鯛ラバって、どんな釣り？
近年ブームを起こしている鯛ラバ。 以前は、漁師の漁具だったものをルアーフィッシングに昇華させた釣りです。 鯛は、オキアミをこませとして使って釣る釣りでした。 しかし、鯛ラバの登場で劇的に変化しました。 バスフィッシングに使用されるラバージグのような形をしたルアーを 着底と同時に一定の速度で巻き上げて、また底まで落として、巻き上げて を繰り返す釣りです。 とても単純な動作で行える釣りなのですが、とても面白く、奥が深い釣りです。 また、鯛は、えさを食べると反転し、強烈に引いて行きます。 その引きは3回あるので、鯛の3段引きなどという言葉があるほどです。 そんなブームになっている鯛ラバで、今回は、鯛ラバにおすすめのリール シマノ・ダイワ・アブガルシアを中心にランキング形式でご紹介して行きます。 ベイトリールだけじゃなくて、スピニングリールランキングもあるのでぜひ見てくださいね！
鯛ラバに求められるリールの性能って？
鯛ラバのリールに求められる性能は、 １。ラインキャパシティ ２．巻き取り性能 ３．ドラグ性能 が、あげられます。
１．ラインキャパシティ
10m程度と浅いところから、100mを越すような深いところを狙う鯛ラバです。 鯛ラバの特徴として、鯛のほかにも根魚、青物も掛かります。 なので、少なくともラインは、1号以上のラインを200m以上のキャパシティが必要になります。 青物がヒットして、走られてしまい、高切れをしてしまうと釣りの続行ができなくなってしまうからです。
２．巻き取り性能
鯛ラバは、主に縦の釣りです。 着底したら、巻き上げ、また、底まで沈めてから巻き上げを繰り返します。 なので、回収したラインを一定の間隔で巻き取る、巻き取り性能が重要です。 巻き取り方が悪いと、ライントラブルの原因になります。
３．ドラグ性能
鯛がヒットしたら強烈な引きが待っています。 その強烈な引きをうまく逃がし、ラインブレイクを防ぐためには、ドラグの性能が必要です。 ドラグは、一定の力が掛かると、スプールが逆転する仕組みになっています。 この仕組みがあるからこそ、ラインブレイクを防ぐことができます。
鯛ラバのリールにカウンターは必要？
鯛ラバのリールにカウンターは必要なのでしょうか？ 10mから20m程度の比較的浅い場所で行う鯛ラバの場合は、ラインマーカー付きのラインを使えば、カウンターは必要ありません。 釣るときのレンジが狭いからです。 しかし、50ｍ100mとなってくると、船長から「ボトムから○○ｍに反応」などといわれます。 その棚にあわせないと、釣れません。 なので、深くなればなるほど、カウンターが重要になってきます。 カウンターがあり、今、鯛ラバがどの位置にあるのか？を明確にするだけで、釣果がぐっと変わってきます。
鯛ラバのリールは、ロープロ型？円型？
ベイトリールには、ロープロ型と円型があります。 それぞれの特徴と使い分けについてご説明いたします。
ロープロ型の特徴は？
ロープロ型のリールの特徴は、 １．細いラインが使える ２．軽量で扱いやすい という特徴があります。 タイラバの場合で言うと、水深が50m程度と浅く、ルアーウェイトが100g以下と軽い場合に最適です。
円型の特徴は？
円型リールの特徴は、 １．太いラインが使える ２．ラインキャパシティが多い ３．重いルアーや抵抗があるルアーが扱いやすい という特徴があります。 水深が100m近いところを攻める場合や、ルアーウェイトが100を超える 流れが速いところで釣りをする場合にとても有効になります。
鯛ラバにおすすめリールランキング：シマノ編
鯛ラバにおすすめのリールを 初心者にお求め安い価格からランキング形式でご紹介します。
シマノの汎用型リールになります。 鯛ラバはもちろんのこと、太刀魚、ライトジギングなどの釣りに幅広く対応しているリールです。 価格もお手ごろで、鯛ラバを始める入門者用に最適なリールになります。
鯛ラバでこのシマノリールを知らないという方はいない！といえるほど有名な シマノの炎月です。 水深100mまでの鯛ラバにおすすめの一台です。 巻き取り性能、使い勝手、塩カビの少なさのコストパフォーマンスがとてもよくできています。
シマノのバルケッタになります。 カウンターが付いているところがとても助かる一台です。 カウンターが付いているモデルでは、一番価格が安いです。
こちらもシマノのカウンターつきのモデルになります。 鯛ラバでストレスの無い釣りを！と思われるなら、 こちらのリールをおすすめします。 とてもバランスが取れていますので、使い勝手、パワー、メンテナンス性など、何をとっても文句が出てこないリールです。
シマノ”15オシア コンクエスト 201HG
出典:Amazonこのリールを使えば、他は使えない！という人気のリールです。 オシアのコンクエストが、長い間使われ続ける理由がわかります。 特に、巻取りを見てみるとわかるのですが、リールを巻いたときのガリガリ感がまったくありません。 また、リールのパワーも強いので、デカイ鯛を難なく引き寄せることができるリールです。
鯛ラバにおすすめのリールランキング：ダイワ編
鯛ラバにおすすめのリールを 初心者にお求め安い価格からランキング形式でご紹介します。
ダイワの入門者向けにおすすめのブレイゾンです。 価格もお手ごろながら、マグネットブレーキも付いていますので、鯛ラバだけでなく、ライトジギングから落とし込みまで、ライト名釣りに幅広く対応できます。 この価格ながら、マグネットブレーキも付いていますので、初心者に安心の設定になっています。 水深50mまでの鯛ラバに対応できます。
ダイワの紅牙です。 この価格では珍しく、カウンターが付いています。 カウンターつきのダイワのリールでは、人気のモデルです。 棚をキッチリ攻めたい！というときにおすすめのリールです。
ダイワのアルファスエアになります。 汎用性が高く人気のモデルになります。 ライトな鯛ラバから、ジギングなど、汎用性が高いモデルです。
あせることの無い人気も出るのキャタリナになります。 初期で、パワーハンドルが付いているのが特徴です。 ウェイトが100gを超えるような重い鯛ラバや、デカイ鯛を仕留めたいときに おすすめのモデルになります。 このリールを使ってみるとわかるのですが、なぜ、長年人気なのかがよくわかるリールです。
こちらも、ダイワが誇る人気のリールです。 扱うにはちょっと慣れが必要ですが、慣れてしまえばいろいろな釣りに使えます。 パワフルなドラグ性能、巻き上げ性能も強く、80cmを超えるようなデカイ鯛を余裕のパワーで浮かせることができるリールです。 このリールを使ってみたら、他のリールは使えません！
鯛ラバにおすすめのリールランキング：アブガルシア編
アブガルシアのオフショア汎用モデルになります。 価格的にもお求め安いモデルです。 鯛ラバに限らず、船釣りであれば、さまざまな釣りに対応できます。 アブガルシアの汎用性がよくわかるリールです。
アブガルシアの汎用モデルになります。 船にも使えますが、ブラックバスなどにも使用することができるリールです。
アブガルシアのリールで、価格で、パワーハンドルつきというのがとてもうれしいモデルです。 バランスもよくできており、メンテナンスもしやすいモデルです。 ドラグ性能は、ちょっと･･･。かもしれませんか、とても扱いやすいモデルです。
アブガルシアのダブルパワーハンドルつきのモデルです。 価格に見合わず、細部までよく作られています。 ハンドルの滑らかさ、巻き取り性能、ドラグ性能と非の打ち所がありません。 アブガルシアの人気のモデル等ことがよくわかる一台です。
鯛ラバはスピニングリールでもできる？
鯛ラバが登場した当初は、鯛ラバ＝ベイトリールという常識でした。 ベイトリールは、巻き取り性能、ドラグ性能がスピニングリールより秀でているからです。 スピニングリールで行う人もいましたが、 一定速度でリトリーブできない ドラグ性能がベイトリールに比べてよくない フォール時にラインを手で押さえる必要がある ライントラブルが多い などの理由で使う方は少なかったです。 しかし、
鯛ラバのスピニングリールに求められる性能って？
鯛ラバに使用するスピニングリールに求められる性能はどのようなものがあるのでしょうか？ スピニングリールに求められる性能は、 １．スムーズにラインを巻き取ることができる ２．ラインの巻き取り性能が高い ３．ラインキャパシティが多い ４．ドラグ性能が高い です。 ラインをスムーズに巻き取ることができなければ、鯛ラバを鯛が警戒し 釣ることができません。 また、ラインの巻き取り性能が悪いと、ライントラブルの元になってしまいます。 ラインは、PEラインの1号が200mは負けるキャパシティが必要です。 また、ドラグの性能が悪いと、うまく針に掛からなくなるので注意が必要です。 この4つに注意して、スピニングリールを選びましょう。
鯛ラバをスピニングリールでする際の注意点は？
スピニングリールで鯛ラバをする際の注意点は、2点です。 1つは、ライントラブルを減らすために細心の注意を払うこと。 ２つは、一定速度で巻き上げることです。 1つ目は、フォール中は、絶えずサミングして過剰にラインが出るのを抑えましょう。 2つ目は、一定の速度で巻き上げないと鯛が警戒して食わなくなります。 この2つに注意して、スピニングリールで鯛ラバをしましょう！
鯛ラバにおすすめのスピニングリールランキング
鯛ラバにおすすめのスピニングリールをご紹介します。 スピニングリールを使った鯛ラバを考えている方におすすめのリールです！
入門者におすすめのモデルです。 主に、水深50mまでのライトな鯛ラバにおすすめのモデルです。 鯛ラバだけでなく、ジギング、キャスティングも行いやすいので、 いろいろな釣りをしたい！という方にもおすすめです。
こちらも価格的にお求め安い商品です。 ライトな鯛ラバにおすすめです。 汎用性が高いので、いろいろな釣りに使用することができます。
ジギングもしたい鯛ラバもしたいという欲張りな方におすすめの一台です。 この一台で、ほとんどのオフショアフィッシングができます。 巻取りのときはちょっと注意が必要ですが、扱いやすいリールです。
鯛ラバからジギングまでカバーできるリールです。 ハイギアタイプですので、100mを越すような釣りでも楽しく釣りができます。 鯛ラバの場合は、ゆっくり巻く必要が出ますが、コストパフォーマンスがよく 滑らかに巻き取ってくれる一品です。
5000番なので、太いPEラインでも200m、300mと巻くことができます。 ラインキャパシティが多いので、余裕を持った釣りができます。 また、巻き取り性能もいいので、ライントラブルが少なく ストレスの無い釣りができるのも特徴です。
このリールさえあれば、鯛ラバだけでなく、ジギングなども使うことができます。 鯛ラバメインで使う方は少ないでしょうけども、これさえあれば どんな釣りでも対応できるリールです。 中でもパワーがすごく、デカイ鯛でも確実に手元に寄せてくることができます。 ドラグ性能も高いので、急な引きによるバラシを軽減できるリールです。