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キャンプでの炊飯方法を徹底ガイド!美味しいご飯の炊き方のコツを紹介!

難しいと思われがちなキャンプでの炊飯を簡単にできるコツやワンポイントをご紹介していきます。キャンプでのご飯はレトルトという方も多いかもしれませんが、イベントなのにそれでは少しさびしいものがあります。今回ご紹介する炊飯方法を覚えて美味しいご飯を楽しみましょう。
2020年8月27日
kawakawaken5
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キャンプで炊飯アウトドアご飯のコツ

キャンプでも美味しいご飯を炊飯

電気炊飯器しか使ったことがない方がキャンプでご飯を炊くとなると、大変だと思う方も多いかと思いますが、実はキャンプなどのアウトドアでもちょっとしたコツで簡単にご飯を美味しく炊飯することができるんです。今回は、そんな誰でも炊飯器を使わずに簡単にご飯を炊く方法とちょっとしたコツをご紹介していきますので、アウトドアでご飯を炊きたい人、子供のころ飯盒炊飯に失敗して苦い思い出がある人はぜひともチェックしてみてください。

美味しいご飯で楽しくアウトドア

アウトドアで普通にご飯を炊くのもいいですが変わり種の炊き込みご飯や、ちょっとしたアレンジご飯を作ることが出来るとアウトドアでの特別なご飯といった感じが出て非常に楽しい思い出になります。折角、アウトドアという非日常にいるのですから、ちょっと変わり種のご飯にもぜひとも挑戦してみてください。道具や水の量に気を付ければ、だれでも炊き方次第で簡単に炊くことができます。

キャンプで炊飯するための道具

①「計量カップ」は必需品

ご飯の炊き方で一番重要といっても過言でないのが水の量になります。よく言われる洗った米に対して指のどこまで水を入れるといった計測方法もありますが、それは正直慣れないと難しい炊き方ですので、豆知識程度の実験にとどめておくのがいいでしょう。水の量の計量はしっかりと行うのがアウトドアでの米の炊き方のコツになります。

②「鍋」でご飯を炊く

飯盒炊飯でご飯を炊くのもいいですが、より初心者におすすめのご飯の炊き方は鍋や土鍋で炊くこと。鍋は道具としても収納しやすいので鍋の中にザルや調理道具などを入れてアウトドアに1つ持って行ってあげましょう。また、鍋とフライパンなどを分けて持っていかなくても、クッカーを1セット持っていけばあらゆる用途で使えるのでぜひ、チェックしてみてください。

③「ガスバーナー」で快適

炭火や焚火でのご飯の炊き方は、煤が鍋底に大量についてしまい非常に後処理が面倒になります。熱量も案外遠火にしてもの強いままなので普通の鍋だと柄が焦げてしまったり、土鍋も痛んでしまうこともあります。その点、ガスバーナーを炊飯の道具として持っていけば、細かな火の調整や煤で汚れる心配もありません。キャンプの道具として立派なガスバーナーも販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

キャンプで炊飯するための注意点

水道の有無の確認

キャンプでのご飯の炊き方の独特な注意点としては、水道の有無の確認がまず最初に必要になってきます。僻地や冬場はキャンプ場によっては水道が通っていない場合もあるので、水を使った炊飯を行うことが出来るのかどうかの瀬戸際になります。水道がないキャンプ場もありますので、そのような場所で炊飯する場合は水の持参と研がないでも美味しいご飯になる無洗米を持って行ってあげましょう。

火の元の確認

炊飯の道具としてガスバーナーを選択すると、火の調整が簡単でお手軽にキャンプで炊飯を実践できます。ですが、火の元をガスバーナー以外の炭火、焚火で行う場合には注意が必要になってきます。その場合は火の調整ができるようにするために、強火の炭火と弱火の炭火を使い分ける細かい火の強さの調整テクニックが必要。もちろん、火に耐えることのできる鍋や飯盒炊飯の道具の準備も必要になってきますので気をつけましょう。

キャンプで炊飯するためのコツ

最弱火を身につける

キャンプでの炊飯で失敗しないコツの1つが、最弱火を身につけること。炊飯の際に重要になってくるのが水の量の次に火の強さになります。沸騰させる必要があるので最初は火は全開でもいいですが、途中の炊く段階では弱火にする必要が出てきます。そのため、事前に弱火とはどの程度のものなのか自宅のコンロをみて確認しておきましょう。

米を事前に給水させておく

電気炊飯機でご飯を炊く際の工程は、米を水で研いで、スイッチを入れる2ステップです。しかし、アウトドアで電気を使うことのできる場所は限られています。そのため、キャンプでの炊飯には米に給水を行う必要があります。この工程がキャンプで美味しくご飯を炊くコツの1つですのでしっかりと覚えておいてください。


1合でも2合でも3合でも5合でも

ご飯を美味しく炊飯するコツと重要ポイントとして、水の量が挙げられます。といっても難しく考えることは不要。実は水の量を覚えるコツというものがあります。それは、米の量に対して水の量も等倍で増えていくということです。1合に対して水の量は200mlとこれだけ覚えておけば大丈夫。あとは、2号は400ml、3合では600mlと水の量は等倍に増えていきます。

キャンプで炊飯する方法①ご飯を研ぐ

ご飯を研ぐときにはたっぷりの水で

ご飯を研ぐときには当たり前ですが、大量の水が必要になってきます。そして、無洗米などの研ぐ必要がないと言われている米で炊飯を行うときにも、できればすすぐ程度の工程は必要になってきますので、水の有無の確認を行うのがご飯の炊き方としては重要です。

拝み洗いはOK?NG?

折角なので、米の洗い方も少しご紹介していきます。米の研ぎ方として有名なのが拝み洗いになります。よく拝み洗いはよくないなどと言われていますが、実はそんなことはありません。拝み洗いは手の中で米をこすり合わせて米を研ぎますが、米同士がぶつかりあって絶妙な研ぎ具合になってくれるので、拝み洗いを普段している人は別に問題ありませんので安心してください。

ザルはNG!

反対にご飯を研ぐ際の道具としてザルはNGになります。ザルは一見すると網に米が引っかかって、米がきれいになっていくイメージがありますが、実は米がザルに引っかかり米が砕けてしまうこともありますので、ご飯を炊く際にはザルは使わないようにしましょう。

キャンプで炊飯する方法②ご飯に給水させる

米にたっぷりの水を吸わせる

ご飯を火を使って鍋で炊飯する場合には、実は炊く時間は電気炊飯器より短くなります。そのため、しっかりと水分を事前に吸わせなければなりません。といっても、特別な道具は必要ありません。研ぎ終わった米に隠れるくらいの水を注いで、最低30分は水に吸わせておくと芯が残らない美味しいご飯になりますので、ためしてみてください。

給水なしの場合は炊き方が変わる

給水の重要性をお伝えしてきましたが、実は料理によっては米を洗うこともしないほうがいい米料理もあります。それが、アウトドアでも人気のパエリアになります。パエリアの場合には、日本の米は水分量が多いのでより水分を済ませるために、米を研がず乾燥した状態で使います。そのため、ちょっと急いでご飯を炊く際にはパエリアを作るのもアウトドアでおいしいご飯を炊く方法になります。

キャンプで炊飯する方法③火の準備

ガスバーナーの場合

さていよいよ、キャンプでの炊飯の重要ポイントである火の準備の開始です。キャンプでの炊飯で、ガスバーナーを使う場合には、大体30分近く火をつけることになるのでガスバーナーの残量をしっかりと確認しておきましょう。途中でガスバーナーのガスが切れてしまうと炊飯失敗になってしまうので注意です。

焚火の場合

焚火を使ってキャンプで炊飯を行う場合には、熾火といわれる状態に焚火をする必要があります。熾火とは、薪の表面が黒くなり熱を発しているが火は上がっていないといった状態になります。この状態は、火力の調整がしやすく、強めたい場合には熾火を増やし鍋を近づけ、弱めたい場合には鍋を遠ざけて薪の量を減らせば大丈夫です。

炭火の場合

炭火でキャンプ場で炊飯を行う場合には、炭火を段階ごとに分けてコンロに設置する必要があります。これは、キャンプの炊飯だけではなく普通のBBQの時にも使える知識になります。炭を斜面のように設置することで炭火が強火、中火、弱火の3段階に分けることが可能。弱火のところにはうっすら炭が残るか、全くおかなくても同じ炭火コンロの中では大丈夫になります。

キャンプで炊飯する方法④ご飯を炊く

中火で沸騰するまで放置


鍋に米と水を入れて蓋をします。あとは、中火に設定したガスバーナーでも炭火でもいいので、鍋を火にかけて沸騰してくるのを待ちます。この時にあせって強火で早く沸騰させようとすると底に接している部分だけ焦げてしまうので注意が必要です。ガスバーナーでも炭火でもご飯を炊飯するときには、強火は使いませんので意識して火力を弱めてあげましょう。

弱火にして15分放置

沸騰してきたら、火を弱火に変えます。沸騰しているのを確認するために鍋の蓋を開けて確認しても行って大丈夫。水の量によって沸騰する時間は異なりますのでこの時点では時間は計りませんが、弱火に変えてから時間は計測していきます。弱火に変えてから15分間火にかけて水分をじっくりと飛ばしていきます。この15分という計測も水の量によって細かくは時間が変わってくるので、水の量の多い炊飯を行っている場合には、水分が飛ぶまで何度か蓋を開けて確認しながらちょうどよい炊飯具合まで弱火で炊いてあげましょう。

キャンプで炊飯する方法⑤ご飯を蒸らす

タオルで鍋を覆う

キャンプの炊飯で美味しさを左右するのがご飯の蒸らしになります。キャンプ場で鍋で炊飯を行っている場合にはタオルなどで多い温度が下がりにくくするためにタオルなどで覆っておきます。キャンプ場などの室外で蒸らしを行うにはこういったひと手間が必要になってきます。土鍋の場合にもこの工程は同じになります。

飯盒炊飯の場合は放置

キャンプでよく炊飯に使う飯盒炊飯の場合には、直接強い火である焚火や炭火で炊飯を行っているので、何か耐熱効果のあるもので覆う方法をとる必要はありません。焚火・炭火での調理はなかなか火加減の調整がしにくいのでこういったところで余熱を使ってあげましょう。

キャンプで炊飯する+アルファ:おこげを作る

おこげを作るときには再加熱

さてキャンプでの炊飯の楽しみと言ったら、火で炊飯するからこそできるおこげになります。香ばしいおこげは火の味とも言われており、火でご飯を炊く際の醍醐味です。いい感じにおこげをつける方法は、降らす前の水分が飛んだ状態で、1分間中火にかけることです。少し焦げ付いた匂いが出てくるくらいがちょうどいいおこげなので、おこげを楽しみたい方はこの方法を試してみてください。

キャンプ場なら直火でおこげ作りも

折角キャンプ場で炊飯を行ったのですから、おこげも変わったやり方で作りたいものです。網とコンロを用意しておいて炊飯したご飯を薄く延ばして、網で醤油をつけながらおこげを作っていけばキャンプで楽しく、美味しいおこげを作ることができるので、試してみてください。

キャンプで炊飯「アウトドアご飯」①ジャンバラヤ

スパイシーで美味しいジャンバラヤ

キャンプで盛り上がるちょっと変わったご飯料理としておすすめなのがジャンバラヤになります。ジャンバラヤはドライカレーに近い味わいなので辛みを調整すればお子様でも美味しく食べられるカラフルご飯になります。作り方自体もスープを作って炊飯の仕方のように弱火で15分炊飯をすればいいので、キャンプでの炊飯知識をしっかりと覚えておけば失敗する可能性は低いので、ぜひとも挑戦してみてください。

ジャンバラヤの作り方

ジャンバラヤの作り方は、非常にシンプルになります。玉ねぎを刻んで透明になるまで炒めてから米を研いでない状態で加えて塩コショウ、ニンニクで味をつけながら炒めます。炒め終わったらいったんボールに逃がしておき、鍋で豚バラのブロックを一口大にカットしてあぶっていきます。そして、ホールトマト、コンソメ、塩コショウ、刻んだパプリカ、チリソースを加えて沸騰させます。沸騰して来たら米を加えて再沸騰させます。あとは15分弱火で炊き上げれば完成になります。ちょっと変わったご飯ですが、子供からお年寄りまで楽しむことが出来るので、いろいろな年代が集まるアウトドアイベントにおすすめなバライティご飯なのでぜひともチェックしてみてください。

キャンプで炊飯「アウトドアご飯」②五目御飯

日本の贅沢ご飯

キャンプ場で作るとテンションが上がること間違いなしの日本の贅沢ご飯が五目御飯になります。五目御飯は具だくさんの炊き込みご飯なので、現地の名産品などで作ることが出来るので、キャンプで遠出したときには最適なイベントご飯です。醤油やダシの量と水分を計算しながら作るのでなかなか楽しい炊飯になります。もちろん、炊き込みご飯の素を使っても美味しくできますので、ぜひとも挑戦してみてください。

五目御飯に合う具材

五目御飯に合う具材は、煮込んで美味しい食材になります。鶏肉やタケノコなどの代表的な物から、昆布や枝豆などの変わり種も加えると面白いオリジナル五目御飯になります。また、シイタケや干しエビ、干し貝柱などのダシがでる食材も五目御飯にはおすすめなので、キャンプやアウトドアで訪れた土地の五目御飯に合いそうな具材を事前にチェックしておくと楽しいキャンプでの炊飯になります。


キャンプで炊飯「アウトドアご飯」③鳥飯

混ぜるだけ簡単バライティーご飯

キャンプ場でも簡単に作ることができる味付けご飯のなかでも簡単なのが鳥ごはんになります。鳥ごはんの作り方はいたってシンプルです。ご飯を炊いているときにタレとなる鶏肉と具材を別の鍋で濃いめの味付けで炊き上げておきとろみをつけたら、ご飯が炊きあがったらその2つを混ぜ合わせればおにぎりにしても美味しい鳥ごはんの完成になります。簡単に作れて失敗しないのでぜひともチャレンジして、キャンプで盛り上がってみましょう。

鳥ごはんの決めては、餡

鳥飯の味の決め手は当然のことですが、餡になります。この餡がおいしいかそうでないかを決めます。そのため、ご飯を炊くようとは別にしっかりと鍋を用意して餡を作れるようにしましょう。まずは、鶏肉を細かく刻んでおきます。この時に鳥ひき肉を使てもいいですが、もも肉を自分で細かく刻めばジューシー感を演出できます。そして、フライパンにごま油を引いて色が変わるまで炒めたら、水を加えて醤油、砂糖、ダシ、塩コショウでお好みの味わいに調整します。調整できたら水溶き片栗粉でとろみをつければ完成です。この時の餡の量は1合に対して100mlぐらいで大丈夫です。

キャンプで炊飯「アウトドアご飯」④サフランライス

キャンプの定番を進化

キャンプの定番料理と言ったらカレー、そしてカレーをおしゃれに食べるならばサフランライスで食べてみたいものです。折角のキャンプというイベントで手の込んだ料理をつくるテンションになっているので、ぜひとも普通のご飯の炊飯だけではなくちょっとしたいつもの定番料理を進化させるサフランライスにも挑戦してみてください。

サフランライスは意外と簡単

サフランライスの炊き方は意外なほど簡単になります。まずは、米を普通に研ぎます。そして、合数の水につけて米に給水をさせます。この時に、サフランを一掴みくわえて30分つければご飯が黄色くなります。といっても黄色くしただけではサフランライスにはなりません。コンソメと塩、こしょう、バターを少量、もしくはお好み加えて、今回ご紹介したご飯の炊き方で炊飯を行えばサフランライスの完成になります。キャンプの定番料理のカレーを進化させれご飯をご賞味あれ。

キャンプで炊飯アウトドアご飯のコツ:まとめ

いかがだったでしょうか?今回はキャンプなどのアウトドアでも簡単にご飯を炊飯する方法についてご紹介してきました。キャンプでの炊飯は難しいイメージがありますが、コツさえつかめば誰でも簡単にご飯を炊飯することができます。キャンプでご飯はレトルトというのも少しさびしいので、ぜひとも今回ご紹介した方法や道具を使って美味しいご飯作りにチャレンジしてみてください。

アウトドアご飯について気になる方はコチラもチェック!

アウトドアご飯は、白米だけではなくいろいろなご飯を炊くことが出来ます。また、使う道具も土鍋や鍋、飯盒炊飯もありますが、ダッチオーブンで炊くという方もいるので様々な方法がまだまだあります。ぜひとも、アウトドアでも美味しく大満足なご飯を食べるために、こちらの記事もぜひともチェックしてみてください。