【連載】庭の花で作るドライフラワー!ドライフラワーに適した種類はどれ?のイメージ

【連載】庭の花で作るドライフラワー!ドライフラワーに適した種類はどれ?

自宅で簡単に楽しむドライフラワー第二弾、今度は庭の花編です。簡単にドライフラワーになるガーデニングフラワーをご紹介。育て方も簡単で手間がかからず、お花屋さんや園芸店でも手に入れやすい植物たちをピックアップしています。庭の花でドライフラワーを楽しんでみませんか?

2020年03月23日更新

しまうま花屋
しまうま花屋
花屋・園芸店勤務で培った知識を生かしてガーデニングやお花に関する記事をメインに書いています。現在、花屋勤務は子育てでお休み中。日曜連載では、花屋の観点からお伝えしたいお花の楽しみ方や買い方のコツなどをぽつぽつと書いています。
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目次

  1. 庭の花で作るドライフラワー
  2. ドライフラワーにもなる庭の花①アジサイ
  3. ドライフラワーにもなる庭の花②ダスティミラー
  4. ドライフラワーにもなる庭の花③ムギワラギク
  5. ドライフラワーにもなる庭の花④ヤグルマギク
  6. ドライフラワーにもなる庭の花⑤ローズマリー
  7. ドライフラワーにもなる庭の花⑥スモークツリー
  8. ドライフラワーにもなる庭の花⑦アルテルナンテラ
  9. ドライフラワーにもなる庭の花⑧ユーパトリウム
  10. ドライフラワーにしてたっぷり楽しむ

庭の花で作るドライフラワー

育てるのもドライにするのも簡単

暖かくなってきて、庭にもお花が増えてくる季節。少しだけお花をカットして、家の中でドライフラワーにして楽しんでみませんか?前回はお花屋さんで手に入る切り花で作るドライフラワーについて紹介しましたが、今回は自分の庭の花で作るドライフラワーのすすめです。今回も手に入れやすい種類を中心にピックアップし、かつ、育てるのもドライフラワーにするのもとっても簡単な植物を選んでみました。

剪定が楽しくなるお花たち

剪定した枝をそのまま吊るしておくだけでドライフラワーにできるような庭木や、剪定の時期を気にしないでも好きなタイミングでカットして楽しめるようなお花たちを選んでみました。また、多年草で毎年手間をかけなくても成長してくれるとっても優秀なお花たちです。剪定した枝をドライにして楽しめれば、剪定が待ち遠しくなるかも。ぜひ今年の植栽計画に盛り込んでみてくださいね。

ドライフラワーにもなる庭の花①アジサイ

剪定のポイントを知れば簡単

庭木の定番でもあるアジサイは、剪定方法のコツとタイミングをつかめばドライフラワーにするのも簡単です。通常アジサイは開花後なるべくすぐに剪定するのが、来年も花をたくさん咲かせるポイント。剪定が遅れると、せっかくできた花芽を取ってしまうことになるからです。

芽をカットするのがコツ

しかしドライフラワーにするには、開花後すぐには剪定せず、花が少しカサカサしてきた頃に剪定するほうが綺麗に仕上がります。そのため、ドライフラワーにしたい花をいくつか残し、残りは開花後すぐに剪定して生花として楽しみます。そして、ドライフラワーにするために残した花の枝は、剪定する位置の芽だけを残してそれより上の芽を全部取っておきます。

剪定のタイミングは見計らって

Photo bystanbalik

こうすることで、お花を残しておいても来年の花付きに影響しなくなります。剪定のタイミングは、花がカサカサしてきて少し色あせてきたら。水分が多いうちに剪定してしまうと、カビが生えたり腐ったりしてしまう可能性があります。この方法で剪定すると、あとは風通しの良い日陰の室内に吊るしておけば簡単にドライフラワーに仕上がります。

ドライフラワーにもなる庭の花②ダスティミラー

丈夫で育てやすい

Photo byHans

ダスティミラーとは、シロタエギクとも呼ばれるキク科の植物です。美しいシルバーの葉が特徴で、春に黄色い花を咲かせますが主に葉を鑑賞して楽しみます。とにかく丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめの品種。多年草で寒さに強く、一年中葉を楽しめます。庭や寄せ植えのカラーリーフにとてもおすすめの園芸種です。

ドライになってもシルバーリーフが魅力

Photo by DeanWmTaylor

ダスティミラーは剪定に強く、どこを切ってもいつ切っても株の生育にはあまり影響しません。そのため、ドライフラワーを作るのにもとっても簡単。欲しいタイミングで剪定し、日陰の風通しの良い場所に吊るしておきます。ドライフラワーになっても美しいシルバーリーフで、スワッグにもリースにもおすすめです。

ドライフラワーにもなる庭の花③ムギワラギク

ドライフラワーの定番

Photo by heckbr

ドライフラワーの花材でもよく見かけるムギワラギク。帝王貝細工とも呼ばれ、むぎわらのようなカサっとした手触り、貝殻のような光沢が特徴のキク科の植物です。属名のヘリクリサムとも呼ばれます。6月頃から10月までが開花期で、日本では一年草として扱われています。明るい花色で、庭の花としての彩りも抜群。非常に丈夫で、タネからでも比較的簡単に育てることができます。

色もツヤもきれいに残る

Photo byRegenwolke0

ムギワラギクには白や黄色、ピンクや濃い赤など色の種類が豊富にあります。ドライフラワーになってもきれいに色が残り、光沢も残ります。草丈の低い矮性種や120cmほどになる草丈の高い種類もありますが、ドライフラワーにするには背の高い品種がおすすめ。吊るすだけで簡単にきれいなドライフラワーになってくれます。

ドライフラワーにもなる庭の花④ヤグルマギク

一年草も多年草も簡単に育つ

ヤグルマギクは、5月頃から初夏まで開花するヨーロッパ原産の植物です。一年草ですがこぼれ種でもよく増え、丈夫で育てやすいので初心者にもおすすめ。きれいな青紫色をはじめ、白やピンクなどの色があります。また、セントーレアや宿根ヤグルマギクという名前で流通している、多年草のヤグルマギクはさらに花色も豊富で育てやすい品種です。

花の色も葉の色もあざやか

Photo byhoma_ya

ヤグルマギクも、ドライになっても色がきれいに残るお花です。特に青紫色や赤紫色などの濃い色の花はしっかり色が残るのでおすすめ。葉や茎のシルバーカラーもアクセントになります。ヤグルマギクのほとんどはドライフラワーや切り花に適した背の高い高性種ですが、たまに背の低い矮性種もあるので注意してみてください。

ドライフラワーにもなる庭の花⑤ローズマリー

育てやすい庭の定番ハーブ

庭木の定番でもあるローズマリー。鉢植えでも庭植えでもよく育ち、トピアリーや生垣に仕立てて楽しむこともできるとても育てやすい植物です。とても良い香りの葉っぱで、料理やアロマなどにも簡単に使えるハーブの一種です。春に咲く青色の花が代表的ですが、白やピンク色の花が咲く品種もあります。

ドライにする過程も楽しめる

Photo by grongar

ローズマリーには大きく分けて、3つのタイプがあります。真上に枝が伸びていく立ち性、地面を這うように伸びる這い性もしくは匍匐性の品種、横に伸びた後に上に伸びていく半立ち性です。どれもきれいにドライフラワーになりますが、スワッグなどにするには立ち性が扱いやすくておすすめです。ドライにするために吊るしておく間にも香りを楽しめます。

ドライフラワーにもなる庭の花⑥スモークツリー

ふわふわした花穂が魅力

Photo by kanonn

スモークツリーは、ふわふわとした煙のような花穂が魅力の庭木です。とても生育が旺盛なため鉢植えで育てるのは少し難しいですが、庭木なら丈夫で育てやすくておすすめ。スモークツリーには雄株、雌株があり、煙のような花穂が出るのは雌株です。春から初夏に小さなお花をつけたあとに花穂が伸び、煙のような形状に仕上がります。白、黄色、赤紫色の品種があります。

ドライインウォーターがおすすめ

スモークツリーはドライフラワーになってもふんわりした花穂を保ちます。きれいなドライフラワーにするには、花穂がふんわりしている状態で剪定しドライにさせることが大切。吊るしておく方法でもよいですが、より適した方法は少しだけ水を入れた花瓶に挿してそのままドライにさせるドライインウォーターです。ふんわり感をきれいに出すことができます。

ドライフラワーにもなる庭の花⑦アルテルナンテラ

丈夫で毎年咲く花

アルテルナンテラとはヒユ科の育てやすい園芸種です。アルテルナンテラのほとんどはカラーリーフとして葉を鑑賞しますが、ポリゲンス種という種類は小さなお花をつけるのが魅力です。センニチコボウという別名もあるように、お花はセンニチコウを小さくしたような形状。丈夫な多年草なので、毎年手間いらずで育ちます。

高性種がおすすめ

アルテルナンテラはドライフラワーにするのに適した質感で、スプレー状に小花をつけるのでふんわりした印象に仕上がります。センニチコボウという名前で売られている赤紫の花を咲かせる品種は、庭植えにすると草丈が100cmほどになりドライフラワーや切り花に適した品種です。吊るしておく方法か、水の少ない花瓶に挿しておく方法できれいにドライフラワーになります。

ドライフラワーにもなる庭の花⑧ユーパトリウム

シックな色合いがかわいい

Photo by anro0002

ユーパトリウムは、セイヨウフジバカマとも呼ばれるキク科の植物です。厳密には品種が違いますが秋の七草でも知られるフジバカマの仲間と言われており、フジバカマと同様とても育てやすく丈夫な園芸種です。代表的な青色の花をはじめ、紫がかった葉と白い花のコントラストが美しいユーパトリウム・チョコラータやシックなピンク色の花が特徴のアトロプルプレウムなどがあり、初夏から秋にかけて花を咲かせます。

手間要らずで簡単

ユーパトリウムは生育旺盛で手間いらずで育つので、庭の花としてもスグレモノ。また草丈の高い品種が多く、ドライフラワーや切り花に適したお花です。ドライになっても花の色がきれいに残ります。ユーパトリウムは水が下がると茎が下向きに垂れてしまうことがあるので、ドライフラワーにするには吊るしておく方法が向いています。

ドライフラワーにしてたっぷり楽しむ

毎年楽しめるのが嬉しい

ドライフラワーの寿命は、長くて1年ほどです。あまり長い間置くと茶色くなりもろくなって、ポロポロと落ちてしまいます。庭の花でドライフラワーを楽しむメリットは、毎年剪定するたびに入れ替えができる点にもあります。また今回紹介した花は、基本的にドライフラワーになっても丈夫で扱いやすいためリースやクラフトにもおすすめ。いろいろなアイディアで楽しんでみてください。

過去の連載はこちらをチェック

ドライフラワーの簡単な作り方については前回の記事で詳しく紹介しています。ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。この連載ではお花屋さんで手に入る旬の花など、お花を楽しむあれこれについてご紹介しています。気になる方は過去の記事もぜひ読んでみてください。

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