ナカジマ らっきょテンヤ 8号
タコゆらハンター 脚長
マルシン オクトパスタップ
ワンナック デビルエイトクロー 23g
ナカジマ カニベイトM
アシスト工房 タコの恋人
デビルクロー パールチャートペッパー
キャスティングリーダー HR216
バトルスティック攻タコ180
タコの釣り方をご紹介!
釣り方のポイントやコツをチェックしよう!
意外と身近な場所で釣れるタコですが、生態や釣り方はあまり知られていません。縄張りを持ち入れ替わりが激しいので比較的釣りやすいターゲットです。
タコの種類や釣れるポイント、時間帯やシーズンについてご紹介します!食べて美味しく簡単に釣れるので釣りに慣れていない方やファミリーの釣りにもおすすめなので、新しい釣りをお探しの方は是非チェックしてください!
タコの種類をチェックしよう!
もっとも小さなタコ イイダコ
イイダコは本州全域の海で釣れる小さなタコです。大きな仕掛けで釣れることは稀ですが、小さなエギや投げ釣りのハリに掛かることがあります。イイダコ専用の仕掛けや釣り船があるほど人気のターゲットで癖が無く美味しいのも特徴です。
メインターゲット マダコ
能登半島より南、日本の西側に多いタコです。日本海側にはあまり生息していません。1.5kgほどのサイズまで成長し何でも良く食べます。夜行性で真水を嫌う習性があるので汽水域の近いポイントは避けましょう。
最も大きなターゲット ミズダコ
世界最大級のサイズを持つ大型のタコです。冷たい海を好むので冬でも釣ることが可能で日本海側や東北でも釣ることができます。かなり深い場所まで生息しており、沖堤防での大物狙いが人気。仕掛けもかなり大型のものを使用します。
触ると危険!ヒョウモンダコ
体長10cmほどの小さなタコですが強い毒性を持っています。噛まれると危険なので釣れても触らないように注意してください。
タコの生態について
夜行性で年魚のタコ
タコは夜行性で明るい時間帯は岩陰に潜んでいます。夜になると活発に活動するようになり泳いでエサを探して動き回ります。昼間でも見える範囲にエサがあれば、積極的に捕食するので時間帯を問わず釣ることができるターゲットです。
またマダコの寿命は約1年程度で、入れ代わりが激しくイカ類同様に良く食べて大きくなるので釣りやすいターゲットであると言えそうです。
タコ釣りで使う仕掛けをみてみよう!
タコテンヤ
ナカジマ らっきょテンヤ 8号
タコ釣りの代表的な仕掛けです。後方の大きなハリと板のような部分が特徴でエサを巻きつけて使います。底でユラユラ揺れながらタコが乗ったらアワせることで、後ろからハリが刺さる仕組みで初めての方にもおすすめの仕掛けです。
タコジグ
タコゆらハンター 脚長
タコジグは手軽に楽しめるタコ釣りのルアー仕掛けです。エサを用意する必要が無く、投げずに壁際に落として使います。釣りに慣れていない方でも簡単に操作できるので、ファミリーフィッシングにもおすすめの仕掛けです。
タコエギ
マルシン オクトパスタップ
エギングでお馴染みのエギもタコ釣りに有効な仕掛けです。イカ用のエギと違い底をずるずる引きずる釣り方に対応した設計で、ハリも太軸のものに交換されています。
その他専用ルアー
ワンナック デビルエイトクロー 23g
各メーカーからテンヤとワームを組み合わせた製品が販売されています。通常のテンヤ仕掛けよりもルアーテイストな製品が多く、操作感やゲーム性を重視した釣り方を好む方におすすめの仕掛けです。
タコ釣りの時期
ハイシーズンは6月から8月
タコが良く釣れる時期は、春の終わりから冬の初めにかけてのシーズンです。とくに6月から8月がハイシーズンで積極的にエサを取るので数釣りが楽しめます。
イイダコは少し遅れて秋頃ピークを迎えるので、タコ釣りが好きな方にはそちらもおすすめです。マダコは冬に近づくにつれて、活性が下がり数が出なくなりますが大物が狙えるようになります。
タコを釣ってみよう!夏の釣り方
ハイシーズンは手軽に楽しめます!
夏のタコ釣りについてです。夏はタコ釣りのハイシーズン!数釣りが楽しめる暑い時期のタコ釣りでは小型から中型が主体となるので、投げ竿やルアーロッドなどライトな仕掛けで楽しめます。
タコジグや小さめのテンヤを使い壁際に仕掛けを落としてゆっくり探りましょう。一気に引き剥がすことを意識して釣れば、初めての方やファミリーでも楽しめる手軽な釣りです。
冬のタコ釣りについて
大物狙いの冬
冬はタコが大きくなるシーズンです。活性は低く深場に落ちている固体が多いので数は釣れませんが、釣れれば大物が期待できます。また冷たい海を好むミズダコは寒い時期でも釣ることが可能で、どちらのタコも沖堤防で大型を狙うことができます。冬は釣り人にも厳しい時期なので、しっかり防寒を整えて挑んでください。
タコを釣ってみよう!冬の釣り方
大物が狙えるオフシーズン
気温、水温共に低下する寒い時期のタコ釣りは沖のポイントがメインになります。深場に落ちているので暑い時期に釣れていたポイントではほとんど釣れなくなりますが、成長している個体が多く大物が期待できるシーズンです。
オフシーズンのタコ釣り仕掛けは、大きなタコを引き剥がすパワーのあるタックル、しっかりフッキングできる大きな仕掛けでタコを狙います。強めのタックルで確実に大物をゲットしてください。
タコの美味しい時期をチェック!
マダコが美味しい時期は冬!
タコ釣りのメインターゲットであるマダコが最も美味しい時期は冬、大きなミズダコは夏が旬のシーズンです。ミズダコは年中釣れますが、マダコは冬の時期、岸から釣るのが難しく沖での釣りがメインになります。九州地方では冬でも岸からマダコが狙えますが、美味しいタコを狙いたい方は渡船や船釣りに挑戦するのがおすすめです。
タコ釣りのポイント
岩やコンクリートを狙おう!
タコが釣れるポイントの条件は真水が入らないこと、そして岩やコンクリートなど隠れることができるハードボトムと隣接している場所がポイントになります。
カニを捕食している場合が多いので、テトラ付近やケーソン、牡蠣殻の付いたような場所も絶好のポイントです。少し水深のある場所の方が釣れる確率が高いので大き目の港を選ぶのがポイント選びのコツ。画像のような岩礁地帯が隣接する港もタコが釣りやすいポイントの特徴です。
タコ釣りに最適な時間帯
朝夕の時間帯を狙おう!
タコ釣りに最適な時間帯についてです。夜行性のタコが動き出す夕方や隠れ家に戻る朝方がタコを釣りやすい時間帯です。4時頃から9時頃がおすすめ。明るい時間帯であれば船の間やテトラ際、壁際などタコの隠れ家となるポイントを探しながら攻めることができます。広くタイトに探って釣果アップを目指してください。
タコの夜釣り
タコは夜行性だけど・・・
タコは夜行性で夜間活発に捕食活動を行います。ですが夜釣りなら釣果が劇的に上昇するかというとそうとも言い切れないようです。タコが隠れていそうな場所をタイトに探るタコ釣りのスタイルは、岩陰に隠れている日中には効果的ですが、岩陰から出てしまっている夜間の釣りにマッチしていません。
少しキャストして探る釣り方がおすすめですが、根掛りが増えるのでタコの夜釣りは釣りに慣れている方におすすめ、初めての方には明るい時間の釣りをおすすめします。
タコ釣りに最適な潮回り
潮が動くタイミングの干潮がチャンス!
甲殻類を捕食しやすい干潮がタコの活性が上がるタイミングです。満潮時も釣れますが、干潮時に比べてノリが悪くなることが多いようです。他の魚同様潮が動いている時間帯が釣りやすいタイミングになるので、タイドグラフをチェックして釣りに出かけましょう!
タコ釣りのエサ
タコ釣りのエサをチェックしよう
タコのメインベイトはカニです。カニに近い色や形に強く興味を示します。弱った魚を捕食することもあるようで、アジをテンヤに巻きつけるのもポピュラーです。アジ、カニに次ぐ釣りエサは豚の脂身や鳥の手羽先です。
イイダコにはラッキョウを使います。臭いや手触りに興味を示して反応させることができます。他の魚より種類を問わず何でも食べるので、色々なエサで探ってみましょう。タイミングや地域によって異なる食性に合ったエサを見つけることが大きなタコを釣るコツです。
生エサの代わりに使えるワームエサ!
カニベイト
ナカジマ カニベイトM
昔から使われているワームです。生エサの用意が難しい場合はワームを使ってタコを狙ってみましょう。カニベイトはルアーゲームのワームと違い、アクションよりも形とエサ持ちを重視しているのが特徴です。
魚系のワーム
アシスト工房 タコの恋人
近年開発された魚を模したワームです。ソフトでアクションに優れ、岸釣り沖釣りを問わず、昔からタコ釣りを楽しまれている方からも好評の製品です。タコ釣りにハマッたらいくつかストックしておきましょう!
甲殻類系のワーム
デビルクロー パールチャートペッパー
流行とゲーム性の高さでよりルアーゲームのワームに近い製品も展開されるようになりました。ホッグ系のワームは大きく動くクロー部分が特徴で、アクションを重視してタコを誘うことができます。
タコ釣りのコツ 仕掛け編
ハデな飾りとエサの巻き方を工夫しよう!
キャスティングリーダー HR216
タコ釣りは道糸とテンヤのみのシンプルな仕掛けを使用しますが、テンヤから20cmほど上に飾りをつける方法が人気です。パーティー用のビニールテープやポテトチップスの袋など光沢のある飾りに興味を示します。
昼過ぎなど活性の下がる時間帯は飾りが無い方が良い場合もあるようです。エサはテンヤにしっかりと巻きつけましょう。タコは口ではなく手を使ってエサに触るので緩いとエサだけ取られてしまう可能性が高いです。
またエサの量や位置も釣果を高めるポイントです。少ないとアピール不足になりますが、多すぎたりハリに近すぎるとフッキングしにくくなります。そのまま何度でも使えるので、ゆっくり時間をかけて綺麗に巻きつけておきましょう。
タコ釣りのコツ アクション編
釣り方は底を意識しよう!
タコ釣りのコツは底に仕掛けをキープすることです。仕掛けを確実に底まで送り込み、浮きすぎないように注意しましょう。アクションは竿先でチョンチョンと仕掛けを揺するイメージで、オモリが底から浮きすぎないよう大きなアクションは避けてください。
動かし続けると乗るタイミングを逸するので、時々ストップを入れてタコに乗せるタイミングを与えましょう。全体的にスローな釣りなので、ゆっくり歩きながら釣りを楽しめます。足場が悪い場所を攻めるときは、安全に配慮して明るい時間帯に釣りを行いましょう。
タコ釣りのコツ アワセ編
アワセは大きくスイープに!
引きずったり揺すっている最中のそっとした違和感を感じたらタコがテンヤに乗っています。タコがテンヤに乗ったら重みや違和感が竿に伝わりますが、魚のように引き感やブルブルとした振動は伝わってきません。
竿を下げ余った糸を巻き取ってから竿を大きく上げて合わせましょう。仕掛けの大きなハリをフッキングさせます。張り付かれないよう移動距離を意識してください。
素早く行うと根掛りだった場合は道具の破損に繋がるので、焦らずゆっくり行いましょう。張り付かれて引き剥がせない場合は糸を出して少し待ちます。タコが逃げ出そうと浮いたところを持ち上げるイメージで動き出すのを待ってみてください。
タコ釣りのコツ やりとり編
一気に引き剥がすのが釣り方のコツ!
バトルスティック攻タコ180
タコ釣りのやりとりについてです。またタコの吸盤の力は非常に強く、大型のタコが壁に張り付くと力で剥がすことは非常に困難になります。アワせのコツは違和感を感じたら糸フケを取り大きく竿を上げてアワせることです。
フッキングと引き剥がしを兼ねて力を入れて大きく合わせましょう。タコ仕掛けのハリには返しがついていないので、一定のテンションを維持しながら巻き上げるのがポイントです。足を広げると水の抵抗が大きくなるので、ゆっくり一定のスピードで回収してください。
タコ釣りのコツ 根掛り外し編
仕掛けの形状をしっかり把握しておこう!
タコテンヤ、エギ共にタコ釣りの仕掛けは横に長いのが特徴です。底をべったり釣るので根掛りの頻度も高くなります。先端の部分が障害物の間に食い込んだ場合は歩いてきた方向、引いていた方向とは逆向きに引くことで根掛りが外れやすくなります。
太いPEの直結、もしくは太いリーダーを使用するので、ガッチリ根掛りした場合は接続部分が破損するか、カンナが曲がるまで仕掛けが切れません。竿やリールで引いて切るのは道具に負荷が掛かりすぎるので、木の棒やラインカッターに巻きつけて糸を切るようにしてください。
タコ釣りで釣れる外道について
アオリイカ
主にエギのキャスティングでかかる外道です。エギングをしていてタコが釣れることもあります。非常に高価で美味しいイカです。テンヤで釣れることはほとんどありませんが、釣れたら大切に持ち帰ってください。
クロアナゴ
テンプラ屋で使われている本アナゴよりも黒っぽいのが特徴です。かなり大きく成長し獰猛でヌメリがあります。噛むので取り扱いには注意しましょう。食べることはできますが、小骨が多く捌くのが難しい魚です。
ウツボ
タコの天敵でかなり獰猛な魚です。エサや釣れたタコを狙って襲い掛かってきます。鋭い歯が特徴で噛み付こうとする習性があるので、掛かってしまったら釣り上げずに切ってしまう方が無難です。かなり危険な魚なのでタコ釣りに出かける方は注意してください。
ウミケムシ
あまり釣れませんがエサ釣りで掛かることがあるようです。ゴカイなど多毛類の仲間ですがサイズは大きめ。体表に毒針を持ちハリを抜いても毒が残るので 触らないようにしてください。
タコ仕掛けのエサ付けを動画でチェック!
テンヤにエサを巻きつけよう!
タコテンヤのエサ付け動画です。動画では船釣り用のテンヤにゴム製のエサをセットしていますが、岸釣りも同じ要領でセットできます。ピン付きのテンヤ仕掛けではエサにピンを刺して固定します。巻きつけはワイヤーやタコ糸を行い、外れないようしっかり巻きつけましょう。ピンの無いテンヤは巻き付けのみでエサを固定すればOKです。
港タコの釣り方を動画でチェック!
ルアーもエサも同じ釣り方でOKです!
岸から狙うタコ釣り動画です。明るい時間帯のルアーを使った動画ですが、エサ釣りも同じ様な釣り方でOKです!釣り場に着いたら動画のように船の間や港の角、岸際をスローに探ります。タコを沢山釣るコツは歩きながらポイントを広く探ること。
アクションも動画を参考に竿先を軽く揺するイメージでストップを混ぜながら行いましょう。アワセはゆっくり力を入れて行い、海底に張り付かれないよう 一気に引き剥がします。
沖堤防でのタコ釣りを動画でチェック!
基本は堤防と同じでOK!
渡船で渡れる沖の堤防は、岸釣りよりも高い確率でタコを釣ることができる釣り場です。大物のチャンスも大きくなるので強めのタックルで挑みましょう。釣り方は堤防と同じく壁際を中心にケーソンの切れ目を狙います。キャストも有効なので広く探って釣果を伸ばしましょう。
船タコの釣り方を動画でチェック!
数釣りが楽しめる船の釣り方をチェックしよう!
数釣りが楽しめる船でのタコ釣り動画です。竿は2m程度、先調子の竿を選びます。PEは3号程度を目安にリールを選びましょう。動画ではエギを使っていますが、エサを使ったテンヤでも基本的な釣り方は同じです。
確実に着底を確認し、底を感じながら時折大きく持ち上げてアピールします。揺すり中に違和感を感じたら大きく合わせましょう。あまり生物感の無い引きですが、動く根掛りと感じたらタコのアタリです。しっかり引き剥がしてゆっくり巻き上げて取り込んでください。
マダコ釣りの練習に最適!イイダコ釣り
小さなタコからチャレンジ!
投げ釣りの外道としてもおなじみのイイダコはエギや専用のルアーで狙うことができます。動画は船釣りでイイダコを狙っていますが、堤防や港からでもOKです。 生態はマダコに似ていますが、ライトなタックルでも楽しめるのでこちらも是非チャレンジしてみてください。
タコの締め方と持ち帰りについて
タコの締め方は2種類!
イカ絞メシザーズ
他の魚同様、美味しく食べるには釣れたら締めておくのが一番です。1つ目は眉間を刺す締め方です。目と目の間にナイフを刺せばOKで、イカ同様成功すると白くなります。2つ目は頭を裏返す方法。頭の裏側に指を入れると簡単に裏返せるので内臓や筋を切っておきます。
タコは生きたままだとクーラーボックス内でかなり暴れるのである程度のサイズからは締めておいた方が無難です。また真水に漬かると美味しくないので、氷と仕切りを作っておくと美味しい状態で持ち帰ることができます。
釣れたタコを捌いてみよう!
しっかりヌメリを除去しよう!
生きているタコをさばく動画です。頭の裏返し方も確認できます。内臓を外したら硬い口を取り除き多めの塩でしっかりヌメリを取ります。力を入れて良く揉んでください。身を叩いて柔らかくしたら料理に使える状態になります。美味しい釣り物なのでしっかり処理して料理も楽しみましょう!
伯方の塩 1kg
釣り方を覚えてタコ釣りに挑戦しよう!
釣り方のコツを掴んで釣果アップ!
手軽で数も出るタコ釣りですが、他の釣りとは大きく異なるアワセとアタリがポイントになります。出かける時間帯は障害物ギリギリに仕掛けを送り込める朝から昼にかけてがおすすめです。釣りの最中は水中とタコをイメージして美味しいタコをゲットしちゃいましょう!