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ロッククライミングに必要な道具は?初心者向けのおすすめ商品と使い方をご紹介!

ロッククライミングとは、道具を使って岩壁を登っていく登攀方法です。クライマーの安全の確保に必要な道具が多いため、初心者向けに道具のレンタルもされています。この記事では、ロッククライミングに必要な道具と使い方について解説していきます。
2023年7月2日
maida0493
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目次

この記事で紹介しているアイテム

スポルティバ クライミングシューズ

ブラックダイヤモンド クライミングハーネス

登山 ヘルメット

ブラックダイヤモンド ビレイデバイス

ブラックダイヤモンド ビレイグローブ

ブラックダイヤモンド クイックドロー

ペツル コンタクト

GRASP クライミングチョーク

ロッククライミングには多くの道具が必要

ロッククライミングとはどんなもの?

Photo byUserBot

自然の岩壁に登る登攀方法をロッククライミングと呼んでいます。ロッククライミングには2種類あり、1つ目は命綱となるロープやハーネスなどの安全確保の器具以外を使用せずに自分で登る場所を決めるフリークライミング、2つ目は既に岩壁にセットされているボルトやハシゴも使って登るエイドクライミングです。

この記事では、どちらのクライミング方法でも必要な道具について、使い方も含めて解説していきます。

ボルダリングとはどう違う?

ボルダリングは、主に人工的な壁の上でロープやハーネスを使用せずに登るアクティビティです。技術とパワーを重視し、難しいコースに挑戦したり、登り終えるまでのタイムを競ったりするスポーツ的な側面があります。

シューズやチョークなど必要な道具はレンタルできるほか、命綱を装着するため落下しても安全に登れるため人気です。初心者向け教室のあるボルダリングのジムもあるので、興味がある人は調べてみましょう。

道具のレンタルは可能?

Photo byspencerlikestorun

室内で行われるボルダリングのジムでは道具のレンタルが可能です。平均的なレンタル費用はシューズが400円、チョークが200円ほどですが、ジムによって差がありますのでホームページなどで調べておきましょう。

屋外でのロッククライミングではロープやハーネスなど命の危険に直結する道具が多いため、安全性の観点からほとんどレンタルは行われていません。そのためレンタルに頼らず自分に合った道具を揃える必要があります。

絶対に揃えておきたい装備3選

①岩場に適したクライミングシューズ

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クライミングシューズは登山靴と違ってソールに溝がなく、岩壁や突起にしっかりと踏み込める摩擦力を発揮する道具です。岩面にしっかりと足を固定することで安全を確保できます。

つま先部分が尖っているため、細かい岩場にも対応できるのが利点です。足の動きを正確に伝えるために包み込むような形になっているので、購入する際は自分の足に合っているものがあるか専門店で相談しながら購入しましょう。

スポルティバ クライミングシューズ

出典:Amazon

ソールの種類にもこだわろう


シューズの底であるソール部分には、柔らかいものと硬いものがあります。柔らかいソールは、傾斜がきつく体重がかけにくい場所でも摩擦力を活かして登りやすいのが利点です。一方の硬いソールは、垂直な壁など着地地点が小さい場所で体重をかけて登る場所に適しています。

硬いソールは柔らかいソールに比べて足の保護には役立ちますが、足裏の感覚が鈍くなってしまうため初心者には柔らかいソールがおすすめです。

②体を支えるハーネス

Photo byDorianKrauss

ハーネスは腰と脚につける道具で、墜落時の荷重を均等に分散することで怪我を最小限に抑えます。ハーネスにはロープに取り付けたカラビナやチョークバッグをセットするためのギアラックがあるので、道具を取り出すのも便利です。

室内で使用するスポーツタイプと屋外で使用するベーシックタイプがあります。ベーシックの方はパッドで装着部分が保護されて安全性が高いため、ロッククライミングではベーシックタイプを使いましょう。

ブラックダイヤモンド クライミングハーネス

出典:Amazon

③頭部を保護するヘルメット

Photo byHans

落石や岩の崩落、他のクライマーの誤った動作による落下物など、ロッククライミングは危険と隣り合わせです。ヘルメットは頭部を保護し、頭部への衝撃や打撲から身を守る役割があります。

ヘルメットには樹脂を使った重量があるものと、軽量なスポンジに耐衝撃材をコーティングした通気性のいいものの2種類がありますが、ロッククライミングでは耐久性の高い樹脂を使ったものがおすすめです。

登山 ヘルメット

出典:Amazon

クライミングの安全性を高める装備3選

①落下防止の道具であるビレイデバイス

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クライマーと確保者という意味のビレイヤーの2人1組の間でロープを制御するために使用される道具です。ビレイデバイスの使い方は、クライマーが落ちそうになったときに引っ張ることでロープを固定します。

落下防止のため命綱ともいえるビレイデバイスにはソロのクライミングでも使えるものがありますが、安全のためにも初心者は経験のあるビレイヤーと共に登ることをおすすめします。

ブラックダイヤモンド ビレイデバイス

出典:Amazon

②ロープやハーネスをつなぐカラビナ


Photo bySkitterphoto

カラビナは、ロープの結び目やビレイデバイスなどの装備をつないで落下を防いだり安全性を確保したりする重要な役割を持っています。登山用のカラビナは耐荷重が20tあるものが基準ですので、安い費用のものではなく専門店で購入するようにしてください。

カラビナのロック方法には自動でかかるオートロックと手動でかけるスクリューロックの2種類がありますが、初心者はロックのかけ忘れのないオートロックをおすすめします。

ペツル カラビナ

出典:Amazon

③摩擦による火傷防止のビレイグローブ

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ビレイグローブは、ロープを操作する際に手を保護するための道具です。ビレイグローブは耐摩耗性の高い素材で作られており、ロープの摩擦による手の負傷や擦過を防ぎます。

また、手の汗や皮脂を吸収することで手の滑りを軽減し、ロープ操作による手の疲労やミスを最小限に抑える効果のほかにも、登攀中の岩肌による擦り傷なども軽減する効果があります。手の滑りを防ぐためにも自分の手に合ったビレイグローブを選びましょう。

ブラックダイヤモンド ビレイグローブ

出典:Amazon

自前のものを持っていると便利な装備3選

①岩をつかみやすくするチョーク

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岩を掴んで登るときは手のひらや指先の汗が握力を低下させるため、対策としてチョークがあると便利です。チョークは炭酸マグネシウムのことで、手に塗ることで汗を吸い取るので、滑りを防ぎ安定した握力を発揮できます。

チョークバッグはチョークを入れておく小さなバッグです。ハーネスのギアラックを利用してチョークを取り出しやすい場所に付けておくと登りながら付けやすくなるので、どこに取り付けるか試してみてください。

GRASP クライミングチョーク

出典:Amazon

②支点とロープをつなぐクイックドロー

Photo byfcja99

クイックドローは2個のカラビナを短い紐で繋いだもので、ヌンチャクとも呼ばれている道具です。主に岩場にロープやボルトが既に設置されているエイドクライミングで使用されます。

片方のカラビナを岩場のボルトに、もう片方のカラビナを自分のロープに繋いで使うもので、10本ほど持っていけば充分です。長さは10cmから25cmと種類がありますが、短いものを7本、長いものを3本持っていくのが目安とされています。

ブラックダイヤモンド クイックドロー

出典:Amazon

③ロープはクライミング用の道具を使う

Photo byGipfelsturm69

ロープは初心者には必須の道具ではなく、経験者と組むときは相手のロープを借りて使うことが可能です。ただ、慣れてきたら自分用のロープも購入しておきましょう。クライミングで使用されるロープは「ダイナミックロープ」という落下の衝撃を吸収できるものを使います。

撥水加工されているものなら泥汚れが緩和されるため、汚れを気にする人はそちらを選びましょう。長さは50mほどあれば良いとされています。

 

ペツル コンタクト

出典:楽天

3種類のロープがある

登山用のロープには、使用方法によって3種類のものがあります。登山やクライミング全般に使われるシングルロープ、屈曲するルートで使われるハーフロープ、アイスクライミングなどの直線的なルートでで使われるツインロープです。

ロッククライミングではシングルロープがよく使われています。また、初心者には握りやすい直径10mm以上のものがおすすめですので、ぜひお店で握って試してみてください。

道具を揃えてロッククライミングを楽しもう

Photo byPexels

ロッククライミングに必要な道具と使い方について解説してきました。室内で命綱をつけて行うボルダリングと違い、自然の岩壁を相手にするロッククライミングでは必要な道具も変わってきます。費用を抑えて安全性に難があるものを選ぶのは危険ですので注意しましょう。

初心者向けのクライミング教室もありますので、まずは体験してみて必要な道具のアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。

ロッククライミングが気になる方はこちらもチェック

ロッククライミングに興味のある方は以下の記事もチェックしてみてください。クライミングに必要な道具の費用や、ロッククライミングの目安になる難易度の説明など、初心者にも熟練者にもおすすめの記事が揃っています。

アウトドアショップにはクライミングに詳しい店員さんもいるので、初心者の方はどんな場所に登りたいのかを相談してみてください。