バレーヒル|PRノッター ワイドレンジボビン
PRノットとは
100%の結束強度が出せるノット!として有名なリーダーとPEの直結方法です。 ジギングや、GTなどの大物と対決するときに使われることが多いです。 下のサイトで測定された値は、なんとリーダーの強度を上回る数値が出ています(115%) 平均値でも、90%以上の結束強度が出ています。
ノッターを使わないPRノットの結び方
しかし、このPRノットの結び方は、道具(ノッター)が必要になり、それが少々釣り人をこのPRノットから遠ざけている気がします。 なので、今回は、ノッターを使わない方法を紹介します!
準備するもの
・リール (できるだけ小さいサイズ) ・ライター ・ハサミ (PEラインを切れるペンチ) ・リーダー(フロロカーボン)
PRノッターの自作?代用?
小型リールで、ハンドルを外したものを、PRノッターとして使います。 ハンドルを外すのは、ラインが絡まるのを防ぐためです。
①PEをリールに固定する
②ベールを10回転分くらいさせて、PEを巻き付ける。
試したところ、10巻きで、大丈夫でしたが、リールが大きくなると、もっと巻き付けたほうが安全かもしれません。
③ラインの方向を確認する
④リーダーの【ボビン側→リーダーの先端】に向かってPEラインを巻いていく。
⑤巻いた糸を少し締める
⑥リールを振り回し、PEラインを巻き付けていく
※注意 ドラグの調整が、難しいかもしれません。コツは、上の写真のように、リールがリーダーに密着させながら回転させます。 完全に密着した時に、ラインが引き出されるくらいのドラグ調整で、きれいに巻けます。
キレイに巻くコツ①
⑦40回~50回ほど巻き付けた後に、リールからPEラインを引き抜く
⑧ハーフヒッチで巻いた糸を止めていく
※ハーフヒッチの方向を、交互にしていく方もいます。 ハーフヒッチは、巻き付けたPEラインが解けないようにするための部分なので、好きな方法や、やりやすい方、使ってみて解けにくい、と思った方法で、ハーフヒッチを行ってください。 わたしは、FGノットでも、同じ方向に巻いてます。 交互に巻かない理由は、巻いた方向をたまに忘れてしまうから、それだけです。
↓の方から、少し動画のPRノットと少し違ってきます。余分なリーダーを極力なくした結び方です。
⑨余裕をもって、リーダーを切断
⑩リーダーをライターで加熱し、ボッコイを作る
⑪ボッコイの部分まで、しっかりとハーフヒッチで絞めていく
キレイで強い結び方
⑫PEライン(メインライン)にもハーフヒッチをしていく
⑬PEラインの余りを焼いて、溶かし、塊を作る
完成!!PRノットの全体像
自作PRノッター(ただの小型リール)を使ってPRノットをやってみて
まず、この自作ノッターは(ただの代用と言ったほうがいいかもしれませんが)リールを使うので、精巧にPRノッターを自作する手間がかかりません。 また、キレイに結ぶことは出来ました。その点はとても満足いきます。 しかし、慣れるまでは、絡まることが多かった。手足を駆使し、絡まるのを防ぎながら、結んでいきました。 また、海に実際に持っていく道具としては、この小型リールはこのノットを結ぶ道具として以外には使わないので、荷物になります。 (実際に使えるリールを自作ノッターとして使うのもアリですが、、) そのようなことから、この方法は、自宅での準備として行い、海にはこの小型リールはもっていかずに、 ラインブレイクなどをして、再び仕掛けを組み直さなければならない時は FGノットを使うことが、楽ではないかと思います。
PRノッター
バレーヒル|PRノッター ワイドレンジボビン
アマゾンで、1,555円の商品もあります。 一番高い道具(ノッター)は20000円近くします。 実際に、海で、船で結ぶ際には、やはり、リールは邪魔になるので、 FGノットが不安な方は、PRノッターを持ってたほうがいいですね。
この時、スプールに結ぶ必要はなく、糸止めに引っ掛けるだけで大丈夫です。