追い詰めるのに適しているのです。 へチ釣りと呼ばれる釣り方ではここにエサを落とし込んで魚を狙います。 堤防の角になった場所も同様に狙い目となっています。

テトラポッドと堤防の隙間

出典: https://aichi-turi.com/taharashi-akabanekou-point/

堤防とテトラポッドが接している箇所の隙間も狙い目です。 釣り方はテトラポッドの隙間と同じ。 足場も良いのでお子様や女性の方でも安全に釣りができます。

漁港のスロープ

出典: http://blog.goo.ne.jp/noppo-vege/e/a5999c67c282939fa19cab333d666d5c

船を引き揚げるスロープには小魚や小動物が集まりやすく、カサゴもその角あたりに棲みついています。 自然の海底では坂のようになった場所をカケアガリと呼びます。 そのような所にも魚が潜んでいます。

船道

出典: http://www.di-p.co.jp/kuropara/contents/map/boso-map/kominato/ubara.htm

画像中央の門の様な箇所が船道

漁港や港には船が座礁しないために通り道が掘りられています。 大型船やフェリー、タンカーなどが寄港する港は特に深くなっており、カサゴもそれ以外にも多くの魚が潜みます。  冬の時期には水温が安定しているので、ここで越冬する魚もいます。

海藻まわり

出典: http://www.mjna50.net/blog/%E8%A5%BF%E4%BC%8A%E8%B1%86%E3%80%8C%E4%BB%81%E7%A7%91%E6%B8%AF%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%A0%A4%E9%98%B2%E3%81%A8%E5%B2%B8%E5%A3%81%E3%81%A7%E9%87%A3%E3%82%8C%E3%82%8B%E9%AD%9A/

カサゴやメバル、アイナメなどの根魚が身を隠すのに好む地形です。 海藻が固着する場所はもともと変化のある地形で、甲殻類や小魚が集まりやすいエサ場。 沖にある場合は根がかりしにくい投げ釣り仕掛け、テキサスリグ、キャロライナリグが適しています。

他にもゴロタ岩や敷石、磯場など数限りなくポイントはあります。 ですが、安全のためにできるだけ足場の良いポイントに絞って釣りをするようにしましょう。 特に雨や海水に濡れたテトラポッドや、海藻の生えた消波ブロックは滑りやすいので避けるようにしてください。 磯に行く際は専用のブーツを履いていくことを強く推奨します。

カサゴの実釣動画でイメージトレーニング

テーマソングが楽しい九ちゃんフィッシング。 ポイント選び、仕掛け、エサ、釣り方のコツが全て詰まっています。

カサゴのオススメ料理はコレ!

出典: http://www.pref.kagawa.jp/suisan/html/suisan/kagawanosakana/mebaru/kasago/kasago.htm
出典: http://www.pref.okayama.jp/page/detail-30232.html

カサゴを使った料理には煮つけ、みそ汁が絶品。 身から良いだしが出るので暖かい料理との相性が最高です。 寒い時期の釣りから帰った後にカサゴ料理で体を温めるのは、カサゴ釣りの醍醐味といっても過言ではありません。 カサゴ釣りに挑戦して、おいしいカサゴ料理を食べましょう!