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秋に植える野菜おすすめ8選!初心者でも家庭菜園で育てられる野菜をご紹介!

家庭菜園初心者の方でも育てやすい、秋に植える野菜を10種類紹介しています。秋に植える野菜は、涼しい季節にゆっくりと育つため美味しさがギュッと詰まっています。それぞれ、育て方のコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
更新: 2021年11月25日
のべじ
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はじめに

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皆さんは秋に植える野菜というと、何をイメージしますか?秋に植える野菜の多くは、涼しい中でゆっくりと育ち、甘さを蓄えて美味しく育ちます。実は秋は、害虫も少なく、家庭菜園初心者の方でも野菜を育てやすい時期です。家庭菜園は夏のイメージがあるかもしれませんが、秋に初めてみるのも面白いのではないでしょうか。今回は、初心者の方でも育てやすい野菜の種類をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

秋の家庭菜園について

適期に種まきをする

春に植える野菜は、気温も徐々に暖かくなるため、多少種まきが遅れても、問題なく成長してくれます。しかし、秋に植える野菜は、寒さに向かっていくので、種まきが遅れると成長できず、致命的になってしまいます。そのため、必ず適した時期に種まきをしましょう。

暑さ・寒さ対策をする

秋に植える野菜は、涼しい環境を好む種類が多いです。生育の初期には、まだまだ気温が高い日があります。そのような時には寒冷紗をかけて日よけをしてあげると効果的です。また、いくら冷涼な気候が好きな野菜でも、真冬の寒さは寒すぎることが多いので、栽培が真冬までまたがる場合は、不織布やビニールのトンネルを用意してあげましょう。

秋に植えるおすすめ野菜①:ほうれん草

ほうれん草の特徴

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葉物野菜の代表格であるほうれん草は、初心者の方でも育てやすい野菜です。ほうれん草は周年栽培が可能ですが、秋に植えて寒さに当たったものは甘く育ち、非常に美味しいほうれん草が出来上がります。最近は、生でも食べられる品種や、赤色のきれいな品種なども開発され、様々な品種を育ててみるのも面白いです。

種まきと収穫の時期

ほうれん草の種まきの時期は9月上旬から10月下旬です。まだ暖かい9月の前半にまいた種は1か月程度で収穫できるようになりますが。後半にまいた種は少し時間が掛かり、2月~3月ころの収穫となります。少しずつ時期をずらして種をまくことで、秋~冬の間収穫を続けることができます。

育て方のポイント

ほうれん草の種は、硬い殻に包まれているため、一晩水に浸してからまくのがポイントです。ほうれん草は寒さに強いため、不織布をベタ掛けして保温する程度で大丈夫です。冬の寒さにあたった寒締めほうれん草はとても甘くて美味しいですよ。

秋に植えるおすすめ野菜②:シュンギク

シュンギクの特徴

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シュンギクは暑い時期が苦手で、涼しくなってきた秋に植えるのにぴったりの野菜です。病害虫に強く、家庭菜園初心者の方にも育てやすい野菜です。シュンギクはすき焼きや鍋料理に欠かせない野菜なので、それらの料理が増える秋から冬に収穫できるのも嬉しいですね。

種まきと収穫の時期


シュンギクの種まきの時期は9月上旬~10月上旬です。暑い時期は発芽率が落ちるため、涼しくなってから種まきをしましょう。収穫の時期は約2か月後以降の11月~1月頃です。トンネルなどで保温することで、長く収穫をすることができます。

育て方のポイント

シュンギクは株を丸ごと抜き取り収穫する大葉品種と、脇芽を摘み取る中葉品種があります。収穫期間が短い春と違い、秋植えの場合、防寒を対策をすれば長期間収穫ができるので、中葉品種を育てるのがおすすめです。また、シュンギクは好光性の種子のため、種まき後の覆土は薄くしましょう。覆土が厚すぎると発芽しなくなってしまいます。

秋に植えるおすすめ野菜③:キャベツ

キャベツの特徴

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キャベツは真夏を除いて栽培できますが、最も育てやすいのが、秋に植えるパターンです。ハクサイやレタスなど、結球する野菜の中では初心者の方でも育てやすい種類です。栄養価が高く、サラダや炒め物や汁物と幅広く利用できるため、何かと重宝するのではないでしょうか。

種まきと収穫の時期

キャベツの種まきの時期は7月下旬から8月下旬までです。ポットで育苗して、9月~10月ころに畑へ植え付けます。畑への植え付けから約2か月後の10月下旬から12月が収穫の時期となります。冬場は、採り遅れても外葉が傷む程度で食べることに問題はなく、ゆっくりと収穫できます。

育て方のポイント

キャベツは畑に苗を植え付けてしまえばそれほど難しくありませんが、真夏の時期の育苗は温度管理などが大変なため、初心者の方は苗を購入する方が失敗しないでしょう。また、アブラナ科はアオムシに寄生されやすいため、防虫ネットの活用がおすすめです。アオムシが寄生していると、外葉に穴が空くため、見つけて捕殺しましょう。

秋に植えるおすすめ野菜④:ブロッコリー

ブロッコリーの特徴

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ブロッコリーは花蕾という、花が咲く前の蕾を食べる野菜です。スーパーなどで見かけるものは頂花蕾と呼ばれる大きな蕾ですが、この頂花蕾の収穫後に引き続き栽培すると、脇芽が伸び、側花蕾と呼ばれる部分も収穫できるのが面白いです。秋植えであれば、冬の間中収穫することができます。

種まきと収穫の時期

ブロッコリーの種まきの時期は、7月下旬から8月下旬までです。一度ポットで育苗して、9月~10月中旬に畑へ植え付けます。収穫の時期は11月~3月ころです。追肥をしてうまく脇芽を伸すことで、数か月収穫を楽しむことができます。

育て方のポイント

キャベツと同じで、初心者の方は苗から育てた方が育てやすいでしょう。ブロッコリーは成長すると重心が高くなりがちです。土寄せをすることで、株が安定し成長も促すことができます。側花蕾を収穫する場合は、頂花蕾を15cm程度と早目で収穫した方がいいですが、側花蕾を収穫しない場合は、もっと大きく育きなサイズで収穫して大丈夫です。

秋に植えるおすすめ野菜⑤:大根

大根の特徴


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冬になると食卓に上る機会が増える大根は、痩せた土地でもよく育つため、家庭菜園でも育てやすい野菜です。栽培中はそれほど管理作業もなく、手間がかからないのもいいですね。最近は、赤や紫などの色が変わった種類や、ミニサイズなど様々な種類があるので、複数育てるのも面白いですね。

種まきと収穫の時期

大根の種まきは9月中旬~9月下旬頃です。早い時期にまくと虫害に合いやすく、反対に遅れると上手く育たなくなるため、適期を逃さないようにしましょう。収穫は一般的には11月から12月頃です。しかし、一度収穫した大根を、畑に穴を掘って埋めておくと、その都度掘り起こして食べることができます。

育て方のポイント

大根はあまり手間がかかりませんが、間引はしっかりと行いましょう。成長に合わせて2回ほど、元気な苗を残して間引きをしましょう。間引きをしないと成長が遅れ、形の悪い大根が出来上がってしまいます。また、間引いた大根は間引き大根として漬物などで食べることができますし、葉っぱも葉物野菜として炒め物などで使用できます。

秋に植えるおすすめ野菜⑥:小カブ

小カブの特徴

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小カブは真夏と真冬を除いて栽培可能な野菜です。しかし、涼しくなってくると虫害が減るので、秋に育てと、初心者の方でも育てやすいです。また、栽培期間が短く、30日程度で収穫できるのもおすすめの理由の一つです。小カブは各地域に伝統的な種類があるので、各地の種類を育てるのも面白いのではないでしょうか。

種まきと収穫の時期

小カブの種まきの時期は9月上旬から10月中旬頃までです。収穫の時期は10月上旬から1月上旬ころまでとなります。寒い時期は、収穫が多少遅れても美味しく食べられるので、必要な分だけ少しずつ収穫していきましょう。小さなうちから段階的に収穫できる品種もあるため、各サイズで収穫して、それぞれの味の違いを楽しむのも面白いです。

育て方のポイント

小カブは虫が付きやすいので、種をまいたらすぐに防虫トンネルをかけましょう。発芽したら、隣同士の苗の葉が触れ合う程度の間隔になるよう、数回間引きを行います。間引き菜は美味しく食べられるので、あえて種まきの間隔を狭くし、間引き菜を味わうのもおすすめです。

秋に植えるおすすめ野菜⑦:玉ねぎ

玉ねぎの特徴

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玉ねぎは秋に植えて、春に収穫する越冬野菜です。越冬時もそれほど気を使わなくても大丈夫なため、初心者の方でも育てやすいです。玉ねぎは保存がきく野菜なので、スペースに余裕があれば、なるべくたくさん作っておくのがおすすめです。

種まきと収穫の時期

玉ねぎの種まきの時期は9月上旬~9月下旬です。育苗箱で苗を育てて、11月上旬~11月下旬に苗の定植を行います。しかし、初心者の方は苗を購入して定植するのが失敗も少なくておすすめです。定植後、翌春の4月下旬~6月上旬までが収穫期になります。収穫後は2~3日畑で天日干しし、日陰で吊るして保存すると数か月~半年ほど保存が可能です。

育て方のポイント

玉ねぎの育て方のポイントは植え付け前の土壌づくりです。他の野菜では種まきの1週間前に土づくりをしますが、玉ねぎの場合は1か月前にたっぷり元肥を施して、植え付けに備えます。また、長期保存したい場合は、より保存のきく晩生種を選ぶと、保存しやすくなります。


秋に植えるおすすめ野菜⑧:サヤエンドウ

サヤエンドウの特徴

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サヤエンドウは秋に種をまいて、春になって暖かくなってから収穫する越冬野菜です。サヤエンドウは若採りして食べるエンドウ豆ですが、そのまま育てもスナップエンドウや、実エンドウとして食べられるのも面白いです。サヤエンドウは他の2種に比べて、栽培期間が少し短いので、初心者の方でも育てやすいです。うまく育てると収穫が追い付かないほど実がなるので、作っていて楽しい野菜の1つです。

種まきと収穫の時期

サヤエンドウの種まきは10月中旬~11月中旬に行います。冬を迎える時に、成長しすぎているとうまく越冬できないので、あまり早くまきすぎないようにしましょう。順調に育てば翌春の4月中旬から5月中旬に収穫ができます。サヤエンドウはどんどん収穫をした方が多くの実がなります。少し早いかな?と思う程度で収穫した方が多収が見込めます。

育て方のポイント

発芽したての苗は、鳥に食べられやすいため、不織布をかけるのが効果的です。また、肥料が多すぎるとアブラムシが付きやすくなるため、適切な量の肥料をまきましょう。冬の間は特に管理する必要はありませんが、春を迎えたら支柱を立ててつるの誘因をします。実付きをよくするために、開花時は水やりをするのも効果的です。

まとめ

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以上、家庭菜園で秋に植える野菜のおすすめをご紹介しました。秋に植える野菜は、寒さに当たって美味しさが増す種類が多いです。どんな料理にするか考えながら育てるのも面白いのではないでしょうか。秋に植えた野菜は成長がゆっくりで、手間がかかりませんし、虫害を受けにくく、初心者の方でも栽培しやすい時期になります。今回ご紹介した育て方を参考に、ぜひ家庭菜園を楽しんでください。

野菜の育て方が気になる方はこちらもチェック

今回は、家庭菜園での秋植えの野菜のおすすめをご紹介しましたが、その他にも家庭菜園での様々な野菜の栽培に関して、詳しく紹介した記事が沢山ありますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。