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海釣り初心者必見!堤防のルアー釣りの基本とおすすめ商品を紹介!

春になると堤防周りに寄ってくる色々な種類の魚がいます。それらをルアーで釣る。海釣りの醍醐味ですが、難しいと思っておられる初心者はいませんか。海釣り初心者の方でも基本さえ押さえれば堤防からのルアー釣りは難しくありません。今回は堤防ルアーの基本をお教えいたします。
更新: 2021年12月11日
kuma10
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海釣りの基本は堤防からの釣り!

釣り初心者にとって海釣りの基本は「堤防釣り」です。これはエサ釣りでもルアー釣りでも同じことでしょう。理由はいろいろありますが、まずは自分の釣り座の周りが広く確保できること。同じような理由ですが、足場がしっかりしていること。

そして季節によっていろいろな種類の魚が集まって来ること。など初心者の海釣りにとっての利点が数多く上げられます。海釣りでなかなか釣れない初心者にとって防波堤でのルアー釣りは経験を積む絶好の場所となります。

海釣り初心者におすすめは「堤防ルアー」

装備点数(種類)の少ないルアー釣り

海釣りは初心者にとって幾つか越えなければならないハードルがあると思います。その一つに「海釣り道具の複雑さ」があります。買い揃えるという意味でもそうなのですが、実釣でのチョイスでも初心者にとっては高いハードルの一つです。

ところがルアー釣りですと究極、ロッドセットと疑似餌があればどこででも海釣りをはじめられます。釣れる釣れないは別として海釣りのとっかかりとしてルアー釣りはおすすめです。

スマートな釣り

とても語弊のある言い方になるかもしれませんが、ルアー釣りはスタイリッシュなイメージがありますよね。防波堤の先で、ロッドの先から少し長めに垂らしたリーダーの先に付いたジグやミノーを「ヒュッ」と海に投げ込む。

ジャークした瞬間「つ」の字に曲がるロッド、鳴り響くドラグ。朝日の中でも夕日の中でも絵になります。海釣り自体が初心者である方ならば、見た目のカッコよさから海釣りに入って行っても良いのではないでしょうか。

堤防ルアーの海釣り対象魚

釣れないことは無い!「青物」

防波堤からのルアー対象魚を青物に定める方は多いと思います。それほど堤防ルアー釣り師は青物に憧れます。理由はさまざま。豪快な釣りになるからや、対象魚がおいしいから、などです。

たしかに初心者にはやりとりなど難しい釣りではありますが、釣れない魚はいません。イナダ、サワラ、カスミアジなどまずは足場の良い堤防から海釣りに挑戦してみましょう。

ライトタックルで挑む「アジ・メバル」

最近は疑似餌でする海釣りに「ing」を付けて呼ぶことが流行っていますが、中でもライトタックルでする「アジング」や「メバリング」が人気です。細仕掛けでさまざまな誘い方をする繊細な海釣りですので初心者にとってはちょっとハードルが高いかも知れませんが、フルシーズン楽しめる海釣りですので、すぐに上達します。

またアジにしてもメバルにしても美味しい高級魚ですので狙ってみる価値はありますよね。ちなにに神奈川・千葉あたりですとアジはほぼ1年中狙えますよ。

海釣りの季節「春は堤防からルアー」

春は産卵の季節

この記事を書いているのはまだ冬の寒さが残っている2月なのですが、春から初夏に向けていろいろな種類の魚が沿岸部の堤防や防波堤に産卵のために寄ってきます。真鯛や黒鯛の「のっこみ」は有名ですよね。

もちろん青物全般やイカなども堤防周りに寄ってきますが、一番大事なのは「ベイト」の接岸です。いろいろな種類のイワシなどの小魚もまた産卵のために堤防周りに寄ってきます。それを狙ってルアー対象魚のフィッシュイーターもまた堤防周りに寄ってきます。

これからベストシーズンを迎える対象魚も多いですよ。※(この記事は2020年2月27日に書かれました)

初心者には気温も大事

釣れない釣りは初心者にとってとてもつらいものです。特に冬の寒さに耐えながらの海釣りは釣果がそのまま疲労に反映します。また初心者ならずとも寒さの中での仕掛けの交換などは釣り人にとっては結構な重労働です。

春になり気温が上がって来るこの季節から海釣りの基本である堤防・防波堤釣りを始めると、釣りに良いイメージが付きます。ぜひ初心者の方はこの季節に堤防ルアー釣りデビューを果たして下さい。きっと海釣り好きになって頂けると思います。

堤防ルアーの海釣りポイント

防波堤の足元


防波堤の周辺はたとえ外洋がシケていたとしてもある程度は波が静かになります。また、小魚や根魚は大きな魚食魚から身を守るために防波堤周りに集まります。つまり防波堤周辺そのものがルアーポイントになります。

特に潮通しの良い堤防の角々は良ポイントになります。それら小魚をルアー対象魚にすることもあれば、その小魚(ベイト)を魚食しに来る大型魚をミノーなどの疑似餌で狙う場合もあります。防波堤の足元は海釣り好ポイントの一つになります。

防波堤から遠投

堤防釣りの醍醐味は何と言ってもジグやミノーなどの疑似餌を遠投しての豪快な釣りです。堤防周りに集まってくるアジやイワシなどを狙ってやってくるイナダや、時にはブリにまで育った青物が堤防近くにはやってきます。

堤防から沖を見回し海面がごぼごぼと沸いていたり(ナブラ)、海鳥が海面に突入する様子(鳥山)が見て取れたらその下にはきっと肉食の魚がいます。メタルジグやミノーをぶん投げましょう。堤防海釣りの1級ポイントです。

防波堤の常夜灯周り

海釣りは堤防釣りに限らず「アサマヅメ、ユウマヅメ」を狙えと言われます。つまり日の出前から日の出までや、陽の落ちる前後を指します。しかし「常夜灯」などがある場所では少し様子が変わります。

もちろん朝まづめや夕まづめも狙えますが、光に集まる習性のある魚が「夜食」を求めてやってきます。代表的な対象魚がアジやメバルなどです。アジングやメバリングはすでにポピュラーな海釣りの種類に入っていますね。暗くなってからの常夜灯周りもまた堤防の好ポイントです。

堤防ルアーの海釣りのコツ

潮汐表を活用しよう!

レジの近くに「潮汐表」が置いてある釣具屋さんは多いと思います。売り物の場合もありますが、中には無料配布をしてくれているお店もあります。潮汐表には月齢や潮の高さなどが克明に記されているために、絶対に手に入れておきたいアイテムです。

魚は潮の動く時間帯に捕食を活発にします。ですから潮の動きの多い「大潮」の満潮前後がよく釣れます。もちろん例外は多々ありますが、ルアー釣り対象魚にはかなり有効な情報源です。普段の海釣りから満潮時間などは気にするようにしておきましょう。

情報を採取しよう!

堤防釣りは足場が良く釣り座を確保しやすい海釣りです。当然競争率も高くなります。また、季節や時間で対象魚の種類も変わります。「今」何が釣れているのかが、重要になります。近所の釣り具屋さんや先輩釣り師、地元の方などから常に情報を収集しましょう。

また、前項の「潮汐」などもそうなのですが、最近ではインターネットで検索すれば大概の情報は出てきます。潮回り、使用メタルジグ、メタルジグの色、釣果の上がる時間帯など、対象魚の種類に合わせてネット検索するのも有効です。

堤防ルアー用海釣りの基本タックル①「ロッド」

初心者はオールマイティなもの

ダイワ シーバス 90ML

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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ルアー初心者の方はご自分がどんなルアー釣りがしたいのかなかなか方向性を決めるのは難しいかと思います。そんな方にはオールマイティに使える「シーバスロッド」をおすすめします。特におすすめなのは使用疑似餌のレンジの広いもの。

シーバスロッドは海の暴れん坊、スズキが対象魚なだけにあまり軽いメタルジグなどに対応していない物が多いのですが、おすすめのロッドは6gから32gまでの疑似餌が投げられるオールマイティタイプのロッドです。いざとなればエギングにも使えますね。

初心者は対象魚に特化したもの

ソルティーラガーライト 70L

出典:Amazon

同じ初心者でも最近流行のアジングやメバリング、エギングなどのライトタックルで挑む海釣りを望まれる方には対象魚に特化したロッドをおすすめします。おすすめのものはライトジギング入門用のものですが、感度が良く使いやすいと定評のある商品です。初心者が基本的なロッドアクションを覚えるにはぴったりなロッドだと思います。

堤防ルアー用海釣りの基本タックル②「装備」

扱い易いスピニングリール

アブガルシア スピニングリール カーディナル II

出典:Amazon
出典:Amazon
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出典:Amazon
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リールはおおむね2種類に大別されますが、ルアー釣り初心者の方には「スピニングリール」をおすすめします。1番の理由は「トラブルが少ない」こと。そして「操作が簡単」なことです。オールマイティに使えるタイプのもので、2000番から2500番くらいのもの(各社で多少番手にはズレがあります)が釣りやすいと思います。

また、アジングなどのライトタックルですと1000番から1500番くらいの「スプールの浅いもの」がおすすめになります。画像のものは、深さの種類が違うスプールの替えが付いているために、いろいろな魚種に対応できます。

ラインはナイロンからPEへ


クレハシーガーPEラインPEX8 0.8号〜5号 200m巻

出典:Amazon
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リールを購入してまずしなければならないのが「ラインのチェック」です。最初から巻かれているラインがあると思いますが、たいがい「ナイロンライン」でしょう。もちろんそれをそのまま使用しても構わないのですが、できれば「PEライン」に交換しましょう。

PEラインはその軽さから風に弱いという弱点はありますが、スピニングリールの弱点「糸よれ」によるライントラブルが軽減されます。またライン自体が軽く強いので、ルアーの飛距離も稼げます。絶対ではありませんが海釣りではラインはPEをおすすめします。

堤防ルアー海釣りのおすすめルアー①「メタルジグ」

基本はメタルジグ

堤防ルアーで使う疑似餌の基本は「メタルジグ」と呼ばれるものです。メタルジグはその名の通り「メタル(金属製の)」「ジグ(疑似餌)」です。鉄やタングステン、鉛などを成型して色を塗って作りますが、その金属の比重と大きさによって重さはさまざまです。

軽いものでは5g程度のものから、重いものでは200gなどというディープシンキングのものもあります。初心者の堤防ジギングでは10gから40gほどのものが使いやすいでしょう。

おすすめのメタルジグ

ブリーデン メタルマル

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

発売当初から急激に人気が出て、一時期は手に入れるのに本当に苦労したジグ「メタルマル」。製造元のブリーデンでは、ターゲットを選ばないそのフォルムを「魚種限定解除」とキャッチコピーを付けて販売していました。

ルアー初心者でも驚くほど飛距離が出、またタダ曳きでもある程度の釣果を上げられるメタルマルは特に初心者にはおすすめです。メタルジグの革命だったと言ってもいいでしょう。ミノーなどの疑似餌の要素まで兼ね備えたメタルジグだと思います。

堤防ルアー海釣りのおすすめルアー②「バイブレーション」

対象魚に合わせたバイブレーション

メタルジグの仲間の中に、振動で魚をおびき寄せるものがあります。それがメタル系「バイブレーション」です。元祖はバスフィッシング用に開発された「エバーグリーン製リトルマックス」らしいのですが、現在では追いかけきれないほどいろいろな会社からリリースされています。

中でもシーバスや青物などの海釣り用のものが種類が多く、実際の購入も目移りしてしまいます。実績は抜群で、今まで出なかった場所でのバイト報告も多々あります。ただし少し喰い込みが浅い短所がありますので、アワセは少し強めにしましょう。

おすすめのバイブレーション

ジャクソン テッパンバイブ

出典:Amazon

堤防からのルアー釣りで、特にシーバス狙いに力を発揮するのが「ジャクソン製テッパンバイブ」です。もちろん青物やフラットフィッシュ(ヒラメ系)にもアピールはしますが、「シーバスは居れば釣れる」とまでおっしゃる釣り人がいるくらいです。

重さを変えて2種類くらいの色を用意しておけば何も釣れないなどということはあまり無いかも知れません。

堤防ルアー海釣りのおすすめルアー③「ミノー」

生息ベイトに近いミノーを

ミノーの多くは「飛び」よりも「泳ぎ」を重視した造りになっています。いわゆる「ハードルアー」なのですが、その「浮力」で種類分けされています。沈まないタイプの「フローティングミノー」、水と同程度の浮力の「サスペンドミノー」、沈むタイプの「シンキングミノー」などです。

軽く泳ぎの良いものは飛距離が出ないとか、またその反対もあります。バス釣りなどで昔から使われてきた疑似餌ですから潜在能力は抜群です。釣り場付近に生息するベイト(小魚)の種類に合わせて幾つか用意しておきましょう。

おすすめのミノー

元々生まれてきた経緯が湖沼でのバス釣りが基本になっている疑似餌ですので、同じような使い方を「堤防ルアー」ではおすすめします。例えば常夜灯の「光と影の境」や、堤防沿いの足元周りなどを集中的に攻めたりなどです。おすすめなのはいわゆる「レッドヘッド」と呼ばれ、ゆっくり引いた時に泳ぎの良いものです。

30年ほど前は「レッドヘッド」イコール「東京湾爆釣ルアー」と呼ばれ、各社一斉にレッドヘッドをリリースしたものです。筆者も釣れない時にはよくお世話になりました。

堤防ルアー海釣りのおすすめルアー④「ワーム」

ある意味万能な疑似餌

ワームは硬いメタルジグに対して「ソフトルアー」と呼ばれる疑似餌です。エビやミミズ、中にはイカの形など、いろいろなベイトを模してゴムのような弾力のある素材で造られています。

売られているそのままをワームフックに刺して使ってもいいですが、通常は「ワームシンカー」と呼ばれるオモリ付きの針に刺して使います。オモリの重さによって飛距離もアクションも変わりますので、ある意味万能な疑似餌です。


おすすめのワーム

デスアダーグラブ 4インチ

出典:Amazon
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ワームに関してはあまり金額のするものではないので色々な種類のものを用意しておいて頂きたいのですが、どれか一つと無理に選ぶとすれば「グラブ系カーリーテール」がおすすめです。

このタイプですと海釣りの現場でのチューンが自在です。これだけでノーシンカーでの使用から、ボディをカットしてショートタイプとして使ったり、テールをカットしてストレートやピンテールタイプにすることも可能です。釣れない時は簡単チューンのできるものは楽しみましょう。

堤防ルアー海釣りのおすすめルアー⑤「エギ」

対象魚はイカのみ

これは堤防のルアー釣りとは少し毛色が違うかも知れませんのでおまけとして載せておきます。秋から春にかけて堤防などから「アオリイカ」をメインに狙いましょう。

おすすめのエギ

デュエル エギ イージーQ

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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初心者ではなかなかシャクリやアタリなど難しい海釣りになりますので、元性能の高いエギをおすすめします。ただ最初はなかなか釣れないと思いますが、あきらめずにシャクリましょう。初心者は秋のスレていないイカを狙うといいでしょう。このシリーズのものはシャクリ初心者でも充分アピールしてくれる優れものです。

堤防ルアー釣りの注意点

常に周りに気を使いましょう

釣れる釣れないは別にして、堤防という場所を「お借り」しているという気持ちをいつも持って釣行しましょう。特に海釣り初心者はロッドの可動範囲に人が入っていないかや、釣り場自体を汚していないかなど、経験を積んでいれば当然のように判断の付くことも気付かないことが多々あります。常に周囲に気を配って釣行しましょう。

堤防から爆釣目指そう!

堤防からのルアー釣りは、ルアー釣り初心者でも簡単に始められる楽しい海釣りです。初めはなかなか釣れないこともあるでしょうが、経験を積むには絶好の釣り場です。きちんと情報を得て、腕を磨きましょう。春から初夏にかけてのオンシーズン。ぜひ爆釣を目指して堤防に足を運びましょう。

初心者のルアー釣りが気になった方はこちらもチェック!

初心者の方が釣りを楽しめないとすれば「釣れない」が一番の理由でしょう。「暮らし~の」のサイトに釣れるコツの書かれた記事がたくさんありますので、一部を併載しておきます。ぜひチェックされて爆釣を目指して下さい。