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【12本のバラの愛の誓い】ダズンローズの意味と演出方法をご紹介!

ダズンローズとは12本のバラを使ってプロポーズを再現する公開結婚式の演出方法です。そのバラの花ひとつひとつに意味があり本人たちだけでなく式に出席した人たちすべての記憶にも残る演出でしょう。今回はこのダズンローズのバラの意味とその由来ややり方を紹介します。
2020年8月28日
佐藤3
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はじめに

ダズンローズの意味や由来・渡し方も紹介

ダズンローズという演出方法が印象深い結婚式になると話題になっています。名前は知っていて興味はあるけれど、その意味や由来・やり方などはよくわからないという方も多いのではないでしょうか。このロマンチックなセレモニーの演出方法について詳しくご紹介していきます。

ダズンローズとは?1.基本

まずはダズンローズの基本となることがらからご説明します。ダズンローズとは何なのかという、そこから知りたいという方はこちらから見てくださいね。

ダズンローズの呼び方は日本人考案!?

ダズンローズは海外由来のやり方ですが、この名前は日本人が考えたものです。ですので英語でありながら海外では通じなかったり、英語で検索しても意味や由来・やり方が出てこない場合が多いです。海外由来のセレモニーの盛り上げ方を日本人がよりロマンチックに使いやすくアレンジしたものと考えると良いでしょう。

ダズンとは1ダース(12本)のこと

まずダズンという言葉。これはよく耳にすることもあるダース(12本)という単位のこと。海外の由来となった話には12本に限られたものではありませんが、ダズンローズという形にしたときにこの12本それぞれにも意味が付けられ基本のやり方になっているのが特徴です。

花はバラが使われる

ダズンローズに使われるのはバラの花。バラには愛に関する花言葉が有名で色や本数などでいろいろな花言葉があるのも知られていますね。しかし元々の由来ではバラの花に限られたことではなかったようです。次章ではこのダズンローズの由来についてもう少し見ていきましょう。

ダズンローズとは?2.由来

由来は中世ヨーロッパまで遡る

Photo byJK_90

ダズンローズの起源や由来を知るには中世ヨーロッパの世界まで遡ることが必要です。とある男性が自分の想いを女性にプロポーズするために自宅を出てから彼女の家までの道すがらに咲く花に自分の想いひとつひとつに込めて摘んで花束にしたのがはじまりです。

他の家を回って花を集めた説も

プロポーズする男性が花を摘んで集めたという由来もありますが、その一方でいろいろな家に強力してもらって花を1本ずつ集めたという現在のダズンローズのようなやり方説もあります。みんなに二人を祝福してもらわなければできないこと。多くの人が望む幸せな結婚ができる幸せがこのやり方には込められているのでしょう。

ロマンチックなプロポーズ

Photo byklimkin

そして彼女の家に着くまでに出来上がった花束を捧げて彼女に求婚するのです。彼女はその花束の中の1本を彼の胸に挿すかどうかの選択になります。もし彼の胸に花を挿せばそれは結婚OKの合図。プロポーズの花束には彼の彼女に対する想いがたくさん詰まっていて、彼女が返す花にはふたりにぴったりな意味が込められているのでしょう。


ブートニアの発祥でもある

渡された花の中から1本を新郎の胸に挿すのは、新婦が胸に花を飾るブーケブートニアのはじまりの由来ともなっています。

ダズンローズとは?3.やり方

ダズンローズのやり方は主に結婚式の演出として人気

Photo bySplitShire

そんな中世ヨーロッパの求婚の様式になぞらえた近年のセレモニー演出方法がダズンローズ。花はバラの花が選ばれ、えらばれた列席者それぞれに合計12本渡されます。入場してから花嫁がいる場所までひとりひとりの列席者から花を受け取り花束を作り、最後には彼女にその花束を捧げてプロポーズを再現するのです。

人前式でゲストの記憶にも残るウェデイングを

これは結婚するふたりだけでなくバラの渡し役を頼まれた人にもとても光栄なことで、記憶に残る式になることうけあいです。ご両親や親友・お世話になった先輩方にそれぞれピッタリな花言葉の意味を込めたバラを選ぶというやり方も素敵ですよね。

やり方アレンジする人も多い

Photo bynawonil

花はバラ。本数は12本というのがダズンローズの基本ですが、元々は日本で海外の由来をアレンジしたもの。これでなければいけないというわけではありません。新婦の好きな花を選んだり、色を選んだり。花に込められた花言葉の意味も結婚するふたりのオリジナルの意味を込めても良いのです。基本を知りアレンジして自分らしさを出す人も多くみられます。

ゲストへの説明も大切

ダズンローズの演出は広まってきてはいるものの、まだまだご存知ない方もいらっしゃるでしょう。あらかじめダズンローズの意味などを書いたメモを各席に置いておいたり、司会の方に新郎入場の時に前もって説明してもらうのも参列者にも楽しんでもらう方法のひとつです。意味がわからずぽかんとしてしまうゲストが出ないよう、きちんと説明してくださいね。

ダズンローズとは?4.バラの意味

ダズンローズのバラ1本1本の意味

Photo byCouleur

花言葉とは関係なく、ダズンローズには12本の花ひとつにそれぞれ短い意味が込められています。それぞれ感謝や誠実さ・幸福や信頼・希望・愛情という言葉だけでなく、情熱や真実・尊敬といった愛情を超えた二人の関係や栄光・努力・永遠というこれからの長い人生の指針となるような意味も含まれるのが特徴です。

ゲストにお願いするときは意味を考慮すると素敵

この12のバラの意味は、渡し役をお願いする方に合わせるとまた感慨深い式になるでしょう。これまで育ててくれたご両親には感謝のバラ、人生の先輩には尊敬の意味のバラの渡し役をお願いするといった感じです。

ゲストの方へのお願いの仕方

たとえばバラの花に愛情や尊敬などひとことだけテーマを書いてお渡ししておいてから、ゲストの方がその下に新しいカップルの門出に向けたひとことを書き込むという方法も人気があります。単純に花を渡すよりもよりお祝いの気持ちが伝わりそうですね。

ダズンローズとは?5.渡し方


ダズンローズのクライマックスは渡し方にある

ゲストに手渡された花束を最後に新婦に差し出してプロポーズの再現を結婚式でするのですが、この最後の渡し方にも一工夫するとよりロマンチックにセレモニーを演出できるでしょう。そのまま渡すのももちろん良いのですが、膝をついて西洋風に求婚したり新婦がグッとくるような一言を添えてみるのはいかがですか?

渡す時はプロポーズを再現して

結婚式ですからすでにプロポーズは終わっていますが、ダズンローズはゲストも盛り上がる公開プロポーズのようなもの。新婦に花束を渡す時は必ずひとこと添えてください。シンプルに結婚しようでもよいですし、思わずみんな笑顔になってしまうような面白い言葉や亭主関白宣言をする方もいらっしゃいます。

新婦から新郎への渡し方

ゲストから集まった花を渡された新婦は、もちろんOKの合図に新郎へ1本の花を返します。この返す方法にも渡し方があって、ふたりにぴったりな意味を持つ花を選ぶのがポイント。ベーシックに愛情や永遠でも良いですし、希望や誠実・努力など堅実な言葉を選ぶのも年配の参列者やご両親受けが良いようです。

自分たちにぴったりなバラの渡し方

ダズンローズは基本の方法はありますが、どうしてもそのやり方でなければいけないわけではありません。12本の意味もオリジナルに変えても良いですし、そうなるとまた渡し方や新婦からの返し方も変わってくるでしょう。ふたりが自分たちにピッタリだと思えるようなダズンローズの演出方法を工夫することでより劇的な記憶に残るセレモニーにしてください。

ダズンローズとは?6.花の種類

ダズンローズはバラじゃなくてはいけないのか?

花に対してこだわりがないという方は、もちろんベーシックなバラがおすすめ。花色も多いですし素敵な花言葉が付いていますので間違えのないダズンローズ演出方法となります。ダズンローズ自体が元々日本の古い風習にのっとった方法でなく比較的新しい演出なため、どうしてもバラでなくてはいけないという厳しい決まりはないので自由です。

バラ以外の花なら何がいいのか

ウェディングブーケに使われるような花であれば、結婚式にふさわしい花といえるでしょう。色は白やピンクなどが新婦の初々しさをうまく引き出してくれるのでおすすめ。花の種類もバラに限る必要はありません。

ダズンローズとは?7.アレンジ

自分たちらしいオリジナルのダズンローズも

自分の好きな花や素敵な花言葉がある花を探すのも良いですし、色も好みでかまいません。ひとつひとつの花に付ける意味もオリジナルで決めても良いですね。花といえば新婦の好みに合わせることが多いですが、新郎がさりげなく好みを聞き出してサプライズ的なプロポーズにするのもひとつの方法。

本数にこだわらない

また本数も12本とは限らないのが最近のダズンローズ演出の方法です。もっと厳選しても良いですし、より多くのゲストに参加して欲しいと思ったら増やすのも可能。


ダズンローズとは?8.参考にしたい花言葉

バラの花の色別の花言葉

バラは贈り物用の花としてポピュラーで、色ごとに花言葉が決められています。例として赤にはあなたを愛しています。白なら純血。ピンクにはしとやかや上品という意味が。またバラには本数による花言葉の意味もあるので、それによってダズンローズの本数を決めるのもよいでしょう。たとえば12本には私と付き合ってくださいという意味があるそうですよ。

バラ以外にプロポーズに向く花は

アレンジしたい方は他の花の花言葉も気になるでしょう。ここでプロポーズ向きな意味が付けられた花を紹介しまょう。有名なものではピンクのガーベラには熱愛という意味が。白いマーガレットには真実の愛。スズランには幸福が訪れるというふたりの明るい未来を予見するような素敵な意味があります。ブーケによく使われる百合には純血という新婦にピッタリな花言葉があるので人気です。

ダズンローズのアレンジには花言葉も考慮して

他の花の花言葉や本数によるバラの意味など知ることで、素敵なアレンジアイデアが見えてきたのではないでしょうか。もっと花言葉を調べて花を決めたり、逆に新婦の好きな花の中から花言葉の良いものを選んだりと演出を考えるのもおすすめ。花言葉を知ることはダズンローズアレンジの花選びの大きなポイントとなるでしょう。

まとめ

ダズンローズで素敵な結婚式の演出を

ロマンチックなセレモニーの演出方法であるダズンローズ。その起源や由来・花や渡し方に込められた意味などご紹介しつつアレンジ方法などを解説してきましたがいかがでしたか?一生の思い出になる結婚式。多くの人に参加してもらいたくさん祝ってもらうのにピッタリな方法ではないでしょうか。もちろん基本的な方法にのっとっておこなうのも間違えない方法ですが、本数や花の種類・色や花言葉にこだわればより自分らしい式となります。

花言葉などが気になる方はこちらもチェック

暮らし~のでは花言葉についてもたくさんの種類をご紹介しています。ダズンローズに限らず、贈り物用の花選びなどの参考になるものがいっぱい。ぜひこちらの記事も見てくださいね。